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市長定例記者会見(令和3年10月12日)

更新日:2021年10月20日

日時・場所

(日時)令和3年10月12日(火曜日)  午前11時30分から11時55分まで
(場所)防災合同庁舎 災害対策本部室

報告事項

(1)若者へのワクチン接種促進のための「BE A HERO PROJECT」について
(2)高松市市民栄誉賞表彰式の開催について
(3)高松市飲食業営業時間短縮協力応援金の受付開始について
(4)高松市・セント・ピーターズバーグ市姉妹都市提携60周年記念式典について
(5)高松市美術館 特別展「大・タイガー立石展」の開催について
(6)ことでん伏石駅のグランドオープンについて

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 題材に入ります前に、私から一言申しあげたいと存じます。
 御承知のとおり、香川県に適用されておりましたまん延防止等重点措置は、9月30日をもって解除されましたことから、本市における重点措置の実施も、1か月余りで終えることとなりました。
 これは、市民の皆様が外出の自粛、あるいは事業者の皆様が、営業時間の短縮要請にお応えいただくなど、多大なる御協力をいただいた結果によるものであり、改めて、心から感謝を申しあげたいと存じます。
 市民の皆様には、引き続き、感染防止対策を心掛けていただき、いわゆるリバウンドや「第6波」を招かないよう、十分な警戒をしていただきたいと存じます。
 なお、ワクチンの接種でございますが、10月7日(木曜日)時点におけます接種状況でございます。1回目の接種を終えた方が全体で66.2%、2回目の接種を終えた方が55.4%となっております。
 また、年齢別の接種率では、2回目の接種を終えた30歳代が42.7%、20歳代が42.1%、12歳以上の10歳代が30.5%と、依然として、若い世代ほど、低い状況となっております。 
 このような状況を受け、本市では、市内の3医師会連合会と連携して、特に若い世代を始め、市民の皆様のニーズに応じたワクチン接種の環境を整えようということで、接種促進に取り組んでいるところでございます。
 また、この後の題材でも御説明申しあげますが、若い世代の方にワクチン周知啓発プロジェクトに取り組むこととしております。
 私といたしましては、このような様々な取組を通じまして、11月末までのできるだけ早い時期に、希望する全ての方への2回のワクチン接種を完了することができるよう努めてまいりたいと存じます。
 まず、1点目は、若者へのワクチン接種促進のための「高松市 Be A Hero Projectについて」です。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止の切り札として、現在、国を挙げてワクチン接種を実施しているところですが、インターネット等において、様々な情報が飛び交う中、市民の皆様の正しい理解と認識を広めるとともに、特に接種率が低い10歳代から30歳代までの若年層の接種をさらに促進するため、啓発を行う必要があろうということで、SNSを活用した啓発動画の配信などで若者へワクチン接種を呼び掛ける「高松市 Be A Hero Project(ビー・ア・ヒーロー・プロジェクト)」を実施いたします。
 このプロジェクトは、「ワクチン接種を受けることで、自分だけでなく、まわりの大切な人を守ることができる」をコンセプトに、ワクチン接種を受ける若者をヒーローに見立て、大切な人を守りたいとの想いがつながり、広がっていくことで、高松だけでなく、世界をもコロナから救うヒーローになって欲しいという願いと、若者の多様性を尊重し、それぞれの若者が夢を実現できるようなまちづくりを進めたいという想いが込められています。
 この度、プロジェクトのメイン動画「あなたが守りたい人は、誰ですか」が完成しました。動画では、本市出身の声まねタレント「喉押さえマン」を始め、会社員やアーティストなど、様々な分野で活躍する若者と私が共演し、若者へ向けたメッセージを発信しております。それでは、完成しました動画につきまして、広告動画と併せてご覧いただきたいと思います。
 まずは、広告動画からです。 【動画視聴】
 続いて、メイン動画です。  【動画視聴】
 メイン動画は、本日より高松ムービーチャンネルで公開するほか、まちなかの大型ビジョン等でも放映する予定としております。なお、高松ムービーチャンネルでは、先日、報道発表しました、本市出身のYouTuber宇佐見天彗(うさみすばる)氏と私の「ワクチン接種どうする?」と題した対談動画も公開しておりますので、こちらもご覧ください。
 今後の予定といたしましては、東京オリンピック、フェンシング男子エペ団体金メダリストの宇山賢(うやまさとる)選手から若者へ向けたメッセージ動画の配信、さらには、穴吹デザインカレッジの御協力によりまして、ワクチン接種啓発ポスターを制作し、市有施設や商店街等への掲出も予定しております。これらのプロモーション活動を通じて、少しでも若者のワクチン接種の促進を図ってまいりたいと思います。
 2点目は、「高松市市民栄誉賞表彰式の開催」についてでございます。
 既に報道発表させていただいておりますが、東京2020オリンピック競技大会のフェンシング男子エペ団体に出場し、見事、金メダルを獲得された、本市出身の宇山 賢(うやま さとる)選手に、本市におきまして、21年ぶり2人目となります「高松市市民栄誉賞」を贈呈するため、10月14日(木曜日)、午前10時30分から、市役所13階の大会議室におきまして、表彰式を執り行いたいと存じます。
 本市の名声を高め、市民に明るい希望を与えていただいた宇山 賢(うやま さとる)選手の市民栄誉賞の受賞を、是非とも多くの方々にお伝えしたく、当日の取材方、よろしくお願いいたします。
 3点目は、「高松市飲食業営業時間短縮協力応援金」の受付開始についてでございます。
 冒頭でも申し上げましたが、高松市を措置区域とした、まん延防止等重点措置が、9月30日をもって解除されたところですが、こうした厳しい状況の中での営業を強いられている高松市内の飲食事業者を支援するため、本市独自の支援策として創設いたしました「高松市飲食業営業時間短縮協力応援金」の申請受付を開始いたします。
 応援金の対象者は、県からの協力要請に全面的に協力し、香川県営業時間短縮協力金(第6次)の支給決定を受けた市内飲食事業者としております。応援金の額は、県協力金の支給決定額の1割に相当する額を基本とし、9月12日までに「かがわ安心飲食店認証制度」の申請を行い、認証された店舗につきましては、県協力金の2割に相当する額といたします。
 申請の受付期間は、10月15日から12月17日まででございます。
 申請方法は、申請書に必要事項を記入の上、県協力金の支給決定の写し、「かがわ安心飲食店認証制度」の認証店舗については確認結果通知書の写しを添えて、郵送での提出をお願いします。
 なお、「申請書」は、本庁舎1階案内所を始め、各総合センターなどに設置しておりますほか、市ホームページからダウンロードが可能となっております。
 本市といたしましては、まん延防止等重点措置は解除されましたが、今後、気を緩めることなく、引き続き、感染拡大防止対策に最善を尽くすとともに、コロナ禍で大きな影響を受けております市内経済の回復に向け、必要な対策を講じてまいりたいと存じます。
 4点目は、「高松市・セント・ピーターズバーグ市姉妹都市提携60年記念式典の開催について」についてでございます。
 本市とアメリカ合衆国のセント・ピーターズバーグ市は、1961年に姉妹都市提携を結び、これまで、文化、教育などの分野で多くの交流を積極的に進め、相互理解と友好を深めてきたところでございます。
 今年でちょうど60周年になりますことから、10月30日(土曜日)、午後1時から本市美術館におきまして記念式典を開催する運びとなったところでございます。
 本来であれば、公式訪問団の相互派遣や、各種記念事業を実施し、市民の皆さんと共に60周年を、お祝したいところでございますが、未だ新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことから、参加者を限定した形での実施とさせていただきます。
 当日は、友好の歴史を振り返る「60周年のあゆみ」のビデオ上映や、これまでにセント・ピーターズバーグ市に派遣された高校生親善研修生OB・OGによる成果報告のほか、ジャズの記念演奏などを行います。
 また、会場には、毎年、本市が実施しております「高松市障がい者アートリンク事業」の一環として、岡山県のNPO法人ハートアートリンクと、セント・ピーターズバーグ市のNPO法人クリエイティブクレイが共同で制作した、日本のお祭りやセント・ピーターズバーグ市のシンボルであるペリカンをテーマにした作品も展示しております。当日、ぜひ取材方、よろしくお願いします。
 5点目は、高松市美術館特別展「大(だい)・タイガー立石(たていし)展 変幻(へんげん)世界トラ紀行」の開催についてでございます。
 既に報道発表させていただいておりますが、この展覧会は、絵画、漫画、絵本、イラストなどのジャンルを縦横無尽に横断したタイガー立石の活動を紹介するものであります。11月3日まで、高松市美術館にて開催いたします。
 タイガー立石氏は、1960年代初めに映画や漫画などのモチーフを大胆に組み合わせて描く作品により、「和製ポップ・アート」のさきがけとして注目を集めました。
 今回は、立石の展覧会としては過去最大規模であり、市美術館が所蔵している彼の代表作を含め、絵画や漫画、絵本など200点以上の作品を展示し、立石のユーモアあふれる独創的な世界を紹介いたします。
 また、特別企画としまして、現代アーティストの中野裕介(なかの ゆうすけ)氏によるタイガー立石へのオマージュ展示を、10月23日(土曜日)には音楽バンド「くるり」の元メンバーでもある音楽家・吉田省念(よしだ しょうねん)氏によるライブなども開催いたしますので、周知方、よろしくお願いいたします。
 6点目は、「ことでん伏石駅のグランドオープンについて」でございます。
 本市では、「コンパクト・プラス・ネットワーク」の考えの下、持続可能な公共交通ネットワークを再構築するため、ことでん琴平線における新駅の整備や、現行のバス路線の再編に取り組んでおります。
 このような中、ことでん伏石駅駅前広場の完成に伴い、本市の新たな交通結節拠点となります伏石駅が、11月6日(土曜日)にグランドオープンいたします。
 翌日7日から、現行の「太田駅・サンメッセ線」に替わり、伏石駅からサンメッセまでを結ぶ「伏石駅・サンメッセ線」と、「ショッピング・レインボー循環バス」、更には、高松と徳島を結ぶ高速バス「高徳エクスプレス」が、ことでん伏石駅に乗り入れるようになります。
 なお、タクシーにつきましては、6日午後3時から、タクシー乗降場で乗り降りが可能となります。
 なお、11月6日(土曜日)には、グランドオープンを記念いたしまして、オープニングセレモニーの開催することといたしております。
 オープニングセレモニーには、今回の整備事業に御支援いただきました国の関係機関を始め、県や交通事業者の方々にも御出席を賜る予定としております。
 現在は、コロナ禍で、公共交通の利用者は減少している状況ではございますが、今回のグランドオープンを契機といたしまして、ことでん伏石駅が多くの皆様に利用され、地域の発展に資するとともに、交通結節拠点としての機能を十分に発揮し、本市の良好な公共交通ネットワークの形成に寄与することを、大いに期待しているところでございます。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 新型コロナウイルス感染の第5波の対応の振り返りと、さらなる感染拡大に備えた体制構築について
【市長】
 御指摘のとおり、全国の動向も同様でしたが、本市においても7月末から急激に新型コロナウイルス感染症の新規感染者が拡大をいたしまして、それまでは入院、あるいは療養施設での療養で対応していましたが、まずその振り分けをするための待機人数が多くなったので、自宅ある程度待機していただかざるを得ない状況が出ました。また、入院すべき、あるいは療養所に入るべきという方々でも、入院ベッド、あるいは療養所の部屋がいっぱいで、あるいは入れ替わるの時間がかかったりして、すぐにはそこに入れないという方も出てまいりまして、比較的軽度で自宅療養できる可能性のある方については自宅療養をお願いしなければならないという事態に陥りました。そのへんにつきまして、市民の皆様にご不安を与えたことについて、申し訳なかったと思います。
 ただ、自宅療養するにしても、無症状の方、軽症で何も問題のない方でございましたし、いわゆる「マイハーシス」という健康状態を測れるようなものの活用を行ったり、パルスオキシメーターを自宅療養の方に貸し出すといったことも行いました。
 それに加えて、9月4日からは、療養施設が足らないということで、県内では3棟目となる宿泊療養施設を100何床追加し、療養すべき人については療養していただくということになり、そこで日常的な管理が行えるようになったということです。
 また、9月15日からは、自宅療養者への支援体制強化のため、県や地元医師会とも連携し、自宅療養者への健康観察等を、協力医に行っていただく仕組みを開始したところでございます。
 さらに、新規感染者があれだけ増えて、ピークが8月13日の高松市だけで60人という数だったかと思いますが、それだけになると高松市保健所の機能が非常にひっ迫し、麻痺しかねない状況になったというところです。それに対して、急増する業務に対して、色んな形で人を手当てし、最大100人程度の全庁的な応援体制を整えて対応してまいりました。
 また、適期必要な対策に取り組むことにより、市民の皆様が少しでも安心して療養していただける体制づくりを走りながらという状況でしたが、整えてまいったところでございます。
 今は完全に、昨日まで5日連続高松市において新規感染者が確認されていないという落ち着いた状況ですが、いつリバウンド、いわゆる第6波が起こるか分からないということでございまして、いわゆる第5波、夏の間に起こった新規感染者の拡大時期と同様な、少なくとも同程度の感染拡大が今後も起こりうるといったことを前提としながら、国や県とも連携しながら、「健康観察・診療体制」、「入院外の治療体制」、「入院体制」のそれぞれについて、お互いの関係機関と連携して、検討を進めているところでございます。
 そのような体制をある程度万全に整えた上で、陽性確認前から回復・療養解除後まで切れ目なく対応可能な体制を整備してまいりたいと存じます。

【記者】
岸田新総理の誕生に伴う、これまでの国政運営の所感と今後の期待について

【市長】
 まず、先月退任されました菅前総理におかれましては、コロナ禍の感染拡大が何度か起こる大変厳しい状況の中で、陣頭指揮を執りながら、特にワクチン接種等について真剣に取り組まれ、大変に頭が下がる思いでした。
 また、縦割り行政の打破と規制改革、2050年カーボンニュートラル宣言や、デジタル庁の創設、不妊治療の保険適用など、数多くの政策を実現されたことに対し、敬意を表したいと存じます。
 10月4日から、新しく第100代の総理大臣として、岸田新総理が誕生したわけです。
 岸田新総理は、国会議員になられる前の銀行員時代、高松に2年半ほど勤務された御経歴があり、自民党内の派閥という意味では、香川県が生んだ大平元総理の系譜に属する「宏池会」の会長として長らく務められたということで、香川県・高松市としても御縁のある総理であると思っております。
 「丁寧で寛容な政治」をキャッチフレーズといたしまして、成長と分配の好循環と、「新しい資本主義」の実現を目指すことを掲げられました。具体的な政策はこれから煮詰まっていくのかなと思っています。いずれにいたしましても、すぐ衆議院議員の総選挙があるわけです。私共としては、そこにおいて、与野党の政策論争がきちっと行われた上で、ウィズコロナ、そしてポストコロナ時代にあった我が国の進んでいく道、どういう対策を取るべきなのか、そのへんについてより明確にしていただきまして、国民を導いていただきたいと思います。
 岸田新総理は、聞くことが得意だということなので、国民の意見、要望はもちろん、我々地方自治体の現場の様子についても十分にお聞きいただき、しっかりとした我々自治体がある程度の裁量権を持って、地域の実情にあったような政策展開ができるようなリーダーシップを発揮していただきたいと思います。

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