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市長定例記者会見(令和3年5月11日)

更新日:2021年5月24日

日時・場所

(日時)令和3年5月11日(火曜日)  午前11時30分から12時15分まで
(場所)防災合同庁舎301会議室

報告事項

高齢者(65歳~74歳)への新型コロナワクチンの接種券の発送及び集団接種の予約について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 題材に入ります前に、本市の新型コロナウイルス感染症の状況について、一言申しあげたいと存じます。
 市民の皆様に対し、昨年に続き、今年も大型連休前に、不要不急の外出の自粛等、新型コロナウイルス感染症の拡大防止をお願いいたしました。それぞれの立場で御協力いただいたものと存じおり、改めて、感謝とお礼を申しあげます。
 さて、本市の感染状況でございますが、一言で申しますと、極めて厳しい状況であり、正念場に差し掛かっていると言えると思います。
 資料1のグラフにもございますように、2月中旬以降、一旦、落ち着いたように見えた感染者数が、3月下旬から4月に入り、再び増加傾向となり、そのまま人の動きが活発化するゴールデンウィークに入ったこと、さらには、感染力が極めて強いとされる「変異株」よる感染が主流になったことも相まって、感染者数が急激に増加しているところでございます。
 資料2の、県内全体の感染者と、高松市の感染者の状況でございますが、県内の感染者数の新規感染者数の半数以上を高松市が占めており、連休明けの5月7日には、今年1月に発生した高齢者施設でのクラスターによる、1日最多32人を大幅に上回る45人の感染者が確認されました。
 また、資料3にございますように、5月9日現在、直近1週間の新規感染者数は152人で、人口10万人当たりの新規感染者数は、36.5人となるなど、国が示すステージⅣに相当する25人以上を大きく上回る数字となっております。
 変異株の感染力の強さを考えますと、いつ、更に拡大するかも知れず、本市の状況は全く予断を許さない、極めて厳しい状況となっております。
 このような中、香川県におきましては、県内の感染状況を踏まえ、5月8日に県独自の「香川県コロナ非常事態宣言」を発令するとともに、9日から新型コロナウイルス感染症の警戒レベルを、6段階ある中の最高レベルである「緊急事態対策期」に引き上げ、各種集中対策を講じることとされたところでございます。
 本市といたしましても、県の施策に協力いたしますと共に、一昨日、5月9日、対策本部会議を開催し、集客が見込まれる市有施設の閉園・閉館の継続を決定するなど、県が示した方針も踏まえながら、感染拡大の抑制に努めることとしているところでございます。
いずれにいたしましても、これ以上の感染拡大は、医療提供体制のひっ迫を招き、通常の医療にも大きな影響を及ぼすことにつながりかねません。また、感染収束への強力な手段となるワクチン接種を円滑に進めるためにも、この段階で、感染拡大を抑制することが重要となっており、今まさに、その正念場を迎えております。
 市民の皆様には、今後「爆発的感染」と言われる急拡大を抑え込むためにも、緊張感を呼び戻していただき、それぞれが、感染リスクの高い場所に行かないという選択はもちろん、家庭、学校、職場などにおいて、これまで以上の感染対策をしっかり取っていただき、それぞれができる最大限の感染防止対策の実践・徹底をお願いしたいと存じます。それがご自身を守ることにもつながりますし、ご家族を守り、大切な人を守り、また医療従事者の負担を軽くする、そして地域の安全を守ることにつながるということを御理解いただき、このような厳しい局面を乗り切るため、ぜひともご協力をいただきたいと、私からこの機会にお願いを申し上げたいと思います。
 それでは題材に入ります。
 65歳から74歳までの高齢者への新型コロナワクチンの接種券の発送及び集団接種の予約についてでございます。
 本市では、3月末までに75歳以上となる方に対し、先行して新型コロナワクチンの接種券を郵送したところでございます。
 これは、4月においてワクチンの供給量が当初の見込みより大幅に少なく、本市の65歳以上の全ての高齢者が一斉に接種を受けられる状況になかったことによる措置でございました。
このような中、4月30日付けの国の通知によりまして、5月中旬以降からワクチンの供給が本格化する見通しが示されましたことから、65歳から74歳まで(昭和22年4月2日~昭和32年4月1日生まれ)の高齢者への接種券の郵送を行うこととしたものでございます。郵送は、5月17日の予定で、こちらのオレンジ色の封筒でお届けいたします。市内一斉に発送しますが、だいたい18日か遅くとも19日には届くのではないかと思います。
また、医療機関でワクチン接種を受けるためには、必ず予約が必要です。接種券の到着後、各医療機関に電話して予約をしてください。
お一人で複数の医療機関を予約されますと、医療機関側が混乱いたしますので、御遠慮いただきますようお願いいたします。
 なお、ワクチンの接種を予約しているものの、ワクチンの入荷が確実となるまで接種をお待ちいただいている75歳以上の方が、未だに多数おられると聞いております。このため、直ちに予約が難しいことも考えられますことから、医療機関への予約に当たりましては、冷静な対応をお願いいたします。  
 次に、ワクチンの集団接種につきましては、5月24日午前9時から、高松市新型コロナワクチン接種コールセンターで電話予約の受付を開始します。 
今回は電話のみの予約受付とさせていただきます。
 接種券を同封している書類の記載事項については、接種券の発送を延期したため、3月時点のものでございます。集団接種の予約等につきましては、5月24日以降の対応となりますので、何卒、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 また、集団接種は、高松市立みんなの病院内1階「みんなのホール」におきまして、5月29日午後2時からと、5月30日午前10時30分から開始いたします。
 また、6月5日、6日には、市役所本庁舎13階大会議室において、6月12日、13日には、瓦町FLAG8階のIKODE瓦町内、健康ステーションにおいて実施する予定です。
 なお、集団接種については5月24日には、2,000人程度の予約枠を想定しています。
 接種券や集団接種、接種できる医療機関などに関するお問い合わせは、高松市新型コロナワクチン接種コールセンター(087-887-7547)まで御連絡をお願いいたします。
 是非、多くの方にワクチンを接種いただき、コロナ禍収束への希望としたいと思っておりますので、御理解賜りますようお願い申しあげます。
 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 新型コロナウイルス感染者数が急増していることへの所感と、市としての今後の対応は。

【市長】                    
 今回の新型コロナウイルス感染症数の急増等を受けてということですが、現在の状況を見てみると、その特徴として、家庭内感染が増えていること、そして、もう1つは、10歳代、20歳代の若者の感染者が多くなっていることが挙げられる。
 例えば、若者が会食等によって感染し、家庭内に持ち込まれ、御家族に感染し、陽性となるケースが数多く見受けられます。また、家庭内での感染の広がりや、若者が多いというのも根本には変異株の感染力の強さも大きく影響していると思っています。これまで以上の感染防止対策を市民の皆様にとっていただく必要があるのではないかと思います。
 家庭の中で感染防止策というのは難しいですが、調子が悪いような人がいれば家庭内であっても、マスクを着用したり、生活の場を分ける、共有部分の消毒をこまめに行うなど、家庭内での感染防止対策を今一度見直していただき、今できるだけのことをやっていただく必要があると思っております。
 また、マスクの着用、手洗いの徹底、人と人との距離をあける、3密となる場所には行かないという基本的な対策をしっかりやっていただきたいと思います。3密を回避しても、最近は1つの密でも感染が拡大しています。例えば、屋外でのバーベキューなどで非常に多くの感染者が出ている例もあり、そのような、従来考えられていた感染対策を、さらに強化して徹底していく必要があり、感染リスクの高い場所をできるだけ避けていただくということ徹底していただく必要があると思っております。
 県の非常事態宣言でも出ていましたが、不要不急の外出については極力自粛をしてほしいということなので、そのような感染対策、実践徹底について、市民の皆様に市としてきちっと訴えかけていきたいと思います。
 それに合わせて、市有施設等の閉園・閉館等についても延長していますが、市として必要な対策については、県とある程度協調をしながら行っていきたいと思っております。

【記者】
高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種スケジュールは。

【市長】
 ワクチン接種につきましては、本市では、約230の医療機関の協力を得て、その医療機関で行う「個別接種」を基本としながら、それに「集団接種」を補完するという形で住民接種を行っていきたいと思っております。
 しかしながら、国からのワクチンの供給がかなり遅れていたので、75歳以上の方を先行しながらも、かなりお待ちをいただいている方、また65歳以上の方にはこれからの接種券の発送となるので、かなりお待ちいただくことになることに対して、誠に申し訳なく思っており、お詫びを申し上げたいと思います。
 ただ、国では5月中旬以降、供給が安定的とうことで、6月中旬までにはだいたい高齢者、本市の場合は約12万人のだいたい8割の方が2回接種するだけのワクチンの供給が見込めたということで、そのような体制のもとに、本市として高齢者のワクチンは国の想定する7月末までのスケジュールに沿って完了できるように精一杯の努力をしてまいりたいと思います。

【記者】
県が「まん延防止等重点措置」の適用要請を検討しているが、それに対する所感は。

【市長】
 今年3月末からの本市における感染者拡大を受けて、二度にわたる飲食店に対する時短要請や、市有・県有施設の臨時休館など、香川県とも連携を図りながら対策に取り組んでまいりましたが、ここにきて新規感染者が急激に増加しております。こういう中で全国的にも新規感染者の増が見られており、著しいところについては緊急事態宣言が発令されており、また、まん延防止等重点措置の適用された都道府県も出てきています。
 まん延防止等重点措置の適用については、罰則を伴う非常に強い措置でありますので、香川県において慎重に検討しているということです。香川県で適用ということになると、地域指定で一番候補に挙がるのは高松市ということになると思いますが、本市といたしましては、感染状況の詳細な分析を行うなど、県に必要な協力をしてまいります。
 いずれにしても、引き続き、香川県を始めとする関係機関と意見交換や連携を密にしながら、市民の皆様の御協力を得て、目的はとにかく感染拡大防止を図るということなので、それに向けて精一杯のいろんな努力をしていきたいと思います。

【記者】
 75歳以上の高齢者を対象としたワクチン接種の進捗状況は。

【市長】 
 3月31日に75歳以上の方に接種券を郵送しまして、対象医療機関に予約をいただきました。医療機関によってはワクチンの供給量がごくごく限られていたので、その見込みが立たない限り予約はできないということで、予約自体をしていなかったところや、予約をするにしてもワクチンの供給量からしても一か月、一か月半先になるということで、相当後の予約になっているということも聞いています。
 5月中旬からワクチンの供給量が安定するという見込みということを医療機関にも伝えているので、それに応じて、順次、それぞれ医療機関で予約を受け付けていただくという形です。いずれにしても、5月6日時点で、接種されている75歳以上の高齢者の方が1,666人で、その他の方は接種できていないということです。さらには、予約すらできていない方もいるものと思います。今回、5月17日に65歳以上74歳以下の方の接種券を郵送するということで、ワクチン接種を受ける期間が重複してしまうので、冷静な対応を願いたいとお話させていただきました。

【記者】
 65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナワクチンの供給見込みは。

【市長】 
 本市の場合、約230の医療機関の御協力を得た上での個別接種が主体であり、医療機関ごとに予約状況は違うかと思います。早めに予約できる人もいれば、待ってもらう人もいるかもしれない。また、平日にはワクチン接種に行けないという人は、土日ごとに集団接種を行う予定なので、こちらを利用して接種していただくことになるかと思います。
 6月末までには高齢者の全員が受けられるだけのワクチン量を確保できるという見込みです。3週間間隔を空けて2回打たなければなりませんので、どうにか7月末までに65歳以上の高齢者12万人のうち希望される方、市の見込みでは75%ですが、ワクチンの供給が見込めたので、予約さえスムーズにいけばどうにか7月末までに接種が終えられるのではないかと考えています。

【記者】
 県が「まん延防止等重点措置」を要請する場合、高松市が対象区域となると思うが、それに対する所感は。

【市長】
 高松市が県内の中でも突出して感染者数が多いということは確かです。ここにきてかなり急増してきているので、今後、しばらく状況を見る必要はあると思います。まん延防止等重点措置の要請は県の判断になりますが、市としても状況を見た上で必要であれば、まん延防止措置をぜひお願いしたいということもあり得ると考えています。
 今の全国的の状況を見て、あと国のまん延防止の適用に当たって、色んな要件、かなり厳しい要件もあり、そのあたりを県が慎重に検討すると言っていますので、検討状況を待ちたいと思います。

【記者】
 集団接種の予約受付の初日は混乱が予想されるが、受付の人員体制は。

【市長】 
 まず、本市の場合は個別接種が主体であり、75歳以上の人は個別接種で予約を取っていただくことを原則としており、65歳以上の人は届いた接種券を基に、すぐに個別接種の医療機関での予約はできますので、それを優先していただき、どうしても集団接種の方が都合がいい人については、24日から受け付けを始めるということです。当初オンライン受付の併用も考えていたが、全国の状況を見ても、オンラインの場合は非常に混乱をし、パンクする状況も起こっているようなので、今回はコールセンターにおいて、20回線の電話による受け付けで対応することとしました。若干電話が集中するということもあろうかと思いますが、それほど大きな混乱は起こらないのではないかと思っています。市民の皆様にはできるだけ、かかりつけの医療機関での個別接種を推奨してまいりたいと思います。

【記者】
 ワクチン接種を希望する65歳以上の高齢者の個別接種の人数を、どれくらい見込んでいるか。

【市長】
 ワクチンは、6月末までに高齢者12万人が2回受けられる量が確保できる見込みです。各医療機関での予約受付状況は把握しておりませんが、5月6日時点で、1,666人の方が1回目を接種済みです。

【記者】
 65歳以上の高齢者の集団接種の人数を、どの程度想定しているか。

【市長】
 集団接種について、先に説明した3会場で、3週分までは決まっています。
 それ以降についても、順次確定していきたいと思います。それが何回分になるかは分かりませんが、2,000人程度の予約受付を考えています。今後の日程・会場が確定したら、その都度、ホームページや広報紙等でお知らせしていきたいと思います。

【記者】
 電話予約による混乱を避けるため、通信制限を行う自治体もあるが、集団接種の予約受付時の対策はあるのか。

【市長】
 10日に全国で相当数の自治体において接種の予約が始まったということで、電話会社側で通信制限を行ったという話は聞いています。本市の場合、24日スタートということ、個別接種で予約を主体的にとっているということもあるので、それほど大きく電話がパンクする状況にはならないと思います。通信会社とご相談することになると思いますが、できるだけ支障のないようにはしていきます。

【記者】
 全国でワクチン接種を担う人材不足が課題となっているが、体制を強化する考えは。

【市長】
 当初の段階から、個別接種を主体として、集団接種は補完的に実施し、できるだけ早く接種が完了するよう体制を整えてきました。しかしながら、ワクチンの供給量が予定よりも非常に遅くなったことで十分に接種ができていません。ワクチンが確保される限りは、この体制で7月末まで希望する高齢者について、2回接種が可能であると見込んでいます。

【記者】
 各医療機関へのワクチンの配分数の見込みはどうか。

【保健予防課】
 1つの目安ですが、入ってくるワクチンの量に応じて、5月17日の週は30回分、24日の週には30回分、31日の週からは60回分以上のワクチンを、医療機関にお配りできる見込みです。多く接種していただける医療機関に対しては多くのワクチンを、通常診療や検査等で接種が難しいというところには少ない量のワクチンを配布します。

【記者】
 現在のワクチン接種の進捗状況に対する所感は。

【市長】
 ワクチンの供給量が少なかったという中、しかも医療従事者に対するワクチンも打ててなかったのでそちらの方で接種したということで、まだ始まったばかりのため、この数字はある程度仕方がないと思います。

【記者】
 新聞報道では、高松市の64歳以下の人を対象としたワクチン接種の開始時期が6月中とあったが、可能なのか。

【市長】
 まずは65歳以上の人を7月末までにどうにか接種を終わらせるというのが大きな目的だと思います。今回のことについては、アンケート調査において、可能ということで答えたということで、詳細については詰めていかなければならないと思っています。

【記者】
 高齢者のワクチン接種を担う医療従事者は不足していないのか。

【市長】
 個別医療機関については問題なく、その医療機関の医師・看護師で対応しています。問題は集団接種についてどう手配するかということですが、まだ具体的に全部は詰められていませんが、基本的には医師会に十分協力をしていただけるという話になっているので、ある程度目途はついていると判断しています。

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