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市長定例記者会見(令和3年6月8日)

更新日:2021年6月15日

日時・場所

(日時)令和3年6月8日(火曜日)  午前11時30分から11時55分まで
(場所)防災合同庁舎301会議室

報告事項

(1)令和3年度 高松市総合防災訓練について
(2)「高松市DXを実現するための基本方針」の策定について
(3)「障がいのある方のための災害対応のてびき」の作成について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 題材に入ります前に、本市の新型コロナワクチンの接種状況等につきまして、
一言申しあげたいと存じます。
 本市における65歳以上の高齢者に対する新型コロナワクチンの接種状況でございますが、先週6月5日(土曜日)現在で、36,365回、接種を実施しており、そのうち1回目を接種された方が31,860人、2回目を接種された方が、4,505人でございます。
 また、ワクチンの供給量でございますが、今週は、約2万人分を保健所から各医療機関に配送しているところでございまして、各医療機関が必要とするワクチン量を、必要なだけ配送できている状況でございます。
 さて、昨日6月7日から、6月・7月に個別接種の予約ができる、市内58の協力医療機関の一覧を、本市ホームページで公開しております。
 これは、予約の空き状況を「見える化」することで、予約が取れていない方や、予約を前倒ししたい方に、予約の空きがある医療機関を御案内し、医療機関の予約の偏りを解消しようとするものでございます。
 また、先月の国の自治体向け説明会におきまして、ワクチン接種をしていただく医療機関に対して、様々な財政的支援策が発表されたところでございます。この新たな支援策は、本市が接種体制の基本とする個別接種を強く後押しするもので、本市においても、国の支援策を活用し、医療機関が時間外・休日に実施する接種費用についての加算を行うとともに、個別接種を行う医療機関に対し、接種回数に応じた協力金を支給するための補正予算議案を、6月定例会に提出することといたしております。
 今後とも、本市といたしましては、7月末までに、一人でも多くの65歳以上の高齢者が、1日にでも早くワクチン接種を終えることができますよう、接種の加速化に取り組んでまいりたいと存じます。
 それでは、題材に入ります。
 1点目は、令和3年度 高松市総合防災訓練についてでございます。
 災害に強い地域づくりに向け、総合的な防災体制の充実強化とともに、市民の防災意識の高揚を図るため、私が会長を務めております、高松市防災会議を中心として、市消防団のほか、高松海上保安部や民間事業者など、23の防災関係機関・団体が一体となって、総合防災訓練を実施するものでございます。
 この訓練は、2年ごとに開催しておりまして、今年度は、6月27日午前9時から正午まで、生島町の香川県消防学校において実施いたします。
 訓練の内容につきましては、第1部は、本市において震度6強の地震が発生し、家屋の損壊や、ガス、水道、通信回線等に被害が発生したとの想定で、地震対策訓練を実施いたします。
 また、第2部は、大型で強い台風の接近により、河川堤防からの漏水等が発生し、市内が浸水、また、川の中州に要救助者が取り残されたとの想定で、風水害対策訓練を実施いたします。
 なお、本年は、新型コロナウイルス感染症の感染対策として、マスク着用・検温・アルコール手指消毒などの感染防止対策を講じて実施をいたします。
 取材方、よろしくお願いいたします。
 2点目は、高松市DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するための基本方針の策定についてでございます。
 本市では、行政手続のデジタル化の検討を進めるため、スマートシティたかまつ推進協議会内に設置された「デジタル・ガバメント推進特別ワーキンググループ」と連携しながら、全庁的な行政手続の棚卸調査を実施し、デジタル化を阻害する要因の種類や規模を明らかにしました。
 その阻害要因の一つとして、手続の押印があります。
 今回の調査で取り上げられた364件の行政手続のうち、押印が必要な手続は239件あり、規則や運用の見直しにより、174件、72.8%の押印を廃止できる見込みであります。
 この度、棚卸調査の分析結果を踏まえ、デジタル化に向けた対応方法等を示した「高松市DXを実現するための基本方針」を策定いたしました。
 今後、この基本方針を基に、デジタル化における阻害要因のない行政手続は、速やかにデジタル化に取り組みます。
 また、阻害要因のある行政手続につきましては、まず、押印の廃止を優先的に行うとともに、その他の阻害要因を、順次取り除き、行政手続デジタル化に向けて取り組んでまいりたいと存じます。
 3点目は、「障がいのある方のための災害対応のてびき」の作成についてでございます。
 本市では、災害への備えを進める上での一助といたしまして、障がいのある方や、その支援に当たる御家族向けに、この度、「障がいのある方のための災害対応のてびき」を作成いたしました。
 災害対応のてびきは、「日ごろの備え」、「障がい別の災害対応」、「避難所での感染症対策」の3部構成といたしております。
 それぞれの内容といたしましては、まず、「日ごろの備え」では、家の中での安全対策を始め、備蓄品などのチェックリストや、災害情報の入手方法、また、近所付き合いの大切さなどを紹介しております。
 また、「障がい別の災害対応」では、視覚障害や聴覚障害など、9つの障がい別に、非常用持出品のリストや災害発生時の対処方法など、災害対応のポイントをまとめております。
 最後に、「避難所での感染症対策」では、避難所における新型コロナウイルスなどを始めとする感染症の拡大を防ぐため、避難先の検討や、避難場所での感染対策などを掲載しております。
 このように、災害対応のてびきは、それぞれの障がいの特性に応じた対処方法のほか、随所にチェックリストを取り入れるなど、災害発生時に障害のある方々が、大切な命を守るための、日頃の備えや避難所での生活などを中心に紹介しております。
 災害対応のてびきは、障がい福祉課を始め、各総合センターの「つながる福祉相談窓口」や、市内のコミュニティセンターなどに配置しておりますほか、障がい当事者の団体にも御協力をお願いするなどして、広く配布してまいりたいと存じます。
 また、本市ホームページにも掲載いたしておりますので、ぜひ、御家庭や地域におきまして活用いただきたいと存じます。
広く周知いただきますよう、よろしくお願いいたします。
 私からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 県が新型コロナワクチンの大規模接種会場の設置する場合、高松市に設置されると思われるが、県と高松市との協議状況は?

【市長】                         
 ワクチン接種につきまして、県においては、8月以降に大規模接種会場を設置し、64歳以下の一般向け接種の実施を検討しているとのことです。
 先般、設置希望の有無や、会場の候補となりうる施設についての県下各市町の意向調査がございました。
 大規模接種会場の設置、運営については、医療従事者等の確保や、二重予約によるキャンセル対応のほか、大規模集団接種の対象者の範囲など、多くの課題があると存じます。
 これから、高齢者接種に続いて一般接種が始まりますが、非常に多くの方に対する接種を、ある一定の時間で行わなければならないということで、一般接種に当たって、県内市町のワクチン接種を加速するための有効かつ必要な手段として、大規模接種を実施すべきと考えており、本市としても、ぜひ希望する旨を回答しました。
 今後、大規模接種が円滑に実施され、一人でも多くの対象者が、一日でも早くワクチン接種を終えることができるよう努めてまいりたいと思いますし、県と十分に協議してまいりたいと思っています。

【記者】
市独自の大規模接種会場を設置する考えは。

【市長】
 本市については、ご承知の通り、個別接種を主体としながら、集団接種は補完的に実施しております。今回の高齢者の集団接種についても、6月7月に集中して実施しますが、基本的には土日のみの実施で、かなり限定的なものとなっています。
 ただ、今後、高齢者接種が終わって、一般接種に移行するとなると、これまでと同様に個別接種が主体で、補完的に集団接種という体制では、多くの方にワクチン接種を円滑に進めていくのは難しいので、集団接種を、より充実した方向で、人数や回数などについて検討していかなければならないと考えています。
 とにかく、集団接種をより充実する方向で考えております。

【記者】
 個別接種ができる医療機関の空き状況の公開により期待できる効果は。

【市長】
 予約状況を見える化し、6月、7月の予約の空きがある医療機関があるということをホームページで公開し、それによって、予約の取れていない方、また少しでも早く打ちたい方の利便性に資するようにしたいと考えています。
 昨日掲載した段階で、相当数の問合せや各医療機関への予約等も入り、実際、昨日時点で予約がいっぱいになったところもあったと聞いています。
 また、医療機関から、自分のところもまだ空きがあるので掲載してほしいという要望も出ています。予約の電話が集中するのではないかとの危惧もありましたが、現在のところ、トラブルは聞いておりません。この取組によって、予約が平準化、あるいは、これまで予約が取れなかった方も、7月末までに、どうにか接種を受けられるという状況になってきたものと存じます。7月末までに1人でも多くの方に接種していただくということに大いに資するのではないかと期待しています。

【記者】
 職域接種の実施を予定している市内の事業所はあるのか。

【市長】
 方針が発表されたのが昨日今日なので、現段階で具体的な状況は把握していませんが、複数の企業で職域接種を行いたいという動きがあるという話は聞いています。今後、国の情報を十分把握しながら、接種を行いたいと言われる企業から保健所に相談があろうかと思うので、十分に相談に乗りながら、様々な手段を使って、ワクチン接種が進んでいくように配慮していきたいと思います。

【記者】
 64歳以下の一般接種の開始時期はいつになるのか。

【市長】
 高齢者接種の状況を見ながら、今後どうしていくのか、また基礎疾患を持った方をどうするのか、あるいは接種券を発送するにしても、段階的にやるのかどうなのか、その辺りを含めて総合的に検討しているところです。

【記者】
 個別医療機関におけるワクチン接種予約の空き状況を、月単位でなく週単位で公表できないのか。

【市長】
 各医療機関とリアルタイムで、オンライン上のシステムでつなぐ必要がありますが、現在のところ、高齢者接種については6月7月という期限があり、例えば、何日と何日が空いていますと記載したところで、すぐに埋まってしまったら、それを消し込む作業が必要になる。かえって作業が細かくなり混乱ことになると、医療機関側も事務的な作業が大変になるだろうということで、今回は、6月7月に、ある程度のまとまった空きがあるところを公表させていただき、個別に医療機関と相談して、日程を決めていただくということにさせていただきました。若干、混乱もあるかと思っておりましたが、トラブル等については、今のところ聞いておりません。

【記者】
 ワクチン接種のWEB予約の受付開始の見込みはあるのか。

【市長】
 どのように実施していくのか、現在検討を進めているところです。
 個別接種の段階で、それぞれの医療機関で予約の受付をしていただきましたが、各医療機関の負担が相当なものだったという意見を伺っており、医療機関とも協議している状況です。

【記者】
 高齢者のワクチン接種について、個別接種と集団接種でそれぞれ何人ずつ対応する見込みなのか。

【市長】
 高齢者については、集団接種は6月、7月分だけで、ある程度、人数が固まりつつあります。集団接種については、7月は、6月よりもかなり充実した形でやりたいということで固まっています。それ以外は個別接種でとなりますが、希望者は全員接種するということですが、12万人の75%、9万人で計画を立てていますが、実際は、それ以上に接種を希望される方は多いのかと思っています。 その上で、1人でも多くの方に、より早く接種を受けていただけるように、休日や夜間にも接種枠の増設、医療機関に対する協力金の交付などにより、予約枠を増やしていただき、接種人数をを多くしていただくという努力を続けたいと思っています。

【記者】
 個別接種で何人接種するという具体的な目標はないのか。

【市長】
 7月10日、11日までに1回目の接種を終えなければいけないとして、それに対応できるだけのワクチンの供給が見込めておりますので、そういう意味では、予約さえきちんと入れていただければ、その人数分は確保できるだろうと見込んでいます。

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