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市長定例記者会見(令和3年4月13日)

更新日:2021年4月19日

日時・場所

(日時)令和3年4月13日(火曜日)  午前11時30分から12時02分まで
(場所)防災合同庁舎301会議室

報告事項

(1)高松市中央卸売市場のオンラインショップ開設について
(2)たかまつスポーツ栄誉賞の創設について
(3)高松市美術館 特別展「美術館に行こう!」展の開催について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 題材に入ります前に、新型コロナウイルス感染症の状況について一言申しあげたいと存じます。
 こちらのグラフにございますように、3月末から4月初めにかけて、県内では新規感染者が急増し、そのうち約8割の方が本市で確認されています。
 この期間、進学や就職、転勤などによる人の移動、歓送迎会、謝恩会などの「人が集まる機会」が増えたことなどが増加の要因として考えられます。
中でも、本市は県内の他市町に比べ、企業の支店や大学などが多く立地し、移動される方も相対的に多くなりますことから、県内の感染者数のうち、本市の感染者数が占める割合が高くなっていると推測されるところです。
 御承知のとおり、国におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、昨日、4月12日から、まん延防止等重点措置の対象地域を、これまでの宮城県、大阪府、兵庫県に加えて、東京都、京都府、沖縄県の一部地域を追加いたしました。
 本県におきましても、感染者の拡大傾向が続いておりますことから、4月4日からは、県の新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが、上から2番目の「感染拡大防止集中対策期」に引き上げられるなど、更なる感染拡大が懸念されているところでございます。
 本市における新規感染者数につきましては、直近のデータで申しあげますと、4月11日までの1週間と、その前の1週間との比較では、0.6倍となるなど、感染拡大の傾向は収まりつつあるものの、県内の感染は、従来のウイルスより感染力が強いとされる変異株による感染に置き換わりつつあるとの見方もございますことから、まだまだ予断を許さない状況でございます。
 このようなことから、市民の皆様におかれましては、引き続き、緊張感を持っていただき、不要不急の外出については、県内外を問わず、慎重に検討していただきたいと存じます。
 また、「まん延防止等重点措置」の対象区域への不要不急の往来については、自粛をお願いしたいと存じます。
 そして、密閉、密集、密接のいわゆる「3密」に該当する場所へ行くことは、徹底して避けていただきたいと存じます。
 感染が高まる場所については、自らがしっかりと判断して、「行かない選択」をお願いします。
 さらに、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いの励行」など、基本的な感染防止対策を、これまで以上に徹底していただきますようお願い申しあげます。
 一方、新型コロナワクチンにつきましては、75歳以上の方へ接種券を発送したところでございますが、4月中のワクチンの供給量が非常に厳しいことから、大多数の方の接種は、5月以降となる見込みでございます。
 また、65歳以上75歳未満の方への接種券の発送は、当初、4月下旬を予定しておりましたが、現下の状況を踏まえ、来月、5月中旬以降に変更する方向で検討しております。
 今後、国からのワクチン配分に係る動向を見極めながら、できる限り円滑な接種となりますよう取り組むとともに、市民の皆様に対し、迅速かつ正確な情報提供を行ってまいります。
 それでは、題材に入ります。
 1点目は、高松市中央卸売市場のオンラインショップ開設についてでございます。
 本市卸売市場では、市民の皆様に愛され、親しまれる市場を目指し、「市場フェスタ」を始め、「うみまち商店街」への店舗開店の働きかけや、アート作品の制作といった、賑わいづくりに取り組んでいるところでございます。
 また、市場関係事業者で組織する「高松市中央卸売市場運営協議会」が、本市と連携・協力して、本年1月に、市場独自のWEBサイト「Takamatsu Sea & Sun Market」を立ち上げ、旬の食材や「うみまち商店街」の店舗などの、様々な市場の情報を積極的かつタイムリーに発信しているところでございます。
 現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、インターネット通販の利用者が増えていることを踏まえ、本日4月13日より、オンラインショップ「Takamatsu Sea & Sun Market Online Store」を開設し、卸売業者など、市場関係事業者が取り扱っている商品の販売を開始したところでございます。
 開設者である本市を含めた、市場全体を挙げてのオンラインショップ開設は、中四国の中央卸売市場では初の取組と聞いており、コロナ禍において、インターネットを利用した販路の多角化を目指してまいりたいと考えております。
 瀬戸内海の恩恵を受けた高松・香川ならではの食を、ご自宅で楽しむことができるオンラインショップとして、WEBサイトと併せ、本市市場を、より身近に感じていただくことができるようになるものと存じております。
 旬の野菜や果物、鮮魚などの詰め合わせのほか、「うみまち商店街」で販売している総菜、スイーツなど、20点を超える商品を用意しており、今後も、さらに商品を充実してまいりたいと考えております。
 是非、多くの方々にご利用いただきたいと存じますので、オンラインストア開設につきまして、御周知方、よろしくお願いいたします。
 2点目は、たかまつスポーツ栄誉賞の創設についてでございます。
 本市では、スポーツ選手の意識の高揚や市民のスポーツへの関心を高める契機とするため、令和3年度から、国際的な競技大会において顕著な功績を収めた個人又は団体を表彰する「たかまつスポーツ栄誉賞」を創設しました。
 表彰の対象者は、市民、本市出身者、又は、本市を活動の拠点としている団体でございます。
 表彰の対象となる大会等につきましては、オリンピック・パラリンピック競技大会への出場者、世界選手権大会で第8位以内の入賞者、アジア競技大会又はアジア選手権大会で第3位以内の入賞者で、対象となる大会には、パラ大会を含むこととしております。
 また、対象となる競技種目につきましては、オリンピック競技大会又はパラリンピック競技大会における実施競技としております。
 この栄誉賞の創設によりまして、市民の誇りとして栄誉を称えるとともに、本市のスポーツの振興に繋げてまいりたいと存じます。
 3点目は、「高松市美術館特別展『美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方』の開催について」でございます。
 この展覧会は、世界中で愛されている絵本の主人公・ミッフィーとともに高松市美術館所蔵作品を巡るモダン・アート展でございまして、4月17日から6月6日までの間、高松市美術館にて開催いたします。
 ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナはオランダを代表する絵本作家、グラフィック・デザイナーです。
 彼のデザインは、単純な線と6つの色のみで構成されており、見る人の想像力をかきたてます。独自の表現によって生み出された数々の絵本は、個性的で愛らしい登場人物たちとともに、時代を超え子どもから大人まで愛されています。
 私も、子どもが小さい頃、ブルーナの絵本を読み聞かせしておりました。
 本展覧会では、1997年に出版された絵本「うさこちゃん びじゅつかんへいく」に沿って高松市美術館の所蔵作品、約60点を紹介いたします。
 この絵本は、ミッフィーが両親と初めて美術館を訪れ、作品に驚いたり、感動したりと様々な体験をする内容です。この絵本を通して、難しく思われがちなモダン・アートも、実はとても楽しいものだということをブルーナは伝えておりますので、作品を楽しく鑑賞していただけると存じます。
 このほかにも、ブルーナの手掛けた約130点の作品を展示いたしますとともに、制作スタイルを体験できるコーナーも設置いたしまして、彼の追い求めた表現に迫ります。
 さらに、関連企画として、ミッフィーとの記念写真撮影会、高松市美術館と高松丸亀町商店街に開設されたブランチギャラリーを巡るスタンプラリー、絵本の読み聞かせ会、そして、子どものためのミニコンサートなど、子どもから大人まで楽しめるイベントを、新型コロナウイルスの感染防止対策を万全に講じた上で、多数開催する予定でございます。
 取材方、よろしくお願いいたします。
 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 たかまつアイデアFACTORYの展望について

【市長】
 「たかまつアイデアFACTORY」につきましては、本市のスーパーシティ構想をまとめていくに当たり、市民の皆様からのアイデアや御意見を反映させるため構築したもので、インターネット上で簡単にかつ手軽に意見等を投稿でき、国の「デジタル改革アイデアボックス」としても活用されている市民参加型アイデア募集プラットフォーム「アイデアボックス」を全国の地方自治体で初めて導入したものでございます。
 本年1月25日から3月31日まで募集しておりましたが、190件の市民目線での御意見等をいただいておりまして、スーパーシティ準備チーム、高松DAPPYでは、これらの御意見等を踏まえ、分野ごとに事業者と担当課や関係者をマッチングしながら検討を進めているところでございます。
御意見の中には、健康データの一元管理やキャッシュレスサービスの推進、自動運転の普及など、今回のスーパーシティ構想にも取り入れさせていただいたものや、デジタルデバイド対策として、地域における「困っている人」と「支援できる人」を結ぶ仕組みの必要性など、デジタル社会が進む中で、誰一人取り残さない施策についても、様々な御意見をいただいておりまして、今後、本市の施策の参考にさせていただきたいと考えております。
 今回、活用した「たかまつアイデアFACTORY」は、自身が投稿したアイデアや意見が公開され、それについて市民同士で対話ができる仕組みになっており、また、どのような御意見が市民の皆様から多くの共感を得ているかなどの分析機能も備わっておりまして、従来、一方的なご意見だけをうかがって行政が回答するパブリックコメントとはまた一味違った意見収集の仕方ができ、市民の意向を図るのに有効なシステムではないかと感じております。
今回、ICTを活用した新しい意見集約方法を実践し、その有効性がある、やる価値があると感じましたので、今回のアイデアボックスの仕組みも含め、今後ICTを活用した様々な意見集約の方法を検討し、できるだけ活用していきたいと思っております。
 今後、何らかのテーマで、例えばパブリックコメントをやるような事業について、アイデアボックスの仕組みを使った意見集約、意見募集をやる可能性はあるが、具体的に第2弾をするということは決まっていません。

【記者】  
 2020オリンピック・パラリンピック聖火リレー実施の判断について

【市長】
 最終的な決定は香川県の実行委員会で行われるということですが、県の意向として、昨日、知事の会見もあったかと思いますが、今の状況では、聖火リレーやセレモニー等は、予定通り実施する方向だと聞いております。いずれにしても、感染拡大防止対策を徹底しなければならない、NHKのストリーミング中継もされておりますので、実際の現場でないところで視聴していただくこともできるだけ進めたいと思っております。また、セレモニーにつきましては、栗林公園の出発セレモニーと玉藻公園のセレブレーションがありますが、それぞれ入場制限をかけまして募集をして、限られた人だけが入場でき、そこで密にならないようにしていただくという方法もとっています。そういう対策を再度チェックし、感染拡大防止対策を徹底した上で行えたらと思っております。

【記者】 
 新型コロナワクチン接種の予約状況について

【市長】
 市内の医療機関での具体的な予約状況は把握していませんが、本市の場合は、まず個別接種を優先するということで、それぞれ接種券の届いた方が230ほど登録いただいている医療機関で予約をしていただくという方法ですが、予約方法については医療機関によってまちまちなので、どの程度、どういう形で予約がとれたかの集計は行っていません。4月分だけで考えますと、ワクチンの量が非常に少ない、9,000回分で、2回打つことを考えると4,500人程度分しかないということです。75歳以上の方だけで6万人おり、接種券をお渡ししていますので、その方々の予約が取れなかったとか、あるいは、どうしても5月以降に遅くなるといった方も多くなると聞いております。また、予約受付が始まったの4月5日には、医療機関の電話が鳴りやまなくて仕事にも支障が出たという話も聞いております。5月にはある程度ワクチンが入ってきますので、それまで冷静に対応をよろしくお願いしますと、私の動画メッセージも流させていただいております。そういう状況も鑑みまして、65歳以上75歳未満の方に対する接種券の発送は、大きな混乱が生じないように5月中旬以降で検討させていただいています。

【記者】 
 今後のワクチン接種人数の見込みについて

【保健予防課】
 4月19日の週から1医療機関に対して1バイアルずつ配ります。1バイアルが5人分ですので、19日と26日の週に1医療機関×5、3週目になると2バイアルほどお渡しができると考えています。ワクチン接種ができる医療機関数が220程度ありますので、合計としては、3週間で4バイアル×5人分×医療機関数220の方が接種できます。

【記者】 
 65歳から74歳までのワクチン接種券の発送が遅れる理由について

【市長】
 4月の下旬に発送しますと、1日、2日で接種券は届きますけれど、4月5日から予約を開始していますが、そこから予約開始となります。75歳以上の高齢者6万人に対しては、すでに接種券をお配りしていて、本来ならば予約手続きに入っているところですが、ほとんどの方が予約がきちんと取れていないか、5月に遅らせないと接種できないという状況となっています。そんな中、さらに65歳から74歳までの方の予約を受けるとなると、医療機関が大きな混乱を起こすということで、医師会とも相談をしまして、ある程度ワクチン供給の目途が見える5月中旬ごろに接種券を発送する方が好ましいと判断したところです。なお、具体的な日程につきましては現在検討中でございます。

【記者】 
 ワクチン接種の予約受付が混乱したことに対する所感

【市長】
 4月5日から医療機関において予約を開始しましたが、ワクチンの供給量が少なく、特に4月にはほとんど入らないということで、医療機関で早期に受付が終了し、予約が取れなかったという人がかなり多く出てしまったという状況です。そういう意味で、市民の方にはご心配・ご迷惑をおかけしたこと、また医療機関の皆様には、電話が鳴りやまず仕事にならなかったというところもあり、ご迷惑をかけたことは心苦しく思っています。
 電話等で問い合わせのあった方に対しては、ワクチンは、5月には、ある程度の量が入ってきて確実な予約ができるようになりますとお話しをしまして、冷静な対応に移っていると考えています。

【記者】
 5月中旬以降の予約体制について

【市長】
 それは国の方からワクチン量がきちんと十分に届くかどうかというところにかかっていると思っています。その状況を見ながら日程等も決めていかなければいけないと思っています。国は、6月末までには全量供給しますと言っていますが、それが5月の何週目に、いくら届くのかといったような具体的なスケジュールはまだ示されておりませんので、その辺りを見て具体的な日程等を決定したいと思っています。

【記者】 
 今後のワクチン接種の予約方法の検討について

【市長】
 まず、本市の場合、個別接種を優先しながら集団接種も行うことを考えております。高齢者はできるだけ行き慣れたかかりつけ医で接種していただく方がいろんな相談もできますし、既往症などもわかっていただけているので、何かあったときにも対応が確実、適切だろうということで、個別医療機関での予約・接種を先行して実施しています。ただ、4月5日にスタートしますよということで、多くの人たちが殺到して、一部の医療機関では電話がパンクして仕事にならなかったという苦情も若干お聞きしています。4月下旬には65歳以上の方に接種券を発送すると、十分なワクチン供給がないまま発送するということになりますので、混乱がまた大きくなる可能性もあるということで、時期を見定め、5月中旬以降に遅らせていただきました。

【記者】
 ワクチンの個別接種と集団接種の優先度について

【市長】
 65歳以上の高齢者の接種券が行き渡った段階では、集団接種も組み合わせていかないと数がこなせないと言いますか、かかりつけ医を明確に持っていない方、かかりつけ医でどうしても接種できない方もいますので、集団接種も適切に組み合わせながら実施していかざるを得ないと思っておりますが、その時期は今のところ見込めておりません。ワクチンは、個別医療機関にまず配布しますので、集団接種については、ワクチンの供給量等を見ながら判断していきたいと思っています。

【記者】
 ワクチン集団接種のスケジュールについて 

【市長】
 まだ、ワクチンの供給量が不確定であるため確定できておりません。
 6月末までに、できるだけ高齢者に対して接種を完了するというのが国の方針なので、それとワクチンの供給量を見ながら、どのような形で集団接種の会場を開設したらいいのか、これからの判断ということでご理解をいただきたいと思います。

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