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市長定例記者会見(令和3年5月25日)

更新日:2021年6月1日

日時・場所

(日時)令和3年5月25日(火曜日)  午前11時30分から12時まで
(場所)防災合同庁舎301会議室

報告事項

令和3年度高松市職員募集について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 題材に入ります前に、本市の新型コロナウイルス感染症の状況等につきまして、一言申しあげたいと存じます。
 本市の感染状況でございますが、別添の資料にございますように、5月23日現在、直近1週間の新規感染者数は58人で、人口10万人当たりの新規感染者数は、13.9人となるなど、国が示すステージⅢに相当する15人以上を下回る数字となっております。
 1週間前の5月16日には、25.4人となっておりましたことから考えますと、感染状況は、若干ではありますが、落ち着きを取り戻しつつあるものと存じます。
 しかしながら、現在の感染の主流となっております変異株の感染力の強さを考えますと、いつ、再拡大するかも知れず、全く予断を許さない厳しい状況が、依然として続いております。
 また、昨日、5月24日から新型コロナワクチン集団接種の予約受付を開始いたしました。本市新型コロナワクチン接種コールセンターへの電話が、つながりにくく、何度もお電話された方がいらっしゃったと聞いており、大変ご迷惑をおかけしましたこと、申し訳なく思っております。
 昨日、24日の受付終了時点での予約状況ですが、午前9時からの予約開始以降、接種日時が早い会場から予約枠が埋まり、先ほど確認したところでは、20日以降の一部の会場分を残し、ほとんど埋まりかけている状況です。
 集団接種がこれで終わりと思われている方もおられるということなので、念のため言っておきますが、もちろん7月以降につきましても集団接種会場を確保の準備中でございまして、6月で昨日予約を開始したときにとにかく早い日時のものから埋まっていき、1日も早い接種を市民の皆様が望まれているということなので、7月の接種会場につきましても6月以上に充実するように考えてまいりたいと思っております。具体的に決まりましたら、発表させていただきまして、それらの取り扱いについてコールセンターやホームページで確認していただければと存じております。
 それでは題材に入らせていただきます。
 令和3年度高松市職員の募集についてでございます。
 先日、プレスリリースをさせていただいたところですが、大学卒と経験者等を対象とした2種類の募集要項を、去る5月14日から配布し、5月18日から応募を受け付けております。改めて、私から説明させていただきます。
 募集職種、採用予定人員及び受験資格等につきましては、それぞれの募集要項の1ページ目に記載しているとおりでございます。
 大学卒等の募集につきましては、「事務職」のほか、「土木」、「建築」、「機械」、「電気」、「農業」、「水産」といった専門職や、「保健師」、「消防」等の職種を募集しております。
 また、昨年度から実施しております職務経験を要件とする経験者対象枠につきましては、民間企業等における職務経験や、行政機関での職務経験のある方に特化した「事務」や「土木」、「建築」の各職種について受験資格となる年齢要件を拡大しております。経験を生かして、即戦力として仕事をしていただくことを期待しておるところでございます。
 さらに、昨年度に引き続き、バブル崩壊後の雇用情勢が厳しい時期に就職活動を行った、いわゆる「就職氷河期世代」の方を対象とした募集も行っております。
 経験者対象及び就職氷河期世代の試験につきましては、第1次試験の実施を民間企業に委託し、テストセンター方式で試験を実施いたしますので、設置された全国280か所の試験会場でパソコンを使用して受験いただくので、試験が受けやすくなるほか、試験会場までの移動を減らせたり、3密を回避できたりと、新型コロナウイルスの感染対策にもつながるものと考えております。
 申込期間は6月1日(火曜日)までです。本市ホームページ「もっと高松」からの申し込みとなっております。
 ぜひ、優秀な人材の確保のためにも、より多くの方に受験いただきたいと考えておりますので、周知方よろしくお願いします。
 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 新型コロナワクチン集団接種の予約受付でトラブル等はあったのか。

【市長】                         
 本市における住民接種体制につきましては、これまでもお伝えしておりますとおり、市内230か所の医療機関で行う「個別接種」をメインとし、「集団接種」を補完的に組み合わせた形で実施しております。
 これまでは、ワクチンの供給が十分でなかったため、集団接種を見合わせていましたが、今月中旬以降、ワクチンの供給が本格化する見通しが国から示されましたことから、5月末と6月中の集団接種を今月29日(土曜日)から6月27日(日曜日)までの土曜日、日曜日に、延べ12回実施することとし、昨日、集団接種の予約受付を開始しました。当初はWEB予約も予定していましたが、事情により実施できなくなり、電話予約だけということになりました。午前9時から、新型コロナワクチン接種コールセンターに電話が殺到し、電話が鳴りっぱなしで、接種本部にも、「コールセンターに電話したが繋がらない」という苦情が、昨日、180件程度あったと報告がございました。
 このような混乱については、私共の見込み違い、また、周知不足、準備不足等が招いたトラブルと認識しており、ご迷惑をおかけしました多くの市民の皆様に改めましてお詫びを申し上げたいと思います。

【記者】
 7月末までに集団接種を受ける高齢者をどの程度見込んでいるのか。

【市長】 
 5月末から6月にかけての集団接種については、1,700人弱の受付をしました。7月については、具体的な会場や人数等について、現在、鋭意調整中ですが、多くの方が早くワクチン接種を受けたいというご希望を持っているという状況ですので、できるだけ充実した形で設定したいと思います。7月は6月の倍以上を目標にしながら、調整していきたいと思います。ただ、それだけで全員分の接種を賄えるわけではないので、基本となる個別接種について、それぞれの医療機関において予約を取っていただいている状況ですが、この予約について、さらに空き状況等も見ながら追加をしていただき、また、夜間や休日においても個別医療機関で接種をしていただきたいと考えています。国からの通知によって、個別接種に、さらなる財源措置等も見込めるということもあり、医師会のご協力を得て、さらなる接種人数の拡大につなげていきたいと思います。
 集団接種の人数については、もう少し状況を見極めて固めていきたいと考えています。

【記者】
 ワクチン接種の打ち手は不足していないのか。
  
【市長】
 高松市の場合は、個別接種が主体なので、それぞれの病院の医師に対応していただいており、また、集団接種において派遣していただく医師についても医師会と十分協議をして、集団接種で予定している医師の確保はできると思っています。

【記者】
 7月末までに高齢者のワクチン接種を完了できる見込みはあるのか。

【市長】 
 個別接種について、ワクチンの供給が本格化してまだ間もないところです。
 22日現在、本市における住民接種の件数は、11,042件となっております。これは、ほぼ予定通りの数字で、ワクチンの供給量に応じて、それぞれの病院で個別接種を順調に行っていただくと、予定通り、高齢者のうちの75%に当たる約9万人に2回の接種ができると考えています。それに集団接種の人数を加えた数で見込みを立てています。ただ、個別医療機関におけるそれぞれの予約件数については十分に把握できていないため、今後も、予定通り個別接種の接種回数が伸びていくのかどうか、今後、予約件数等についても調査していきます。 予約件数と接種件数の推移を見ながら、追加が必要であれば医師会に休日接種、時間外接種の協力をお願いして対策を取り、どうにか7月末までに高齢者の2回接種を終了できるよう努めたいと思います。

【記者】
 個別接種をメインとする中で、集団接種会場を増設する趣旨は。

【市長】 
 基本は、できるだけ、かかりつけ医、近所の医院で予約を取っていただくことをお願いしたいです。一方で、医院側から予約がいっぱいという理由で断られるというお話も聞いているので、医師会を通じて、ぜひとも追加予約など、できる限りのことをやっていただくようお願いしていきます。それでも集団接種の方が良いという方もいらっしゃるので、できるだけの枠を取っておきたいという趣旨です。

【記者】
 集団接種の予約受付の電話回線が少なすぎたと思うがどうか。

【市長】
 コールセンターの回線数は最初20回線で設定していましたたが、WEB予約ができない中で20回線では大変だろうと考え、事業者と相談し、同一電話番号で増やせるのは、オペレーターの人材確保の観点からも24回線が限界だということでした。準備が遅れたという反省すべき点もございます。
 また、高齢者の方は問い合わせ等々が色々あり、1件あたりの処理に7分程度かかり、長時間に渡って電話が塞がれている状況のため、なかなか繋がりにくいということもありました。私共の見込みが十分でなかったことも原因かと思いますが、そのような事情でこのようなトラブルになったと認識しています。

【記者】
 集団接種の受付にWEB予約を導入する考えは。

【市長】
 高齢者の接種が終われば一般の方の接種もあるので、WEB予約ができるようにしたいと思っています。今のように電話だけでは対応できないと認識していますので、今後、WEB予約の対応について検討してまいりたいと思います。

【記者】 
 ワクチン接種コールセンターの電話回線を増設する考えはあるのか。

【市長】
 今のコールセンターの回線を増設するのがいいのか、個別の相談センターを開設するのがいいのか、予約と相談を、どのように組み合わせていくのかについて、今回の反省を基に検討して参りたいと思います。

【記者】
 ワクチン接種を担う個別医療機関へ支援する考えは。

【市長】
 医師会に対しては、ワクチンの個別接種のみならず、PCRセンターでの検体採取や集団接種での打ち手を担っていただくなど、様々な協力をいただいています。その上に接種予約の追加枠、休日の接種、時間外の接種などもお願いしていくということで、非常に大変な労力をかけることになりますが、そのためのアルバイトの経費などについては、国が措置するという通知がありますので、必要な支援を行いながら、できるだけ接種回数を確保していただくようお願いし、どうにか7月末に終わらせるようにしたいと思っています。

【記者】
 ワクチン接種の担い手として歯科医師会に協力要請をする考えはあるのか。

【市長】
 今のところは、地元医師会で協力体制を組んでいただいているので、医師だけで対応できると思っています。ただ、一般の接種については、対象人数が倍以上になるので、その時には考えていかなければならないと思っています。

【記者】
 5月末まで休館中の市有施設において、6月以降の対応はどうか。

【市長】
 現在、本市における新規感染者数は落ち着いてきていますが、変異株の感染力の強さを考えると、まだまだ予断を許さない状況だと思っています。県の警戒レベルは最高レベルが保たれたままであり、それに伴う公有施設の閉館、イベント等の自粛等については、まだ継続している状況です。今後、県の判断を参考に、市有施設の対応を考えたいと思っていますが、今の段階では、県から見直すという話は聞いていないので、現状としては、しばらくこれを継続するものと考えています。

【記者】 
 市有施設の休館に対して、子育て支援などの市民団体から活動を制限されるとの声を聞くが、それに対する所感は。

【市長】
 各公有・市有施設等の休館によって、市民の文化芸術活動やスポーツ活動、コミュニティの活動などに大きな制約が生じていることは事実だと思います。新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが最高レベルに引き上げられ、不要不急の外出を自粛してほしいということもあり、施設の閉館を決めております。
 従って、行事やイベントを開催できない、実施場所がないという話はあるかと思いますが、コロナ禍の中での措置ということに御理解をいただいた上で、WEB開催ができるものは少ないかと思いますが、感染症対策が十分に取られている民間の施設を活用するなど、それぞれ工夫していただきたいと思います。
 あくまで、不要不急の外出は控えてほしいという県の方針が出されていますので、その辺りは十分に勘案していただきたいと思います。

【記者】
 5月25日時点で集団接種の予約枠はまだ残っているのか。
 
【市長】
 本日10時過ぎ時点では、6月20日の牟礼総合センターは50枠ほど空いており、それ以降の日程ついては、若干の空きがあるという状況です。ただ、日程の早い接種日から順次、予約が埋まっている状況であり、電話も鳴りっぱなしなので、早い時期に全ての予約が埋まるのではないかと思います。

【記者】
 7月の集団接種の予約枠をどの程度確保するのか。 

【市長】
 各医療機関に、個別接種の追加予約枠を確保していただき、そちらで対応していただくようお願いしたいと思いますが、どうしても集団接種で受けたいという方、どこの予約も取れなかった方については、7月の集団接種ということになろうかと思います。希望される方には、どうにか7月末までにというのが国の方針ですので、できるだけそれに沿うように進めていければと思います。

【記者】
 7月末までに高齢者のワクチン接種を完了できる見込みは。

【市長】
 国の方針は7月末までに高齢者全員の2回接種をということですが、中20日空けなければならないので、高齢者全員の2回接種が7月分に終わるかと言えば、日程的に難しいかと思いますが、大多数の高齢者の方のワクチン接種が、7月末に終わったという形になればと思っています。
 ただ、あくまで希望者が対象ということであり、全員ではないので、そこをどういう測るかという問題はあろうかと思います。

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