保育所等へのスポーツ士派遣事業

高松市スポーツ協会と連携し、TASSに登録した、各種目の専門性を有したスポーツ指導者を、「スポーツ士」として、市内の公私立保育所（園）・こども園、公立幼稚園に派遣し、運動遊びを通して、就学前の子どもに、体を動かすことの楽しさを体験してもらい、幼児の体力向上と運動習慣の定着につなげていくものです。合わせて、保育教育士の資質向上を図り日頃の教育・保育の充実にもつなげていきます。

TASS（高松市アドバイザースポーツシステム）とは
平成28年度に、高松市が設置した各種目を専門的に技術指導できる指導者の登録制度のこと。

日々の保育の中でも、体を動かす遊びが充実し、より質の高い保育の提供につなげていくために、令和6年度から、保育者を対象とした、幼児期の運動発達等、理論と実践を交えた体験型の研修を実施しています。

日時：令和6年6月12日（水曜日）　午後2時30分から4時30分
会場：高松市総合体育館　第1武道場
内容：ACP（アクティブ・チャイルド・プログラム）
　　　運動遊びや伝承遊びを楽しみながら、発達に応じた動きを体験、経験できるような指導方法について
講師：松山　哲也　先生【講義】　　吉田　登紀枝　先生【実技】
　　　　　　

講義では、子どもの体力低下傾向とともに、幼児期の発達特性から、内発的動機付けの大切さが確認でき、実技の体験を通して具体的な指導方法の理解につながりました。
また、講義、実技ともに、参加者の理解を確認しながら進めていただき、様々な遊びの中での子どもの気持ちに寄り添いながら一人一人が安心して楽しめる保育者の在り方についての学びにもつながりました。