このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

市長定例記者会見(令和2年12月23日)

更新日:2020年12月25日

日時・場所

(日時)令和2年12月23日(水曜日)  午前11時30分から12時15分まで
(場所)防災合同庁舎301会議室

報告事項

(1)新型コロナウイルス感染症特別追加経済対策について
(2)2021年高松市成人式について
(3)市・県民税等の申告について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。
 まず始めに、年末年始を迎えるにあたり、高松への帰省や旅行を検討されている皆様、そして市民の皆様へ、12月21日付けで、私からメッセージを発出したところです。
 現在、香川県では新型コロナウイルス感染症の感染警戒期にあり、急激な感染拡大には至っていませんが、全国的に感染が広がっている状況を踏まえ、この年末年始においても、引き続き慎重な行動をお願いするものです。
 マスクの着用や手洗いの励行を始め、初詣は混雑する時間帯を避けること、大きな声を出したり大人数での会食はできる限り控えることなど、感染につながらないよう十分に注意していただきたいと思います。
 市民の皆様お一人お一人の行動が、御自身や大切な御家族、大切な方を感染から守ることにつながります。また、懸命に治療等にあたっていただいている医療関係者の負担を軽減することにもなります。
 引き続き、感染予防策の徹底に御協力をお願いします。
 続いて、本日は、今年最後の記者会見ですので、一年を振り返っての所感をお話ししたいと思います。
 本年は、本市が明治23年に市制を施行してから130周年となる節目の年でした。記念式典も、コロナ禍の影響で規模を縮小し、簡略化せざるを得ませんでしたが、先月7日に、どうにか開催することが出来ました。
 改めて、先人の業績に感謝し、その遺産をしっかりと受け継ぐとともに、風光明媚な自然に恵まれ、かつ、利便性の高い都市機能を備えた我が高松を、更に発展させ、将来に引き継いでいかなければならないと決意したところです。
 さて、本年に入っての新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、いまだ収束の兆しを見せず、世界での感染者数は7,700万人を超えるなど、国際社会は未曽有の危機に直面しています。
 本市においても、国からの要請や、緊急事態宣言の発令を受けて、市立小・中学校等の臨時休業や、市有施設の臨時休館、多くの市主催のイベント・行事等を中止・延期せざるを得ない状況となりました。その後、夏にかけて一旦落ち着きを見せたものの、11月に入って以降、全国的に第3波の到来と言われるなど、感染者が増え続け、予断を許さない状況にあります。また、1年弱に及ぶ感染防止対策や社会活動の自粛等が継続したことは、市民生活や地域経済にも大きな影響を与えているものと考えていることから、本市においては、感染拡大の防止と社会経済活動の維持との両立を図るべく、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んできました。
 まず、感染拡大防止対策として、相談窓口・PCR検査体制の整備や、庁舎・市有施設における感染防止対策の徹底を図ったほか、市民の皆様に必要な情報提供や、メッセージの発信などを行いました。また、経済対策として、売上の減少に苦しむ事業者等を支援するテナント賃料給付金や宿泊業応援金の支給を始め、キャッシュレス決済を活用した消費拡大キャンペーンなどを実施しました。
 加えて、一人10万円の特別定額給付金を始め、ひとり親等家庭や子育て家庭に対する臨時特別給付金、住宅確保給付金等を支給するなど、市民の生活支援に取り組んだところです。
 このほか、第6次総合計画の6つのまちづくりの目標達成に向けて、各般の取組を実施しましたが、主なものを挙げると、目標の1つ目、「健やかにいきいきと暮らせるまち」では、4月に子ども医療費助成事業を拡充し、入院・通院ともに、中学校卒業まで医療費助成の対象としました。
また、地域共生社会構築事業の一環として、住民からの福祉相談を受け、担当課や関係機関につなぐ「つながる相談窓口」を、牟礼・香川・勝賀の3総合センターに開設しました。
 2つ目の「心豊かで未来を築く人を育むまち」では、国のGIGAスクール構想の実現に向けて、市立小・中学校において、児童生徒の一人1台端末や電子黒板の整備に取り組みました。
 3つ目の「産業の活力と文化の魅力あふれる創造性豊かなまち」では、11月に、塩江温泉郷において、観光関連施設と医療施設の一体的整備を行い、本市南部の新たな交流拠点づくりを目指す高松市塩江道の駅エリア整備基本計画を策定しました。
 4つ目の「安全で安心して暮らし続けられるまち」では、4月に河港課内に水路対策調整室を設置し、水路管理者の枠組を超えた水路の溢水対策に取り組みました。また、今月、2050年までに、市内の二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」の実現に取り組むことを宣言しました。
 5つ目の「環瀬戸内海圏の中核都市としてふさわしいまち」では、駅舎整備や三条―太田駅間の複線化を支援することで、11月28日のことでん伏石駅の新規開業につなげました。
 最後に、「市民と行政がともに力を発揮できるまち」では、綾川町、観音寺市と協定を締結し、IоT共通プラットフォームの防災分野での広域利用により、水位・潮位データや通行止め情報などの防災情報の共有に取り組みました。
 また、100周年を迎えた国勢調査では、コロナ禍の中ではありましたが、皆様の協力により、順調に調査を終えることができました。
 以上、本年の取組の一端を申しあげましたが、このほかにも、10月には、日本初となる観光分野の専門職短期大学として、せとうち観光専門職短期大学が設置認可され、ここ高松の地に、観光分野の専門職業人材が多く育ち、今後の観光振興をけん引していただけることを期待しているところです。
また、先週末には、徳島文理大学が香川キャンパスをJR高松駅前に移転することが発表されました。高松のまちづくりにとって、市内中心部の拠点機能の強化や高等教育機関の充実などにつながり、今回の移転が高松や香川の発展に結びつくよう、今後、徳島文理大学関係者等と協議・連携しながら進めていきたいと思います。
 迎える新年も、コロナ禍や人口減少社会への対応と厳しい状況が続くものと思いますが、引き続き、活力を失わない持続可能なまちづくりを推進していきます。
 市民の皆様を始め、NPOや企業、大学関係などの皆様方には、引き続き、本市市政に御理解と御協力をいただきたいと思います。
 それでは、本日の題材に入ります。
 1点目は、新型コロナウイルス感染症特別追加経済対策についてです。
 本市では、これまで、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により困窮している多くの市内事業者の皆様に、速やかに支援の手を差し伸べる観点から、経済対策を講じたほか、冷え込んだ市内経済を再活性化するための消費の喚起や、少し先を見据えた事業展開支援、厳しい状況にある雇用の下支えなどに取り組んでいるところです。
 中でも、少し先を見据えた事業展開支援として、本年10月から事業を実施している、高松市中小企業等デジタルシフト事業補助金については、市内中小企業等によるITツールを活用した新たなビジネス展開や、事業環境の整備などの取組を支援するものですが、当初予定していた予算額3千万円を3倍以上上回る申請がなされたところです。
 このようなことから、本市では、特別経済対策の予算を活用して、交付要件を満たす56件、補助金総額約1億7百万円について、交付決定を行い、できるだけ多くの市内中小企業等を支援することとしています。
 こうした中、11月に入り、全国的に新型コロナウイルス感染症の再拡大に歯止めがかからないことを受け、国の「GoToキャンペーン」の見直しが行われ、「GoToトラベル」については、12月28日から全国一律に停止することとなっています。
 こうした状況を踏まえ、本市では、12月議会において補正予算の議決をいただき、追加の経済対策として、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響が特に大きい飲食業及び宿泊業について、市内の店舗や宿泊施設において感染拡大防止対策に取り組みながら営業を継続する事業者を応援し、市内経済の維持・回復を下支えし、再活性化を図るため、飲食業営業継続応援金、宿泊業営業継続応援金を創設することとしたところです。
 まず、飲食業営業継続応援金についてです。
 応援金の交付対象者は、「高松市内において、食品衛生法に基づく営業許可を得て、店舗を有して飲食店営業、若しくは喫茶店営業を行う法人、又は、個人事業主で、感染症拡大防止対策に取り組みながら、今後も継続して、市内の店舗において営業する意思を有する者」とし、1店舗当たり10万円の応援金を交付するものです。交付対象は約4,900店舗を想定しています。
 次に、「宿泊業営業継続応援金」についてです。
 応援金の交付対象者は、「高松市内において、旅館業法に基づく営業許可を得て宿泊施設を有して宿泊業を行う法人、又は、個人事業主で、感染症拡大防止対策に取り組みながら、今後も継続して、市内の宿泊施設において営業する意思を有する者」とし、ホテル・旅館は1施設当たり30万円、ゲストハウス等の簡易宿所は1施設当たり10万円の応援金を交付するものです。交付対象は、ホテル・旅館、約100施設、簡易宿所も同じく約100施設を想定しています。
 これら応援金に係る予算額は、事務費を含め、約5億3,000万円でございます。
 申請期間は、いずれも1月15日(金曜日)から3月15日(月曜日)までの2か月間で、感染拡大防止のため、郵送のみでの受け付けとします。
 その他、申請方法等の詳細については、本日中に、本市ホームページに公表いたしますので、御確認いただきたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症の収束が依然として見通せない中、感染拡大防止対策をしっかりと講じながら、地域経済の維持・回復に向けた取組を推進することが、一層、重要となっていると認識しており、引き続き、市内中小企業等の現状把握に努めるとともに、国や県の施策と連携・補完しながら、市内経済の再活性化に積極的に取り組んでいきたいと思います。

 2点目は、2021年高松市成人式についてです。
 本市では、2021年の成人式を、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じた上で、来年1月10日の日曜日、メイン会場となるサンポートホール高松大ホールほか、8会場を使用して、1日3部制により挙行いたします。
 対象となる新成人は、平成12年4月2日から平成13年4月1日までに生まれた人で、本市在住の人と、帰省して出席希望の人とを合わせ、12月15日現在、4,376人となっています。近年の傾向から、出席者は、約2,700人と見込んでおりますが、出席を自粛される人も式典の模様を御覧いただけるよう、オンラインのライブ配信も併せて実施します。
 今回の成人式のテーマは、「On Your Mark(オン・ユア・マーク)~個性溢れる未来に向かって~」で、「大人としての自覚と責任を持って、新たなスタートを切り、たくさんの刺激を受けながら夢に向かって翔けてほしい。」という力強い想いが込められています。
 成人式のテーマや式典内容は、新成人中心の、公募による成人式運営スタッフの皆さんの協議で決定したもので、オープニングには、香川県警察音楽隊による演奏を披露していただき、その後、祝辞、20歳のメッセージ、また、高校時代の恩師からのお祝いメッセージの映像を放映することとしています。
 司会進行を含め、式典の運営は、全て成人式運営スタッフが行います。
 また、式典当日の会場周辺道路の混雑緩和のため、別添資料のとおり、新成人の降車場をサンポートホール高松の東側に設置しますので、お車で会場にお越しの場合には御利用ください。
 なお、今後の感染症の状況によっては、式典を中止することがあります。その判断基準としては、国から緊急事態宣言が出された場合、県の警戒レベルが第5段階に引き上げられた場合を想定しています。
 また、例年、成人式前後に同窓会等が行われますが、今回は自粛の動きもあると伺っています。現在の感染状況を鑑み、基本的に同窓会等の実施は自粛いただきますよう、私からもお願いします。写真撮影等で旧交を温めていただくのも良いかと思います。
 以上が、2021年高松市成人式の主な内容ですが、新成人の皆さんには、新型コロナウイルス感染防止対策を取った上での式典への参加と大人としての自覚を持った節度ある行動をよろしくお願いします。
 3点目は、市・県民税等の申告についてです。
 本市では、例年、1月下旬から3月中旬にかけて、市・県民税等の申告相談を実施していますが、申告相談会場における「三密」の発生を防ぎ、新型コロナウイルスの感染防止を図るため、市民の皆様に、次の2点について御理解と御協力をお願いするものです。
 まず、市・県民税の申告書の提出は、できる限り郵送で、所得税の確定申告書は郵送又はe-taxで御提出いただきますようお願いします。市・県民税申告書の書き方等で御不明な点がありましたら、職員が対応しますので、お気軽に市民税課までお電話ください。
 また、御自宅での申告書の作成がしやすいよう、新たなサービスとして、1月下旬に、市・県民税の申告書作成と税額の試算が行えるwebサービスを導入します。現在は準備中ですが、準備が整い次第、改めてプレスリリースを行う予定です。
 次に、申告相談についてです。
 御自身では申告書の郵送等が難しく、やむを得ず対面による申告を希望される方に対し、市内の7会場で申告相談を実施します。
 各会場では、検温の実施、消毒用アルコール・飛沫除けスクリーンの設置、職員のマスク着用などの感染防止対策を徹底するとともに、1会場当たりの従事職員数を増員し、相談窓口の回転率を向上させることで、会場内での滞留時間を短縮し、「三密」の回避に努めますので、市民の皆様にも、来場時の対策に御協力をお願いします。
 香川県においては、今月9日から警戒レベルを感染警戒期に引き上げたところです。本市としても、皆様の健康・安全面を第一に、昨年までとは異なる申告の仕方をお願いするものですので、市民の皆様には、御不便をお掛けしますが、御理解いただきますようよろしくお願いします。
 私からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 2020年の印象に残った出来事(市政関連)について

【市 長】 
 一つ目は、新型コロナウイルス感染症への対応。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、我々の日々の生活も、マスクの着用や飛沫防止のアクリルボードが当たり前となり、テレワークも広がりを見せるなど、これまでの考え方や常識がこの一年で大きく変わったと感じている。
 本市の事業も大きな影響を受けましたが、学校におけるICTの活用など、結果的に前倒しで進んだ分野もある。いずれにしても、ある程度の期間はウィズコロナとなるので、新しい生活様式に対応しながらも、市民サービスの維持向上に努めたい。
 二つ目は、市制施行130周年記念式典。
 出席者を約200人に絞らざるを得なかったが、関係者皆様の御協力により、11月7日に、無事、記念式典が挙行できたことは、とても感慨深いものがあった。式典冒頭では、高松西高書道部による「愚公山を移す」の書道パフォーマンスが披露され、力強い筆遣いに勇気づけられた。
 このように、苦しい時代だが、先ほどの挨拶でも触れたように、先人たちがコツコツと努力を続けてこられたことで、今の高松の繁栄があり、私たちも、この高松をより発展させ、次世代に引き継いでいかなければならないと気持ちを新たにした。
 三つ目は、ことでん伏石駅のオープン。
 伏石駅は、本市が進めているコンパクト・プラス・ネットワークのまちづくりにおいて、重要な交通結節拠点となるもので、本市の公共交通の利便性の向上と、駅を中心とした今後のまちの賑わいづくりにもつながるものと期待している。
 今回は、駅舎及び線路の複線化事業が完了し、開業するもので、バスロータリーを設けた駅前広場については、現在、工事中ですが、グランドオープンまで今しばらくお待ちいただきたい。
 以上、三つ挙げたが、その他として、せとうち観光専門職短期大学の設置認可と、徳島文理大学のキャンパス移転も挙げたいと思う。
高等教育機関の充実は、その知見を本市のまちづくりに生かすことができるという点でも大きなプラスとなると考えており、既に締結している包括連携協定を基に、今後、様々な分野で連携していきたいと思っている。

【記者】
 成人式後の同窓会自粛のお願いについて

【市長】
 同窓会なので、クラス単位とか、学年単位とか、あるいは数人程度、同期の人間が集まること、すべてを含んで考えている。国の方でも、今、5人以上の人数の会食を、できるだけ控えて欲しいと言われているし、大声で話したり、或いは酒を飲んで、注いで回ったりする行為が、感染拡大に繋がるリスクが高いということで、国も五つの場面の中に、大人数の会食を挙げている。同窓会はそのような状況に陥りやすいので、成人式を機会に都会から帰ってこられ、友達と一緒にワイワイと騒ぎたい気持ちはよくわかるが、今年の場合は、感染リスクの拡大を考慮し、できるだけ自粛をお願いしたい。

【記者】
 県外在住の新成人へのお願いについて

【市長】
 年末年始を控え、できるだけ帰省についても自粛して欲しいと国全体でも言われている。そういう中で、個々判断ということになろうかと思うが、少なくとも、感染拡大リスクを回避して、感染拡大防止措置対策を講じた上で、人によっては検査によって、陰性確認をした上で迷惑がかからないように帰省するという選択をする方もおられるようだが、基本的には自粛していただくという中で、それぞれの状況に応じて判断をいただきたい。

【記者】
 成人式における新型コロナウイルス感染症対策について

【市長】
 今回、初めて、成人式を三部制に分けて開催する。最大2,700人の参加を考えているが、3部に分けるということで1回当たりは900人、千人弱ずつということで、あまり密にならないように動線を設定し、それぞれの立ち位置にも全部印をつけて、受け付け後、そこで待っていただくというような対策をとった上で、警備等にあたる職員も増員し、対応をしたいと思っている。一番大事なのは、新成人の方々には、こういう状況であると自覚を持っていただき、感染拡大に繋がるような行動を極力控えていただきたい。その上で、こちらとしても万全の体制で臨みたい。

【記者】
 成人式を中止する場合の判断について

【市長】
 緊急事態宣言とか県の感染拡大防止対策期における開催の判断については、その前後から様々な動きがあると思うので、その辺りの状況を見ながら、緊急事態宣言が発令されるまで待って中止を決定するということではなく、発令がある程度確実と判断できる場合は、その時点で、できるだけ早く判断すべきと思っている。

【記者】
 成人式の開催に至った経緯について

【市長】
 成人式は、一生に一度、20歳になった時にみんなで社会的にお祝いしようということで開催しているものであるので、もちろん、毎年ある行事ではあるが、その人にとっては一生で1度だけの行事となる。また、親御さんにとってもお祝いの気持ちが強いと思うし、その時に合わせて振袖や着物を着たり、或いは男性の場合、正装して記念写真を撮ったり、そういう姿もよく見られ、感染拡大の防止対策がある程度とれるのであれば、できるだけ開催する方向で検討したいということで、初めての試みとして、3部に分けて、人数を減らし、密にならないように、また、動線もきちんと確保し、会場で騒ぎが起きないような対策を、従来以上に施した上で、どうにか開催したいと考えている。ただ、感染症の拡大状況によっては、変わることもあり得るので、現在の本市の状況であれば、3部制で、そのような対策を取ることで、どうにか開催できるのではないかと判断している。

【記者】
 特別追加経済対策の受給要件について

【市長】
 前回は、飲食業に限らず、すべての業種において、市内に住所を有する方、或いは、市内に本拠がある法人について、前年から30%以上減収があった場合に、テナント賃料が発生している場合は10万円まで補填する制度であった。今回は、高松市内で、GOTOキャンペーンの中止とか新型コロナの感染拡大の影響が厳しい飲食業について、所有者が例えば市外の方であっても市内に有している店舗、しかも、前回は事業者1人につき10万円が限度だったが、今回は各店舗ごとに、10万円を支給する。市内店舗を有し、感染対策をきちんと講じて、今後とも、高松市内で営業する意思があること。それをチェックさせていただいた上で、それぞれに10万円を支給させていただくという制度となっている。

【記者】
 特別追加経済対策における応援金の給付時期について

【市長】
 1月15日から郵送での受け付けを開始するので、それに応じて、前回のテナント給付金では、大体2週間ぐらいで給付された。どのぐらい申請が集中するかにもよると思うが、できるだけ早く処理して給付していきたいと思っている。目途としては1週間から2週間後と考えている。

【記者】
 塩江分院の無床化方針に対する地元の反対意見への所感

【市長】
 塩江分院は、合併時の建設計画に位置付けられており、病院の再整備のため、土地等を探すと同時に、再整備計画を検討してきた。ただ、最終的に適当な用地がないことと、新しくみんなの病院が仏生山町にできたこと、また、塩江地区で僻地医療を担う医師の確保が非常に難しくなっている状況等を鑑み、無床診療所として再整備し、みんなの病院と一体的に運営をしていくことで、高度な医療が受けられるような体制を確保していく。医師も、みんなの病院から派遣することで確保していくのが一番いいだろうということで、無床診療所として再整備する方針を決定し、地元の地域審議会で説明して、様々な意見があったが、最終的には、一定の理解を得た上で、その方向で基本計画を作り、議会に説明して、全体の了承を得ている。ただ、当初、有床で建て替えということで、合併時から計画が進んでいたので、約束が違うと、一部の住民の方から反対の声も聞いている。それについては、重く受けとめているが、今後の状況を判断する限り、無床化した上でみんなの病院と一体的に運営をしていくのが最も適当な事業展開であると判断したということで、ご理解いただきたい。
 もちろん、緊急の場合は救急車等で運ばれるし、診療所とみんなの病院との間の専用車も、整備していきたいと考えている。実際、現在、塩江病院では救急業務をやっていないので、その点については、現状と大きく変わるところはないと判断している。

お問い合わせ

このページは広聴広報課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

(広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内)
 電話:087-839-2111  ファクス:087-839-2464
 
<広聴広報課> 
電話:087-839-2161
ファクス:087-861-1559

Eメール:pr_c@city.takamatsu.lg.jp

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ