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市長定例記者会見(平成28年3月2日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年3月2日(水曜日) 11時30分~11時54分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「高松市空家等対策計画」の策定について
(2)瀬戸内国際芸術祭2016の開催に伴う市の関連事業について
(3)平成27年度総合特別区域法に基づく「国と地方の協議」による国土交通省との協議結果について
(4)サミット給食(市長学校訪問)の開催について

【市長定例記者会見】「高松市空家等対策計画」の策定について

【市長定例記者会見】瀬戸内国際芸術祭2016の開催に伴う市の関連事業について

【市長定例記者会見】平成27年度総合特別区域法に基づく「国と地方の協議」による国土交通省との協議結果について(報告)

【市長定例記者会見】サミット給食(市長学校訪問)を開催!

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。今日は4点ございます。

 1点目は、「高松市空家等対策計画の策定について」でございます。
 近年、全国的に空き家の発生が大きな社会問題となっております。
 国におきましては、昨年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法を施行しております。本市におきましても、昨年9月に「空家等の適切な管理及び活用の促進に関する条例」を制定し、空き家対策に鋭意取り組んでいるところでございます。
 このような中、空き家等対策を総合的かつ計画的に実施するために、法律や条例に基づきまして、「高松市空家等対策計画」をこの度策定したところでございます。
 この計画でございますが、28年度から8か年を計画期間としております。市、空き家等の所有者、それから市民が、空き家の適切な管理と活用に協働して取り組むことによりまして、空き家の有効活用と危険な空き家の発生の抑制を図ることを目標にしております。居住中の段階から、除却後の跡地利用の段階まで、各段階に応じた各種の取組を計画の中に盛り込んでいるところでございます。
 特に、特措法が規定します特定空き家、危険を除却すべき空き家ですが、その判断の基準や措置の手順をこの計画の中に盛り込まさせていただいています。
 今後は、この計画に従いまして、空き家等対策の推進に努めてまいりますが、あくまで空き家は個人財産でございますので、所有者において行われることが原則でございます。空き家を所有されている市民の皆様には、その適切な管理に、これまで以上の御理解、御協力を、是非ともお願いをしたいと思っています。
 また、この計画を進めていくために、来年度予算の中に、老朽化した危険な空き家の除却等に対する補助制度なども新設することにしておりまして、合計で2,900万円余を計上しているところでもございます。

 2点目は、「瀬戸内国際芸術祭2016の開催に伴う市の関連事業について」でございます。
 いよいよ3月20日から、「地域の活性化」と「海の復権」を目指しました、アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」が始まります。
 会場や会期は、前回の、第2回の芸術祭と同様で、春・夏・秋の3シーズンの開催、また高松港・宇野港とともに、12の備讃瀬戸の島々での開催になっております。
 今回、特に重点テーマとしまして、海でつながるアジア各国との文化交流が挙げられておりますし、瀬戸内の新鮮で豊かな食材や「食」から発表した生活文化の発信、地元の「獅子舞」でありますとか「盆栽」に代表されるような地域文化の独自性の発信、この3つを掲げて展開されるものでございます。
 本市におきましても、全庁を挙げて、この芸術祭の開催の機運を盛り上げながら、関連事業を積極的に行ってまいりたいと思っております。
 一つといたしまして、本市独自の総合ガイドブック『めぐるーと高松1(ワン)~アート編~』を作成しまして、市内全戸に配布したいと思っております。また、高松港周辺会場である屋島の山上で、開幕に合わせまして、古代山城の屋嶋城(やしまのき)が一般公開になります。その記念式典を3月19日に開催をする予定にしております。
 また、高松市美術館も改装していたところでございますが、開幕に合わせまして、3月26日にリニューアルオープンをしまして、「コレクション展」の開催や記念行事等も行うことにしています。さらに、本市のレンタサイクル事業としまして、この芸術祭のパスポートを持参した人には、レンタサイクル1回分の24時間の無料券を配布します。また、屋島山上のことでんバスが運行しますシャトルバスでございますけれども、パスポートを提示した利用者の運賃を補助する取組も行う予定でございます。
 このような、さまざまな関連事業、あるいは支援事業を実施することによって、芸術祭をさらに盛り上げてまいりたいと思っております。

 3点目は、「平成27年度総合特別区域法に基づく「国と地方の協議」による国土交通省との協議結果について」でございます。
 本市は、平成24年7月に総合特区法に基づきます「中心市街地と田園地域が連携する高松コンパクト・エコシティ特区」の指定を受けまして、民間事業者等により、中心市街地の活性化や、さらには農業再生に向けた新たな取組が実施・検討されているところでございます。
 こういう中で、この特区の取り組みの一つとして、今回、瓦町FLAGとして改装されました瓦町の駅ビルの2階デッキ部分、お手元に図面があるかと思いますが、このデッキ部分につきまして、施設所有者から収益事業等に対して、現在、利用制限がかかっているのですけれども、この利用制限を緩和して、中心市街地における賑わい創出空間として活用したい旨の提案がございまして、この特区の関係の地域協議会等で審議をしていたものでございます。本市総合特区におけます新たな規制緩和案件としまして、昨年の10月から、国土交通省との間で具体的な協議を進めてまいりました。この度、協議の中で、民間事業者等が提案してきております収益を伴う賑わいに資する事業は、本市がこの部分の施設の利用基準を明確に定めれば、現行制度の範囲内で実施可能であるとの、国からの解釈が示されましたところでございまして、これを基に先月の22日に、施設管理者であります高松琴平電気鉄道株式会社に通知をしている状況でございます。
 今後、コトデン瓦町ビルの公共的施設の活用に関する本市独自の基準に基づいて、新たに食事・購買施設やサービス施設、収益イベントの実施等が可能になるものでございまして、どのようなイベント等を行っていくのか、今の施設管理者であることでん等を中心に検討がされている状況でございます。これによりまして、さらにこの瓦町地区が活性化されていって、中心市街地の活性化にも繋がっていくことを期待するものでございます。

 4点目は、「サミット給食(市長学校訪問)の開催について」でございます。
 御承知のとおり、4月29日と30日に本市で「G7香川・高松情報通信大臣会合」が開催をされますが、その関連事業として、市内の児童生徒にG7各国の料理や生活の様子について関心を持ってもらおうと、1月から、G7各国にちなんだ給食の献立のある日を「サミット給食」として提供しているものでございます。
 各小・中学校におきましては、教室に掲示する「もりつけ表」や給食時間の放送などで、サミットや参加国の料理の紹介を行ったりして、児童生徒にサミット給食の内容をPRしているところでございます。保護者にも、「献立表」を配布するなど、PR活動を行っているところでございます
 今回、来週の7日(月曜日)に、私自身が香西小学校を訪問しまして、このサミット給食を実際体験してみたいと思っております。当日はイギリス・アメリカ・カナダ等出身の6名の外国語指導助手(ALT)とともに、当日はイギリスの献立ですが、サミット給食を楽しみながら、外国の様子やサミットへの理解を深めていただこうと思っております。
 なお、これまで「サミット給食」を体験した児童に色々感想を聞きましたところ、「どこの国の料理も栄養バランスを考えているのだなあ。」とか、「それぞれの国に特産物があって、これからもこういうサミット給食を続けてほしい。」などの意見や、また、本市に来られた外国の方に何か自慢したいことはと聞くと、「うどんがおいしい。」とか、「栗林公園、和三盆、希少糖などを自慢したい。」などの声があったところでございます。
 サミット給食を実施して、それなりに子どもたちの興味を引く効果はでてきているのかと思っております。よろしくお願いしたいと存じます。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 大島青松園について、来月初旬に、らい予防法の廃止から20年が経過する。それに関連しての質問になるが、入所者の方は、港湾施設の改修を強く求めているが、その進捗状況について伺いたい。
【市 長】
 大島は御承知のとおり、離島であり、そこに行くには船を利用して行かなければならないが、現在、厚生労働省が運航している官用船の「まつかぜ」が大島-高松間を、1日5往復の運航をしている。また、民間であるが、厚生労働省から委託された民間船が大島-庵治間を1日8往復の運航を行っているところである。
 大島における移動・物流手段として、この航路の存在は欠かせないもので、現在、その大島港の港湾施設が老朽化しており、今後、その安全性を確保しながら、この航路をどう維持していくのかということが課題となっているところである。
 平成26年11月に、本市が策定した「大島振興方策」においても、今後、大島が有人島として存続しながら、振興を図っていくためには、将来にわたる移動・物流の手段の確保が必要であるということで、安心して利用してもらうためには、港湾施設の改修整備に可能な限り、早期に取り組んでいく必要があると考えている。
 このようなことから、本年度は、この港湾施設の改修・整備に必要となる、どの程度の規模の港湾が必要なのかという、大島航路の将来モデル案を作成するために、運航形態等の整理・分析などを業務委託により行っているところで、また、港湾の現況についても、詳細な調査を合わせて実施しているところである。
 なお、今後の話になるが、改修・整備に当たっては、御承知のとおり、大島が離島振興法に基づく離島振興対策実施地域に、昨年7月に指定をされているので、実際に事業を実施するとなると、国の補助が嵩上げとなる財政支援もあるので、これらについても、最大限活用も検討しながら、今後、考えていきたいと思っている。

【記 者】
 新屋島水族館について、1月にも質問がでていたが、事業継続に関して、今の現状を伺いたい。
【市 長】
 新屋島水族館だが、これまで話してきたとおり、本年1月17日に日プラ株式会社から、新屋島水族館をリニューアルして継続することが表明されており、その後、1月25日(月曜日)には、市と日プラの間での意見交換の場も持ったところである。
 日プラからは、新屋島水族館のリニューアルによる継続に向けての考え方や思いを伝えてもらうとともに、本市に対した、国への規制のあり方等についての支援、協力の要請を受けた。
 日プラから国の規制等に対して、きちんと行政側から支援をしてほしいと、どうすればいろいろな基準についてクリアできるのか、そういう技術的な助言がほしいということと、規制緩和等をできるだけ国に働きかけてほしという要請があった。
 それ以降、日プラと市の間で、事務レベルのいろいろな協議を重ねており、例えば、新屋島水族館に係る自然公園法であるとか、文化財保護法などの各種規制の状況と、今後、必要な法的手続き及びそのスケジュールに関係する情報等をやりとりしているところである。

【記 者】
 大島については、改修するという前提で調査・分析をしているのか。それとも、調査・分析をした上で、改修に取り組むかどうかを決めるのか。
【市 長】
 今後の航路の在り方を十分検討しているわけで、航路が残った上で、このぐらいの便数は確保する必要があるとなれば、老朽化している港湾をどうすればいいかを具体的に検討していかなければならないと思っている。
 入所者が、高齢化して、どんどん減ってきている状況の中で、将来的にどの程度の航路が必要なのか、また、芸術祭を契機として、島外の人達もどんどん大島に入ってくるようになるので、それらをどう見込むのか、その辺りの在り方を検討した上で、港湾はどの程度の規模でどういうものが必要なのかという議論になっていくと思っている。

【記 者】
 調査・分析は、いつ頃までに行うということは決まっているのか。
【市 長】
 今年度、行っている。
【担当課】
 調査・分析を含めて、来年度中に業務が完了する。

【記 者】
 コトデン瓦町ビルのデッキ部分における、利用制限の緩和について、ことでんからはどんな要望があったのか。
【市 長】
 もともと、コトデン瓦町ビルの2階デッキ部分は、公共的施設として整備されて、国や県、市の補助金である税金が入っているので、商業的利用については規制をされていたということで、今回、コトデン瓦町ビルを瓦町FLAGとしてリニューアルをするに当って、関係者から、ぜひともあの空間を商業的な利用に活用できないかと要望があり、ことでんからも具体的にそれを検討してほしいと要望があったことから、中心市街地の総合特区の協議会を作って議論をしており、その枠組みの中で、市が中心となって、国土交通省と協議をして、それでどうにか市がこういうものであれば利用可能ですよという基準を定めて、利用してもらえるのであれば、それは、現行制度の範囲内で運用が可能であるとの結論に至ったものである。国土交通省では、具体的に昨年10月から、3か月程度に渡って、議論をしてもらい、そういう結論になった。

【記 者】
 今回、コトデン瓦町ビルのデッキ部分の利用制限が緩和されたことで、どんなことを期待しているのか。
【市 長】
 ちょうど隣に、ライブハウスができたり、新たな動きなどもでてきており、南部3町の商店街も、南部3町プロジェクトという新たな活性化策も考えられている。相当広い部分で有効な場所かと思うので、そこで、いろいろなイベントや物販などもできるようになり、瓦町FLAG、それと南部3町、それから周りのビル等において、より賑わいというものが戻って、全体として、南部地域のにぎわいの創出に大きくつながるのではないかと期待をしている。

【記 者】
 実際、いつ頃から利用制限が緩和されるのか。
【市 長】
 すでに22日には、こういう基準で利用できますということを、ビルの所有者のことでん側には伝えている。いつでも、使いたい時に使ってもらえればと思っている。

【記 者】
 関連だが、利用できる施設の例として、観光案内所があるが、これは、市が設けるのではなくて、基本的には、民間にしてもらうというイメージになるのか。
【担当課】
 案内所というか、情報発信も含めてだが、今のところ、ことでんがそういった施設を準備していると聞いている。
 その運営についは、南部3町のにぎわいを創出している「ブリーザーズスクエア」の実行委員会が運営するということで、今のところ、準備を進めている。

【記 者】
 同じく関連だが、行政が開催するイベントなどの予定はあるのか。今の時点で、高松市としてこんなイベントができないかというアイデアはあるのか。
【市 長】
 芸術祭の開催期間中に、関連イベントなどを行うのも可能かと思うが、例えば、音楽イベントや大道芸フェスタなどの開催も可能になって来るのではないかと。まだ、具体的には決まっていないが、そういうイベントの中心となる拠点的な開催場所として、一つ選択肢が増えたことになるのではないかと思っている。

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