このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

市長定例記者会見(平成28年1月6日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年1月6日(水曜日) 11時30分~11時47分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)瀬戸・高松広域連携中枢都市圏の形成に係る連携協約合同調印式及び瀬戸・高松広域連携中枢都市圏形成記念講演会の開催について
(2)防災気象講演会の開催について
(3)「結婚から妊娠・出産・子育てまで」ハンドブックの発行について

【市長定例記者会見】瀬戸・高松広域連携中枢都市圏の形成に係る連携協約合同調印式及び瀬戸・高松広域連携中枢都市圏形成記念講演会の開催について

【市長定例記者会見】防災気象講演会の開催について

【市長定例記者会見】「結婚から妊娠・出産・子育てまで」ハンドブックの発行について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。

 平成28年、初めての定例記者会見でございますので、一言、年頭の御挨拶を申しあげたいと存じます。
 まず、国の関係でございますが、御承知のとおり、安倍首相は、2016年元旦の年頭所感におきまして、国民全ての人が職場や家庭で活力を発揮できる「一億総活躍社会」を目指して、2016年を「一億総活躍・元年」と位置付けております。「国内総生産 600兆円」、「希望出生率1.8」、さらには「介護離職ゼロ」の実現に強い意欲を示されておりまして、それを的として達成する新しい「三本の矢」を放つということでございました。
 また、国の2016年度当初予算では、地方版総合戦略の実施を支援するために、新型交付金の創設費として、約1,000億円が措置されております。頑張る地方を応援するものでございまして、地方経済の底上げが図られるように配慮されているところでございます。
 このような中で、本市におきましては、人口の減少の抑制と、人口減少社会に対応できる社会の構築を目指しまして、昨年10月、2060年の本市の人口目標を36万人程度とした「たかまつ人口ビジョン」を策定しました。また、それを実現するべく、5か年の施策目標や具体的な施策を示した「たかまつ創生総合戦略」を策定し、高松ならではの地方創生を目指して、各般の取組を開始しているところでございます。
 また、4月からは、本市の最上位計画で、向こう8年間のまちづくり及び市政運営の基本方針となります第6次高松市総合計画がスタートを切ります。
 これらの計画に基づきまして、一層厳しさを増す人口減少社会の到来という現実をしっかりと見据え、少子化対策としての子ども子育て支援策の充実を図りながら、以前より私が、「持続可能性の先に灯す希望」と位置付けております4つのテーマである、「多核連携型コンパクト・エコシティの推進」、「コミュニティの再生」、「創造都市の推進」、さらには「地域包括ケアシステムの構築」を実現すべく、職員と一丸となって、必要かつ有効な事業の展開に努めてまいりたいと存じます。
 また、本年は、2月に合併10周年の記念式典を開催します。また、3月20日からは、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」が開幕するところでございます。
 さらに4月には、伊勢志摩サミットに先立ちます、「G7香川・高松情報通信大臣会合」が、本市において開催されます。春先は賑やかになるのではないかと思っております。
 これらの事業開催なども効果的に活用しながら、本市が有します、瀬戸内海、ウォーターフロントといった特色や、多種多様な地域・観光資源、さらには都市機能などの積極的な情報発信にも努めまして、「瀬戸の都・高松」のブランドイメージの向上を図りたいと存じます。
 加えて、本市では、多くの集客が見込める会議やセミナー、展示会の開催など、いわゆるMICEの振興にも、今年から積極的に取り組んでいきたいと考えております。瀬戸内海や屋島など多様な観光資源はもとより、コンベンション施設や宿泊施設、交通アクセスなど、MICE振興において誘引となります、地域資源や既存の都市機能の効果的な活用を図るために、MICE振興戦略も取りまとめたいと存じます。
 また、子ども子育て支援では、「こども未来館」を建設中でございますけれども、「高松市男女共同参画センター」等も同一建物内に整備をしまして、本年11月に開館の予定になっております。
 さらに、子育て世帯の経済的負担の軽減はもとより、若い世代が2人目、3人目の子どもを持ちたいと思えるように、子どもが何人いても、最大一人分の利用料となるような、幼稚園・保育所等の利用料の多子世帯の減免措置を拡充したいと考えております。
 また、高齢者福祉では、地域包括ケアシステムの構築の観点から、昨年8月から、徘徊高齢者の早期発見・保護に努める新しい電子メール配信システムを導入しております。今後とも、高齢者が気軽に集える場所が充実するように、居場所の増設など、「見守り事業」や「居場所づくり事業」を積極的に推進したいと存じます。
 さらに、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けていけるように、地域全体で高齢者を支えるために、地域の実情に応じて、住民、NPO、あるいは社会福祉法人、また民間企業など、多様な主体が参画して、市独自の様々なサービスを提供します、介護保険の「新しい総合事業」が位置付けられておりますが、この「新しい総合事業」を、本年10月から、段階的に実施したいと考えております。
 もちろん、厳しい財政状況の下でもありますので、財源等も見極めながらになりますけれども、以上、申しあげました生活基盤を支える行政サービスの向上や都市機能の充実・強化など、市政各般にわたる施策・事業に積極的に取り組んでまいる所存でございます。そして、「老若男女の笑顔が輝く元気な高松」を目指したいと思っております。
 私自身はもとより、市役所職員一同、新たな気持ちで市政の推進に努めてまいりたいと思っておりますので、皆様方には、引き続き、御理解・御協力をよろしくお願い申しあげる次第でございます。

 それでは、本日の題材に入らさせていただきます。
 まず、1点目は、「瀬戸・高松広域連携中枢都市圏の形成に係る連携協約合同調印式及び記念講演会の開催について」でございます。
 本市と、さぬき市、東かがわ市、土庄町、小豆島町、三木町、直島町、綾川町の3市5町では、これまで「瀬戸・高松広域定住自立圏」を形成し、創造性豊かな中核・生活交流圏域の実現を目指して、各種施策・事業を推進してきたところでございます。
 今後、新たな広域連携制度でございます「連携中枢都市圏」へ発展的に移行し、連携する市町の役割分担と相互連携協力の下、経済を活性化し、圏域全体の魅力を高めながら、住民が安心して快適に暮らすことのできる圏域づくりを進めていくこととしております。そのために、この度、「瀬戸・高松広域連携中枢都市圏」の形成に係る連携協約合同調印式を開催するものでございます。
 また、調印式の後には、連携中枢都市圏の形成を記念しまして、講演会を開催することとしております。
 調印式は、2月16日(火曜日)午後1時から、サンポートホール高松6階62会議室において開催をします。
 また、記念講演会は、同日の午後2時から、サンポートホール高松第1小ホールにおきまして、早稲田大学名誉教授の北川 正恭(きたがわ まさやす)氏をお迎えし、「自立と連携 ~シームレスな社会へ~」と題しまして御講演をいただく予定でございます。
 この記念講演会につきましては、1月8日(金曜日)から2月5日(金曜日)までの間、一般参加者を先着100名で募集をします。周知方、よろしくお願いしたいと存じます。

 2点目は、「防災気象講演会の開催について」でございます。
 本年3月11日で、東日本大震災から5年という節目を迎えます。未曽有の被害をもたらしました東日本大震災は、我々として忘れてはならない大災害でございまして、この震災から得た教訓、経験を生かし、近い将来、発生が予想されております南海トラフ地震に対して、十分に備えておくことが必要でございます。
 このようなことから、この度、地域における防災対策の充実と防災力の向上を目的としました「防災気象講演会」を、本市、香川県、高松地方気象台の主催によりまして、2月13日(土曜日)午後1時30分から、生涯学習センター「まなびCAN」において開催をするものでございます。
 テーマは、「南海トラフ巨大地震にどう向き合うか」でございます。高松地方気象台からは、「気象庁の発表する地震・津波・気象の情報」に関しまして、また、香川大学からは「東日本大震災に学ぶ」と題して、防災の専門的立場から、災害の特性や備えについて、御講演をいただく予定でございます。
 当日は自主防災組織や防災士の皆様方が聴講されます。一般の方も先着で50名まで聴講できるようになっております。
 1月18日(月曜日)から29日(金曜日)までが申込期間になっておりますので、是非、多くの皆様方に御参加いただきたいと存じます。

 3点目は、「『結婚から妊娠・出産・子育てまで』ハンドブックの発行について」でございます。
 厚生労働省が発表しました「平成26年人口動態統計(概数)」によりますと、香川県の平均初婚年齢は、夫が30.3歳、妻が28.9歳となっております。
 また、平成22年の国勢調査を基にしました本市の生涯未婚率、生涯独身でいる人が、どのくらいいるかを示す指標でございますが、これは男性が15.5%、女性が8.8%となっております。これは全国平均は下回っておりますものの、年度別に見ますと上昇傾向が続いているものでございます。
 このような少子化の原因とされる「非婚化・晩婚化」への行政の対応としまして、若者が結婚したいと思えるような機運を醸成していくことが重要であると存じております。
 このようなことから、本市では、これからの若者が次世代の親として、子どもを生み育てることを意識し、妊娠・出産に関する正しい知識を知り、これからの人生設計を考える上で参考となる情報を取りまとめた「『結婚から妊娠・出産・子育てまで』ハンドブック」を作成したところでございます。
 掲載内容でございますが、本市で暮らしている子育て世帯や、婚活支援に携わっている方へのインタビュー記事のほか、グラフデータ等を用いて、分かりやすく、結婚、妊娠、出産、子育てに関する情報を掲載しております。
 このハンドブックは、各支所・出張所、コミュニティセンターのほか、市内の大学、専門学校等を始め、今月31日(日曜日)に開催します「子育てシンポジウム」におきましても、配布する予定でございます。
 若い世代の皆様を始め、その親世代の皆様にも、このハンドブックを是非、御覧になっていただきたいと思っております。広く周知方お願いできたらと思います。

 私の方からは以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 会見の冒頭で、年頭所感をいただいたが、市長御自身が、今年、一番、力を入れてやりたいことや目標を、漢字一文字で表すと何という字になるのか。その意味するところも教えていただきたい。
【市 長】
 一応、年末にそういうことを聞いていたので書いてきたのが、この字である。
「寛」という字である。この漢字の意味としては、中が丸くまとまって、自由に動ける大きな内、器のようなイメージがある。「寛容」の「寛」、あるいは「寛恕(かんじょ)」の「寛」ということで、広く心を許すという意味かなと思っている。この漢字を選んだのは、私が「創造都市」というものを打ち出すのに、一番参考となった本として、リチャード・フロリダという人の「クリエイティブ都市論」があるのだが、その中に「寛容でない場所は、決して発展しえない。」という言葉がある。これからの都市の発展等については、特にコミュニティ、地域社会づくりにおいて、開放性あるいは多様性というものが大事になると書かれている。その開放性とか多様性を認めるような寛容性、寛い心を持った、そういう地域、社会にリチャード・フロリダさんが言っているクリエイティブクラスのような、創造性豊かな人材が集まってきて、発展していくということである。本市においても、先ほども申しあげたが、創造都市の推進であるとか、あるいはコミュニティの再生等の施策を進めていく上で、この「寛(かん)」「寛(ひろ)い」という字を意識し、寛容性が大事だということを意識しながら、地域社会づくりを行いたいと、地方創生にもこういう気持ちで取り組みたいということで、この漢字を選ばさせてもらった。

【記 者】
 特に、どの分野に力を入れたいと思っているのか。
【市 長】
 やはり地方創生、あと少子化対策で、これについては、待ったなしと思っているので、力を入れたいと思っている。

【記 者】
 マイナンバー通知カードの交付について、年末の窓口が少し混雑したようだが、円滑な受け渡しのために、市としての対策はあるのか。
【市 長】
 1月から、社会保障や税関連の手続きで、一部、個人番号の記載が必要になることについては、昨年12月の段階から「広報たかまつ」やホームページ等で、広く市民の皆さまに周知をしたところである。現在、本庁のほか支所や出張所などに個人番号の提供を求める事務を明示したポスターなどを掲示しており、市民の皆さんによく知ってもらうことも、その1つである。
 また、基本的に通知カードを受け取っていない人には、市役所から連絡等をしているが、それでも窓口に来られて個人番号が分からないと言う方には、市民課に御案内をして、そこで手続きをしていただくような、丁寧な対応を行っている。
 導入当初なので、若干、混乱はあるかと思っているが、できるだけ円滑に事務が進むよう、いろいろな配慮をしたいと思っている。

お問い合わせ

このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

(広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内)
 電話:087-839-2111  ファクス:087-839-2464
 
<広聴広報・シティプロモーション課> 
電話:087-839-2161
ファクス:087-861-1559

Eメール:pr_c@city.takamatsu.lg.jp

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ