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市長定例記者会見(平成27年6月25日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成27年6月25日(木曜日) 11時30分~11時59分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)市民と市長の意見交換会及び第6次高松市総合計画(仮称)【素案】等説明会の開催について
(2)高齢者居場所マップの公開について
(3)ミラノ万博での盆栽トップセールス事業について
(4)玉藻公園開園60周年記念事業他イベントの開催について
(5)高松市文化奨励賞の見直しについて

【市長定例記者会見】市民と市長の意見交換会及び第6次高松市総合計画(仮称)【素案】等説明会の開催について

【市長定例記者会見】高齢者居場所マップの公開について

【市長定例記者会見】ミラノ万博での盆栽トップセールス事業について

新規ウインドウで開きます。【市長定例記者会見】玉藻公園開園60周年記念事業他イベントの開催について

【市長定例記者会見】高松市文化奨励賞の見直しについて

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 まず、題材の前にですが、副市長人事についてお話をさせていただきます。
 平成27年6月30日付けで副市長の勝又 正秀氏が任期満了により退任をいたします。その後任の副市長としまして、現在、国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課労働資材対策室長の松下 雄介氏を内定しまして、議会の同意を得た上で、7月1日付けで発令したいと存じております。
 松下氏は、東京大学法学部を卒業後、平成7年に旧建設省に入省、千葉県総合企画部参事や国土交通省総合政策局、土地・建設産業局、住宅局などを経験して、平成26年5月から現職に就任され、現在に至っております。
 松下氏には、本市を取り巻くいろいろな厳しい環境の中で、課題の解決等に対処していただきながら、高松市がより魅力ある都市となるように、市政運営、まちづくりに多いに力を発揮していただきたいと思っております。
 特に、国土交通省出身でございますので、都市計画、公共交通、また観光などの分野、あるいは公共事業等の施策等につきまして、専門的な知識を生かしていただくとともに、国とのパイプ役としても活躍を期待したいと思っているところでございます。
 なお、退任します勝又副市長には、平成23年7月に就任以来、4年の間、主に私の2期目の高松市政をサポートしていただきました。所管分野である公共交通利用促進施策の推進や国際会議の開催などによる観光客誘致、さらには高松市創造都市推進ビジョン等の策定といった文化芸術の振興に取り組むなど、本市の諸課題について十分な働きをしていただきましたことに、感謝しているところでございます。
 7月1日付けで、国土交通省に復帰されます。これまでの御功績に感謝申しあげたいと存じます。
 なお、この人事につきましては、6月26日開会の6月定例市議会に議案として提案し、同意をいただく予定としております。

 それでは議題に入らせていただきたいと存じます。
 1点目は、「市民と市長の意見交換会及び第6次高松市総合計画(仮称)【素案】等説明会の開催について」でございます。
 「第6次高松市総合計画(仮称)」や「たかまつ創生総合戦略(仮称)」の策定等に当たりまして、将来のまちづくりや市政全般につきまして、市民の皆様と市政の課題を共有しながら、幅広い率直な御意見等をお聞きし、新しい総合計画などへの市民の意見等の反映あるいは、市民参加のまちづくりを進めるために、市民と市長の意見交換会及びその他説明会を開催させていただくこととしております。
 まず、市民と市長の意見交換会でございますが、7月13日(月曜日)から29日(水曜日)までの間、牟礼コミュニティセンターを皮切りに市内7か所の、主にコミュニティセンターにおいて開催します。
 時間は、午後の部は14時から15時30分、夜間の部の場合は19時から20時30分となっております。全体で1時間30分程度を予定しております。
 私が中心となりまして、各局の局長などが出席します。
 それから、それとは別に、第6次高松市総合計画(仮称)【素案】等説明会を開催します。7月30日(木曜日)から8月7日(金曜日)までの間、主に市民政策局長の対応となりますが、市民と市長の意見交換会と重複しない会場におきまして、市内7か所で開催したいと思っております。
 これらの御案内につきましては、7月1日発行の「広報たかまつ」に掲載するとともに、ホームページ等で周知することとしております。より多くの皆様に御参加いただきたいと思っております。

 2点目は、「高齢者居場所マップの公開について」でございます。
 平成26年度から実施しております、高松市高齢者居場所づくり事業につきましては、高齢者の身近な居場所となる拠点を、おおむね徒歩圏内に一か所、市域全体で300か所程度を整備したいと思っておりますが、現在、159か所で活動が開始されております。
 これらの居場所につきましては、昨年度から、高齢者居場所マップを作成し、開設の促進に努めてまいりましたが、より詳細な内容を掲載したマップを作成しました。
 今回公開しますマップでは、情報開示の許可を得られました代表者の氏名や連絡先などを掲載しております。また、ホームページ上では、より多くの人に参加をしていただきたいという主旨で、それぞれの居場所での活動の様子がわかる写真を、あわせて掲載しております。
 本年8月には、平成27年度の高松市高齢者居場所づくり事業の第2次募集を行う予定としております。マップにつきましては、新たに居場所の開設を検討する際の、活動内容の参考としていただきたいという主旨もございます。
 本マップは、高松市のホームページ上で公開するとともに、長寿福祉課、介護保険課、地域包括支援センター、保健センターのほか、コミュニティセンターなどにも配置しておりますので、ぜひ御活用いただきたいと思います。

 3点目は、「ミラノ万博での盆栽トップセールス事業について」でございます。
 現在、イタリアのミラノにおいて、「食」をテーマとした国際博覧会が開催されております。8月29日から9月1日までの4日間、このミラノ万博内の「日本館」の2階「イベント広場」に香川県の展示ブースが出展されます。本市におきましても香川県との共催事業として参加をしまして、高松の特産品であり、ヨーロッパでも人気が高まっている「盆栽」のトップセールス事業を実施します。
 私自らが現地に赴き、8月29日のオープニングセレモニーに出席し、県知事や関係者とともに、香川と高松の魅力についてプレゼンテーションを行うほか、本市のイベントとして、「Bonsai Liveショー」を4日間開催し、全国トップの松盆栽の産地である高松の盆栽職人がステージ上で盆栽剪定パフォーマンスを行い、繊細で高度な職人の手仕事を御覧いただきます。
 そのほか、イタリアのミラノ市郊外にございます盆栽輸入業者を県知事や関係者の皆様と訪ね、セールスを行うなど、訪問を通して、「高松の盆栽」の認知度アップを図ってまいりたいと思っています。また、輸出等、今後の販路拡大にも弾みをつけられるよう、効果的なプロモーションを実施してまいりたいと存じます。
 また、この機会を利用し、ユネスコ創造都市ネットワーク加盟都市で、非常に芸術分野等で有名なボローニャ市や、さらには、本市の芸術士派遣事業のモデルとなっております最先端の児童教育を行っている都市として名高いレッジョ・エミリア市への表敬訪問や視察も予定しているところで、現在、日程調整を進めているところでございます。
 本市が目指す創造都市高松の実現に向けて、今後の交流につながる成果が得られる訪問にしたいと思っております。

 4点目は、「玉藻公園開園60周年記念事業他イベントの開催について」でございます。
 昭和30年5月5日に史跡高松城跡が高松市立玉藻公園として一般開放されてから、今年でちょうど60周年を迎えております。
 この開園60周年記念事業についてでございますが、まず夏会期の事業として7月25日から9月13日まで、子どもたちをターゲットとしたウォーターチャレンジゲームや動物と触れ合える移動動物園の開催、また、桜の馬場では香川県産品のグルメストリートの出店を予定しております。開催日は、期間中の土日及びお盆期間となっております。
 なお、毎年恒例の玉藻公園イベントであります匠のおもてなし、披雲閣庭園ライトアップ&ミストシャワー、高松城跡石あかりロード及びBONSAI Cafeにつきましても合わせて開催を予定しております。
 さらに、9月19日から11月1日までの秋会期は、主に女性をターゲットとし、高松松平家の文化を体験できる内容のイベントを予定しております。こちらの開催日は、期間中の土日及び祝日となっております。
 このほか、夏会期の開始と合わせて、サンポート高松で開催されます県との共催事業で「香川ウォーターフロントフェスティバル」の内容でございますが、高さ約10m、直径5mの立体ディスプレイに向かってスマートフォンを操作しますと、光の花火が打ち上げられる「クリスタル花火」を始め、海風を感じながら大道芸と音楽と食を楽しむことのできる「真夏の夜の夢」など、大人も子どもも楽しめる空間に演出されます。7月25日から8月9日までの開催となっております。
 玉藻公園開園60周年記念事業開催日及び7月25日から8月31日までの、夜間の公園開放につきましては、玉藻公園の入園料は無料にする予定にしております。ぜひ多くの方々に御来場いただき、高松ならではの伝統文化や魅力に触れていただきたいと思っております。

 5点目は、「高松市文化奨励賞の見直しについて」でございます。
 本市では、平成25年12月に「高松市文化芸術振興条例」を制定し、この条例に基づき、本年3月に「高松市文化芸術振興計画」を策定しております。
 この計画の基本的施策の一つに「顕彰及び奨励」が位置づけられておりまして、その取組の一つとして、現在行っております「高松市文化奨励賞の見直し」がございます。今回、見直しにあたりまして、従来の高松市文化奨励賞に新人賞枠を設けるなど、表彰制度の再編を行いたいと思っております。本年度より、顕彰部門と新人部門の2部門に分けて、文化奨励賞を表彰したいということでございます。
 顕彰部門は、2名以内とし、本市における文化芸術の振興に多大なる貢献があり、将来においても、その活動が期待される者で、活動歴が10年以上の者を対象としております。
 新人部門につきましても、同じく2名以内とし、本市を中心に、活発な文化活動を行っており、将来においても本市の文化芸術の振興に貢献することが期待される者で、年齢は40歳未満の者としております。
 従来の高松市文化奨励賞の表彰人数が2名以内でございましたので、今回2部門2名ずつということで、4名以内の方が表彰されることとなります。
 なお、この賞の候補者の募集につきましては、本日の市長定例記者会見後に行いたいと存じます。詳しくは、別紙の募集要項及びホームページを御覧いただければと存じます。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 先日、国土交通省の離島指定検討部会が開かれ、大島が「離島振興対策実施地域」に指定される見通しとなったが、これに対しての市長の受け止めは。
【市 長】
 大島が、離島振興対策実施地域に指定される見通しになった。このことは、かねてより、本市として県とともに、国に対し強く要望をしてきたことであるので、これまでの努力が報われることになり、大変喜ばしく思っている。
 ぜひとも国土審議会において、正式に指定されることを切に望みたいと思う。
 本市としては、これまで大島の今後の在り方について、大島の在り方を考える会を開催し、離島の指定とその後の振興に向けて検討をしてきたところである。今回の指定のメリットを活用することで、これまでのハンセン病療養所の歴史をきちんと後世に伝えることはもとより、瀬戸内国際芸術祭の会場ともなり、今までになかった外部の人、芸術関係者などとの交流も大島に出てきているので、そういう交流の継続・拡大や、さらには白砂青松そのものが残っている大島の景観等を生かした活性化など、大島の振興に向けた方策の一層の推進を関係者と話し合いをしながら進めたいと思っている。

【記 者】
 明日(26日)開かれる議会に補正予算案が提出されるが、その中で、市長がポイントと考えている事業は何かを伺いたい。
【市 長】
 前回の定例記者会見でも申しあげたが、本年度、本市は近隣6町との合併から10周年を迎える年になる。したがって、合併記念式典を開催するとともに、市域全体の一体感を図るような、10周年記念事業を行うことにしており、それが大きなポイントの1つかと思っている。もう1つ、中心市街地の活性化にも関連して、コトデン瓦町ビルの8階フロアにおいて、市民サービスセンターの拡充、あるいは健康長寿、文化芸術、市民活動センター、図書の各ゾーンの設置することで、行政サービス機能の充実を始めとした、中心市街地の活性化やにぎわいづくりに資する各種事業を展開する予算を計上している。
 そのようなところが、主だったところかと思っている。
 また、市長選挙があったため、私のマニフェストに掲げた関連事業等としては、空家対策の一つとしての空家の改修費用などの一部を助成する事業であるとか、あるいは屋島ドライブウェイの利便性向上のため、課題検討を行う事業、さらには、丸亀町商店街が運行する、現行の「まちバス」のルート等を見直して、中心市街地における公共交通の利便性の向上を図るための事業が、私としてポイントと考えている事業である。

【記 者】
 補正予算に関連して、多肥小学校のプレハブ校舎の設置と林小学校の運動場用地の取得費用が計上されているが、旧高松市南部の児童数が増大しており、教育環境の地域間格差について、どのように考えているのか。
【市 長】
 人口動態により、今、林小学校、それから多肥小学校において、非常に児童数が増えてきており、これまでの学校施設等では十分な環境は、まかないきれないので増築等が必要となっている。その一方で、運動場の面積が狭くなっているので、どうしても学校用地自体を広げなくてはならない。幸い、林小学校は隣接する用地を確保することができ、それを広げることによって増築を考えるという対応策ができている。
 多肥小学校については、今、実際に相当人数が増えており、直ぐにある程度の校舎を建てなければならないが、本格的な工事となれば年月もかかるし、近くに用地も見当たらないので、まずはプレハブによる校舎の増築の補正予算を計上している。それだけでは根本的な解決にはならないというのは認識しているが、校舎用地がこれ以上確保できないのかどうなのか、あるいは学校そのものをどうしていくのか、そういう抜本的な対策を検討していかなければならないという意識は持っている。ただ、土地等の問題も絡んでくる話なので、そう簡単に結論は出ないが、それについては、教育環境をしっかりと整備しなければならない。生徒数が急増して、劣悪だとまではいかないが、厳しい状態だという認識はあるので、関係者ともども、いろいろな対策を検討したい。

【記 者】
 一昨年の参議院議員選挙での開票不正事件を受けて、選挙事務調査委員会の最終提言が提出されたことを受けて、改めて選挙の適正について、市長の見解を伺いたい。
【市 長】
 選挙事務調査委員会から、今回の開票不正事件等に関する最終的な提言が、選挙管理委員会委員長に提出されたところである。
 参議院議員選挙の不正事件の発覚後、第三者委員会である選挙事務調査委員会を選挙管理委員会に設置し、これまで13回に渡る会議を重ね、すでに4回の提言をいただいた。精力的な調査委員会の皆様方の調査・検討・提言に対し、改めて敬意と感謝の意を表させていただければと思う。
 今回の答申では、裁判の公判記録等を詳細に検討していただき、とにかく適法性の確保が絶対的に必要だということで、職員の規範意識を強く求めるとともに、不正行為の再発防止策、あるいは選挙事務の適正化策について、詳細な検討を基にした提言がされていると思っている。
 選挙管理委員会では、これを受けて、今後の選挙においてしっかりと対応してもらいたいと思っており、この提言自体は選挙管理事務に出されたものであるが、高松市役所職員全体で、適法性の確保、コンプライアンスの徹底については、今回の提言を十分重く受け止め、さらに徹底していかなければならないという思いを強くしているところである。これまでいろいろと不祥事が続いており、何としても不祥事の撲滅と職員のコンプライアンスの徹底を肝に銘じて、市民に対する信頼回復に努力していかなければならないという思いを強くしている。

【記 者】
 提言の中で、中心となる部分が職員の意識改革など、当たり前のことを書いている部分があり、まだまだ意識を変えていかなければならないということで、かなりウエイトを占めたのだろうと思うが、市全体として不祥事撲滅に向けて、今後より進めていこうと思っている取組があれば伺いたい。
【市 長】
 今回の提言で、とにかく適法性の確保ということで、選挙事務調査委員会から、法令遵守を徹底しろという呼びかけがされている。それについては、市役所全体で重く受け止めて、コンプライアンスの徹底を進めていかなければならないと思っている。ただ、これまでも不祥事の都度というわけではないが、職員の倫理条例を制定した上で、コンプライアンスの徹底のための推進施策を実践に移してきている。
 まずは、これまで実践してきているようなコンプライアンスの徹底のための取組を、より実効性があるように継続していくことが必要である。例えば、毎週金曜日はコンプライアンスの日として、また、月2回リスクマネージメント会議などを各所属で行っている。そういう中で、職員が、こういうふうにした方が良い等の意見があると思うので、そういうものを積極的にうまく取り入れながら、より改善に結びつくような施策を展開し、二度とこのような重大な不祥事が起こらないような組織改正、職員の意識改革に結びつけたいと思っている。

【記 者】
 毎日新聞の朝刊に掲載されていたが、今回の提言に対する市長のコメントを出すことについて、提言が提出された選挙管理委員会は、市長の直轄部局ではないとのことで否定されたということの真偽と市長の直轄ではないところの難しさなどがあれば伺いたい。
【市 長】
 今回の第三者委員会自体、選挙管理委員会の中に作られた委員会なので、直接的には選挙管理委員長に提言が出されたもので、そちらでの対応になると思うが、提言自体は市役所全体できちっと受け止める必要があるので、私のコメントについては、少なくとも私自身が求められた時には、直ぐ出すということで対応させてもらった。
 新聞の記事によると、広聴広報課で拒んだという話になっているが、少なくとも私自身の判断としては、市長としてのコメントを出そうということで出させてもらったところである。

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