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市長定例記者会見(平成27年5月12日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成27年5月12日(火曜日) 11時30分~11時58分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成26年度市民満足度調査結果について
(2)高松市立中央公園におけるオープンカフェ社会実験の実施について

【市長定例記者会見】平成26年度市民満足度調査結果について

【市長定例記者会見】高松市立中央公園におけるオープンカフェ社会実験の実施について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。

 まず、1点目は、「平成26年度市民満足度調査結果について」でございます。
 本市では、平成20年4月に、第5次高松市総合計画をスタートさせておりますが、その計画に基づき、新しい高松のまちづくりに向けまして、鋭意、各種事業に取り組んでいるところでございます。
 これに合わせまして、各年度において、それぞれ施策大綱で定めている23項目の政策、また、60項目の施策に対する市民の皆様の満足度を毎年度アンケートにより調査しているところでございます。
 今回で7回目となりますけれども、26年度の調査結果を取りまとめましたので概要を御報告させていただきます。
 まず、調査の対象者でございますが、平成27年1月1日現在の住民基本台帳から、無作為に抽出しまして、満20歳以上の市民2,000人に調査票を送付しております。
 調査期間は、平成27年1月16日から1月31日までで、回収率は737枚、36.8%でございます。なお、前回が39.6%でございましたので、回収率は若干落ちております。
 調査結果の概要でございますが、まず、報告書4ページを御覧いただきたいと存じます。
 全体の満足度ですが、「満足」「やや満足」と回答した「満足度」の割合は28.7%、「やや不満」「不満」と回答した「不満度」の割合は、16.7%でございます。
 前回調査と比較しますと、満足度は3.1ポイントの増加、不満度は1.5ポイントの減少でございます。施策全体の満足度は、経年的には高まっているものと考えております。
 次に、各施策の満足度・不満度につきましても、それぞれ調査をしております。8ページから11ページまではそれぞれ上位10施策、また、17・18ページでは全60施策の満足度・不満度を表示しております。
 9ページをご覧いただいたらと思います。各施策の満足度・不満度を見ますと、「ごみの発生抑制・減量・リサイクルの推進」の満足度が、前年度よりも2.3ポイント増加し、53.5%と、ひときわ高くなっております。
 これは、ごみ分別ガイドブックやごみ収集カレンダー等による、市民への周知・啓発が定着してきたことによるものではないかと考えております。
 一方で、11ページにございますが、「公共交通の利便性の向上」の不満度が30.9%と最も高くなっております。
 これにつきましては、不満度自体は、前年度と比べますと1.4ポイント減少しておりますが、公共交通の利便性の向上が、不満度の一番になったということで、各種支援施策の更なる充実を求める声などが、このようなところで表れたのではないかと考えております。
 次に、12・13ページでは、各施策の満足度・不満度の比較・増減を示しております。
 満足度が前回から最も大きく増加した施策は「平和を大切にする社会づくり」でありまして、10.1ポイントの大幅な増加となっております。
 推測しますと、これは平和啓発事業の開催等を行っておりますが、それに加えまして、平和記念館(仮称)の整備を進めていることにより、市民の方に平和意識の高揚が図られてきているのではないかと考えております。
 次いで、満足度が大きく増加した施策は「地域コミュニティの自立・活性化」で、こちらは9.6ポイントの増加となっております。
 これにつきましては、地域コミュニティにつきまして、「ゆめづくり推進事業」等の自主的活動の支援等を積極的に行っておりますので、それが一定の成果を上げているものと考えております。
 一方で、前年度満足度1位でございました「文化芸術を創造する環境づくり」が、23.2ポイントと大幅な減少となっております。順位も1位から16位に低下しているところですが、一昨年は、「瀬戸内国際芸術祭2013」があり、昨年はなかったことが影響しているものと思っております。
 また、自由意見につきましては、分野ごとの件数を21ページに表示し、22ページから36ページに、それぞれの御意見を掲載しているところでございます。
 大量に掲載しておりますが、誹謗中傷等を除いては基本的にすべて掲載しております。後ほど御覧いただければと存じます。
 今回で7回目の調査となりましたが、私としましては本調査の結果の推移等を十分に勘案しながら、事業の着手、あるいは現行事業の拡充・見直しを図って、今年度は現行の第5次総合計画の仕上げの年となりますけれども、着実に推進してまいりたいと思っております。
 また、今年度中の策定に向けて作業を進めております、次期総合計画におきましても、市民満足度調査でいただいた貴重な御意見を十分参考にしながら、その内容等について詰めてまいりたいと考えております。

 2点目は、「高松市立中央公園におけるオープンカフェ社会実験の実施について」でございます。
 高松市立中央公園では、昨年に引き続きまして、指定管理者の自主事業の一環として、公園利用者へのサービスの向上や、利用促進による賑わいの創出などを目的とします、オープンカフェの社会実験を行います。
 実施期間は、5月20日(水曜日)から11月末までを予定しております。ただ、雨天時や高松まつり等のイベント期間中は、閉店させていただきます。
 営業時間は、11時から15時まででございまして、営業場所も、昨年と同じく中央公園の北東部、円形花壇の近くとなっております。
 店舗につきましては、厨房としてプレハブを1棟設けまして、客席として円形テーブルを5脚ほど設置し、合計で20席程度を用意することとしております。
 メニューの詳細は、まだ決まっておりませんが、昨年度好評でありました、弁当、軽食、飲み物、ジェラートなどを販売する予定と伺っております。
 事業の実施主体は、中央公園の指定管理者であります「香川県造園事業協同組合」でございます。
 ちなみに、昨年度は、93営業日を通して、約5,200人の入場があったものでございます。1日当たり56人の方に御利用いただきまして、今年度も、中央公園の利用者、あるいは周辺のオフィスにお勤めの方など、多くの市民の皆様にこのオープンカフェを利用いただきながら、中央公園の雰囲気を楽しんでいただきたいと思っております。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 70歳以上の市民を対象に、電車とバスの運賃を半額にする琴電IC乗車券「ゴールドIruCa」が昨年10月に発売開始され、半年が過ぎた。
 高齢者の外出機会を増やそうとする狙いから、通常運賃との差額は市が負担していると思うが、これまでの販売実績などを踏まえた上でゴールドIruCa導入をめぐる今の時点での評価を伺いたい。
【市 長】
 公共交通の利用促進については、平成25年9月に公共交通利用促進条例を定めて、高松市内における公共交通の利用促進をしながら、より充実を図るため各施策を実施することにしている。
 そこで、電車とバスの乗り継ぎ割引の拡大などの施策と合わせて、70歳以上の市民を対象として、電車とバスの公共交通運賃を半額にする制度を設けて、このゴールドIruCaを発行したところである。
 この制度の目的としては、今言った公共交通の利用促進があるが、70歳以上の市民を対象とすることにより、高齢者がひきこもりにならないように外に出て行って、「健康づくり」や「生きがいづくり」などに資するよう、この事業を展開している。
 まず、昨年の10月からゴールドIruCaの発行を開始しているが、本年3月末までの6か月間で、約11,700枚発行している。70歳以上の市民が、今の時点で76,200人ほどいるので、約15%の方が保有している状況にある。
 当初、70歳以上の市民で、シニアIruCa、いわゆる高齢者の割引のイルカカードの利用者が、7,000人程度だったので、この内、5,000人程度がゴールドIruCaの購入者になるのではないかと、当初の発行枚数を5,000枚用意していたが、承知のとおり1週間以内で4,500枚が発行になり、一旦、発行を打ち切らざるを得なかった。
 その後、発行を再開して、先ほど言ったように3月末現在で11,700枚発行されており、予想以上に普及が拡大している。
 一方、利用率であるが、最も利用の多かった本年3月の1か月間における利用人数は、約8,100人であり、カード保有者の割合から69%、約7割の方がゴールドIruCaを利用している状況である。
 ことでんからは、ゴールドIruCaを持っている方は、週2~3回程度の利用が多いということであり、特にこれまで電車・バスを利用していた方が、より頻繁にこのゴールドIruCaを利用している傾向が見受けられると聞いている。
 したがって、自動車を今まで運転している方が、ゴールドIruCaによって、公共交通に乗り換えているのかというのがどれぐらい進んでいるのか、その辺がまだまだ不明である。
 今後の課題として、今までシニアIruCaではなく普通の切符を利用していた方が、ゴールドIruCaにどれぐらい切り替えているのか、あるいは自動車を運転していた方が、自動車の運転をやめて公共交通に切り替えているのか、その辺を調査した上で、より公共交通施策に生かしていかなければならないし、まだまだ、ゴールドIruCaの制度を知らない高齢者もかなりいるのではないかと思っている。この辺についても、周知等をしながら、あるいは体験乗車のようなこともやってもらいながら、この制度を広めていきたいと思っている。
 したがって、もう少し時間を掛けながら、いろいろな状況等を踏まえた上で、新たな施策展開、公共交通の利用促進につながるような、あるいは高齢者の「生きがいづくり」「健康づくり」につながるような施策の充実を図っていきたい。

【記 者】
 市民満足度調査で、26年度、満足度が一番高いのが「ごみの抑止とリサイクル」、不満度の高いものは、「公共交通の利便性の向上」だったが、この結果をどのように受け止めているのか。
【市 長】
 アンケート調査は、それぞれの年のそれぞれの結果に、それなりの意味があるし、それよりも経年変化を見るのが、より重要かと思っている。
 その年々で満足度が高い項目、不満度が高い項目は、それなりに理由があると考えており、まず、満足度の高い項目で「ごみのリサイクル」が上がっているが、これは、特に26年度、何があったというわけではないが、基本的な政策・施策の展開として、ごみの分別収集や環境施策などについて、市民の方々から一定の評価をもらっているのかと思っている。
 一方で、公共交通の利便性について不満度が一番高かった。ただ、前年度と比べると不満度は若干落ちているわけで、今言った、ゴールドIrucaや電車・バスの乗継割引など、平成25・26年度にかけて施策はかなり充実させているので、そういう意味で、不満度が下がったのは、評価されたということであると思うが、一方で全体の中で不満度が一番高いというのは、それだけ公共交通の充実への期待、もっともっと充実してほしいという市民の皆様の声が強いのではないかと受け止めており、公共交通施策については、より充実した方向で一生懸命やっていかなくてはいけないと思っている。

【記 者】
 経年変化でいった場合、特に感じたことは。
【市 長】
 やはり、私としては、先ほど言った「芸術・文化」を活用した施策などが、あれだけ満足度が下がったということは、その年々で訴えかける施策をきちんと訴えかければ、市民の皆さんも評価をしてもらえるものかなと思っているので、よりメリハリをつけながら政策を展開していくことも大事な事だと思っている。

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