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市長定例記者会見(平成22年8月24日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成22年8月24日(火曜日) 午前11時30分~11時52分
(場所)4階会議室

報告事項

1 高松市総合都市交通計画策定に係るパブリックコメント(意見募集)の実施について
2 市美術館特別展「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.01―もうひとつの・カーニバル」の開催について
3 市制施行120周年記念式典の概要について
4 平成22年度高松市職員(短大卒・高校卒・保育士・医療職等)の募集について
5 第3回カーフリーデー高松の開催について
6 古代山城日韓シンポジウム・屋嶋城跡見学会の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。
 本日は、私から、6点について説明します。

 まず、1点目は、「高松市総合都市交通計画策定に係るパブリックコメント(意見募集)の実施について」です。
 本市では、過度に自動車に依存しない、公共交通や自転車を活用したまちづくりを積極的に展開するため、新たな「高松市総合都市交通計画」の策定作業を進めています。
 この度、検討協議会からの答申等を受けて、計画の原案が取りまとめられたので、本市の目指すべき都市交通のあり方について、パブリックコメントの形で、市民の皆様からの御意見を募集します。
 意見募集期間は、9月20日から11月10日までを予定しています。
 その初日の9月20日は、ちょうど、後ほど説明する「第3回カーフリーデー高松」の開催日ですので、当日は、美術館通りにブースを設けて、御意見を募集します。
 計画等の詳細については、本市ホームページに掲載するとともに、交通政策課の窓口、支所・出張所、コミュニティセンター等で閲覧していただけます。
 また、御意見は、交通政策課に持参、郵送、ファックス、Eメールにより提出できるほか、閲覧場所の窓口等にも提出できます。

 次に、2点目は、「市美術館特別展「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.01―もうひとつの・カーニバル」の開催について」です。
 瀬戸内国際芸術祭連携事業として、現在、美術館で「森村泰昌モリエンナーレ まねぶ美術史」を開催していますが、連携事業の第2弾として、9月18日からは、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.01―もうひとつの・カーニバル」を開催します。
 この特別展では、瀬戸内国際芸術祭との連携と対比を意図し、「もうひとつの・カーニバル」というテーマを付しています。
 島々や他地域にわたる広い空間を使用した芸術祭のアートと連携しながら、都市的、近代的な箱としての美術館という対比的な場所を生かした、もう一つのお祭りとしての展覧会を構成するという趣旨で、開催するものです。
 会期中は無休で、アーティスト・トークやゲスト・トーク、またパフォーマンスやワークショップなど、多彩なイベントも予定しています。
 周知について、よろしくお願いします。

 次に、3点目は、「市制施行120周年記念式典の概要について」です。
 本市は、明治23年2月15日に市制を施行し、今年で120周年という記念の年を迎えています。
 これを市民の皆様と共に祝い、将来に向けて、飛躍・発展する気運を醸成するために、市制施行120周年記念式典を、10月5日の午前10時から、サンポートホール高松大ホールで開催します。
 式典は2部構成ですが、まず、第1部では、オープニングに讃岐国分寺太鼓保存会による演奏を行っていただいた後、式辞や市長表彰、来賓あいさつ、また、本市出身の日本舞踊家・吉村ゆきそのさんによる「祝の舞」等が行われます。
 なお、市長表彰は、市政功労者表彰受賞者で、受賞後10年以上を経過し、現在においても、市政発展のために御尽力いただいている方、15名に行います。
 また、第2部では、本市出身で、去る3月開催の「第2回高松国際ピアノコンクール」の3次予選に出場を果たした富田 珠里(とみた しゅり)さんと、瀬戸フィルハーモニー交響楽団による記念演奏を実施します。
 演奏曲目は、瀬戸フィルハーモニー交響楽団によるモーツァルトの「フィガロの結婚」序曲や、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」等に続き、富田さんと瀬戸フィルハーモニー交響楽団によるシューマンの「ピアノ協奏曲」の演奏を予定しています。
 参加予定者は約1,500人で、招待者は、市議会議員、香川県知事、香川県議会議長、国内外の姉妹都市等の市長と議長、地域コミュニティ協議会会長など約1,200人、また、一般参加を約300人と予定しています。
 このうち、一般参加の約300人については、さきに8月16日までの期間で公募していましたが、予定した人数に達しなかったため、追加で約200人を、8月31日までの期間、募集します。
 周知について、よろしくお願いします。

 次に、4点目は、「平成22年度高松市職員(短大卒・高校卒・保育士・医療職等)の募集について」です。
 昨日(8月23日)、短大卒・高校卒等の職員募集要項を配布しましたが、改めて、私から、その概要を説明します。
 来年4月1日採用予定の短大卒・高校卒等の職員採用試験を、9月26日に実施します。
 募集職種や採用予定人員、受験資格は、資料に記載のとおりですが、採用予定人員は、全職種で39名となっています。
 応募手続きについては、申込者の増加を図るため、今回の募集から、新たにインターネットによる申込みも受け付けます。
 また、短大卒の試験では、一般行政職と保育士の受験資格の年齢制限を、以前の25歳から29歳に、また、高校卒の試験では、一般行政職と消防の受験資格の年齢制限を、以前の23歳から27歳に、それぞれ4歳引き上げて、広く人材の確保を図るとともに、雇用の創出に努めることにしています。
 また、獣医師と助産師については、大学卒の募集時に採用予定人員に満たなかったことから、再募集します。
 受付期間は、8月30日から9月10日までで、持参又は郵送の受付は、土・日曜日を除きますが、インターネットでは、土・日曜日も含め、24時間対応が可能です。
 募集要項は、本市のホームページに掲載するとともに、市役所1階の案内所や支所・出張所などに置いていますので、周知について、よろしくお願いします。

 次に、5点目は、「第3回カーフリーデー高松の開催について」です。
 本市では、一昨年から「カーフリーデー高松」を実施しており、今年で3回目になります。
 今年も、9月20日の「敬老の日」に、美術館通りの中央通りからフェリー通りまでの区間を、車両通行止めにして「カーフリーデー高松」を開催します。
 「カーフリーデー高松」の開催の趣旨については、一昨年、昨年にもお話しましたが、マイカー使用の見直しや、公共交通、自転車の利用促進に関する意識を、市民の皆様に高めていただくための社会啓発イベントとして開催するもので、ヨーロッパで開催されている「ヨーロッパモビリティウィーク」の目的に賛同し、参加手続を行った上で、「カーフリーデー高松」として実施します。
 9月20日の午前10時から午後6時まで、美術館通りの一部区間を車両通行止めにして、美術館前のステージを中心として、イベント等を開催します。
 今年のイベントとしては、BMX(バイシクルモトクロス)の世界チャンピオンの森崎 弘也(もりさき ひろや)さんによる「BMXデモンストレーション」を始め、約30台の「おもしろ自転車」の体験、「ミニ電車」の運行、バスの運転席等で記念撮影ができる「バス大集合・子ども撮影会」など、楽しみながら自転車や公共交通機関に親しむことのできるイベントを実施します。
 また、当日は、昨年と同様、市内7か所のレンタサイクルポートで、午前9時から午後5時までの間、レンタサイクル料金100円を無料とします。
 また、自動車以外で「カーフリーデー高松」の会場にお越しいただいた先着120名の方に、オリジナル缶マグネットをプレゼントするほか、「瀬戸内国際芸術祭2010」の鑑賞チケットを提示いただいた先着120名の方には、オリジナルポストカードをプレゼントすることとしています。
 そのようなプレゼントも用意していますので、できるだけ多くの市民の皆様に参加していただきたいと思っています。

 最後に、6点目は、「古代山城(こだいさんじょう)日韓シンポジウム・屋嶋城跡(やしまのきあと)見学会の開催について」です。
 まず、「古代山城日韓シンポジウム」は、10月16日の午後1時から、サンクリスタル高松3階の視聴覚ホールで開催します。
 シンポジウムは、まず、基調講演として、「韓国の古代山城」というテーマで、韓国の忠北大学校の教授である車 勇杰(ちゃ よんごる)氏に講演を行っていただきます。
 その後、「屋嶋城の調査成果」について本市教育委員会の担当者、「瀬戸内の古代山城」について岡山理科大学の教授である亀田修 一氏、「九州の古代山城」について古代山城研究会の代表である向井 一雄氏、「古代史からみた古代山城」について岡山大学の元教授である狩野 久氏をパネリストとして、個別報告やシンポジウムを開催します。
 古代山城とは、御承知のとおり、663年の白村江の戦いで、倭国(日本)は百済と組んで、唐・新羅の軍と戦い敗れた後、唐・新羅の軍が攻め込んでくることを見越し、瀬戸内海の主要な地域に、防御や見張りのため、屋嶋城などの朝鮮式の山城を築いたことが、日本書紀にも記されていましたが、最近になるまで、屋嶋城の位置は明確ではなかったものが、最近10年くらいの間に、発掘調査が進んできています。
 そのような屋嶋城の発掘調査が進む機会をとらえ、古代山城について考えるため、昨年11月にも、備讃瀬戸を挟んで存在する4つの古代山城の調査担当者を招き、「備讃瀬戸古代山城シンポジウム」を開催しました。
 今回は、さらに範囲を広げて、日韓両国の第一線の研究者を結集し、ダイナミックに展開した東アジアの古代史に迫るシンポジウムを、ちょうど「瀬戸内国際芸術祭」の開催期間中ですので、その連携事業として開催します。
 また、その翌日の10月17日には、「屋嶋城跡見学会」を開催します。
 参加は無料ですが、事前予約制となっています。
 屋嶋城跡の関係遺構の現地見学を行いますが、韓国の忠北大学校の車教授、岡山理科大学の亀田教授も同行し、解説していただく予定にしています。
 シンポジウム、見学会とも、電話による事前予約申込みが必要です。
 9月6日から10月13日までの間、申込みを先着順で受け付け、定員になり次第、募集を締め切ることにしていますので、周知について、よろしくお願いします。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 香川県知事選まで、あと1週間を切ったが、高松市として新しい県政に期待することは。
(市長)
 知事選は、今まさに選挙戦の最中だが、香川県の人口100万人のうち、県都の本市の人口は現在42万人を占めており、高松市政を展開していく上で、地理面、政策面、財政面などの様々な面で、香川県政とは、密接不可分とも言える強い関係を有している。
 したがって、県政の方向性や進め方は、市政に与える影響が大であり、知事選にも大いに関心を持っている。
 特に、現在、動きのある事業のうち、例えば、新病院の建設事業では、県の農業試験場の跡地に新病院を建設するという方向で進めているほか、先日、第1回目の協議会が開催されたサンポート高松の北側3街区の活用についても、元々、サンポート高松地区の再開発自体が、県市の共同事業だったこともあり、今後とも、県市が協調して、方向性を早めに打ち出していかなければならない。
 そのような問題もあるので、新知事が決まれば、すぐにも私の方から、トップ会談等を働き掛けて、話し合いたいと思っている。
 新しい県政のトップが誰になるかは、市政への影響も大きいことから、非常に関心を持って注目している。
(記者)
 今回の知事選の3候補のうち、市長の意中の候補は。
(市長)
 高松市長として、公的な立場で、特定の方を支持するという表現は控えさせていただきたい。
 ただ、一政治家として、候補者の陣営からの要請等に応じて、応援させていただくことはあるかと思う。

(記者)
 市民病院の香川分院については、関係大学への市長自らの働き掛け等のかいもなく、やむなく無床の診療所とすることが市の方針として決定されたが、その一方で、先日、この方針に反対する署名が市に提出された。
 このような状況を踏まえ、市長としての考えは。
(市長)
 旧香川病院は、本年4月から市民病院の分院となったが、病院としての存続は、市町合併時の合併協定書や建設計画にも記されている。
 元来、旧香川町では、オサカ病院の開業前には病床がなかったこともあり、地域医療の確保の観点から、香川分院も非常に重要な拠点であるという認識のもとに、何とか病院として存続させたいということで、これまで病床を維持してきたという経緯がある。
 ただ、これまでの間、勤務していた医師の相次ぐ退職に加え、退職した医師が近隣で開業すると、そちらに患者さんが動いてしまうという形で、患者数が減り、収支等が悪化している状況があった。
 仏生山町での新病院建設までの間は、医師の確保さえできれば、何とか病院として存続できると考え、これまで私も含め、関連大学である香川大学や徳島大学に直接出向き、要請を行ってきた。
 ただ、医師の確保については、全国的な情勢もあって、市民病院自体も非常に困難な状況にあり、そのような中で、本年3月末で退職した内科医の前院長が、常勤的な形で、嘱託医師として1年間残ってもらえることになり、ぎりぎりの体制で、今年度はスタートしていた。
 しかしながら、常勤的に勤務している嘱託医師が、家庭の事情等もあって、9月末で退職せざるを得ない状況になり、それ以降、医師の確保や、市民病院からの応援体制が敷けないかなど、種々検討してきたが、新たな医師の確保は、年度途中ということもあり難しく、また、市民病院の内科は、専門分野ごとに分かれており、救急医療体制などへの影響を考えると、恒常的に常勤医師を派遣することは困難ということで、やむなく無床診療所化せざるを得なくなった。
 その場合、地域医療が確保できるかどうかが一番大きな課題となるが、もちろん現在は有床の病院が無床化されることで、若干、水準は落ちるが、近隣にはオサカ病院のほか、多くの診療所もあり、旧香川病院の開設当初から比べれば、医療環境は相当充実してきている。
 また、総合病院として、香川町にも近い旧市域の南部には、香川県済生会病院があるほか、緊急に手術を行い、入院が必要になる場合等には、市民病院との連携のもと、対応が可能である。
 このような状況から、香川分院の無床診療所化はやむを得ないものと判断した。
 9月末をもって、病院を無床診療所化する場合、条例改正が必要になるとともに、関連予算を補正しなければならず、そのための議案を、9月議会に諮る必要があるので、まずは、8月18日の香川地区地域審議会の場に、私も出向き、無床診療所化の方針を示した上で、方針への理解を得るための説明を行った。
(記者)
 例えば、給与水準の引上げなどを行い、医師の確保を図る考えはなかったのか。
(市長)
 給与を引き上げる検討を行ったり、医師の公募を行ったりしたほか、特に桑名分院院長には、人づてに、自治医科大学の関係者等にも当たっていただいた。
 今年度は、嘱託医師の確保により病床を維持するという当初の見込みが外れたため、年度途中に、医師の確保を図ろうとはしたものの、果たせなかったというのが、直接的には、無床診療所化の一番の要因である。
 何とか短期間で医師を確保しようと努力したものの、めどが付かなかったため、無床化は、やむを得ないものと判断した。

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