ごみ収集車の火災が多発しています
更新日:2024年10月23日
ごみ収集車の火災が多発しています
ごみ収集車の火災が多発しています。
平成24年には、破砕ごみを収集していたごみ収集車で火災が発生し、消火にあたっていた収集作業員が、カセットボンベの爆発でやけどを負い、入院するという事故がありました。
車両火災が発生しますと、収集作業員が危険にさらされ、ごみの収集時間も大幅に遅れます。
収集車の火災は、平成29年度は9件、平成30年度は10件、令和元年度は2件、令和2年度は6件、令和3年度は7件、令和4年度は4件、令和5年度は2件発生しています。
原因の多くは、カセットボンベ、ライター、リチウムイオン電池などの危険物の混入が考えられます。
これらは、ごみ処理施設での引火・爆発事故の原因にもなりますので、スプレー缶・カセットボンベは「缶・びん・ペットボトル」、ライターは「有害ごみ」の収集日に、ごみステーションに出してください。
また、リチウムイオン電池については、家電量販店等の回収BOXをご利用いただくか、購入された販売店にお問い合わせください。なお、高松市においても、令和2年10月12日から本市施設に回収BOXを設置して回収を開始しています。
正しい出し方はこちら【車両火災防止啓発チラシ】(PDF:547KB)
収集車火災発生件数はこちら(令和6年3月末現在)(PDF:65KB)
小型充電式電池の回収を始めます(周知用チラシ)(PDF:700KB)
カセットボンベ・スプレー缶の処分方法
1 中身の有無を確認しましょう
缶を手で振って中の音を聞いてください。中身が残っていると、「シャカシャカ」「チャプチャプ」などの音がします。
2 使い切れない物は中身を出しましょう
スプレー缶の場合
必ず火の気のない風通しの良い屋外で、シューッという音がしなくなるまでスプレーボタンを押して中身を出し切ってください。または、中身排出機構、残ガス排出機構のキャップ、ボタン等を使って中身を出し切ってください。(商品に記載された使用説明を必ずご覧ください。)
※この場合、ティッシュや新聞紙などに吹き付けることで、周囲への飛散にご配慮ください。また、屋内で中身を出すと、近くの火気や静電気で引火することがありますのでお止めください。
※スプレー缶の中身の出し方については、一般社団法人 日本エアゾール協会(外部サイト)のホームページにくわしく掲載されていますので、ご覧ください。
カセットボンベの場合
必ず火の気のない風通しの良い屋外で、ご使用後のカセットボンベの処理を行ってください。
ご使用のカセットコンロに、「ヒートパネル」(容器加温装置)が搭載されている場合は、使用中に、カセットボンベを適度に温め、ガス圧の低下を制御し、最後まで強い火力を維持することで、カセットボンベ中のガスを最後まで消費することができます。
※屋内で処理を行うと、近くの火気や静電気で引火することがありますのでお止めください。
※カセットボンベを使い切れない場合や、カセットボンベの処理の方法のご質問は、一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(外部サイト)[カセットボンベお客様センター]、(フリーダイヤル電話:0120-14-9996)まで、お問い合わせください。
3 ルールを守ってゴミに出しましょう
中身が空になったスプレー缶、カセットボンベは、火の気のない風通しの良い屋外で穴をあけて、「缶・ビン・ペットボトル」として排出してください。
※穴あけが困難な方は、環境業務課(☎087-834-0389)又は適正処理対策室(☎087-389-2370)にご相談ください。
ライターの処分方法
1 ガスを抜きましょう
必ず火の気のない風通しの良い屋外で、ライターの操作レバーを押し下げます。着火した場合はすぐに吹き消します。
輪ゴムや粘着力の強いテープで、押し下げたままのレバーを固定します。「シュー」という音が聞こえれば、ガスが噴出しています。(聞こえない場合は炎調整レバーをプラス方向いっぱいに動かします。)
この状態のまま、火の気のない風通しの良い屋外に半日から1日置きます。
念のため、着火操作をして、火が着かなければ、ガス抜きは完了です。
※ライターのガスの抜き方については、一般社団法人 日本喫煙具協会(外部サイト)のホームページにくわしく掲載されていますので、ご覧ください。
2 ルールを守ってゴミに出しましょう
中身が空になったライターは、透明ポリ袋に入れて、「有害ごみ」として排出してください。
ガスコンロの処分方法
ガスコンロを出すときには、ごみ収集車内で発火し車両火災を引き起こすおそれがありますので、必ず電池を抜き取り、ガスコンロは「破砕ごみ」に、電池は「有害ごみ」に分けて出してください。
家庭用ガスボンベの処分方法
家庭用ガスボンべは、ごみ収集車やごみ処理施設で重大な爆発事故を起こすおそれがありますので、市では収集できません。必ず販売店に引き取ってもらうか、専門の業者に処理を依頼してください。
充電式電池の処分方法
充電式電池(二次電池)は、+極、-極の金属端子部をビニールテープ等で絶縁し、市の施設に設置しているリサイクルBOX缶へ入れてください。
このリサイクルマークが目印
リサイクルBOX缶へ
皆様の協力で、火災事故を防止することができます。よろしくお願いいたします。
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お問い合わせ
このページは環境業務課が担当しています。
〒760-0080 高松市木太町2282番地1環境業務センタ-2階
(管理係)
電話:087-834-0389 ファクス:087-837-1458
(業務係・戸別収集係・ステーション係)
電話:087-861-4524 ファクス:087-837-1458
(粗大ごみ受付センター)
電話:087-834-0366
(衛生センター係)
電話:087-839-3990