食育通信12月号
更新日:2020年12月1日
2020年12月通信
食事中の姿勢について
旬の食材「ブロッコリー」について
食卓やお弁当に彩を添えてくれるブロッコリー。地中海沿岸が原産地で、キャベツやカリフラワーと同じアブラナ科の仲間です。香川県でも栽培が盛んで、特産品の一つになっています。
ブロッコリーは、植物のどの部分を食べていると思いますか。
答えは「花のつぼみのかたまり」です。
ちなみに、キャベツは葉っぱ、カリフラワーはつぼみではなく、つぼみの一歩手前のものが肥大したものです。
ブロッコリーのおいしさの特徴は、他の野菜にはない食感と甘味です。新鮮な物は、茎にも糖分が多く、おいしく食べられます。また、アクも少なく青菜などよりも噛み切りやすいので、小さなお子さんも食べやすいのがうれしいですね。
寒い時期、温野菜やスープ、シチューなどもお勧めです。ぜひ、新鮮な香川県産ブロッコリーを選んで、茎まで丸ごと味わってください。
●ブロッコリーのおいしい時期
アメリカなどからも輸入されており、国内でも収穫時期をずらしながら各地で栽培されているので通年安定して流通しています。しかし本来最も美味しい旬の時期は晩秋の11月から3月頃です。香川県産の出回り時期は、10月から翌年6月になります。
ブロッコリーの葉っぱ
キャベツ
キャベツと同じ仲間なので、葉っぱや花が似ています。
ブロッコリーの種を発芽させもの
●おいしいブロッコリーの選び方
【つぼみ】
・一粒ずつが小さく、粒がそろっているもの
・一粒ずつが硬く引き締まり、密集しているもの
・濃い緑色をしているもの
・形がこんもりと丸く盛り上がっているもの
【茎】
・太くてしっかりしているもの
・切り口が、みずみずしく変色していないもの
・スが入ったような空洞ができていないもの
●ブロッコリーの保存方法
日持ちがせず、時間が経つと花が開いて味が落ちるので、なるべく早く食べるようにしてください。
【冷蔵の場合】
・そのままのものは、袋に入れるかラップにくるんで、冷蔵庫の野菜室で保存
・硬めに下茹でしたものは、水分を十分に切ってキッチンペーパーを敷いた密閉容器などに入れて、冷蔵庫へ保存
【冷凍の場合】
・硬目に下茹でし、小分けにして、冷凍庫で保存
●ブロッコリーのおいしい食べ方
【料理例】
和洋中、どんな料理にも合います。
《和食》
ごま和えやおかか和えなどの和えもののほか、味噌汁、天婦羅などに。茎は金平にすると食感と味の両方が楽しめます。
《洋食》
サラダはもちろん、ベーコンと炒めたり、スープ、シチュー、グラタン、フライなどに。
《中華》
肉や魚介と炒めたり、ごま油をきかせた中華風の和えものに。
【調理のポイント】
※茹でたらザルに広げて冷まします。余熱で柔らかくなりすぎるのを防ぐため、少し硬めに茹でることが大切です。アクが少ないので、水にさらす必要はありません。
※茎の部分も食べられます。硬いところを除いて、縦4つ割りや細切りにして、つぼみの部分と同じ料理に使いましょう。
ぜひ、旬のこの時期にご家庭で作ってみてください♪♪
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