食育通信12月号
更新日:2019年12月1日
2019年12月通信
体調が良くないときの食事について
冬は空気が乾燥し、感染症が流行しやすくなる時期です。日頃から手洗いやうがいで予防することはもちろん、もし体調を崩してしまったときの食事は、次のことに注意しましょう。症状が重い場合や、長引く場合は、かかりつけの医師の指示に従いましょう。
●下痢をしているとき●
下痢による脱水症状を防ぐため、水分を十分に補給しましょう。嘔吐を伴う場合は、少量ずつ補給しま
す。
下痢の後は、様子を見ながら腸を刺激しない食物繊維の少ないものからとるようにしましょう。
【例えば・・・野菜スープ・おかゆ・煮込みうどんなど】
●熱のあるとき●
熱が高いときは、エネルギーを多く消費するので、口当たりがよく、エネルギー・たんぱく質を多く含
む食品をとりましょう。
汗をかくので、脱水症状を起こさないよう、水分補給をしっかりしましょう。
【例えば・・・ポタージュスープ・卵雑炊・煮込みうどんなど】
旬の食材「カリフラワー」について
カリフラワーは、11~3月にかけて旬を迎えます。ブロッコリー、キャベツ、白菜と同じアブラナの仲間で、ブロッコリーのような花蕾が特徴の野菜です。
●カリフラワーの栄養
ビタミンCを豊富に含み、熱を加えても壊れにくいという特徴があります。
食物繊維も100g中、2.9g含まれているので、お腹の調子を整えてくれる効果も期待できます。
●おいしいカリフラワーの見分け方
花蕾がしっかり閉じていて変色がないこと、ずっしりと重みがあり、硬いものを選びましょう。また、軸の切り口がみずみずしく、葉に変色がないことが、美味しいカリフラワーを選ぶコツです。
●カリフラワーの保存方法
カリフラワーは、ブロッコリーと同様に花蕾部分が傷みやすく、長く保存することには向かないので、早めに使い切る必要があります。
すぐに使う場合は、冷蔵保存で、水で湿らせたペーパータオル等で包み、ラップやポリ袋に入れ、立てて保存します。すぐに使い切れない場合は、冷凍保存しておきましょう。冷凍保存するときは、小房に切り分けてから、沸騰した湯で固めに茹でてザルに上げ、キッチンペーパーなどでしっかりと水分を切り、保存袋に入れて冷凍保存します。
●いろいろなカリフラワー
白いカリフラワー以外にも、オレンジ色や紫色のカラフルなものがあります。
また、変わった形のロマネスコもカリフラワーの一種です。
紫色のカリフラワー
形が特徴的なロマネスコ
●カリフラワーのおいしい食べ方
カリフラワーは、ブロッコリーのようなシャキシャキとした食感とも異なり、モロっとした食感です。茹でたり炒めたりと加熱して食べることが多い野菜ですが、生で食べることもできます。
カリフラワー自体の味が際立ったものではないので、いろいろなお料理に使うことができます。
カレー粉と合えた一品
軟らかく茹でてミキサーなどでなめらかなスープに。
他にも、生のままサラダや和え物で食感を楽しんだり、天ぷらやフライにしたり、といろいろな調理法で楽しめます。
食育の日について
平成23年度食育推進に関するポスター受賞作品
食育月間と食育の日を知っていますか?
★毎年 6月は「食育月間」
★毎月19日は「食育の日」
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