食育通信7月号
更新日:2019年7月1日
2019年7月通信
生活リズムについて
旬の食材「トマト」について
トマトの原産は、中南米のアンデス高地といわれています。
トマトには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養たっぷりです。赤い色はリコピンという成分で、抗酸化作用が強いことが分かっています。その他、ビタミンC、ビタミンAも多く含まれています。
また、トマトの系統は大きく分けて2種類「桃色系トマト」と「赤色系トマト」があります。生食することの多い日本では、桃色系トマトが多いですが、世界的に見ると、主流は赤色系トマトです。赤色系トマトには、桃色系トマトより豊富にリコピンが含まれています。
大きさによる分類では、大玉トマト、ミディトマト(中玉トマト)、ミニトマトに分類されます。形も、丸い形や細長い形、色も赤だけでなく、黄色、オレンジ、緑、ブラック系等様々な種類があります。
●トマトのおいしい時期
ハウス栽培ができるので年中出回っていますが、6から8月の夏に旬をむかえます。この時期は、ハウス栽培とは一味違ったおいしさがあります。
●おいしいトマトの選び方
・丸く重みがあるもの
・トマトのお尻に放射線状の筋があるもの
・ヘタが緑色でピンとしているもの
・皮に張りと艶があるもの
茎が折れたり苗が倒れたりしないように、支柱をします。
トマトは、実になる前に黄色のお花を咲かせます。
●トマトの保存方法
【完熟状態】
ビニール袋に入れるかラップで包み、冷蔵庫の野菜室にお尻が潰れないようにヘタを下にして入れます。
【青い状態】
室温に置き、追熟させます。
●トマトのおいしい食べ方
サラダの付け合せとして生で食べてもおいしいですが、加熱することで甘味や旨味がぐんと増します。生のトマトは苦手だけど、加熱すると食べられるという方もいますよね。ぜひ、様々な料理にご活用ください。
【汁物】
洋風・中華風・和風など、どんなスープにも合います。
【焼き物・炒め物】
余分な水分が蒸発し、濃厚な甘味を引き出した一品が出来あがります。
【煮物】
肉や魚、野菜を煮込んだり、カレーやシチューに加えてもおいしく仕上がります。
【トマトソース】
トマトがたくさんあるときは、トマトソースを作って保存しておくのもお勧めです。
パスタやピザ等のソースにすぐに使えます。
【デザート】
ゼリーやシャーベット、ジャムにしてクラッカーに添える。
【離乳食】
離乳食にも使いやすい食材です。
また、生のトマトだけでなく水煮の缶詰やピューレ、ジュース、ドライトマトなども便利でおいしいですよ。
食育の日について
平成23年度食育推進に関するポスター受賞作品
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★毎年 6月は「食育月間」
★毎月19日は「食育の日」
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