がんについて知ろう
更新日:2025年11月6日
最新のがん統計(引用:
がん情報サービス(外部サイト))
一生のうち、がんと診断される確率は?(2021年のデータに基づく)
日本人の2人に1人は、一生のうちに何らかのがんにかかるといわれています。
男性:63.3% 女性:50.8%
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 総数 | 大腸 | 肺 | 胃 | 乳房 | 前立腺 |
| 男性 | 前立腺 | 大腸 | 肺 | 胃 | 肝臓 |
| 女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 | 胃 | 子宮 |
がんで死亡する確率は?(2023年のデータに基づく)
男性は4人に1人、女性は6人に1人の方ががんにより亡くなっています。
男性:24.7% 女性:17.2%
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 男女計 | 肺 | 大腸 | 膵臓 | 胃 | 肝臓 |
| 男性 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 |
| 女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 | 乳房 | 胃 |

高松市でも、毎年1000人あまりの方が、がんで亡くなっています。
私たちにとって、がんはとても身近で誰でもなる可能性がある病気です。
がんについて知っておきたいこと
年齢と共に増える
がんは、遺伝子に傷がついた異常な細胞がどんどん増えていくことで発生し、がんと診断される人は、中高年になると増えてきます。
女性特有の子宮頸がんは39歳以下、乳がんは40~50歳代をピークに発病や死亡が増加しています。
うつらない
遺伝子が傷つくことによって起こるがんは、人から人へうつる病気ではありません。
ウイルスなどの「感染」が関係する場合もありますが、がんそのものはうつりません。
ある程度の予防はできる
感染予防や生活習慣の見直しなどで予防することもできますが、完全に防ぐことはできません。
それを補う対策の一つが「がん検診」です。
定期的に「がん検診」を受けよう!
がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減らすことです。
検診は症状のない人が対象です。自覚症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
また、病気等で治療中の方は、がん検診の受け方について主治医の先生に御相談のうえ、受診してください。
早期に発見できれば、治る可能性が高くなります

一般的にがんは進行するとより治りにくく、また、がんそのものやがんの治療による身体への負担も大きくなります。がんは早期に発見し、できるだけ早く治療することが重要です。
しかし、早期のがんの多くは自覚症状がありません。また、1つのがん細胞が1cmの大きさになるまで10~15年かかりますが、1cmのがんが2cmになるには1~2年しかかかりません。
つまり、がん検診を1~2年ごとに受けなければ、がんを早期の状態で発見できないのです。
自覚症状がないうちから、定期的に検診を受けることが大切です。
国が推奨するがん検診
死亡率を減少させることが科学的に実証されているがん検診は、下記の5種類です。
| 種類 | 対象者 | 受診間隔 |
|---|---|---|
| 胃がん検診 | 50歳以上 |
2年に1回 |
| 大腸がん検診 | 40歳以上 | 年1回 |
| 肺がん検診 | 40歳以上 | 年1回 |
| 乳がん検診 | 40歳以上 | 2年に1回 |
| 子宮頸がん検診 | 20歳以上 | 2年に1回 |
厚生労働省 がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針より
がん検診にはメリット(利益)とデメリット(不利益)があります
がん検診のメリットとデメリットをよく知り、理解したうえで検診を受けましょう。

「要精検」の場合は、必ず精密検査を受けましょう。
がん検診で精密検査が必要(要精検)と判定された場合、より詳しい検査を行い、本当にがんがあるかを調べる必要があります。
「症状がない」「健康だから」といった理由で精密検査を受けないと、がんを放置してしまう可能性があります。「要精検」と判定された場合は、早めに精密検査を受けてください。
がんを防ぐための新12か条
日本人のがんの原因になっているものの多くは、生活習慣や感染に関係しています。
生活習慣は自分で改善することもできるので、がんの予防にもつながります。また、感染は検査を受けて、適切な処置を取ることにより予防や早期発見も可能です。
新しい生活習慣を身につけてがん予防に取り組みましょう!

参考・関連情報
がん情報サービス/国立がん研究センターが運営するサイトです(外部サイト)
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