女性のからだとこころ
更新日:2024年4月1日
女性の健康を知るにはまず、女性ホルモンについて知ることが大切です
ホルモンとは、血液によって運ばれ、からだの様々な働きを支える情報伝達物質のことです。
女性ホルモンには、主に卵巣でつくられる「エストロゲン」と「プロゲステロン」があります。
これらは、妊娠や出産と深い関係があります。
エストロゲンとは
女性らしい丸みのあるからだをつくり、生殖器官を発達させる働きがあります。自律神経、骨、血管、関節、肌にも作用するため、分泌量の変化が健康状態に影響しやすいのが特徴です。
プロゲステロンとは
受精卵の着床のために子宮内膜を整えます。その他、基礎体温の上昇、体内の水分維持、乳腺の発達など、妊娠しやすい状態をつくり、妊娠後は状態を維持する働きがあります。
女性に起こりやすい病気・トラブル
女性のライフステージごとの健康は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量と深く関わっています。
女性ホルモンの分泌量の増減に伴い、起こりやすい病気・トラブルは変化します。
あらかじめ起こる前後の対応策を知っておくことが大切です。
ヘルスケアラボより抜粋
『プレコンセプションケア』を知っていますか?
直訳すると、プレ(pre)は「~前の」、コンセプション(conception)は「新しい命を授かること」で、「新しい命を授かる前の健康づくり」という意味で、若いうちから妊娠・出産を含めた将来のライフプランを考えて、日々の生活や健康と向き合うという、近年注目されているヘルスケアです。
プレコンセプションケアは、思春期以降、妊娠可能な年齢の全ての女性にとって非常に重要ですが、男女問わず若い世代の方全員に知って欲しい言葉です。
「プレコンノート」を使ってからだと心のメンテナンスをしてみませんか?
プレコンノートを使えば、プレコンセプションケアのポイントを学びながら5つのプレコンActionを起こす準備ができます。からだやこころの悩みを勉強や仕事に持ち込まないためには、しっかりしたメンテナンス=ケアが必要です。からだとこころの声をきちんと聴いて、5つのプレコンActionを、今日から始めましょう!
出典:国立成育医療研究センターホームページより
(1)いまの自分のからだとこころを知ることができる
(2)生活を整えることができる
(3)今の自分の体をチェックし、よりよくすることができる
(4)かかりつけ医とつながることができる
(5)ライフプランを立てることができる
詳しくはこちら(国立成育医療研究センター プレコンノート)(外部サイト)
毎年3月1日~3月8日は「女性の健康週間」です
女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するため、厚生労働省は毎年3月1日~8日を「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。
仕事や育児などで自分の健康のことは後回しになっていませんか?
この機会に月経トラブル、不快な症状、マタニティトラブルなど女性の健康管理の正しい情報を身につけながら、ご自分の身体について見直してみましょう。
高松市では、毎年、中央図書館、夢みらい図書館、保健センター等でパネル展を行っています。
リンク集
すべての女性の健康を支援するため、厚生労働省の研究班が作成し、令和5年度より厚生労働省補助金事業として運営されています。
からだや性・妊娠などの健康に関する正しい情報や専門家に相談できる窓口を探せます。
国立成育医療研究センター プレコンセプションケアセンター(外部サイト)
プレコンセプションケアに関する検診や相談を行っています。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
このページは健康づくり推進課が担当しています。
〒760-0074 高松市桜町一丁目9番12号保健センタ-1階
電話:087-839-2363
ファクス:087-839-2367