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市長定例記者会見(平成26年4月8日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成26年4月8日(火曜日) 11時30分~11時54分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「屋島」ビューポイント選定・フォトコンテストの実施について
(2)高松市美術館特別展「北原照久コレクション 現代アートと時代を映すおもちゃ展」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から、2点について発表させていただきます。

 まず1点目は、「「屋島」ビューポイント選定・フォトコンテストの実施について」でございます。
 本市におきましては、屋島の特性や価値を広く周知するとともに、市民の屋島への愛着心を醸成し、活性化に向けた機運を喚起していこうと、現在、「屋島活性化キャンペーン」を実施しているところでございます。
 この取組の一環としまして、屋島の景観の魅力を広く発信するため、屋島のビューポイントを選定・公表することに合わせて、フォトコンテストを実施するものでございます。
 募集内容でございますが、まず、屋島山上からの多島海・市街地等の眺めや、また、市街地・山麓・海上等から見た屋島の山容のビューポイントの選定をするために、その景観が望める地点から撮った写真を、募集するものでございます。合わせて、これらの写真につきましては、フォトコンテストを実施をするものでございます。
 選定されたビューポイントにつきましては、屋島関係情報ポータルサイト「屋島ナビ」にて、公表したいと思っております。
 また、フォトコンテストにおきましては、最優秀作品や優秀賞作品等を決定いたしまして、入賞者には、記念品を贈呈することといたします。
 募集期間でございますが、募集自体は平成26年12月1日(月曜日)から平成27年1月16日(金曜日)までとしております。ただし、今から、季節ごとの写真等を撮っていただかなければなりませんので、この機会に周知するものでございます。
 作品の撮影期間につきましては、平成25年1月1日(火曜日)から平成27年1月16日(金曜日)までに撮影したものに限らせていただくことにしております。期間としては、約2年間の期間にわたって撮影されたものに限らせていただくものでございます。
 募集に関するチラシは、別紙に添付しているとおりですが、応募用のチラシにつきましては、5月下旬に改めて配布させていただきたいと思っております。
 どなたでも応募できますので、ぜひ、広く周知をしていただいて、たくさんの御応募をいただきたいと思っております。

 2点目は、「高松市美術館 特別展「北原照久(きたはら・てるひさ)コレクション 現代アートと時代を映すおもちゃ展」の開催について」でございます。
 高松市美術館では、4月11日(金曜日)から5月18日(日曜日)まで、特別展「北原照久コレクション 現代アートと時代を映すおもちゃ展」を開催します。
 御承知のとおり、北原氏は、世界的にも有名なブリキのおもちゃのコレクターとして知られております。また、おもちゃの鑑定家としても、テレビ番組へのレギュラー出演をされるなど、大変、有名な方でございます。
 北原氏のコレクションは、現代アートやおもちゃ以外にも、ポスター・看板・マスコットキャラクターなど、多岐にわたっておりまして、10万点を超えて所蔵されているとお伺いしております。
 今回の展覧会の内容としましては、北原氏がこれまで収集しました現代アート作家の作品・約160点とおもちゃを合わせまして、全部で約650点を紹介するものでございます。
 また、展覧会開催中の5月4日(日曜日)には、北原照久氏による講演会も開催します。
 講演会では、コレクターとしての北原氏自身の半生を、コレクションの魅力とともにお話しいただく予定としております。
 また、講演会終了後には、サイン会も予定しております。
 その他の関連行事としまして、4月27日(日曜日)には、展覧会に出品されている自動カラクリ人形の制作者でもあります武藤 政彦(むとう・まさひこ)氏によります、「カラクリシアター」という映像の上演会を開催します。
 この上演会では、展示作品のからくり人形を用いて、制作者自身の語りを交えながら、からくり人形の演出による物語が上演されるものでございます。
 この度の特別展は、お子様をはじめ、幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけるのではないかと思っております。
 詳細につきましては、お手元の資料を御覧いただきたいと思っております。

 私の方からは,以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 高松市中心部の賑わいづくりについて、G街区の複合商業施設丸亀町グリーンがグランドオープンして、今月の19日で2年になる。高松市中心部の賑わいづくりにおいて、G街区を含めた丸亀町商店街の再開発をどのように受け止めているのか。また、今後の課題があるとすれば何か。
【市 長】
 丸亀町の再開発事業だが、最初に計画策定されたのが平成2年で、それから種々の検討を重ねながら、それぞれの再開発事業が少しずつ進んでいる。
 丸亀町商店街全体で、約500m弱あるが、その中をAからGまでの7つの街区に分け、それぞれの街区ごとに、再開事業を行っていこうということで、まずは壱番街と言われているA街区の再開発事業、それからG街区が行われた。このA街区とG街区が、いわゆる法定再開発事業として、国や県などの資金も入れて行われているわけだが、そのG街区が2年前の春にグランドオープンしたものである。また、B街区C街区については、小規模連鎖型の任意の再開発事業として、これも完成をみた。
 一昨年の4月に、G街区がグランドオープンして、非常に丸亀町商店街が活気づき、特に人通りなどが相当戻ってきている状況にある。また、どんどん減っていた居住人口なども、再開発に合わせて、マンション等を建築したことにより、今、実質的な人口が、どんどん増えてきている状況である。さらに、空き店舗率も小さくなってきているし、空き店舗率の解消ということで言うと、丸亀町商店街のみに止まらず、特に近くの兵庫町や片原町などの商店街辺りも解消・改善はみられているということで、丸亀町商店街とともに、その周辺の商店街にもいい影響を与えていると思っている。
 ここまでのところは、想定通りの資金計画等が進んでいないなど、いろんな課題もあるが、いい方向に向いて進んできている。特にG街区がグランドオープンした2年前から、土日は目をみはるほど通行量が増え、賑わいは戻ってきている気がしている。
 地方都市において、これだけ賑わいが戻っている商店街は、非常に珍しいということで、丸亀町商店街の再開発事業が全国的な事例になり、視察も相次いでいる状況である。
 これらの賑わい創出は、その再開発事業の効果をより高めるためのいろんなイベント等も仕掛けているが、これらについても、市として、いろんな形で協力しながら行ってきているものである。また、丸亀町再開発事業の別の意味での評価として、例えば、古い建物が除却されて新たな建築物が建つことにより、耐震性能や防火性能などが向上し、災害に強い街になったというということや、新たな建築物が建つことにより、当然、固定資産の評価額も大きくなり、その分、税収に跳ね返ってきて、その税収分を、さらに高松市として、中心市街地の活性化を中心とした街づくりなどに投資ができ、いわば地域の中での税収等の活性や経済の好循環が図られるような仕組みとなりつつあるということで、非常に大きな意義があったのかと思っているところである。ただし、課題としては、A・BC・G街区で再開発事業が行われたが、まだD・E・F街区は手つかずの状態である。特にD・E街区については、再開発事業に着手する時期になっているが、そのメドがついていない状況である。また、すでに行われている街区についても、資金計画等については、それほど想定通りにいっているとまではいえないという課題もあるわけで、引き続き、国や県、関係機関と連携を図りながら、市としても、丸亀町商店街あたりと相談しながら、よりうまく、まちづくりをするようにしていきたい。
 丸亀町の再開発事業は、本市が抱えている中心市街地の活性化基本計画の基幹となるべき事業と位置づけているので、市としては、今後、十分に関係先と相談しながら、より良い方向に行くように働きかけていきたいと思っている。


【記 者】
 丸亀町商店街は、高松市中心部における、賑わいづくりの核という位置づけであり、片原町や兵庫町商店街にも一定の良い影響が出ているということだが、一方で、常磐町商店街等へ、人をどう流れ込ませていくか、流入させていくかというところも課題かと思うが、所見を伺いたい。
【市 長】
 南新町と田町、常磐町商店街の南部3町で、商店街の活性化の取組団体ができている。また、本市としても、ブリーザーズスクエア等の拠点を作り、そこから若者や音楽をテーマとしたまちづくりや賑わいづくりを行っていこうと、各種事業を仕掛けているところである。南部3町についても、地元の動きなどともタイアップしながら、少しでも空き店舗が解消され、より賑わいが戻ってくるような方向で、まちづくりが進むように十分地元と相談したいと思っている。
 それとともに、今大きな懸案となっているコトデン瓦町ビルをどうするかという問題もあり、それも含め中心市街地活性化基本計画で位置づけている事業や、その方向がきちんと進むようにいろんな手を尽くしたいと考えている。

【記 者】
 年明けくらいから、道路の路面のカラー化が施されていて、いろんなとこで見かけると思うが、どう感じているのか伺いたい。
【市 長】
 交通安全のためと聞いている。承知のとおり、一昨年、その前の年と2年連続して、香川県は人口当たりの交通事故死亡者数がワーストワンを記録した。その前から悪い状態が続いており、やはりこれをどうにかしなければならないというのは、香川県の交通の安全を確保する上での最大の課題であると思っている。
 そこで、香川県や香川県警察で、重点的に取り組もうということで、ハード面やソフト面、取締強化を含めた施策の一環として、横断歩道のカラー化や高輝度化などに鋭意取り組まれているのは、それは非常に積極的な取り組みだと感じていて、頼もしくも思っている。
 実際、昨年は、かなりの交通事故死者数を減らすことができたという成果も上がっていて、そういう取り組みについては、きちんと行ってほしいと思っている。

【記 者】
 交差点では、大きくカラー塗装がされているが、景観的にはどうなのか
【市 長】
 景観上は、あまり害するものであってはならないと思うが、少なくとも私が見ている限りにおいては、大きく景観を害して邪魔であるなど、そこまでのものではないのではないかと思っている。その辺は、より効果があるものを行ってほしいが、景観への配慮というのも一部求めていきたいとは思っている。

【記 者】
 男木小・中学校についてだが、当初、移住を希望していた世帯が4世帯あったが、そのうち1世帯が、仕事の都合で断念したことで、今後とも小・中学校を継続していくためには、島に仕事がないと結構厳しいと思うが、男木島での仕事、雇用の創出について、市としてどのように考えているのか。
【市 長】
 島での仕事をどうするかということは取りも直さず、昨日再開した小・中学校の児童数を、いかに確保していくかということである。今回移住し、小学校に入学したのが3世帯で6人の子どもさん、幼稚園が2人いるので、全部で8人の子どもさんであるが、当然、幼稚園の子がずっと育っていって中学校を卒業すると、今のところ後はいないわけで、また休校になってしまう。小・中学校を再開したんだけど、それをどう持続させていくのか。これについて、いろんな手立てを、我々としても考えていきたい。
 せっかく再開したのだから、男木小・中学校の特色というものを明確に出せるような取組を行い、新たに入って来る方策を考えていきたいと思っている。
 その時に一番重要になるのが、今言われた雇用の創出をどうするのか。男木島の中で、何らかの仕事、経済的な所得が得られるようなものができるのかどうなのか。
 もう1つは、男木島は遠いとはいえ、高速艇で行けば15~20分で、フェリーでも40分で行ける。ただし、船の便の最終が午後6時で終わるという状況もあるので、男木島に住んでも、高松に通えるという交通の便を確保できないのかどうなのかについても、合わせて検討したいと思っている。
 学校としての魅力を高めながら人を呼ぶというのと、その人がそこで住んでも仕事を見つけて、子供を通わせられる、そういう両面から、男木小・中学校の持続性を考えたいと思っている。

【記 者】
 島だけじゃなく、山間部の方で小・中学校の統廃合があると思うが、そういった中で、今回、男木小・中学校の再開に総事業費3.2億円をかけることについて、どのように考えているのか伺いたい。
【市 長】
 こういう小規模校について、これだけの人数の子供たちに対して、それだけ大きな投資がいるのかであるが、これは、その学校の立地条件などによって、それぞれ判断は分かれようかと思う。
 山間部でそういうことがあり、例えば、塩江で3小学校が統合するけれども、交通網が昔に比べ発達しており、小規模校のままにしておくよりは、十分通えるのなら統合して、ある程度一定規模の学校にした方が、教育効果などの面でいいだろう、また、地元の人たちと十分協議した結果、そういう声だったので統合することになったということである。
 今回の男木小・中学校の場合には、3年前に、中学校3年生が3人卒業し、休校状態で、廃校にはしてない。というのは、男木小・中学校は、統合するにしても離島なので、通えるところがない。先ほども言ったが、子どもたちが通うには非常に不便、不便というか無理だと思うので、今後、対象となる子どもたちが居れば、当然再開するという前提で、休校という扱いにしていたので、今回のように、男木島出身者の世帯が戻ってきて子どもたちを入学させたいといった場合には、やはり、これは再開すべきものと思っている。ただし、先ほど言ったように、再開した、また子供が居なくなった、そのために何億円もかけてやるのかというのは、当然、課題としては出てくるので、それについては、持続性をきちんと確保する方策を取りながら、男木小・中学校を運営したいと思っている。

【記 者】
 フェリーが午後6時で終わってしまうということだが、増便といったことにも前向きでいるのか。
【市 長】
 雌雄島海運という事業者が運航していて、相談はさせてもらっている。ただし、元々が赤字路線なので、結局、その赤字の穴埋めは税金で補填していることから、その辺との兼ね合いもある。以前に、夜間増便を実験的に行ってみたが、ほとんど乗降客数がなかったということもあり、そう単純に、増便や延長などは難しいところがある。今後、どういう方法があるのか、より有効な方法を検討したいと思っている。

【記 者】
 特色のある学校というのは、具体的にどういったものを目指すのか。
【市 長】
 特色あるというのは、例えば、1年生は1人だけで、先生とマンツーマンの教育、少人数であるが故の課題もあるが、逆に、少人数であるが故に、きめ細やかな教育ができるということもあるので、そういうことも一つの特色かと思う。
 また、海に囲まれた離島であり、離島の中の小さな学校であり、すぐ海などで遊べる、そういう自然環境の豊かさ、自然の中で学べるということも大きな特徴である。

【記 者】
 昨日のあいさつでは、市内外にも情報発信をしていきたいと言ったが、これはどういった方法で行うのか伺いたい。
【市 長】
 今回の男木小・中学校が再開することとなったのも、瀬戸内国際芸術祭があったことから、男木島出身の世帯が帰ってきて、瀬戸内国際芸術祭を見て、ここなら子育てができるということを判断した上で、帰ってきたということなので、そういう芸術祭の取り組みを通じて、この男木小・中学校が再開され、こんなふうに運営されているんだということを、いろんな形で情報発信をしていきたいと思っている。
 昨日、昨年の瀬戸内国際芸術祭で、男木小・中学校のアート施設で作品を展開していた、昭和40年会のリーダーの松蔭浩之さんも来ていて、取材などもしていたが、夏休みの間には、昭和40年会も一緒になって、男木小・中学校を盛り上げようということで、いろんなイベントをやろうかという話も出ているので、そういうものを通じて、どんどん発信をして、より興味を持ってもらい、移住してもらえる方が居れば、小・中学校の持続性というのも、また、現実のものになっていくのではないかと思っている。

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