このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

市長定例記者会見(平成27年3月3日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成27年3月3日(火曜日) 11時30分~11時54分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)繁忙期における日曜開庁及び平日の窓口受付時間の延長について
(2)高松市公文書館の開館について
(3)薬剤師会との災害時における医療救護活動に関する協定の締結について

【市長定例記者会見】繁忙期における日曜開庁及び平日の窓口受付時間の延長について

【市長定例記者会見】高松市公文書館の開館について

【市長定例記者会見】薬剤師会との災害時における医療救護活動に関する協定の締結について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 今日は、私の方から3点お話をさせていただきます。

 まず1点目は、「繁忙期における日曜開庁及び平日の窓口受付時間の延長について」でございます。
 例年、3月末から4月の初めにかけましては、転勤や入学、卒業の時期でございまして、転入・転出など、住所が変わる方が大幅に増えます。住民異動の届出等で、本市の窓口が大変混雑するところでございます。
 そこで、窓口へお越しの方の利便性の向上、また、混雑緩和の目的で、この繁忙期間中に、市民課をはじめとする複数の課で、日曜の開庁それから平日の窓口受付時間の延長を実施します。
 まず、日曜開庁でございますが、3月末の29日、及び4月5日の日曜日でございます。開庁時間は、午前8時30分から午後5時までとなっております。
 次に、平日の時間延長でございますけれども、3月25日(水曜日)から4月7日(火曜日)までの平日で、毎日午後7時まで、時間延長して開庁することとしております。
 開庁します課及び取扱業務につきましては、お手元の資料のとおりとなっておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。
 また、昨年までの状況を見ますと、この平日延長した時間とか日曜は、結構、空いているといいますか、待ち時間が非常に短くなっております。出来るだけ、この時間を御利用していただければ、かなりスムーズに手続等が出来るのではないかということでございます。よろしくお願いしたいと存じます。

 次、2点目は、「高松市公文書館の開館について」でございます。
 私の「マニフェスト2011」におきまして、史的価値のある公文書を後世に伝えるとともに、公文書を公開し、説明責任を果たせるように、公文書館を新たに整備することを掲げております。
 平成23年度から、文書管理体制再構築事業の一環として整備を進めてまいりましたが、この度、高松市公文書館が、今月26日(木曜日)にオープンするものでございます。場所は、国分寺支所の2階に開館します。
 この施設は、本市の公文書や他の団体から寄贈・寄託を受けた資料で、将来に伝えていくべき重要なものを、歴史公文書等として適切に保存をし、市民の皆様に利用していただくための施設でございます。
 施設概要ですが、支所の2階及び敷地内の書庫を改修しておりまして、面積は約900平方メートルとなっております。
 受付カウンター、開架書架、展示もできる閲覧スペース、また、受け入れた資料を書庫に収める前に、クリーニングや補修を施すための3つの作業室、それから、資料を適切に保存するための4つの閉架書庫を有しておりますほか、会議室も備えております。
 収蔵資料ですが、歴史公文書等は、一定の事業ごとにまとめたファイルで、旧高松市とともに、旧牟礼町、旧国分寺町のものの一部、合わせて合計約7,700件を利用提供できる見込みとなっております。
 残りの合併町の支所にございます、旧町時代に作成した公文書につきましては、整理が未完了となっております。全ての整理が完了するには、かなり年月を要しますので、閲覧いただける準備ができたものから、順次、公開する方針で対応してまいりたいと考えております。
 入館及び資料の閲覧は無料でございます。
 先程説明しました歴史公文書等の他にも、本市や国・県が発行した要覧、あるいは統計資料・広報紙等の行政資料も、開架書架で自由に御覧いただけるようになっております。
 また、この開館記念に合わせまして、公文書館の役割や業務などを広く知っていただくためのパネル展示や、明治時代の古い公文書など、高松市の歴史が分かる公文書を展示しました「『こうぶんしょかん』ってどんなところ?高松市の125年を公文書から見てみよう」という企画展を開催します。
 26日は、午前9時から開館式を行った後、施設見学会等を行うこととしております。市民の皆様には、午後1時から入館いただけます。
 是非、多くの方にお越しをいただきたいと思っております。

 3点目は、「薬剤師会との災害時における医療救護活動に関する協定の締結について」でございます。
 災害時における医療救護活動につきましては、薬に係る専門的知識を有する薬剤師業務の必要性が、非常に高まっているものでございまして、この度、一般社団法人高松市薬剤師会と災害時における協定を締結して、より充実した災害時の医療救護体制の構築を図ろうとするものでございます。
 主な活動内容としましては、災害が起こった時に、応急救護所におけます調剤でありますとか、服薬指導及び健康相談のほか、医師等への医薬品情報の提供などを行っていただくことを想定しております。
 これまで、医療関係につきましては、平成24年3月に、高松市内の3医師会連合会と協定を締結しております。また、歯科につきましては、平成25年3月に、公益社団法人高松市歯科医師会と協定を締結しまして、協力体制を築いてきているところでございます。
 なお、一般社団法人薬剤師会との災害時における医療救護活動に関する協定の締結は、先日、お知らせしておりますように、本日の午後1時30分から、市長応接室で行うものでございますので、こちらの取材の方もよろしくお願いしたいと思います。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 先週、過去最大規模となる約1,600億円の当初予算案が示された。暮らし、子育て支援の拡充、また、賑わい創出により、高松の魅力アップを図る狙いの中で、様々な事業が盛り込まれていた屋島活性化について、核となるはずの山上水族館の閉鎖という話も出ているが、その現状と、今後、どのような展開、展望を抱いているのか、改めて伺いたい。
【市 長】
 屋島については、本市のシンボルでもあり、非常に魅力のある観光地であるということで、屋島の再生・活性化を願って、これまで、有識者や関係者等に就任してもらい、屋島会議を開催して、その議論を基に屋島活性化基本構想を定めて、その中で、具体的な事業等も位置づけてもらい、それを実行しているところである。
 そういう中にあって、屋島の大きな集客施設の一つである新屋島水族館について、昨年11月に、今年中にも閉鎖という方針が運営事業者から出され、それについて今後どうしていくのか、今、協議している状況である。
 それに合わせて、先ほど言った屋島活性化基本構想に基づく、例えば、アクセスの改善ということで、屋島ドライブウェイの無料化の検討であるとか、あるいは屋島の魅力を伝える屋島山上拠点施設の整備については、一旦、歩みを止めているところであり、現在、明確に方向性を示す状況にはない。追い追い、その辺のことについて明確な方針を示したい。その為に関係者との協議を進めたいと思っている。

【記 者】
 サンポート高松では、今年5月に、「高松食と文化のフェスタ」の開催を控えており、県内外から多くの来場者が来ることが見込まれている。また、従来から週末に、「さぬきマルシェ」が開催さているが、近隣駐車場の料金がネックになっているとの声もある。
 近隣駐車場の利用以外に、近隣の空き地を無料解放する事で、より多くの人出が期待できると考えるが、空き地の有効利用について、市長の考えを伺いたい。
【市 長】
 サンポート高松の北側街区の一部を駐車場に利用したらどうかであるが、現在、サンポートの北側の3街区が暫定利用のままになっている。
 一つはテントが張られているが、後は公園的な利用になっている。ただ、これについては、県と市の土地であるので、県と市で協議し、北側3街区の利活用の検討委員会を作り、そこから答申が出されているが、基本的には、大規模な建物の整備や民間への分譲は行わずに、誰もが自由に訪れ、くつろぎ、交流が出来るような空間の創出を目指して、具体的な利活用を検討する方向で考えている。
 それについて、アイデアコンペ等も行ったところだが、まだ、具体的にどう整備していくかという方針は出されていないところである。
 そういう中で、駐車場で活用したらどうかということだが、基本的には、サンポート高松の駐車場は地下の駐車場等があり、そちらの方できちっと対応等をしてもらっているところで、地上の無料の駐車場ということになると、整備している駐車場との兼ね合いや、今、市民が憩っている場所でもあるので、そこを駐車場として恒常的に利用するのは、ちょっと考えられない。
 一部、県が持っているB2街区については、例えば、瀬戸内国際芸術祭の時に、パスポートを持っている人については、無料駐車場として、一部、そういう活用は行っているけれども、ちょっと恒常的に駐車場として整備する、使うということは、今のところ考えていない。

【記 者】
 市長選挙で投票が行われることになりそうだが、市長の考えは。
【市 長】
 私の2期目の任期が、この2か月ちょっとなので、市長選挙を経た上で、3期目を目指していきたいということで、先日も、3期目に行いたい施策・政策をまとめた「マニフェスト2015」を出したが、選挙に向けて、それをより多くの市民の皆様に理解をもらうために広く周知したいと思っているし、私の考え方とか、そういうものについて、この選挙戦を通して、しっかりと訴えていきたいと思っている。

【記 者】
 この市長選挙は、どのようなことが焦点になってくると感じているのか。
【市 長】
 やはり、この国全体で人口減少、超高齢社会が現実なものになっていく中で、地方創生が言われている。だから、この高松市という一つの地方都市の転機の年かと思うが、地方の再生、地方創生をいかに図っていくのか、そこが一番大きな論点になるのではないかと、私自身は思っている。

【記 者】
 地方再生、地方創生の手法というか、どういった施策を打っていくのかの想定などは。
【市 長】
 一つには、経済的な振興、雇用対策があろうかと思うし、一つには、やっぱり少子化対策として、子ども子育ての支援施策がある。また、高齢者が非常に増えていくので、医療介護の分野における地域包括ケアシステムの構築と私は打ち出しているが、そういう高齢者福祉の施策が、やはり総合的に合わさり、それとプラス、人口減少に合わせたまちづくりということで、私の場合は、多核連携型コンパク・トエコシティを打ち出しているが、そういう都市計画のまちづくり、まさに国がまち・ひと・しごと創生と言っているが、それぞれの分野での政策の総合的な展開が求められると思っている。それについては、私なりの考えをきちっと訴えたいと思っている。

【記 者】
 昨日、市民団体の代表幹事が出馬会見を開き、その中で、市町合併によって学校の統廃合が進み、特に周辺町の山間部では、高齢化が進むなど課題があるという指摘があった。また、現在、高松市が進めている、支所・出張所の総合センター・地区センターへの再編に反対するという意見があったが、それについては。
【市 長】
 まず、合併町で、人口がどんどん減って、学校統合が行われているとのことだが、学校の統合を行っているのは塩江町だけである。他の合併町については、学校自体はそのままであるし、それぞれコミュニティ協議会をきちっと作っていただき、合併以前よりも地域活動としては、それぞれの地域の特色を出しながら、かなり活発になっているのではないかという評価をしている。
 そういう意味で、それぞれの地域の方に伺わなければならないが、高松市と合併をして、メリット・デメリットいろんなものがあると思うが、相対的には良かったと思ってもらえる市民の方が多いのではないかと思っている。
 そういう中で、市の出先機関である支所・出張所について、その機能等の見直しをし、いわゆる3層構造で行っていこうということであるが、これは合併をして、高松市が195平方キロメートルから375平方キロメートルと非常に大きくなっており、しかも、人口分布等もある中で、先ほど言った人口減少等に伴って、コンパクトなまちづくりをしながら、行政サービスの水準を低下させないで、住民の利便性を確保していくためには、どういう体制がいいのだろうかと検討してきた上で、本庁と総合センターと地区センターという3層構造に再編することを、市民の皆さんと話しながら、計画してまとめたわけである。
 ただ、総合センターでは、今まで本庁でしか提供していなかったサービスの一部が受けられることはあるけれども、合併町の支所のうち、塩江・庵治・香南の3支所が地区センターになることで、かなり権限が縮小されることになるので、ただ、地区センター自体は、今の支所よりかなり小さくなることもあるので、その点については、激変緩和措置などをきちっと考えた上で、利用状況等も判断しながら、最終的に落ち着かせていくことを考えており、この3層構造自体がサービス低下につながることにはならないと思う。逆に、今の支所をそのまま残して、そこにいろんな権限を持たせて、事務を行うとすれば、相当非効率な体制をそのまま残してしまう、あるいは非効率な方向に行ってしまうと私は判断している。

【記 者】
 合併10年の節目の年になるが、周辺町との合併をしたことによる総括、メリット・デメリットを伺いたい。
【市 長】
 メリット・デメリットは、いろいろな見方があると思うし、判断があると思う。総じて言うと、高松市の場合は旧高松市があって、周辺6町の編入合併というやり方を取らしてもらった。そういう中で、旧6町それぞれに独特な地域資源があって、魅力がある地域でもあるので、そういう特徴を活かしながら、高松市全体として一体化する、そういうまちを全体として作っていきたいと、コミュニティ協議会などもそれぞれの地域ごとに、国分寺町や香川町は複数出来ているが、それぞれ作ってもらい、地域活動や施策を充実させていく。合わせて、一体感を進めるような施策を行ってきているので、もうすぐ10年になるが、10年の総括として、まだまだ思ったように進んでいないところも若干あるが、総じて、合併前に描いていた合併後のまちの姿、高松市の姿として、それに近いもの、周辺の合併町の人たちにも、満足してもらえるような行政分野での施策は進んできているのではないかと思っている。

【記 者】
 合併特例債の活用は、メリットだったと考えているのか。
【市 長】
 合併することによって、人口も1.3倍、面積も2倍になっているので、いろんな施設整備なり、あるいは道路とか、そういう公共事業整備なりが、合併することによって、合併特例債という有利な起債を用いて整備することが出来る。例えば、今度の危機管理センターもそうだし、こども未来館などもそうだが、そういうまちの中の基幹的な施設として、合併特例債を使って整備することが出来るのが、一つ大きなメリットではあったかと思っている。

【記 者】
 先週の土曜日に、市立小学校の教諭が、飲酒した上にひき逃げ容疑で逮捕されたが、この受け止めと、何が原因だったのか。ここ最近不祥事が続いており、コンプライアンスの推進に力を注いできているところだとは思うが、どのように受け止めているのか。
【市 長】
 事案の話を聞いて、私自身も唖然としたところであり、言語道断だと思っている。特に、不祥事という意味でもそうだが、交通安全については、それこそ、高松市において交通死亡事故多発非常事態宣言を2月10日に出しているところで、そういう中で、小学校の先生が飲酒運転で、しかもひき逃げという行為をすることは、断じて許されるものではないと思っているし、まったく意識改革が徹底していないと感じた。
 教育委員会から、その旨を厳しく言って、再度、意識の徹底をしてもらうのはもちろんだが、こういう事案が、小学校の先生とはいえ、職員で生じたということになるので、市長部局においても、今一度コンプライアンスの徹底と、交通事故抑止、飲酒運転など絶対やってはだめだというものなので、その当たり前のことが出来ていなかったので、その辺について徹底を図るように指示している。

【記 者】
 いろんな対策を行っていると思うが、それでもこうした当たり前のことができないような、意識が希薄だった原因はどのように考えているのか。
【市 長】
 徹底がなされていないと言うしかない。一人一人の職員、教職員含めて、そこがなされてなかったということで、これは繰り返し繰り返し、口を酸っぱくして言っていくしかないかと思っている。

お問い合わせ

このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

(広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内)
 電話:087-839-2111  ファクス:087-839-2464
 
<広聴広報・シティプロモーション課> 
電話:087-839-2161
ファクス:087-861-1559

Eメール:pr_c@city.takamatsu.lg.jp

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ