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市長定例記者会見(平成26年4月22日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成26年4月22日(火曜日) 11時~11時32分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成25年度市民満足度調査結果について
(2)災害時における物資供給に関する協定書の締結について
(3)高松市健康都市推進ビジョンの策定について
(4)ことでん仏生山駅でのレンタサイクル事業の開始について
(5)「MUSIC BLUE 街角に音楽をフェスティバルin高松2014」の開催について
(6)高松市立東部運動公園グランドオープンについて
(7)高松春のまつり「フラワーフェスティバル&交通安全フェア2014」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から、少し多いですが7件、発表させていただきます。

 まず、1点目は、「平成25年度市民満足度調査結果について」でございます。
 本市では、平成20年4月に市政運営の基本指針であります第5次の高松市総合計画をスタートさせています。
 平成27年度までの8か年計画でございますけれども、この計画に基づいて、まちづくり戦略計画という実施計画を作りながら、今日まで施策・事業を展開してきたところでございます。
 その計画の進捗状況等を計るために、各年度において市民の皆様方の市政運営に対する満足度のアンケート調査を実施しております。
 今回、6回目となります25年度の満足度調査の結果をとりまとめましたので、御報告するものでございます。
 調査結果につきましては、お手元に調査結果報告書を配布しておりますので、それを御覧いただきたいと思いますが、ごく簡単に、私の方から説明をさせていただきます。
 まず、今回の調査対象者ですが、平成26年1月1日現在の住民基本台帳から、無作為に満20歳以上の市民2,000人を対象としております。
 調査期間は、26年1月17日から31日まででございます。回収率は39.6%ということで、前回の回収率が38.0%でございますので、若干、上がっております。
 調査結果の概要ですが、報告書の4ページを御覧いただきたいと思います。
 施策全体の満足度ということで集計をしており、「満足」「やや満足」と回答した「満足度」の割合が25.6%、また、「やや不満」「不満」と回答した「不満度」の割合は18.2%となっております。
 これを、前年度の調査結果と比較しますと、満足度は0.8ポイント増加、不満度は0.6ポイント減少ということでございます。施策全体での満足度は、この調査結果からは、僅かではございますが高まっていると言えるかと思います。
 次に、施策毎にも満足度・不満度を、それぞれ集計しております。8ページから11ページまで、上位10施策を掲げております。それから、17・18ページでは、全60施策の満足度・不満度を表示させていただいております。
 まず、9ページを御覧いただきたいと思いますが、各施策の満足度・不満度で見てみますと、非常に高い満足度を示しているのが、「文化芸術を創造する環境づくり」でございます。24年度よりも9.0ポイント増加し、全体で58.1%が満足ということになっております。
 これは、丁度、「瀬戸内国際芸術祭2013」が開催された年であったということもありますし、それと関連した取組として、サンポート高松や中央商店街などで、様々な公演等も実施されたものでございます。まちかどに芸術のあふれる「アート・シティ高松」の推進に取り組む本市の施策が、市民の皆様に高く評価されたと思っております。
 一方で、11ページにありますが、「交通安全対策の充実」の不満度が34.2%と、3年連続で最も高い不満度となっております。
 御承知のとおり、香川県は、平成23・24年と2年連続して交通事故死亡者数の人口割合が全国ワースト1位という不名誉な記録だったわけでございます。25年には、若干、改善されたものの、まだまだ交通安全対策の充実が図られていないということで、不満度が非常に高くなっているのではないかと思っております。
 もう一つ、12・13ページに、それぞれ満足度・不満度の比較・増減を掲げております。
 最も大きく満足度が増加した施策は、これも、「文化芸術を創造する環境づくり」で、9.0ポイントの大幅な増加となっております。全体的にも、1位をキープしているということでございます。
 また、自由意見についても、アンケート調査で書いていただいており、分野ごとに分けまして、その件数を21ページに、そして22ページから36ページに、それぞれの自由意見を掲載させていただいております。基本的に、いただいた意見は、「てにをは」等を、若干、直させていただき、全て掲載させていただいております。詳細は後程御覧いただければと思っております。
 今回で、この市民満足度調査は6回目の調査でございますが、私としましては、今回の調査結果を十分に参考にしながら、総合計画の期間が残り2年でございますので、その実施計画であります「まちづくり戦略計画」の施策事業に基づきながら、言わば、最後の総仕上げに向けて、総合計画に掲げる施策・政策の実現に向けて、鋭意取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 次、2点目は、「災害時における物資供給に関する協定書の締結について」でございます。
 東日本大震災から3年以上経ったわけでございますけれども、依然として傷痕が生々しく、復興もまだまだかと思っております。その教訓を忘れることなく、私どもとしても、きちんと防災・減災対策に取り組んでいかなくてはならないということで、ハード・ソフトの両面から、いろんな対策を行ってきております。
 その一環としまして、各事業者や企業等と、災害時における様々な応援協定等を結ばさせていただいておりますが、今回、NPO法人のコメリ災害対策センター様との間で、災害時におきまして物資供給を行っていただくという点について、協定を締結しようと相成ったものでございます。
 本市とNPO法人コメリ災害対策センターが協力しまして、物資を迅速かつ円滑に被災地へ供給するための必要な事項を定めるものでございます。物資の要請や引渡し方法などについて具体的な取り決めをするものでございます。
 調印式につきましては4月25日(金曜日)午後1時30分から予定しております。よろしくお願いしたいと存じます。

 3点目は、「高松市健康都市推進ビジョンの策定について」でございます。
 本市では、平成26年度から35年度までの10年間の市民の健康づくりの指針として、この度、「高松市健康都市推進ビジョン」を策定しました。
 この計画は、これまで「健やか高松21」という形で計画を実施してきておりましたが、その第2次計画になるものでございます。
 内容としまして、「健康寿命の延伸」と「生活の質の向上」を目標に「全ての市民が共に支えあい、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現」を基本理念としております。
 本計画の策定に当たりましては、関係団体や学識経験者などで構成されます「高松市健康づくり推進懇談会」に諮りながら、議会での審議やパブリックコメント等を経て、今回、まとめられたものでございます。
 計画の特徴としましては、本市の健康に関する課題でございます、がん、心臓病、脳血管疾患、糖尿病など、生活習慣病の発症予防と重症化予防に重点を置きながら、子どもから高齢者まで、それぞれのライフステージに応じた健康づくりを、社会全体で推進していこうということで、その具体的な事業について、計画で位置付けているものでございます。
 今後、このビジョンにつきまして、より分かりやすい、市民向けのリーフレット等を作成し、周知啓発を図ってまいりたいと考えております。

 4点目は、「ことでん仏生山駅でのレンタサイクル事業の開始について」でございます。
 仏生山駅は、かつて門前町として栄え、歴史的なまちなみが今も残る、仏生山エリアの駅でございますけれども、そこの駅に、新たにレンタサイクルを設置し、それを活用して、観光等に使ってもらおうというものでございます。
 この4月26日(土曜日)から、電動アシスト自転車5台が設置されます。貸出時間は、午前8時30分から午後7時までで、年中無休でございます。利用料金は、3時間で500円になっております。
 利用に当たりましては、仏生山駅の窓口で、必要事項を記入して申し込んでいただくようになります。なお、その際、身分証明書の提示が必要となりますので、御注意いただきたいと存じます。
 この事業につきましては、高松市観光振興計画の中で、「高松藩松平家ゆかりの地をいかした観光振興事業」を位置付けておりますが、その一環として、このレンタルサイクル事業を実施するものでございます。
 仏生山は、先ほど言いましたように、非常に歴史的な地域でございます。松平家の菩提寺であります法然寺などを始め、歴史情緒あふれるまちなみが残っている、本市の魅力的な観光エリアでもありますので、多くの方に、このレンタサイクルを利用して、このまちを楽しんでいただきたいと思っております。


 5点目は、「「MUSIC BLUE 街角に音楽をフェスティバルin高松2014」の開催について」でございます。
 「MUSIC BLUE 街角に音楽をフェスティバル」につきましては、広く市民の文化芸術への関心を高め、本市が目指します「アート・シティ高松」の実現と中心市街地等の賑わいづくりのために開催するもので、今回で4回目を数えるものでございます。
 昨年は、全体で約6,850名もの多くの来場者を迎えておりまして、賑わいづくり等に貢献していただけているものと思っております。
 今年は、まず、4月25日(金曜日)の夜、「PONTA BOX」と題しまして、丸亀町のレッツホールにおいて前夜祭が行われます。それから、26日(土曜日)と27日(日曜日)の2日間において、高松中央商店街周辺、サンポート高松、JR高松駅前広場におきまして、この「街角に音楽をフェスティバル」の開催をするものでございます。
 特に、27日(日曜日)には、サンポート高松大型テント広場におきまして、誰でもどんな楽器でも(電気楽器以外)持ってきて参加できるセッション、「スマイルセッション」といった新しい試みも予定されているようでございます。
 ぜひ多くの音楽ファンの皆様方に、御参加をいただきたいと思っております。
 詳細につきましては、配布しております資料を御覧いただきたいと存じます。

 6点目は、「高松市立東部運動公園グランドオープンについて」でございます。
 東部運動公園は、市民の皆様が気軽に利用することができ、レクリエーションやスポーツ、健康づくりなど、幅広い活動ができる市民スポーツの拠点となる運動公園として、整備を進めてきたものでございます。
 去る平成20年には、部分オープンしておりまして、サッカー場やフットサル場、軟式野球場などを、順次、共用開始してきておりますが、この度、最後の施設となります、東讃地区では初となる、遠的60メートルを備えた弓道場、それから、90メートルコースがあるアーチェリー場、また、森林浴が楽しめる1キロメートルのウォーキングコースが完成して、5月1日(木曜日)にグランドオープンするものでございます。
 グランドオープンに先立ちまして、これまで御協力いただきました、関係者や関係団体、関係機関等による記念式典を、5月1日(木曜日)午前10時から、東部運動公園の第1サッカー場で開催いたします。取材をお願いしたいと存じます。
 東部運動公園ですが、午前9時から午後9時までの開園で、休園日は毎週火曜日と年末年始となっております。なお、トリム広場とウォーキングコースは、休園日でも自由に御利用いただけます。
 ぜひ、多くの市民に御利用いただきたいと存じます。

 最後、7点目は、「高松春のまつり「フラワーフェスティバル&交通安全フェア2014」の開催について」でございます。
 この高松春のまつりは、多くの市民の皆様の参加のもと、「花いっぱいのまちづくり」という観点と、「みんなですすめる交通安全」という観点、この2つをテーマにして、毎年開催をしているものでございます。今年も、5月3日(土曜日)と4日(日曜日)の2日間、中央公園を会場として開催します。
 今年は、例年と比べまして、花壇の配置を若干変更し、来場者の動線に配慮したものにしており、約26,500本のマリーゴールドやペチュニアなど、15種類の季節の草花で会場を装飾して、来園者に楽しんでいただきたいということでございます。
 また、ご当地アイドルの「CoCoデコル」ライブステージや十河あいさつレンジャーショーのほか、園芸相談、植木市、白バイ・パトカー展示、マイカー点検等、いろんな楽しいイベントも実施する予定でございます。
 多くの方に、色とりどりの美しい草花を楽しみながら、数々のイベントを楽しんでいただきと思っております。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 公共交通利用促進について、IC乗車券の「イルカ」に対応する電車とバスを乗り継ぐ場合の運賃割引制度が、高松市の負担により、3月に拡大され、1カ月が経過したが、利用状況に変化があったか、変化を表す数字があれば、それも教えて頂きたい。
【市 長】
 本市では、昨年9月に「公共交通利用促進条例」を施行し、公共交通をより市民の皆様に利用してもらいながら、コンパクト・エコシティの実現や市民の皆様の健康や生きがいなどにつながるような、歩いて楽しむまちにしていこうという方向性で、今、各種施策を実施しているところである。
 その第一弾の施策として、先月、3月1日から、電車とバスを乗り継いだ場合に、ことでんが従来から20円の乗り継ぎ割引を行っていたが、それに80円を市が負担して、100円の割引を拡大する施策を実施した。
 まだ、実施してから2か月経っていません。1か月ちょっとなので、3月分の集計しか出ていないが、これを見てみると、3月分の乗継件数は、約25,000件となっていて、昨年の同時期の件数が20,200件だったので、率として約23.7%の増となっている。
 当初、割引拡大で、2割程度は増えるのではないかと見込んでいたが、それを上回る状況であり、滑り出しとしては、概ね、順調ではないかと評価している。
 また、具体的に、カード種別による内訳で見ると、定期以外のIruCa、フリーIruCa・シニアIruCaなどが対象だが、これによる乗り継ぎの利用が対前年比18.2%の増で、定期IruCaの乗り継ぎの利用が、対前年比39.4%の増となっている。定期IruCaの場合には、定期IruCaを持っていれば、バスに乗っただけでも乗り継ぎとみなされて、100円割り引きになるので、定期IruCaのバスの乗り継ぎを利用した人が多かったという状況かと思っている。
 これらは、あくまでも3月分の速報値としてのデータであり、今後、制度開始により、定期を新たに購入した人がどの程度増えたのかなど、より具体的な利用実態や鉄道・バス事業全体の収支が、乗り継ぎ割引拡大により、どのように変化しているのかについて、多面的に集計・分析した上で、今後の施策等に役立てて行きたいと思っている。

【記 者】
 高齢化は今後も進行することは確実な情勢だが、その中で、公共交通機関が果たす役割について、また、まちづくりにおける公共交通機関の果たす役割について、所見を伺いたい。
【市 長】
 公共交通というのは、都市活動に欠かせない重要な社会基盤、インフラであると認識をしている。
 特にこれから、人口減少、超高齢社会が現実となる中で、まちづくりの方向性として、我々は、多核連携型コンパクト・エコシティを目指して、これまでの拡散型から、より集約型のまちづくりを目指していこうとしているわけである。その集約型にした場合でも、特に増える高齢者、いわゆる交通弱者である人たちが、移動手段をきちんと持たなければ、やはり活力のあるまちづくりができないという意味で、公共交通体系の維持・構築・充実といったものは、非常に重要なまちづくりの課題であると認識している。これまではどちらかというと、拡散型のまちづくり、道路ばかりをどんどん郊外に広げていって、面的に整備し、大型駐車場を備えた大型スーパーなどが、郊外に立地をして、そういうまちづくりが、利便性が高いまちづくりだろうと進めてきたわけだが、先ほど言った、人口減少、超高齢社会にあっては、そういうまちづくりをしていたのでは、みんながみんな、不便な、非常に利用しにくい、活力の落ちるまちになりかねない。
 その一方で、公共交通というものは、どうしても収支を取らなくてはならないということで、車社会がどんどん進んでいったものだから、公共交通を充実しようにも、人が乗ってくれない、人が乗ってくれないと赤字が拡大して、結局、便数を減らしたりして、利便性も悪くなり、言わば悪循環に陥っていたというのが、これまでの状況かと思っている。
 これを、ここで好循環に切り替えていかなければならない。そのためには、まずは利用促進が大事だろうということで、公共交通利用促進条例を制定したところである。それに基づき、先ほどの乗り継ぎ割引や、特に、高齢者に公共交通を利用してもらうように、それが、高齢者の健康や生きがいなどに繋がるように、この秋を予定しているが、高齢者が公共交通を利用する場合、半額程度にする新たな施策も、今、考えているところである。
 そういう施策を実施しながら、人口減少、超高齢社会にあっても活力を失わない、住んでいることによって快適性が保たれる、そういうまちづくりにつなげていきたいと思っている。

【記 者】 
 高齢者の電車やバスの運賃を半額程度にするということだが、もう少し具体的に教えてほしい。
【市 長】
 現在、障がい者については、障がい者用のIruCaカードを使えば、2分の1の負担で公共交通を利用できるが、それを70歳以上の高齢者、市民について、イルカを渡して、それで公共交通を利用してもらう施策を導入したいと思っている。

【記 者】
 今日、まさに行われている学力テストのことだが、去年の段階では、公表することについては、積極的な理由が見いだせないとのことだったが、改めて、その見解と理由を伺いたい。
【市 長】
 その点については、基本的に教育委員会が、まず判断してということになるかと思うが、学力テストの実施により、それぞれの全体の傾向や教育の課題などをきちんと見つけてもらうのが必要だと思う。それを学校別などで、公表することによって、過当な競争を煽るようなことになると逆効果であると私は判断していて、今は、そこまでの必要はないのではないかと思っている。

【記 者】
 昨日、高松地方裁判所において、高松市の手話通訳の派遣申請の訴訟で、裁判長から、和解協議に向けた勧告がでたが、原告の方としては、4月1日付けで改正した要綱を、誠実に運用してもらえれば和解を受け入れたいと言っているのだが、高松市として和解に応じる方向なのか。
【市 長】
 昨日、今回の手話通訳者の派遣処分の取り消し等請求事件について、裁判所の方から、市の方で、高松市意思疎通支援事業実施要綱が改正をされて、ほぼ原告の方が望まれるような対応ができることとなったので、裁判長の方から、今後、和解の申し入れをしたいという申出があった。原告・被告とも、それは了承したが、具体的な和解協議は6月2日の午後に行われる。そこで、具体的な和解提案が示されて、裁判所と協議をしながら最終的にどうするか意思決定するが、私どもとしても、基本的には和解する方向で検討したいと思っている。

【記 者】
 四国遍路の貼り紙問題だが、人権啓発課が市のホームページに、「外国人の人権を侵害する恐れのある貼り紙事案について」の文書を掲載しているが、市長の所見は。
【市 長】
 あのような人権侵害や差別的な動きを助長しかねない貼り紙がなされたことは、非常に残念だと思っている。国際化の中で、我々としても多文化共生についても図っているし、また、そもそも信仰というものについて、ある一定の線を引いて差別するということは、本来、あってはならないと思っているところで、非常に、それについては残念だと思っている。

【記 者】
 今後の再発防止に向けて、高松市で新たな施策はあるのか。
【市 長】
 市独自でどうこうというのはないが、法務局や県などとも十分相談しながら、これは、四国全体にわたっている話であるので、関係団体とも相談しながら、二度とこういうことのないように、再発防止に努めたいと思っている。

【記 者】
 コトデン瓦町ビルの高松天満屋が閉店になり、そこに入っている市役所のフロアを70平方メートルから4,000平方メートルに広げてという話を聞いて、一種の支援はしなければいけないと言ってもらえれば分かりやすいのだが、支援ではないとの話を聞いているので、これを税金の無駄遣いと言われない形で活用するには、どのように使えば、活用になるのか。
【市 長】
 ことでん瓦町駅のビルというのは、まさに交通結節拠点にそのまま立地しているビルであり、そのビルの存在自体が、まちの中での賑わい創出、そういうものに大きく影響しているところだと思っている。一方で、そういう駅に直結したビルだということで、利便性が高い、市民の利便性なども高いようなところである。そこのビルから高松天満屋が、今回、撤退することになったが、第一義的には、ビルの所有者であることでんが、それをどうするかという判断であるが、市としても、まちづくりの一つの拠点となるビルについて、できるだけ、賑わいなどが確保できるように、よりそこで市民の利便性が高められるようないろいろな方策があるのであれば、そういうことについて取り組んでいきたいと考えている。
 その中で、本市として、今、9階の市民サービスコーナーで、窓口業務を一部行っているわけであるが、あそこでサービスの窓口を広げてほしいとの声もあるし、もちろん、そういうのがより利便性が高く提供できるのであれば、それも望ましいということと、今後、高齢者等の健康づくりなどの事業を、市内各地で提供していかなければならないが、そういう利便性が高い場所などで、サービスの提供が可能なのではないか、そういう重要な拠点となる施設で、行政サービスの提供の場所として、より有効に使いたい、より有効に使えるのであれば、そこに公共サービスの施設を持っていき、サービスを展開したいとの考え方で、今、どういうサービスがあるのかなどを調整しているところである。
 例えば、ことでんが、空きテナントになって賃料が入らないと困るとのことで、それを市が肩代わりして借りて、賃料を払うということではなくて、あくまで、そこで展開すべき公共サービスがどういうものがあるのか、それだけの賃料を払いながら、より良い公共サービスとして展開する意義があるのか、どうなのか、その辺を今、最終的に調整している段階である。
 現在、どの程度のフロアを借りるかまでは、はっきり決まっていないが、できるだけ賑わい創出などの有効利用の観点と、公共サービスがより市民の利便性が高く提供できるという観点、また、賃料の負担、それらを総合的に判断しながら、ことでんと相談していきたいと思っている。

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