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市長定例記者会見(平成26年6月6日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成26年6月6日(金曜日) 11時30分~11時43分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)瀬戸内海国立公園指定80周年記念「瀬戸内海クルーズ」事業の実施について
(2)歴史資料館第67回企画展「船と鉄道~四国の玄関口・高松の交通機関史~」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から、2点について発表させていただきます。

 1点目は、「瀬戸内海国立公園指定80周年記念「瀬戸内海クルーズ」事業の実施について」でございます。
 瀬戸内海を観光資源としまして、瀬戸内海の島々と海の魅力を国内外の観光客に楽しんでいただきます「瀬戸内海クルーズ」事業を今年も実施します。
 これは、一昨年から3ヶ年程度を目途に、公益財団法人高松観光コンベンション・ビューローに補助し、実施している事業でございます。
 今年は瀬戸内海国立公園指定80周年という記念すべき年でございます。その関連事業として、「香川ウォーターフロントフェスティバル」が7月19日(土曜日)から開催されますけれども、それに合わせまして、このクルーズの事業につきましても、7月19日(土曜日)から実施し、8月24日(日曜日)までの土・日・祝日の13日間に、1日3便運航することとしております。
 高松港から屋島沖へ進みまして、男木島の灯台、女木島の灯台と「せとしるべ」を巡ります約60分間の遊覧クルーズとなっております。
 料金は、大人1,500円、小人・12歳未満が1,000円でございます。6歳未満は、大人1名につき1名無料となっておりまして、定員は40名でございます。
 事前予約可能にしております。また、定員に満たない場合は、昨年までとは異なりまして、当日受付も行って、乗船いただくことにしております。
 この事業は、将来的には、民間事業者の事業として移行することを視野に入れた実証実験で行っているものでございます。
 低価格で、気軽に乗船できるクルーズへのニーズを検証したいと思っているところでございます。
 このクルージングを実施しながら、より一層高松の魅力、瀬戸内海の魅力をPRするような観光事業の振興に取り組んでまいりたいと思っております。

 2点目は、「歴史資料館第67回企画展「船と鉄道~四国の玄関口・高松の交通機関史~」の開催について」でございます。
 高松市歴史資料館では、6月7日(土曜日)から7月13日(日曜日)まで、第67回企画展「船と鉄道~四国の玄関口・高松の交通機関史~」を、サンクリスタル高松4階の企画展示室で開催します。
 御承知のように、本市は、昭和63年まで宇高連絡船をはじめ、備讃瀬戸を往来する船舶によりまして、四国と本州が結ばれ、高松は、四国側の玄関口として大きく発展してきたところでございます。
 鉄道や船舶などの大量輸送を可能としました交通機関は、物流や生活の利便性向上など、様々な形で、高松という都市の発展に寄与してきたものでございます。
 しかしながら、昭和63年に瀬戸大橋が開通しますと、大きく一転しまして、それまでの高松を起点としていた物流や人々の流れが大きく変わりました。それに伴いまして、四国の玄関口として発展してきた高松の顔を変えることになり、玄関口としての機能も大幅に低下した、ほとんど無くなったものでございます。
 その結果、特に船、船舶でございますけれども、高松を発着するような船舶航路も、段々少なくなってきて、惜しまれつつ、船も姿を消してきたという歴史がございます。
 そのような歴史を踏まえまして、この展覧会では、四国の玄関口である高松の発展を支えてきた、船舶と鉄道に関する資料や写真を展示・紹介しまして、高松の交通機関の歴史を振り返るものでございます。
 関連イベントとしまして、6月28日(土曜日)の午後1時30分から、宇高連絡船愛好會會長の三村 卓也(みむら・たくや)氏に「うどんだけじゃない宇高連絡船」と題して講演をいただきます。
 また、翌日の6月29日(日曜日)の午後1時30分からは、切り絵の専門家の方で元宇高連絡船船長の萩原 幹生(はぎわら・みきお)氏によります、昔の瀬戸内海の景色と連絡船の姿を切り絵で表現するワークショップ「懐かしい景色と乗り物を切り絵にしよう!」も開催します。
 それぞれ、御周知の程、よろしくお願いしたいと存じます。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 中核市市長会でも話題になったかと思うが、政府が検討している法人税の実効税率引下げについて、市長の意見を伺いたい。
【市 長】
 法人税の実効税率の引下げについて、政府では、法人税を国際相場に照らして国際競争力を強化なものにするために、現在、経済財政諮問会議等において、その方向性が議論されているところである。
 法人関係税は、国の法人税、地方の法人事業税、法人住民税があるけれども、国の法人税、30何パーセントだが、これが地方交付税の原資になっているので、地方税、地方交付税の原資の法人関係税を足すと、地方の方が約6割を占めているわけである。
 したがって、法人税の実効税率を一律に引き下げて、そのあと何も手当しないと、その分の減収分は地方が被ることになるので、これだけの厳しい財政状況で、行政需要等も多岐にわたり山積する中で、単純な税率引き下げには応じられないというのが、全国市長会や中核市市長会で議論された。競争力強化の観点から実効税率を下げるにしても、課税ベースを今以上に広げるとか、減収につながらないような代替の措置や代替財源を確保して、地方の収入減につながらないような、そういう措置をきちんとやってほしいということを、市長会としても強く求めていこうと、決議などもしたし申し入れをしている。
 特に、高松市は、法人関係税、法人市民税の税収に占める割合が、中核市43市の中で一番高い。それだけ法人市民税に依存している税収構造にあるので、これが単純に減収になると大きな影響を受けるので、特にその点について、単純な減収にならないよう、代替財源をきちんと確保するように、高松市として、強く国・政府に訴えていきたいと思っている。

【記 者】
 新たに創設された改正自治法による広域連携制度について、市長の意見を伺いたい。
【市 長】
 改正地方自治法により創設された、新たな広域連携制度についてだが、法律に基づいて、各市町村間で連携協約というような、いわゆる地方間の条約みたいなものを結んで、協力しながら、より広域的な地域の発展を図っていこうという制度である。その枠組みのひとつが、地方中枢拠点都市と言われる都市を中心とした連携であり、全国に約60の都市がその要件にあてはまっている。その中の一つとして、高松市も想定されているところである。地域経済の中心となる地方中枢拠点都市として、経済、社会などのいろいろな面で圏域をけん引していくのにふさわしい核となる都市を中心都市として行政サービスを行っていくべきだ、ということが示されたのではないかと思っている。
 ただ、本市はすでに、これまでの定住自立圏構想の下でいち早く中心市として手を挙げ、さぬき市、東かがわ市、土庄町、小豆島町、三木町、直島町及び綾川町の2市5町との間で「瀬戸・高松広域定住自立圏」を形成して、連携協力しながらいろいろな事業、施策を行ってきているところである。
 「瀬戸・高松広域定住自立圏」も今年で5年目を迎え、圏域としての取組が、ある程度定着していると思っている。これをさらに発展させる形として、今回の地方中枢拠点都市制度への移行を、私どもとして、これから検討したいと思っている。ただ、地方中枢拠点都市圏が、まだ具体的に、どういう事業があって、どういうメリットがあるのか、その辺が確かめられてはいないので、国の施策等を十分検討しながらスムーズに移行できればと考えている。

【記 者】
 瀬戸内海クルーズでは、芸術祭で盛り上がった男木や女木なども入っているが、特にこういうところを見てほしいというのがあれば、伺いたい。
【市 長】
 瀬戸内海は、今年、国立公園指定80周年だが、まさに、日本で最初の国立公園として昭和9年に、備讃瀬戸の多島美が指定された訳である。したがって、景観がすばらしいところだというのは、それだけでもお墨付きだと思うが、今でも、非常に多島美は、注目をされており、それとともに人々の生活、それと2回にわたる瀬戸内国際芸術祭よって、新たな魅力がこの瀬戸内海の海や島々には加わったと思っている。
 そこを、観光客などの人たちに、クルーズで回ってもらい、高松の魅力をより深く、体験してもらう。これは、私どもも、非常に意義のあるものだと思っているし、観光客などの人たちにも喜んでもらえるのではないかと思っている。
 実証実験的に行って、3年目だが、どうにか民間の観光事業に移行していくように、しっかりとモニター事業を行っていきたいと思っている。

【記 者】
 3年目ということで、去年、一昨年と特に変わったところはないか。
【市 長】
 特に無いが、瀬戸内海国立公園80周年関連事業としてウォーターフロントフェスティバルが開催されている。7月19日から毎日3回サンポートの沖のところにウォータースクリーンを作って、そこに映像を映し出しているので、それと同時にクルーズをやることになるので、クルーズをして、映像を見るなど倍楽しんでもらえるのではないかと思っている。
 昨年の瀬戸内国際芸術祭で、更に、現代アートの恒久作品が増えているので、島に降りるわけではないけれども、より活性化した島々などを巡りながら楽しんでもらえれば、年を重ねるごとに魅力が増えてきているのではないかと思っている。
 それから、特に外国人観光客の方を積極的に誘致したいと考えており、そういう方にクルージングなどを楽しんでもらえればありがたいと思っている。その辺についても、クルーズを楽しんでもらえるようないろいろな仕掛けも考えている。

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