LGBT(性的少数者)を知っていますか?
更新日:2018年12月28日
性のあり方は、男女という性別の枠を超えて、多様です。
私たちの社会には、一般的によく言われる男女だけの性ではなく、多様な性に生きる性的マイノリティ(性的少数者)の人が暮らしています。性的マイノリティにはさまざまなタイプの人たちがいます。LGBTとは、その中の4つのカテゴリーであるレズビアン(Lesbian 女性の同性愛者)、ゲイ(Gay 男性の同性愛者)、バイセクシュアル(Bisexual 両性愛者)、トランスジェンダー(Transgender こころの性とからだの性が不一致な人)の英語の頭文字をとった言葉です。このほかにも、性のあり方は多様であり、LGBTという言葉は、すべての性的マイノリティを表すためにも用いられています。
LGBT(性的少数者)は、日本の人口の約8%(※)とも言われています。
社会に存在する「性」に対する考え方は、まだまだ固定的です。男性と女性(身体的特徴)であり、異性を好きになるのが当たり前、そうでない人は普通ではないという固定観念が当事者の生きづらさにつながっています。
誰もが、自分らしく生きる権利を持っています。
一人一人が、LGBTについて正しく理解し、ありのままの個人を認め合い、すべての人が性に関係なく自分らしく生きていくことができる社会を作るために、みんなで考えましょう。
(※)博報堂DYグループ株式会社LGBT総合研究所「LGBTをはじめとするセクシャルマイノリティの意識調査」(平成28年)より
【性の4要素】
性のあり方は、次の4つの要素から捉えることができます。
からだの性:生まれたときのからだの性(生物学的な性)
こころの性:自分が自分の性についてどのように思うか(性自認)
好きになる性:どの性別が恋愛対象になるか(性的指向)
表現する性:服装やしぐさ、言葉づかいなど
【LGBT】
L:レズビアン(Lesbian 女性の同性愛者)
G:ゲイ(Gay 男性の同性愛者)
B:バイセクシュアル(Bisexual 両性愛者)
T:トランスジェンダー(Transgender こころの性とからだの性が不一致な人)
【レインボーカラー】
LGBT(性的少数者)のシンボルカラーは6色の虹色です。
これは、LGBT関係のイベントやパレードで使われており、「多様性を尊重する」という意味が含まれています。近年では個人的にフラッグやステッカーなどで示すことに加え、企業でもレインボーカラーを取り入れる動きがあり、理解の輪は社会全体に広がりつつあります。
お問い合わせ
このページは人権・男女共同参画推進課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎7階
電話:087-839-2292
ファクス:087-839-2291