市長活動報告(平成20年3月)
更新日:2018年3月1日
3月31日(月曜日) 「まちうたプロジェクトvol.2/Rock of【T】City参加アーティスト等 表敬訪問
本市が文化事業として支援している「高松まちうたプロジェクト」の第2弾として制作されたCD「Rock of【T】City 」の参加バンドの皆さんが、ディレクターの長田亞子さんとともに、本日、市役所を訪れ、完成したCDを寄贈してくださいました。
このCDには、自薦、他薦、公募により選ばれた10組のバンドそれぞれが高松の街をモチーフにして個性あふれる楽曲を作成、演奏した10曲が収録されています。参加バンドの皆さんは、学生やアルバイトをしながら、プロのアーティストを目指し、高松市内を中心に活動されているとのことですが、約50組もの応募者の中から選ばれたというだけあって、個性豊かでバラエティに富んでいて、かつ、どのバンドの曲も演奏もクオリティが高く、感心しました。
私も、中学・高校生時代はロックを好んで聴いていましたので、CDを聴きながらバンドメンバーの皆さんとお話しさせていただいていると、当時の記憶がよみがえり、私自身が若返ったような、奇妙な懐かしさがこみ上げてきました。
4月20日には、お披露目ライブの開催も予定されているとのことで、私も、時間が許せば、足を運びたいと思っています。
3月28日(金曜日) 香川県消防広域化推進計画検討委員会 第4回会議
香川県における、自主的な市町消防の広域化の推進等について、県内の市町長、消防機関等が検討する香川県消防広域化推進計画検討委員会の第4回会議が、本日県庁で開催され、出席してきました。
本日の会議では、現在、県内に9つある消防本部・局を一つに統合する方向で、その組織体制などについて、来年度からは新たに部会も設置し検討していくことを申し合わせました。
東南海・南海地震を始めとする大規模災害に備えるためには、広域化により、出動体制の強化や専門要員の確保等を図ることが不可欠です。しかしながら、広域化には、責任の所在を明らかにできるのか、また、地域の実情に応じた消防活動ができるのか、などといった不安要素もあります。この度県がまとめた広域化推進計画の骨子では、消防署所・職員数の維持や、市町長の指揮下で所轄消防署が活動できる体制の整備などが明示されており、少しずつではありますが、そうした不安も解消していけるものと思っています。
住民皆様の生命と財産に直結する問題だけに妥協は許されず、今後も徹底的に議論を重ねていきたいと思います。
3月28日(金曜日) 「第16回中学生訪中親善使節団」出発前 表敬訪問
財団法人高松市国際交流協会では、これからの地域づくりの担い手となる中学生の国際感覚の涵養を図るため、本市の友好都市である南昌市を始めとする中国各都市へ、市内の中学生を派遣する事業を行われています。
本日は、その事業に参加される、市内7中学校に通う15人の中学生の皆さんが、市役所を訪れてくれました。
皆さんは、29日からの6日間、上海、南昌、北京を訪れ、各都市の名所や文化施設を見学するほか、南昌市では、ホームステイや中学校訪問を通し、相互交流も図られるとのことですが、悠久の歴史を誇る中国の文化や生活様式に触れることは、学校の授業や日本での日常では得られない有意義な経験をもたらしてくれると思います。また、異国で生まれ育った同年代の人たちの考えを知ることで、自らの視野が大きく広がると思いますので、是非、積極的にコミュニケーションを図り、訪問後も連絡を取り合えるような繋がりをつくってきてほしいと思います。そして、近い将来、その一つ一つの繋がりが、高松・南昌両市や日中を今以上に強く結ぶ絆へと成長してくれることを願っています。
3月28日(金曜日) 新入学(園)児用交通安全用品寄贈式
新年度を前にして、本日、地元企業等の皆様から、新しい小学校一年生に配布する多くの交通安全用品を寄贈いただきました。
昨年、高松市においては、5,963件の交通事故が発生し、このうち15歳以下の子どもに関わる事故は295件ありました。けがをした子どもも、前年よりは減少したものの、513人おり、憂慮すべき状況となっています。
安全・安心なまちづくりの実現には、地域全体の協力が不可欠で、地元企業等の皆様からこうした御支援をいただけるのは、ありがたい限りです。
寄贈いただいた交通安全用品は、早速、市内の各学校等に配布し、交通事故防止のため有効に活用させていただきたいと思います。
本日は、この春、栗林小学校に入学される三好健斗くんと土居初音さんが、市内の新入学児童を代表して出席してくれていましたが、本当に可愛らしく、お二人を始めとして、新入学児童・園児の皆さんが、安全に安心して通学できる環境づくりに、今後一層努めていかなければとの思いを強くしました。
3月26日(水曜日) カマタマーレ讃岐出陣式
本日、市役所玄関前の市民広場で執り行われた、「カマタマーレ讃岐 2008シーズン出陣式」で、羽中田監督を始め選手の皆さんに激励のあいさつをしました。
今月、Jリーグが開幕し、サッカーファンにとって、待ちに待った本格的なサッカーシーズンが到来しました。また、今年の夏に開催される北京オリンピックでは、「反町ジャパン」の活躍が大いに期待されており、全国的にサッカーへの関心は、一段と高まりを見せることと思います。
このような中、カマタマーレ讃岐は、今シーズンより羽中田新監督が就任し、新たにJリーグ経験者などのメンバーも加わり、一層充実した戦力となっており、シーズン終了時には、JFL昇格という吉報が聞けるのではないかと大いに期待しています。
カマタマーレ讃岐の今季開幕戦となる6日の徳島コンプリール戦には、私も応援に駆けつけたいと思っています。市民の皆様も、是非、新生「カマタマーレ讃岐」に、これまでにも増してあたたかい御声援をお願いしたいと思います。
3月26日(水曜日) 平成20年第1回高松市議会定例会(閉会)
本日、今年に入って最初の高松市議会定例会が閉会しました。
今議会は、私が市長になり初めての通年予算である平成20年度当初予算のほか、4月からの新総合計画や環境基本計画の始動、また、LRTの導入も視野に入れた高松市総合都市交通計画や教育振興基本計画等各種計画の策定・見直し、さらには、自治基本条例の制定など、本市のこれからのまちづくりを左右する重要事項が議論の俎上に上っている時期ということもあり、それらについて、議員皆様から多くの質問を受け、それに対して私や担当部長から真摯にお答えしました。
提出した平成20年度一般会計予算案を始めとする議案も全て可決され、これでいよいよ新年度を迎える準備が整いました。
平成20年度は新総合計画の初年度であり、本市の新たなまちづくりが順調なスタートを切れるよう、市民皆様の御理解を得ながら、各種施策の円滑な推進に努めていきたいと思っています。
3月25日(火曜日) 「平成20年高知城花回廊」開催に伴う表敬訪問
4月4日から3日間開催される「高知城花回廊」のPRに、ミス高知観光キャンペーンレディーの高橋渚さんが、高知市観光協会の皆様と一緒に、本日、市役所を訪れてくれました。
この「高知城花回廊」では、高知城内の階段や渡り廊下等が生け花や趣向を凝らした照明で装飾され、また、「和(なごみ)」をテーマにした各種ステージも開催されるとのことですが、照明による装飾は、本市で好評を博している「牟礼石あかりロード」を参考にされたとのことで、「石あかりロード」が他県でも注目を集めていることを改めて認識し、うれしく思いました。
高知県は、先日、ソメイヨシノの開花宣言もされたところで、ちょうどこの催しが行われる頃は、満開になった桜が会場をより一層華やかにしてくれるものと思います。
本市にも、玉藻公園の桜の馬場や栗林公園など、桜の名所は数多くありますが、お時間のある方は、高知にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
3月24日(月曜日) 古高松南女子ソフト 表敬訪問
昨年12月に行われた県予選で見事優勝し、3月28日から静岡県で開催される第1回春季全日本小学生女子ソフトボール大会に出場される古高松南女子ソフトボールチームの皆さんが、本日、市役所を訪れてくれました。
全日本大会は、全国の都道府県を代表する48チームがトーナメント方式で優勝を争うとのことで、強豪ぞろいだと思いますが、古高松南女子ソフトの皆さんは、県予選の準決勝・決勝とも二桁得点で快勝しており、本大会でもその活躍が期待されます。
今日お会いした皆さんは、写真のとおり小柄で、小さな体のどこに力が秘められているのか不思議なくらいでしたが、持てる力を存分に発揮して、悔いの残らない大会にしてきてもらいたいと思います。
また、こうした全国大会は、地域を越えた交流を深める絶好の機会であり、是非意義深い思い出となるよう、遠く離れた地域の人たちとも友情を育んでいただきたいと思います。
3月24日(月曜日) 「第2回高松国際ピアノコンクール」開催決定記者会見
来る2010年3月に、「第2回高松国際ピアノコンクール」が開催されることが決定し、本日、開催決定記者会見に本コンクールの組織委員会顧問として出席しました。
平成18年3月に開催された第1回コンクールは、四国初の国際的なピアノコンクールとして、25の国や地域から306名もの若さと才能に溢れたピアニストの応募があり、大成功に終わりました。
私は、マニフェストにおいて、「音楽イベントなどを支援し、楽しい街づくりを進める」こととし、また、この4月から始動する新高松市総合計画においても、「心豊かな人と文化を育むまち」をまちづくりの目標の一つに掲げており、まさにこのイベントはそのシンボルともなるものだと思っています。また、2010年は丁度、高松市市政施行120周年に当たり、瀬戸内国際芸術祭の開催も予定されています。
これらの相乗効果により、本市の新たな飛躍の契機となる素晴らしい催しになることは間違いなく、市長としても、個人的にも、本コンクールの開催が今から待ち遠しく楽しみです。
3月23日(日曜日) 高松市交通安全シンボルキャラクター表彰式
本市では、交通事故防止のPRに役立てるため、交通安全シンボルキャラクターのデザインとネーミングを募集していましたが、この度、デザイン341点、ネーミング242点という多数の応募作品の中から、採用作品が決定し、発案者に表彰状をお渡ししました。
デザインの部では、高松工芸高等学校の浜田栄子さんの作品が、そして、ネーミングの部では、太田南小学校の石原樹里さんの「まもりーぶちゃん」がそれぞれ選ばれました。写真のとおり、子どもから大人まで広く受け入れられそうな愛らしいキャラクターとなっており、浜田さん、石原さんのお二人はもちろん、応募してくださった皆さん全員に感謝します。
近年、香川県では、交通マナーの悪さが目立っており、人口10万人当たりの交通事故死者数でも、ワースト上位の常連となっています。本市としては、今後、この「まもりーぶちゃん」に交通安全街頭キャンペーンを始め、各種広報活動、交通安全教室、交通安全イベントなどで幅広く活躍してもらい、交通ルール遵守の更なる啓発に努めていきたいと思っています。
3月22日(土曜日) 「第25回香川の漆器まつり」会場開き
本日から2日間、玉藻公園の披雲閣で開催される「香川の漆器まつり」の会場開きで、お集まりの皆さんにあいさつをしてきました。
今回で25回目を迎えるこの漆器まつりでは、漆器と家具の展示即売を始め、香川漆芸の始祖である玉楮象谷(たまかじぞうこく)先生を偲ぶお茶会(これは、何と140回を数えるということです)、さらには、伝統工芸士の指導による彫漆技法の体験など、多彩な催しが開催されており、今や、春の始まりを飾る本市の風物詩として、広く市民の皆様に親しまれています。
会場には、所狭しと多くの作品が展示されていましたが、どの作品も手作りの温かみに溢れており、長い伝統と高い技術により生み出された香川の漆器の質の高さを改めて感じました。
長い年月をかけて育まれてきた伝統工芸は、地域の宝です。本市では、これまでも、香川漆器はもとより、家具や盆栽、庵治石など、魅力と特色ある地場産業の振興に努めてきましたが、今後更なる販路拡大や知名度の向上に積極的に取り組み、高松ブランドを構築していきたいと思っています。
3月21日(金曜日) 青年海外協力隊出発前の表敬訪問
本日、青年海外協力隊として2年間、サモア独立国へ小学校教諭として派遣される本市出身の楠原由樹子さんが、3月25日の出発を前に、市役所を訪れてくれました。
楠原さんは、サモア独立国の首都アピア市にある私立小学校で、美術や体育、またコンピュータ教育などの授業を行われるとのことです。サモア独立国は、オーストラリアの北東に位置する人口18.5万人の面積は鳥取県よりやや小さい島国で、学校教育の環境は十分に整っているとはいえない状況だそうです。さらに、楠原さんが従事される学校は、平成16年に開校したばかりということで、いろいろとご苦労も多いと思いますが、楠原さんの知識や技能が大きく生かされるものと期待しています。
サモアの子どもたちは、恵まれた教育にないからこそ、学びたいという気持ちが強く、必死になって楠原さんに教えを乞うと思います。楠原さんには、その気持ちをしっかりと受け止め、子どもたちの将来の可能性を大きく広げてきてもらいたいと思います。
3月19日(水曜日) 「漱石の絵てがみ~橋口貢・五葉との交流」特別公開・レセプション
明日から5月6日まで、四国村ギャラリーで開催される「漱石の絵てがみ~橋口貢・五葉との交流~」展の特別公開・レセプションに出席し、あいさつをしてきました。
夏目漱石は手紙を書くことが好きで、「吾輩は猫である」執筆中に書かれた絵てがみを主に、約2,500通もの手紙が残されているそうです。
本展覧会は、教え子で後に外交官となった 橋口貢やその弟で漱石作品の装丁・挿し絵を数多く手掛けた人気洋画家 橋口五葉に宛てた絵てがみを中心に、自筆原稿や落款など、約60点の遺愛品が展示されるものです。
あいさつをした後、私も観覧させていただきましたが、自筆の絵てがみからは、漱石の当時の心情を読み取ることができ、私たち現代人が忘れかけていた、人と人とのコミュニケーションの大切さや、豊かな心、みずみずしい感性を甦らせてくれるものだと感じました。興味のある方は是非足を運んでみてください。
3月18日(火曜日) 十河体協による「第8回西日本中央連携軸家庭婦人バレーボール大会」の優勝報告
本日、「第8回西日本中央連携軸家庭婦人バレーボール大会」で、見事優勝を果たされた十河体協の皆さんが、市役所を訪れてくれました。
この西日本連携軸というのは、日本海から瀬戸内海を経て太平洋を結ぶ高速自動車道が完成したことにより、沿線15市がそれぞれの特色を生かしながら、多分野で交流・連携していこうと様々な事業が展開されているもので、このバレーボール大会もその一環として行われています。
女子のバレーボールは、四国Eighty8Queenが地域密着型クラブチームとして誕生したこともあり、本市でも再び注目を集めていますが、生涯スポーツの振興はもとより、地域間交流の観点からも意義深い本大会が、今後更に発展していくことを期待しています。
今日お越しいただいた皆さんは、優勝チームのメンバーだけあって、明るく活気に溢れており、21日から香川県代表として出場されるというママさんバレーの全国大会でも、その実力を発揮してくれるものと楽しみにしています。
3月10日(月曜日) 高松ケーブルテレビ「環境教育番組/未来環境防衛隊ドラゴンマン」収録
本日、高松ケーブルテレビが4月から放送する子ども向けの環境教育番組「ドラゴンマンといっしょに わたしたちの未来を守ろう!」の収録に参加しました。
この番組は、2004年から、香川県内の幼稚園・保育所・小児病棟等への訪問やステージイベントを通し、環境保護意識の啓発と子どもたちの心身育成に活躍してきたドラゴンマンが、「地球環境問題」を始めとする諸問題について、自治体や地元企業の取組みを紹介しながら、親しみやすく、かつ、わかりやすく解説していくユニークな番組です。
本日は、ドラゴンマンからの未来環境防衛隊「高松市総監」への就任打診を引き受けた後、共に環境問題に取り組んでいこうと、ドラゴンマンとがっちり握手を交わすシーンを収録しました。
子どもたちにとってドラゴンマンのようなヒーローは憧れの的であり、その姿に自分自身を重ね合わせ、「環境はぼくたち、わたしたちが守る!」という心を育んでくれるよう、私も高松市総監としてできる限り協力していきたいと思います。
3月8日(土曜日) 第34回全日本クラブバスケットボール選手権大会 歓迎レセプション
3月8日~10日の3日間、本市で開催される「第34回全日本クラブバスケットボール選手権大会」の歓迎レセプションで、全国各地より御来高いただいた選手の皆さん等に、開催市の市長としてあいさつをしてきました。
バスケットボールは、近年、競技人口が増加し、年々そのレベルと競技性が高まっています。本市においても、一昨年、プロのバスケットボールリーグであるBjリーグに加盟する高松ファイブアローズが地域密着型トップスポーツチームとして誕生し、その活躍により市民のバスケットボールに対する興味・関心は、ますます高まりを見せているところです。
本大会に参加する選手の皆さんは、全国の各ブロックを勝ち抜いてこられた精鋭ばかりと伺っており、厳しい練習や予選を耐え抜いてきた気持ちの入ったプレーが、市民皆様にスポーツを観戦・応援する喜びを与え、また、自らスポーツする意欲も誘い、本市における市民スポーツの更なる振興につながっていくことを期待しています。
3月8日(土曜日) 第4回地域形成フォーラム
本市では、香川大学、香川県と共同で、道州制を視野に入れた高松都市圏の進むべき方向性や地域政策のあり方についての調査・研究に取り組んでおり、本日、これまでの調査研究成果の報告と最終とりまとめを前にした議論の場として、「第4回地域形成フォーラム」を開催しました。
開会のあいさつに引き続いて行われた成果報告では、三好香川大学大学院客員教授から「芸術文化人と企業人との出会いによる新たな産業の創出」が、また、土井香川大学教授から「都市部の生活と瀬戸内海の島々がもつ自然や文化との連携強化」がそれぞれ提案され、私が目指す芸術や文化に力を入れたまちづくりが今後一層重要になることについて、共通の認識をもつことができました。
また、井原香川大学大学院地域マネジメント研究科長をコーディネーター役とした、小川香川経済同友会代表幹事、一井香川大学長、真鍋香川県知事と私によるパネルディスカッションでも、高松都市圏の将来像について様々な視点からの建設的な意見が出され、最終とりまとめに向け、意義あるフォーラムになったと思っています。
3月6日(木曜日) 女木島・男木島 視察
本日、高松港から海を渡り、女木島と男木島を視察してきました。
天候にも恵まれ、女木島では、現在休校中の女木小学校の施設や大洞窟を、男木島では、灯台資料館や水仙卿を見て回りました。
また、女木島では、サンポート高松から正面の女木島に桜が見えるようにと、JR四国などの協力で組織された「女木島に桜を植える会」が、ボランティアの方々とともに、計1,250本の桜を植樹している場所も見てきましたが、近年、高齢化が急速に進んでいる島にあって、島民だけでは草抜き等の維持管理に支障がでているとのことでした。
男木島では、こちらも多くのボランティアの方々が協力して植えられた水仙がそろそろ見納めとなる可憐な花をたくさん咲かせていましたが、人口減と高齢化で島民だけでは、なかなか管理が行き届かないという話も聞きました。
市民の皆様には、女木島・男木島にお出かけの際は、これら植樹場所にもお寄りいただき、草抜きなどでご協力いただければ幸いです。
3月6日(木曜日) 高松市消防協力者表彰式
去る2月5日、香川大学附属高松中学校において、心臓発作で心肺停止状態となった教諭を、同僚の先生方がAED(自動体外式除細動器)を使用した迅速かつ適切な救命措置で救助するという事案が起こりました。
今回の事案は、市民の方がAEDを使用して人命救助をした本市初の事案となっただけでなく、次世代を担う生徒達に、先生自らが勇気ある行動を示した素晴らしいもので、本日、現場で救急隊員が到着するまで懸命の救命措置を行った河田哲也教諭を始め、学校関係者に感謝状をお渡ししました。
救助された教諭は順調に回復されているということで、手早い的確な応急手当、救急処置は、1分1秒を争う救命にとって、極めて重要で、勇気を持って行動すれば、かけがえのない命を救うことができるということが実証された素晴らしい模範事例です。今回の件をきっかけに、市民皆様の救命救急等危機管理に対する意識が更に向上することを期待します。
3月5日(水曜日) 平成20年第1回高松市議会定例会(開会/提案説明)
本日、今年に入って最初の高松市議会定例会が開会し、所信表明と併せて平成20年度一般会計当初予算案など、上程した64議案について提案理由を説明しました。
予算案については、先月末に公表させていただいたところですが、行財政改革の徹底により確保並びに捻出した財源を、4月から始動する新総合計画の重点取組事業に積極的に配分した、「積極型」の予算編成ができたと思っています。すべての分野について必要な施策を推進できるよう配慮する中、「環境」「コミュニティ」「教育」の分野には特に意を用いました。また、新しい市立病院や次世代路面電車(LRT)についても調査費などを計上しています。
今議会は、3月26日までの22日間の日程で、10日から代表質問が始まり、全部で22名の議員の方々が質問に立たれる予定です。新総合計画に基づくまちづくりが円滑なスタートを切れるよう、議員皆様の御理解を得るべく、 誠意をもってご質問にお答えしていきたいと思っています。
3月3日(月曜日) 高松市消防局 高度救助隊発隊式
平成16年10月、新潟中越地震において余震が続く中、土砂と岩に埋まった車から幼い命が救われた事案、また翌年発生したJR福知山線の列車事故等を教訓に、大規模災害時における救助体制のあり方が見直され、中核市である本市には、人命の救助に関する専門的な教育を受けた隊員と、二次災害回避のための地震警報器を始めとする資機材を装備した高度救助隊の設置が義務付けられました。
これを受け、本市では、北消防署の特別救助隊を高度救助隊とすることとし、この度、その体制が整ったことから、本日、市役所玄関前で発隊式を執り行い、私から、12人の隊員一人一人に隊のワッペンを付けながら激励の言葉をかけました。
近年、災害事象が大規模かつ複雑多様化する中、高度救助隊には、その能力と持てる資機材をフルに生かし、管轄人口48万人の住民の安全と安心の確保のため、活躍されることを大いに期待しています。
3月2日(日曜日) 第7回屋島クリーン大作戦
本日、早朝より実施された屋島クリーン大作戦に参加してきました。
この屋島クリーン大作戦は、不法投棄によるごみや屋島地区の海岸線一帯に多数打ち上げられた海上のごみが、屋島の景観や自然環境の悪化を招いていることから、地元の方々や多くの市民ボランティアの皆様が毎年清掃活動を実施されているものです。
昨年は、実に1,500名を超える参加があり、約12トンのごみを回収したとのことですが、7回目となる今年も過去最高となる約1,700人の多くの皆さんの参加を得ることができ、喜ばしい限りです。
私が清掃活動に加わった屋島の先端、長崎の鼻付近は、傾斜がきつく、写真のように、リレー形式で拾い集めたごみを運びましたが、市民の皆さんと力を合わせ、たかまつの景観・環境を守っているという実感がもて、すがすがしい気持ちになりました。
次の世代にかけがえのない美しい故郷を引き継ぐためにも、こうした取組みによって、市民皆様の間に、環境美化の意識が根付いてくれることを願っています。
3月1日(土曜日) たかまつ水環境シンポジウム2008
本日、「たかまつ水環境シンポジウム2008」を開催しました。
地球にある水全体の2.5%しかない淡水のほとんどが氷や地下水で、人間が容易に使える水は全体の0.01%であると言われており、21世紀は、水不足や水汚染の問題が深刻化する「水の世紀」とも言われています。
このような中、本市では、先日の活動報告でもお伝えしたように、水に関わる様々な関係者で構成する「高松水環境会議」を設置し、水をめぐる各種施策の連携・調整を図ろうとしており、本日のシンポジウムは、その議論を深めていくきっかけづくりとして開催したものです。
シンポジウムでは、「高松水環境会議」の会長である植田先生の基調講演に続き、下水道新技術研究所所長の栗原様をコーディネーター役に、新見香川大学教育学部長、長町香川用水土地改良区相談役、吉田香川の水辺を考える会代表、植田先生によるパネルディスカッションが行われました。豊富な御経験や知識に裏付けされたお話や意見交換が、今後の水環境会議での議論を始め、「水(自)から考える たかまつのまちづくり」に大きく生かされることを期待しています。
3月1日(土曜日) 第33回全国海水養殖シンポジウム
本日、サンポート高松で開催された「第33回全国海水養殖シンポジウム」で、全国各地からお越しの皆様に、歓迎のあいさつをしてきました。
近年、養殖漁業を取り巻く環境は、世界的な魚食ブームから消費拡大の兆しが見られているものの、原油価格高騰に伴う原材料費の上昇や地域ブランドの構築に代表される産地間競争の激化、さらには、漁場環境の保全や生産履歴公開システムの導入などにより、厳しさを増しています。
今年は、香川県において初めてはまちの養殖に成功して80周年という記念すべき年で、県は、この機会を捉え、水産物の消費拡大に向けた取組みを強化していこうとしています。
本シンポジウムでは、全国の養殖関係者が一堂に会し、今後の養殖業のあり方について議論されるとのことで、その成果が、海水養殖発祥の地 香川の取組みに弾みをつけてくれることを期待しています。
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