市長活動報告(平成19年11月)
更新日:2018年3月1日
11月28日(水曜日) 第51回高松市社会福祉大会
本日、サンポートホール高松において開催された第51回高松市社会福祉大会に来賓として出席し、お集まりの皆様にあいさつをしてきました。
子育て機能や相互扶助機能の低下など、地域社会が様々な課題を抱える今日、本市においては、共生・共助の福祉のまちづくりに積極的に取り組むため、「地域福祉計画」や「こども未来計画」等を策定する中で、関係各位の御協力をいただきながら、各種福祉施策・事業の効果的な推進に努めているところです。
しかしながら、誰もが住みよい心豊かな地域社会を実現するためには、行政・関係機関のみならず、家庭や学校、地域コミュニテイなどが一体となって、共に支え合い、助け合うことが極めて重要であり、高松市社会福祉協議会並びに香川県共同募金会高松市支会の方々を始め御参会の皆様には、本大会を契機として、地域における各種福祉活動に更なる御尽力を賜るよう、お願いしました。
11月26日(月曜日) 香川県後期高齢者医療広域連合議会定例会
来年4月から、75歳以上の高齢者について、既存の健康保険制度(国民健康保険、社会保険など)から切り離し、独立した医療制度とする後期高齢者医療制度が始動します。実施主体は、都道府県を単位としてすべての市町村が加入する広域連合となりますが、香川県では、私が連合長となっています。本日、この広域連合議会の第3回定例会が開催され、保険料や医療給付の内容などを定める条例案など5議案が原案通り可決されました。
先日、香川県内の高齢者人口(65歳以上)が過去最多の24万5172人となり、県人口に占める割合(高齢化率)も24.4%(高松市21.3%)に達したことが報道されましたが、このように、急速に高齢化が進む中、高齢者の方々が安全で安心して暮らしていけるよう、医療保険制度の整備充実は欠かせません。
本制度が円滑に運用され、高齢者の方々の健康が維持・増進されるよう、引き続き細心の注意を払っていきたいと思っています。
11月22日(木曜日) 高松市長感謝状及び高松市保健委員会連絡協議会会長表彰状贈呈式
本日、それぞれの地域において、保健活動や献血事業の推進に多大な御尽力を賜っている方々に感謝状をお渡ししました。
近年、急速に進む少子高齢化を背景として、若者の献血が減少する一方で、高齢者など、輸血を必要とする方々は増加傾向にあります。
このような中、本市では、現在、46の地区組織が活動主体となって、地域の実情に応じた献血事業が行われており、お陰をもちまして、一定の成果があがっているところです。
また、健康づくり事業では、基本健康診査を始め、各種がん検診、生活習慣病予防教室の実施、さらには、地域における高齢者の自立した生活を支援するための運動器の機能向上や栄養改善など、さまざまな介護予防事業を実施しており、皆様には、今後とも、各種事業の円滑な推進を図るため、なお一層の御尽力をお願いしてきました。
11月22日(木曜日) 2007年男女共同参画都市宣言10周年記念市民フェスティバル
本日、2007年男女共同参画都市宣言10周年記念市民フェスティバルのメイン行事として、弁護士で「女性と仕事の未来館」館長である渥美雅子先生をお迎えしての講演会が市役所で開催されました。
この市民フェスティバルは、昭和49年の「婦人のつどい」開催以来、今年で34回目を迎えますが、これまで、市民活動団体等で構成する高松市男女共同参画センター登録団体ネットワークを中心とした実行委員会の皆様の御尽力により、男女共同参画社会の実現に向けた施策の推進に大きく寄与していただいています。
平成9年に、中四国初、全国で13番目に男女共同参画都市宣言を行った本市では、「たかまつ男女共同参画プラン」に基づき、「あらゆる分野で、だれもがいきいきと自分らしく生きる男女共同参画社会の実現」に取り組んでおり、市民の皆様には、この度の宣言10周年を契機に、更なるお力添えをいただければ幸いです。
11月21日(水曜日) 災害時応援協定締結式
本日、市内の大規模小売店舗ゆめタウンを展開されているいずみさんと災害時応援協定を締結しました。
本市では、台風災害などの教訓と、今後、発生が確実視されている東南海・南海地震にも備えるべく、自主防災組織の結成促進を始め、関係団体、市民による、いわゆる、自助、共助、公助からなる総合的な防災体制の構築を目指しています。
この災害時応援協定も、本日で、計6店舗との締結が成立したことになりますが、私がマニフェストに掲げる「安心・安全に暮らせるまち・高松」の実現に向け、確実に前進できていることを嬉しく思うとともに、皆様の御協力に心から感謝しています。
今回も、物資の供給のみならず、店舗の一部を被災者の一時避難所、車両の一時退避場所として御提供いただけるとのことで、心強い限りです。さらに、本日の協定を機に、市民の安心、安全な暮らしのため、これまで以上の御支援、御協力を賜るよう、お願いしたところです。
11月21日(水曜日) 高松冬のまつり実行委員会 総会
本日、高松冬のまつり実行委員会の総会が開催され、副委員長として、委員の皆様にあいさつをしてきました。
高松冬のまつりは、今年で21回目を迎え、今では、本市の冬の風物詩としてすっかり定着し、県内外の皆様に御好評を頂いています。
今年は、開催日数を10日から5日にするなどダウンサイジングをしながらも、北海道帯広市との「愛と幸福」をキーワードにした交流開始を記念し、新たに帯広市のブースを設けて特産品の販売や、オカリナ奏者本谷美加子さんのコンサートなど、趣向をこらした、盛りだくさんの内容を予定しています。
また、恒例のキラキラ隊、かがやき隊などによるステージイベントも繰り広げられるほか、チャリティ・イルミネーションも、帯広市にある幸福駅の駅前オブジェなどを再現して、市役所前通りはもとより、中央公園内に光り輝きますので、市民の皆さん、是非楽しみにしていてください。
11月18(日曜日)~20日(火曜日) 秋田県由利本荘市(旧矢島町)訪問
高松市歴史民俗協会の皆様と一緒に、同じ生駒氏の城下町として栄えたという歴史的なつながりが縁で友好都市協定を締結している秋田県由利本荘市(旧矢島町)を2泊3日の日程で訪問してきました。
由利本荘市は、1市7町が合併してできた市で、人口は9万人で面積が1200平方キロメートル。本市が42万人で375平方キロメートルですから、随分感覚が異なりますが、柳田市長さん等から市内の各種施設をご案内いただき、いろいろと勉強になりました。
3日目には秋田市の総合環境センターを視察。5年前から稼動しているシャフト炉式ガス化溶融炉を中心とした施設で、徹底して最終処分量を低減し、埋立て処分地の延命を図ると同時に余熱を利用して蒸気タービン発電も行い、売電している秋田市自慢の施設です。相当お金もかかっているようですが、それだけごみ処理から地球温暖化対策まで、環境問題は市町村にとっても最重要課題になってきていることを改めて実感しました。
11月14日(水曜日) 高松市観光大使首都圏在住者研修会
国の出先機関や企業の支社・支店が集中する本市では、支社長さん・支店長さんを始めとして、企業等の組織の中核を担われ、高い御見識と幅広いネットワークをお持ちの皆様に、「高松市観光大使」となっていただいており、観光や物産など、本市の良さを広く国内外に御紹介いただいています。
本日は、その観光大使のうち、現在は転勤等で首都圏に在住されている皆様との研修会が東京都内で開催され、私も出席してきました。
研修会では、私から挨拶の中で、昨年12月にリニューアルオープンした「新屋島水族館」や「むれ源平石あかりロード」、「たかまつ松平藩まちかど漫遊帖」など、本市の新たな観光資源やイベント企画について大使の皆様に御報告し、今後における積極的なPRをお願いしてきました。
また、大使の皆様からは、様々な角度から観光振興に役立つ御意見をいただくことができ、是非、今後の参考にさせていただきたいと思っています。
11月13日(火曜日) 高松市子ども議会
本日、高松市議会の本会議場に、市内の小中学校の代表の皆さんをお迎えし、第3回目となる「高松市子ども議会」を開催しました。
この子ども議会は、実際の議会と同じように、私を始め、教育長や部長が子ども議員の皆さんの質問にお答えするもので、市議会の仕組みや市役所の仕事をより深く理解していただくために開催しているものです。
子ども議員の皆さんは、少し緊張しながらも、故郷をより良くしたいという想いがこもった質問をしてくれました。中には、大人顔負けの素晴らしいアイデアもあり、頼もしくも感じました。
皆さんには、この貴重な経験から学んだことを、これからの学校生活に生かし、また、友達にも伝えてほしいと思います。そして、ふるさと高松を愛し、高松市の未来を自らの手で築いていくという気持をみんなで育んでくれればと、願うばかりです。
11月12日(月曜日) 高松市総合計画審議会第6回会議・答申
本日、高松市総合計画審議会の第6回会議が開催され、本市の新しい総合計画の基本構想案に対する答申を、井原会長から受け取りました。
答申では、本市が、将来にわたって、市民が暮らすことに誇りをもてるような都市づくりを進めるために取り組むべき重要な視点や事柄について、総括的事項と個別的事項に分けて、御意見をいただきました。
私としては、去る9月6日の第1回会議から6回にわたる精力的な審議を経て、この度の答申を取りまとめてくださった審議会の委員皆様に心から感謝するとともに、この答申の背景に、市民皆様のこれからの高松に対する強い想いがあることを肝に銘じ、今後の総合計画の成案づくりに反映させたいと思っています。
そして、来年度以降、新しい総合計画の下、本市の目指すべき都市像である「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」の実現に向け、誠心誠意、取り組んでいきたいと思います。
11月11日(日曜日) 「あなたの夢をたたえる」作文コンクール 表彰式
本日、市内の中学生が自らの「夢」について書く「あなたの夢をたたえる」作文コンクールの表彰式が開催され、優秀賞を始めとする各賞受賞者に表彰状をお渡しするとともに、お祝のあいさつをしてきました。
近年、少子化や核家族化の進展を背景に、家庭の教育力の低下や地域の連帯感、人間関係の希薄化が進む中、青少年を取り巻く状況の悪化が大きな社会問題となっています。
このような中、本コンクールのような催しを通じて、中学生の将来への明るい夢が育まれることは、誠に意義深いことと思います。
本市としても、未来を担う子どもたちの健全育成は、極めて重要な課題と考えており、家庭や学校、地域を始め、市民の皆様とともに、子どもたちが健やかに、安心して育つことができる教育環境づくりや地域の教育力の向上に、今後一層取り組んでいきたいと思います。
11月11日(日曜日) 第1回たかまつ市場フェスタ
本日、「断然、新鮮。市場が一番。」をキャッチフレーズに、「たかまつ市場フェスタ」を開催し、主催者の一人として、お集まりの皆様にあいさつをしてきました。
7年ぶりの開催となる本フェスタは、消費者ニーズの多様化や流通構造の変化などに伴い、卸売市場を取り巻く環境が厳しくなる中、市場の活性化はもとより、食育の啓発や地産地消の推進に取り組むため、高松市中央卸売市場運営協議会との共催で、装いも新たに開催したものです。
天候にも恵まれ、野菜ソムリエの王理恵さんをお招きしての食育トークショーや、香川の食を考える青空シンポジウムの開催など、盛りだくさんの内容で会場は賑わい、今後も、本フェスタのように、市民皆様に、楽しみながら参加いただけるイベントを積極的に開催し、市政や生活に役立つ情報等を広く発信していければと思いました。
11月9日(金曜日) トゥーレーヌエステティック学院短期研修生 表敬訪問
高松市は、1988年以来、フランスのトゥール市と姉妹都市提携を結んでおり、その民間交流として、2004年からは、同市のエステティック学院と穴吹ビューティカレッジが学生の相互派遣交流を継続して実施しています。
本日は、リュセ・フレデリック学院長さん等の引率の下、今回の研修生9人の皆さんが、穴吹ビューティカレッジの方々とともに表敬訪問で市役所を訪れてくださいました。
研修生の皆さんは、11月16日まで本市に滞在し、穴吹ビューティカレッジでエステの技術交流を行うとともに、着物の着付けなど、日本文化も体験されると伺っており、友好親善も深めていただくことを期待しています。
また、来年2008年は、姉妹都市提携20周年を迎えることでもあり、皆さんには、今回の経験を基に、両市の、そして日仏両国の交流の架け橋として、今後活躍していただければ幸いだと思っています。
11月8日(木曜日) 高松市文化奨励賞贈呈式
本日、高松市文化奨励賞贈呈式を執り行い、受賞者に賞状をお渡ししました。
この高松市文化奨励賞は、本市文化の振興に貢献し、将来、更にその活躍が期待される方に贈呈する賞であり、昭和53年の創設以来、これまでに59人の方が受賞されています。
30回目という節目の年となった本年度の受賞者については、去る10月18日に高松市文化奨励賞選考審議会から答申をいただき、文化総合分野の松岡耕三様と、芸能分野の八木祐之様のお二人に決定させていただきました。
文化芸術は、私たちの暮らしを豊かにするとともに、都市の魅力を高め、創造する力を生み出す源です。私のマニフェストでも「文化と芸術のまち高松」を目指すこととしており、お二人にも、この度の受賞を契機に、本市の地域文化の振興・発展になお一層の御尽力を賜るよう、お願いしたいと思います。
11月8日(木曜日) 第57回全国学校保健研究大会 開会式・表彰式
本日、「第57回全国学校保健研究大会」が、県民ホールで開催され、全国各地からお越しの皆様に、歓迎のあいさつをしてきました。
近年、社会環境や生活様式などの急激な変化に伴い、子どもたちの心や体の健康問題が複雑・多様化しており、本市においては、健康づくりの行動計画「健やか高松21」に基づき、平成14年度から小学4年生を対象に「小児生活習慣病予防検診」を実施するなど、生涯にわたって健康な生活を送るための健康教育を推進しています。
このような中、本大会において、関係皆様が一堂に会し、「生涯を通じて、心豊かにたくましく生きる力をはぐくむ健康教育の推進」のメインテーマの下、優れた研究発表や議論を深められることは、誠に意義深く、本大会での研究成果が、今後の学校保健活動に生かされることを期待しています。
11月6日(火曜日) 中核市サミット2007in 横須賀
本日、横須賀市で開催された「中核市サミット2007」に出席してきました。
この中核市サミットは、全国の中核市市長が一堂に会し、まちづくりなどの共通課題について議論を深め、全国にその活動と成果を発信することを目的に毎年開催されています。
今回のサミットでは、4つの分科会で討論も行われ、私は、「自治体が行う地球温暖化対策」をテーマにした第3分科会で参加市長と意見を交わしました。
地球温暖化は、全世界的に最も深刻かつ重要な環境問題ですが、我々自治体の果たすべき役割も重要です。先日の総合計画審議会でも、基本構想(原案)に対する提言に地球温暖化防止の取組みを意見付記することが合意されました。
次の世代に住みよい環境を残すことは我々の責務であり、こうした他都市との意見交換の場で得た情報を参考にしながら、「人と環境にやさしい安全で住みよいまち」を目指していきたいと思っています。
11月2日(金曜日) 平成19年度四国地区幹部行政官セミナー
本日、人事院四国事務局の主催で開催された「四国地区幹部行政官セミナー」において、「地方分権を考える~地方分権とこれからの高松市のまちづくり~」という演目で講演をしてきました。
このセミナーは、厳しい自己規律の下で、国民の視点に立った効率的な行政運営と職場風土の改革に取り組むことが期待されている幹部公務員が、行政及び行政官の在り方を基本に立ち返って考えることを目的に開催されています。
近年、公務員の不祥事が多数発生し、その組織体制のあり方等も問われています。こうした状況を少しでも改善し、住民皆様の信頼を回復していくためには、特に幹部職員の意識改革が必要不可欠だと思います。
講演では、私の一般職の公務員時代の経験も踏まえて、地方分権の流れや高松市新総合計画の基本構想等について話させていただきましたが、私の話が、参加された方々の今後の業務に少しでもお役に立てば幸いだと思います。
11月1日(木曜日) 高松・水戸・彦根 3市の観光と物産展
本日から4日間にわたり開催される「高松・水戸・彦根 3市の観光と物産展」に参加するため、開城400年祭で沸く彦根市を訪問してきました。
この観光と物産展は、姉妹城・親善都市提携をしている3市が、文化と産業の交流を目的に、昭和49年から輪番で開催しており、今回で34回目を迎えます。今では、それぞれの開催地において市民の間にすっかり定着し、この催しを心待ちにしている方々が大勢おられます。
今回も、本市から、おなじみの「さぬきうどん」を始め、和三盆糖やしょうゆ豆、菓子、漆器など多くの特産品を用意してきました。生憎の雨模様でしたが、会場は、多くの来場者で賑わっていました。
来年度は、高松市での開催で、三市の物産の他に「愛と幸福」をキーワードに新たに交流を始めた北海道帯広市の特産品なども展示・販売する予定ですので、市民の皆さん、是非楽しみにしていてください。
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