市長活動報告(平成20年2月)
更新日:2018年3月1日
2月28日(木曜日) 香川大学との災害時における避難所指定に伴う協定締結式
本日、香川大学と本市との間で、非常災害時における避難所指定に伴う協定を締結しました。
本市では、平成16年の台風災害の教訓を踏まえ、今後、発生が確実視されている東南海・南海地震にも備えるべく、防災対策の充実・強化に積極的に取り組んでいます。
取り分け、大規模災害時などにおける迅速な避難所の開設は、人命確保や救援物資の供給のためにも極めて重要であり、これまでも県立高等学校等との間で避難所指定に伴う協定を締結しています。この度ご協力をお願いする、香川大学も、施設等を避難所として提供いただけるとのことで、誠にありがたい限りです。
安全で安心なまちづくりのためには、行政、関係団体、市民による、いわゆる、自助、共助、公助からなる総合的な防災体制の構築が何よりも重要であり、今後も、引き続き、関係各所に協力を呼びかけ、体制の強化を図っていきたいと思います。
2月28日(木曜日) 第43回香川菊池寛賞贈呈式
本日開催された第43回香川菊池寛賞の贈呈式で、香川菊池寛賞を受賞された三田慶子氏、奨励賞を受賞された光高公一氏のお二人に賞状をお渡しするとともに、お祝いのあいさつをしました。
今回は、49篇の応募作品の中から、三田、光高両氏の作品が選ばれたわけですが、三田氏の受賞作「舞扇(まいおおぎ)」は、父娘の絆をテーマとした作品で、その優れた文章力や巧みな表現力、そして主人公の心の葛藤や苦悩といった心理描写が高く評価されたと伺っています。また、光高氏の受賞作「和光同塵(わこうどうじん)」は、丸亀城築城をモチーフにした郷土物の歴史小説で、堅固な石垣を造った石工(いしく)をめぐる悲話が、緻密な取材と構成力でまとめられていると伺いました。今年は菊池寛生誕120年・没後60年の節目の年であり、贈呈式後、中央公園の銅像に献花も行いました。本市ではこの機会に、より多くの方々に菊池寛の魅力、業績を知っていただけるよう、様々な行事を計画しています。市民の皆様には、郷土が生んだ文豪 菊池寛に対する理解と関心を更に深めていただければと思います。
2月27日(水曜日) 第4回企業代表者懇談会
本日、市内に拠点を置く大企業の支社・支店の支店長さん等から市政に対する御意見をお伺いする企業代表者懇談会を開催しました。
本市では、現在、平成20年度から5年間を目標期間とした新たな観光振興計画の策定を進めており、その中で、民間の経済活動を本市観光振興の原動力とするため、「高松観光プロモーション事業」の実施を計画しています。この「高松観光プロモーション事業」は、高松への集客力を高める企業活動を支援するもので、第4回目となる本日の懇談会では、本事業について、貴重な御意見をお伺いすることができました。
「支店経済のまち」と言われてきた高松も、瀬戸大橋の開通を始めとする交通網の発展に伴い、近年、支店等の撤退や縮小が目立ち、オフィスの空室率は全国の主要16都市の中で最も高くなっています。こうしたことから、本市では、この度、中央通りのオフィス環境を整備する方針を固めましたが、今後、魅力あるまちづくりを進めながら、企業誘致等の取組みを更に強化していきたいと思います。
2月27日(水曜日) 議員全員協議会
近年、人口減少や少子・高齢化、地球環境問題、国・地方財政の悪化、また、いわゆる「まちづくり三法」改正など、本市のまちづくりを取り巻く環境が大きく変化しています。このようなことから、本市では、平成9年12月に策定した現行の都市計画マスタープランの見直し作業を進めており、本日開催いただいた議員全員協議会で、その素案に対する議員皆様の御意見をお伺いしました。
都市計画マスタープランは、まちづくりへの市民参加や協働の促進とともに、土地利用、都市施設、市街地開発事業等、個別の都市計画相互の調整など、まちづくりを進める上で極めて重要な役割を担うもので、私のマニフェストの中でもその早期改定を掲げています。本プランについては、本日、議員皆様からいただいた御意見はもちろん、今後予定している地区別説明会やパブリック・コメントの結果なども反映させる中、本年末に策定・公表することとしています。そして、多くの皆様が暮らしやすい、様々な都市機能が集約した都市構造、コンパクトなまちづくりへの転換のための総合的・根幹的指針として、実効性あるものにしたいと思っています。
2月22日(金曜日) 「自治基本条例を考える市民フォーラム」
本日、「自治基本条例を考える市民フォーラム」を開催しました。
現在、第二期の地方分権改革が本格化しようとしており、我々基礎自治体には、市民の参画と協働により、住民自治を目に見える形で実践していくことが、強く求められています。このようなときに、本市においても市民を主体とする市民本意の自治を実現するため、その基本理念や基本原則などを定めた自治基本条例を制定することは、極めて重要かつ意義のあることだと思います。
私は、自治基本条例というものは、その条文の内容もさることながら、制定過程における市民参画のあり方が特に重要だと考えており、今月末には、公募による市民代表も含めた「自治基本条例を考える市民委員会」を設置することとしています。委員会では、条例に盛り込むべき内容について市民の皆様自らに御検討いただくこととしており、この度のフォーラムをきっかけに、条例制定に向けた議論が市民皆様の間で深まっていくことを期待しています。
2月22日(金曜日) 人間国宝 蒟醤 太田 儔 展
本日から1ヶ月間、高松市美術館で開催する「蒟醤 太田 儔 展」の開展式で、主催者の一人として、お集まりの皆様にあいさつをしてきました。
讃岐高松の地は、江戸時代末に玉楮象谷(たまかじぞうこく)によって漆芸発展の基礎がつくられ、その後も卓越した多くの漆芸家を輩出しています。
その最たる方が太田先生で、本日御臨席いただいた磯井正美先生のお父様である磯井如眞先生に漆工技法を学ばれ、以来、実に半世紀にわたり創作活動を続けられています。その作品は、竹を編んで素地とした籃胎素地(らんたいそじ)と、布目のような印象を与え、より絵画的な表現を可能とした布目彫り蒟醤(ぬのめぼりきんま)が最大の特徴で、特に絶えて久しかった籃胎蒟醤(らんたいきんま)の技法を、全く新しい形で現代に甦らせておられます。
本展は、このような先生の芸術を、初期から最新作に至る代表作約60点を通し御紹介する初の本格的な回顧展ですので、是非とも、多くの皆様に足を運んでいただき、籃胎蒟醤の豊穣な世界をご堪能いただきたいと思います。
2月21日(木曜日) 平成19年度自衛隊入隊・入校激励会
本日、市役所で執り行われた平成19年度の自衛隊入隊・入校激励会で、激励とお祝いのあいさつをしました。
自衛隊の皆様には、海上自衛隊補給艦のインド洋への再派遣など、国際テロを防止・根絶するための取組みはもちろん、国内、地方自治体との関わりでも、台風や地震などの大規模災害発生時における救助活動を始め、被災地の復興と住民生活の早期回復に大きく御貢献いただいています。本市においても、平成16年の高潮、豪雨被害発生の際に市民生活の安定に多大な御尽力をいただいたところです。
ちょうど今、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故が世間を騒がせていますが、国の安全を守るという重大任務を担っている自衛隊には、国民からの信頼や期待を裏切ることは許されません。この度、入隊・入校される皆様方も、これから、厳しい訓練や任務が待ち受けているものと思いますが、どうか揺るぎない使命感を持って、職務遂行に邁進されることを期待しています。
2月21日(木曜日) 平成19年度高松市老人大学修了式
本日執り行われた、平成19年度高松市老人大学の修了式で、無事修了を迎えられた皆様にお祝いのあいさつをしてきました。
今年度の修了者は140人、その内なんと44人が皆勤賞ということでした。皆様が、この一年間、本当に熱心に学習活動に取り組まれ、有意義な時間を過ごされたことが、この数字からも伺えます。
共に努力し強い絆を育まれてきた多くの仲間とともに、本日の修了式を迎えられたことは、感慨もひとしおのことと思いますが、修了者代表の方からは、早くも「これからは地域の発展に貢献していきたい。」との今後への心強い意欲をお聴きすることができました。
皆様には、正に地域のリーダーとしての今後の御活躍を期待しており、この一年間学ばれたこと、また、育まれた友情を糧に、明るく活力ある長寿社会の実現に向け、御活躍いただきたいと思います。
2月19日(火曜日) 「信州の物産展」開催に伴う表敬訪問
2月20日からの7日間、市内のデパートで開催される「信州の物産展」のPRに、長野県大町市の大町レディース 吉澤彩さんを始めとする関係者が、市役所を訪れてくれました。
信州と言えば、そばや山菜、釜めし、りんご、スイーツなど、特産品が豊富で、今回の物産展でも、そうした魅力的な品物がずらりと並ぶそうです。
日本各地の魅力を身近に堪能できる物産展は、その後の産業・観光振興や人的交流につながるもので、非常に有意義な催しだと思います。
現在は合併により飯綱町となった長野県の旧牟礼村と本市の旧牟礼町が、牟礼という名前の繋がりで交流していたご縁もあり、今回の「信州の物産展」の盛況と、その後の交流発展に期待しています。
2月19日(火曜日) 香川県私立幼稚園PTA連合会振興大会
本日開催された、香川県私立幼稚園PTA連合会振興大会で、お集まりの皆様にあいさつをしてきました。
幼稚園は、家庭中心の生活を送っていた子どもたちが、集団生活へと新たな第一歩を踏み出す大切な教育の場となりますが、その集団生活をスムーズに送るためにも、規則正しい生活の習慣付けや自立心の育成など、家庭における教育が重要性を増してきます。一昨年末に改正された教育基本法でも、新たに家庭教育の項目が追加されるなど、教育における家庭の役割が、改めてクローズアップされており、本市においても、家庭教育学級や家庭教育セミナーの開催など、家庭教育の充実に重点を置いた取組みを推進しているところです。
このような中、「次代を担う子どものために -家庭の絆に心ゆたかな子-」のテーマの下、本大会が開催されることは、時宜を得た意義深いものと存じており、本大会が実り多きものとなることを、期待しています。
2月18日(月曜日) 高松水環境会議 第1回会議
私がマニフェストで掲げた水をめぐる各種施策の連携を図るため、海、川、ため池、森林、上下水道など水に関わる様々な関係者が一同に会する「高松水環境会議」が設置され、本日、その第1回会議を開催しました。
高松市は、瀬戸内海特有の気象条件のため、雨が少なく、せっかく降った雨も地勢の関係で、すぐ海に流れ込むなど、昔から水には大変苦労してきた土地柄です。昭和48年と平成6年には、「高松砂漠」とまで呼ばれた大渇水も経験しており、その教訓等から、これまでも、「水循環のまちづくり」のための施策を推進してきました。
21世紀は、「水の世紀」ともいわれ、世界的に水不足、水汚染、水紛争が深刻化すると言われています。また、地球温暖化を始めとする地球環境の問題に対処していくには、水の問題は決定的に重要だと言われています。
そのような中で、高松市がこれから水とどのようにお付き合いをしていけばいいのか、地球環境の大きな視点から、家庭での節水や排水の問題などの細かな視点まで、水環境を取り巻く現状や課題全般について、会長にご就任いただいた、京都大学の植田教授を始め、委員の皆様に活発な御意見をいただき、有意義なご提言を頂戴したいと思っています。
2月18日(月曜日) 天安市体育交流訪問団 表敬訪問
本日、韓国天安(チョナン)市の体育会役員等で構成される体育交流訪問団の皆さんが、市役所を訪れてくれました。
本市と天安市は、JCを中心に経済団体の交流が行われているほか、昨年の高松まつりで、天安市国際文化芸術交流訪問団の皆様に伝統舞踊を披露していただき、10月には、今度は天安市の「フンタリョン祭り」に、本市の国際芸術訪問団をお招きいただくなど、文化・芸術の分野からも交流が始まっています。
今回の訪問は、その本市芸術訪問団が、天安市の成(ソン)市長を表敬訪問した際に、更に幅広い分野での民間交流を促進したいとの提案を受け、実現したものです。
今年は、「日韓観光交流年」にも位置付けられており、この度の訪問を契機に、両市の交流にスポーツ交流が重ねられ、更に大きな友好親善関係となり発展していくことを期待しています。
2月16日(土曜日) 高松市老人福祉施設協議会
本日、市内老人福祉施設の施設長の皆さんが介護制度の度重なる改変に伴う課題等を検討する、高松市老人福祉施設協議会で、高松市新総合計画における高齢者福祉施策等についてお話をしました。
新総合計画では、「健やかにいきいきと暮らせるまち」をまちづくりの目標の一つに掲げ、それを実現するための政策として、「いきいきと共に暮らせる福祉環境づくり」を、また、それを支える施策として「高齢者の生活支援と社会活動への参加の促進」を積極的に推進していくこととしています。
具体的な実施事業等については、総合計画の実施計画である「まちづくり戦略計画」において、体系的に位置付けを行い、目標値も設定し、計画的に実施することとしていますが、その円滑な推進には、現場で汗を流されている方々のご協力が不可欠です。皆様には、本市高齢者福祉の更なる発展・充実のため、引き続きのお力添えをお願いしました。
2月15日(金曜日) 高松市市政功労者表彰式
本日、高松市市政功労者表彰式を執り行い、12名の方々を表彰させていただきました。
市政功労者表彰は、多年にわたり、市政の振興・発展に多大なる御尽力をいただいた方々の栄誉を末長く称えるため、毎年、本市の市制施行記念日(2月15日)に合わせて実施しているものです。
この度受賞された皆様も、それぞれの御立場で、地域社会の発展と市民福祉の増進のため、永年にわたり御活躍され、市政の発展に大きく御貢献いただいた方々ばかりで、その御功績には本当に頭が下がる思いです。
今年は、新しい総合計画に基づくまちづくりがスタートする年であり、合併後の新市が更なる飛躍に向け、新たな第一歩を踏みだす重要な節目となります。
受賞者の皆様方には、今後とも、卓越した御見識と豊富な御経験をもって、「新生・高松」の市政発展に、一層のお力添えを賜るよう、お願いしたいと思います。
2月15日(金曜日) 音楽ユニット「タオル」 表敬訪問
高松市出身でビッグアーティストを目指している、若手音楽ユニット「タオル」のメンバー 槌本祐介さん、中西弘幸さん、大森傑さんが、本日、市役所を訪れ、その楽曲を披露してくれました。
「タオル」は、3人が中学3年生だった2000年に結成され、その後、高松冬のまつりサブテーマソング「キラキラポッケ」の編曲者 赤松可那さんが加わり、現在は4人で活動されています。地元高松を元気にしたいとの想いから、常磐町商店街のテーマソングの制作や、福祉施設でのボランティアコンサートの開催など、精力的に活動し、音楽を通して、高松の活性化に一役かってくれています。
本日は、高松市をイメージした「高松の歌」などを披露してくれました。市長応接室でのライブ演奏は、初めてとのことでしたが、とても温かみのある演奏でした。「高松の歌」の歌詞を紹介しますので、市民の皆さんも、是非、彼らの今後に注目してください。
2月15日(金曜日) 藤間勘二美玉氏 表敬訪問
日本舞踊における五代流派の一つに数えられる藤間流の藤間 勘二美玉さんが、6月の高松市での日舞発表会開催を前に、市役所を訪れてくれました。
勘二美玉氏は、大阪市のご出身ということですが、師匠である故・藤間勘二郎氏のお導きもあって、現在高松で稽古場を持ち、後進の指導に当たられています。
高松での発表会開催は初めてとのことで、「全てが挑戦です。」と少し不安げな表情も浮かべておられましたが、物心つく前から、その動きをまねて踊っていたという身体に染み付いた大好きな『日本舞踊』で、是非、発表会を成功させ、できれば定期的な開催へと発展させていただきたいと思います。
旋回運動を意味する『舞』と跳躍運動を意味する『踊』で表される『舞踊』は、正に全身運動であり、市民皆様の健康づくりにもつながると思いますので、興味のある方は、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
2月13日(水曜日) 高松市婦人団体連絡協議会との市政懇談会
本日開催された高松市婦人団体連絡協議会との市政懇談会で、市内各地区の婦人会の会長さんと、男女共同参画の視点に立った市政運営等について意見を交わしました。
本市では、平成9年の「男女共同参画都市宣言」以来、女性が参画しやすい環境づくりに積極的に取り組んでおり、現在も、「たかまつ男女共同参画プラン」の中で、審議会等委員への女性登用について具体的な数値目標を設定するなど、その取組みを強化しています。しかしながら、いまなお固定的な性別役割分担意識が残っているのも事実であり、引き続き、女性の社会進出を後押しする各種施策・啓発活動の必要性を感じています。
このような中、本日は、地域コミュニティにおける各種企画運営への女性の参画推進など、忌憚のない御意見を種々いただくことができましたので、今後の市政運営、まちづくりに生かしていきたいと思います。
2月12日(火曜日) 「フォレストマッチング協働の森づくり」共同宣言署名式
近年、地方自治体と企業が協働で、森林の整備、再生に取り組むケースが広がっており、多くの都道府県で、企業から人的・財政的支援を受け、植林や間伐、草刈などの森林整備が進められています。
香川県でも、昨年から、環境保全に関心のある企業と「協働の森づくり」事業を開始しており、この度、高松市鬼無財産区が所有する中山町の山林について本事業を進めることで、県と四国電力(株)とが合意に至ったことから、県庁で執り行われた共同宣言署名式に、高松市鬼無財産区管理者として出席してきました。
森林資源については、地球温暖化対策はもちろん、防災対策等の面からも果たす役割が大きく、その保護、育成に向け、環境税の導入を始め、様々な手法・施策が検討されていますが、この「協働の森づくり」事業も、有効な一方策として、香川・四国の森にさらに広がっていくことを期待しています。
2月12日(火曜日) 「高松ふれあいの店」オープニングセレモニー
本日から4日間にわたり、市役所1階の市民ホールで開催される「高松ふれあいの店」のオープニングセレモニーでお集まりの皆様にあいさつをしました。
この「高松ふれあいの店」は、小規模作業所など市内16施設で働く障害のある方々が、一生懸命に作りあげた作品を広く市民の皆様に展示、即売するもので、今年で7回目を迎えますが、市民の皆様にもすっかり定着し、会場は賑わいを見せていました。
小規模作業所は、企業で働くことが難しい方々の訓練や就労の場として、重要な役割を果たしており、このように楽しみながら交流できる催しを通じ、障害のある方々や施設への理解が深められることは大変意義あることだと思います。
丹精込めて作られたパンやクッキー、織物、民芸品などが数多く並べられていますので、一人でも多くの方に足を運んでいただき、精一杯販売活動に取り組んでいる障害のある皆さんに積極的に声をかけ、励ましていただきたいと思います。
2月10日(日曜日) 平成19年度日本獣医師会学会年次大会 開会式
9日から3日間、本市において開催される「平成19年度日本獣医師会学会年次大会」の開会式で、全国各地からお越しいただいた皆様に、開催市の市長として、歓迎のあいさつをしてきました。
近年、国民を震撼させた鳥インフルエンザ等の共通感染症や新興・再興感染症は、諸外国において、未だ、猛威を振るっており、国内においても、新型インフルエンザへの変異などが懸念されています。
このような中、日ごろから、動物の生命・健康に直接かかわる診療活動はもとより、食の安全確保や、狂犬病に代表される人畜共通感染症の発生予防等に御尽力いただいている獣医師の皆様が担う役割は、ますます大きくなっています。
本大会では、食品の安全性の確保、環境汚染・感染症対策など、様々なテーマで講演やシンポジウムが行われるとのことで、その成果が今後の「安全・安心なまちづくり」に大きく生かされることを期待しています。
2月10日(日曜日) 高松市連合自治会まちづくり事業 市長感謝状等贈呈式
長年にわたり自治会活動に積極的に取り組まれ、地域の発展と住民福祉の向上に御貢献いただいている皆様に、本日、感謝状をお渡ししました。
本市では、今年4月にスタートする新しい総合計画において、「参加・協働で進めるコミュニティを軸としたまちづくり」を、市政の重要な政策課題として位置づけていますが、地域コミュニティが、持てる総合力を遺憾なく発揮するためには、その核となる自治会の果たす役割が極めて重要であり、感謝状をお渡しした皆様には、引き続き、中心的存在として御尽力いただきたいと思います。
また、贈呈式の後、四日市大学の岩崎恭典教授をお迎えしての講演会や松島・東植田両地区のコミュニティ協議会による実践成果報告会も開催されましたが、各コミュニティ組織が、お互いの活動を報告し合い、吸収し合うことで、本市全域に良い波及効果がもたらされることを期待しています。
2月9日(土曜日) 「フラワーフェスティバルかがわ2008」「たかまつ食と農のフェスタ2008」オープニングセレモニー
本日から2日間、サンメッセ香川で開催される『フラワーフェスティバルかがわ2008』と『たかまつ食と農のフェスタ2008』のオープニングセレモニーでお集まりの皆様にあいさつをした後、会場内を見学してきました。
『たかまつ食と農のフェスタ』は、消費者と生産者の相互理解や、市民の皆様に安全・安心な食生活についての見識を深めていただくことを目的に、毎年、この時期に開催していますが、本年度は、県の『フラワーフェスティバル』との同時開催により、香川の「花」、高松の「食と農」が一度に楽しめるイベントとなりました。
近年、「食」の安全が危ぶまれる事件が連日報道され、わが国の食料自給率の低さも問題となっていますが、本イベントを契機に、本市の「食と農」に対する関心が高まり、「地産地消」が、一層広がることを期待しています。
2月9日(土曜日) 第6回DoCoMoアゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会開会
本日から2日間にわたり、高松市総合体育館で開催される「第6回DoCoMoアゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会」の開会式で、国内外からお越しの皆様に、歓迎のあいさつをしてきました。
本大会は、1988年の瀬戸大橋開通を記念した高等学校選抜大会として始まって以来、今回で21回目を迎えますが、この間、韓国や台湾、また、本市の友好都市である中国南昌市のチームを招へいするなど、国境を越えたスポーツ交流の場として発展してきました。
スポーツには、言葉や文化の壁を越えて強い絆を生み出す力があり、本大会のようなスポーツの国際大会は、相互理解や親睦を図る絶好の機会だと思います。選手の皆さんには、試合での健闘はもちろんですが、是非、積極的にコミュニケーションを図り、国際感覚の涵養に役立ててほしいと思います。
2月7日(木曜日) 道路特定財源の暫定税率廃止に反対する香川県緊急大会
本日、知事や県内の市町長、議会議員などが一堂に会し開催された「道路特定財源の暫定税率廃止に反対する香川県緊急大会」に、香川県都市計画協会の会長として出席してきました。
揮発油税を始めとする道路特定財源の暫定税率については、与党が10年間の延長を、民主党がその廃止を主張し、それにガソリン価格が安くなるという世論の迎合もあって、政局の思惑ばかりが先行して議論されていることは非常に残念です。
本来の揮発油税等化石燃料に対する課税のあり方については、道路特定財源のあり方とともに環境税(炭素税)の観点も踏まえて、与野党で真剣に議論し、しっかりとした方針を出しておくべきものだったと思います。しかし、ここにいたって4月から暫定税率が廃止になった場合、香川県だけでも約140億円の減収が見込まれており、道路整備だけでなく、交通事故対策や防災対策への支障など、様々な問題が生じることが予想されます。
暫定税率を維持した上で、時間をかけて今後のあり方を議論できるように国会における与野党の真摯な対応を望みたいと思います。
2月4日(月曜日) カマタマーレ讃岐 羽中田新監督お披露目会
本日、カマタマーレ讃岐 羽中田新監督のお披露目会が、市内のホテルで開催され、私も来賓として、あいさつをしてきました。
羽中田監督には、先日市役所にお越しいただいた際も、JFL昇格にかける熱い想いなどを聞かせていただいたところですが、本日も、懇親会に先立つ講演でご自身の半生を語り、カマタマーレのこれからにかける思いを熱く訴えられていました。
障害者初の公認S級コーチとして知られ、また、海外サッカーの中継解説者としても、その適確な解説とお人柄から、全国に多くのファンを獲得されている監督の影響力は大きく、先般行われた新規登録選手セレクションでも、例年を大幅に上回る選手が各地から参加されたと伺っています。
私もファンの一人として、羽中田新監督の誕生を大変喜んでおり、「カマタマーレ讃岐」には、法人化された新体制と最高の指導者の下で、今年のJFL昇格、そして、その先のJリーグ入りを目指し、夢を実現して行っていただきたいと思います。
2月4日(月曜日) 「大京都展」開催に伴う表敬訪問
明日から市内のデパートで開催される「大京都展」に参加の舞妓の孝比呂さんと芸妓の美帆子さんが、本日、市役所を訪れてくれました。
この「大京都展」は、京都市内の老舗が多く出店するもので、本日は、桝本京都市長からのメッセージもご持参いただきましたが、本市としても、京都・高松両市の経済的、文化的交流に大きく寄与いただけるものと期待しています。
舞妓・芸妓のお二人は初めての来高とのことで、「是非、全国から注目を集めている丸亀町商店街を散策いただき、本場のさぬきうどんもご賞味ください。」と高松をPRしたものの、写真のとおりかなりの重装備でお気軽に、とはなかなか行かないでしょうから、可能な範囲で高松を楽しんでいただければと思います。
そして何より、「大京都展」では、その華やかさをもって、京都・高松の更なる交流・発展のため、御活躍いただきたいと思います。
2月3日(日曜日) 新春子どもフェスティバル2008
節分を迎えた本日、市内の子どもたちに新春にふさわしい多くの遊びを体験してもらう「新春子どもフェスティバル2008」が、「さむさにまけるな かぜのこ よいこ」をスローガンに開催されました。
あいにくの雨模様で、残念ながら屋外での「すもう大会」と「ドッジボール大会」は中止になってしまいましたが、市役所で行われた校区対抗の「かるたとり大会」では、500人近くの子どもたちが自ら作ったかるたで熱戦を繰り広げました。
テレビゲームやインターネットに熱中するあまり、友達や社会とのつながりをうまく持てない子どもが増える中、こうしたイベントを通し、子どもたちに昔ながらのよき遊びを伝えることは大切です。
本市としては、新市全域に友達の輪が大きく広がるよう、今後とも、子どもたちの校区を超えての交流促進に、積極的に取り組んでいきたいと思います。
2月2日(土曜日) 高松市PTA連絡協議会発足60周年記念祝賀会
この度、高松市PTA連絡協議会が記念すべき発足60周年を迎えられ、本日、開催された祝賀会で、お集まりの皆様にお祝いのあいさつをしてきました。
近年、社会的モラルの低下や地域の連帯感の希薄化等を背景に、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化しており、一昨年の12月に施行された新しい教育基本法にも、学校・家庭・地域の連携・協力に関する条項が盛り込まれるなど、教育における家庭や地域の担うべき役割の重要性が、改めて見直されています。
このような中、本市では、未来を担う子どもたちが、心豊かにたくましく育つよう、学校教育環境の整備を始め、教育内容の充実、さらには、子どもの安全対策を今後一層推進していきたいと考えており、高松市PTA連絡協議会の皆様には、この度の発足60周年を契機に、学校や地域との連携を一層強化される中、深い愛情と情熱を持って、子どもたちの健やかな成長に引き続きご尽力いただくようお願いしてきました。
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