市長活動報告(平成19年10月)
更新日:2018年3月1日
10月30日(火曜日) 50周年記念日本工芸会四国支部展授賞式
本日、日本工芸会総裁の桂宮宜仁親王殿下をお迎えし、50周年記念日本工芸会四国支部展授賞式が盛大に開催され、「磯井如眞賞」や「日本工芸会賞」を始めとする、各賞を受賞された皆様にお祝いのあいさつをしてきました。
日本工芸会四国支部展は、讃岐漆芸に偉大な足跡を残された磯井如真先生の御提唱により昭和33年9月に第1回展が開催されて以来、実に半世紀にわたり、会員皆様の独創的で現代感覚にあふれる作品が多くの市民の心を魅了しています。
本市では、現在策定中の新しい総合計画において、「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」を目指すべき都市像として定める中で、各種芸術文化の更なる振興に取り組んでいきたいと考えており、会員皆様には、今後においても、すばらしい作品の創造を通じ、本市の芸術文化振興に、更なるお力添えを賜るよう、お願いしてきました。
10月30日(火曜日) 香川オリーブガイナーズ優勝報告
本日、香川オリーブガイナーズの皆さんが、トロフィーやチャンピオンフラッグを持って、市役所に優勝報告に来てくれました。
ガイナーズは、今年、四国アイランドリーグを前期・後期・総合優勝と完全制覇され、さらに、北信越BCリーグ優勝チームとのグランドチャンピオンシップも3勝1敗で制し、見事独立リーグ日本一に輝かれました。
西田監督からは、「今、チームの戦力が一番充実している」「アイランドリーグにおけるスター選手を生み出し、もっとリーグを盛り上げていきたい」など、頼もしい言葉を聴くことができました。
現在、独立リーグは、四国と北信越の2リーグですが、来年度からは四国アイランドリーグに九州の2チームが新規参入することが決まっており、将来的には、全国各地で独立リーグの熱い戦いが繰り広げられ、NPBとの共存共栄で、各地域の活力源となるような盛り上がりが見られることを期待しています。
10月29日(月曜日) 「自転車を利用した香川の新しい都市づくりを進める協議会(仮称)」設立総会・高松地区委員会第1回会議
「香川の自転車利用を考える懇談会」からの提言を受け、この度、県において、「自転車を利用した香川の新しい都市(まち)づくりを進める協議会」が設立されることとなり、本日開催された設立総会に出席してきました。
現在、香川県・高松市においては、「自転車」をキーワードとしたまちづくりが進められようとしており、先日も、環境に優しい乗り物である自転車の魅力を広く住民の皆様に再確認していただこうという市民参加型のイベントが、サンポート高松において開催されたところです。
本日は、同協議会設立に合わせ、高松市において設置する独自の高松地区委員会の第1回会議も開催し、今後の本市における自転車を活用したまちづくりに有益な御意見をいただきました。
環境問題への対処意識を背景に、自転車をより有効に活用したまちづくりを進めようとする動きは、世界的に顕著になってきています。高松市でも、全世界を相手に他都市に負けないような「自転車」を活用したまちづくりができたら良いなあ、と思っています。
10月28日(日曜日) かがわ国際フェスタ2007 多文化共生フォーラム
本日、「かがわ国際フェスタ2007」の一環として、多文化共生フォーラムが開催され、参加してきました。
本市においては、これまでも、外国人の方々が住みやすく、訪れやすいまちづくりを推進してきました。
また、何と言っても、四国の中でも本市・本県には、四国八十八箇所を巡る遠来の旅人を家族のようにもてなす「おせったい」の精神が根付いています。この讃岐人に脈々と流れる「おせったい」の心を現代に生かし、誰もが住みやすい多文化共生のまちづくりを実現していくことが、地域の国際化にもつながっていくと思います。
本日のフォーラムでは、災害時の外国人支援について講演が行われましたが、市民皆様には、こうしたイベントに積極的に御参加いただき、国際化時代における多文化共生の社会において自らができる役割等について、頭の片隅にでも考えていただければ幸いです。
10月28日(日曜日) 平成19年度高松市消防連合演習
本日、平成19年度高松市消防連合演習が市南部運動場において執り行われ、参加された市内35分団の団員の皆さんに激励のごあいさつをしてきました。
本市においては、今年、例年になく早い時期から渇水に見舞われたものの、幸い、これまでのところ、大きな災害は発生していません。しかしながら、近年、異常気象等を背景に、災害は国内外を問わず大規模、多様化しており、本市においても、東南海・南海地震を始めとする大規模災害の発生が危惧されています。
このような中、本市では、本年4月から消防団員の定員を増員し、防災対応力を高めるとともに、装備の近代化等、消防力の充実強化を図る一方、地域住民にも自主防災組織の結成を強く働きかけているところであり、参加の皆さんには、今後とも地域における防災活動のリーダーとして、本市における「災害に強い安全で安心なまちづくり」に、更なる御協力を賜るようお願いしてきました。
10月27日(土曜日) 地方史研究協議会第58回(高松)大会
本日、地方史研究協議会第58回大会が、本市において開催され、開催地の市長として、お集まりの皆様に歓迎のあいさつをしてきました。
地方史研究協議会は、昭和25年の創立以来、各地の貴重な史料の研究や文化財・史跡の調査・保存運動に取り組まれ、地方史研究の推進や地域文化の発展に大いに寄与されています。
今大会では、「四国-その内と外-」のテーマの下、四国内各地の個性的で多様な文化や歴史を取り上げ、四国という土地に刻まれた人々の歩みや、外から見た四国の地域像などについて、議論を深められるとのことです。
私は、マニフェストにおいて「文化の重視」と「人間性の回復」を基本理念にすべての市民が暮らすことに誇りを持てるまちづくりを目指すこととしており、こうした催しを通し、地域の歴史や文化が見つめ直され、それが地域の魅力、強みとしてまちづくりに生かされることを期待しています。
10月27日(土曜日) 大田経済財政担当大臣 来高
本日、大田経済財政担当大臣が来高され、再開発事業を進めている丸亀町商店街等の視察に同行するとともに、市内のホテルで意見交換も行いました。
大田大臣は、国の経済財政諮問会議が、同会議の審議に地方の声を反映させるために開催している地方会議(四国ブロック会議)に出席するため来高されました。
会議では、四国4県の企業経営者や地方新聞社の経済部長らが、大田大臣や諮問会議の民間議員に、それぞれの立場から経済再生への課題などを提示し、香川を代表して意見を述べられた高松丸亀町商店街振興組合の古川理事長からは、その豊富な経験から、民間主導の再開発事業をスムーズに遂行するための法整備が要望されたとのことです。
地方と中央の経済格差が叫ばれる中、こうした地方会議の開催は意義深く、近い将来、本会議の成果が目に見えるかたちで表れることを期待しています。
10月23日(火曜日) 第1回江西省国際友好都市交流大会
本市の友好都市である中国南昌市からの要請を受け、江西省及び省内各市と姉妹都市等友好関係を結んでいる世界各地の都市等が一堂に会する『第1回江西省国際友好都市交流大会』に参加してきました。
この大会は、世界14カ国25都市・地域の代表団が出席する規模の大きなもので、近年の中国の目覚しい発展が、国際社会に大きく開かれた形で進められていることを実感しました。私も、高松市の紹介と南昌市との友好都市交流についてプレゼンテーションを行いましたが、最初の自己紹介を中国語でしたのが受けた所為もあり、聴衆のいい反応を得ることができました。
その他、観光地の案内や今後のまちづくりの説明等も受け、すさまじいまでの発展を遂げている中国の現状と本市の友好都市である南昌市の様子を直接この目で見て、肌で触れて感じ取れたことは意義深くありがたい機会であったと思っています。
10月21日(日曜日) 高松秋のまつり仏生山大名行列
本日開催された、「第14回高松秋のまつり・仏生山大名行列」で、主催者の一人としてあいさつするとともに、大名行列では、写真のとおり殿様に扮しました。
地域おこし事業から始まったこの「高松秋のまつり」は、本市の秋を代表する祭りとして、回を重ねる毎に盛大になっており、昨年は、2日間で実に14万人と、過去最大の人出があったとのことです。
今年も、全国でも珍しい1,000発の「秋花火」や恒例の大名行列など、趣向を凝らした数々のイベントで会場は活気に溢れていました。私も、ひょうげ祭りの神官役に続き、大役でしたが、落馬なく、無事役割を果たせ、ほっとしています。
仏生山は今、まちあるき型観光においても、脚光を浴びていますが、こうした伝統あるお祭りをきっかけに、それぞれの地域の魅力が再発見・認識され、それが、新市全体の活性化につながっていくことを期待しています。
10月21日(日曜日) 高松市立山田中学校創立50周年記念式典
この度、高松市立山田中学校が、記念すべき創立50周年を迎えられ、本日開催された記念式典で、お祝いのあいさつをさせていただきました。
同校は、昭和32年の創立以来、これまで数多くの教育実践や研究大会の開催を通し、教育目標の実現を図るとともに、部活動においても、県内はもとより、四国・全国大会で輝かしい成績を収めるなど、文武両道において多大な成果をあげられています。
本市においては、「文化の重視」と「人間性の回復」を基本理念とし、生きる力を育む教育の充実を目指す中で、21世紀を担う子どもたちに、良質な教育を提供するための環境整備に、鋭意、取り組んでいるところであり、関係皆様に、この度の記念すべき創立50周年を契機とされ、なお一層充実した学校生活を創造されるよう、お願いいたしました。
10月20日(土曜日) 高松ふるさと祭り(宵祭り)
本日、「高松ふるさと祭り」の宵祭りが開催され、地域の方々によるお神輿や獅子舞が東西2コースに分かれて商店街を練り歩き、私も三町ドームで開催された開会セレモニーであいさつをしてきました。
近年、都市化や核家族化などを背景に、地域の連帯感やふれあいが希薄化する中、このようなお祭りを伝統文化として見直し、地域や世代間の交流が図られることは、意義深いことだと思います。
本日は、お神輿に参加する子どもたちはもちろん、多くの方々が参加され、商店街は、一段と賑わいと活気に満ちあふれていました。
明日は本祭りが開催されますが、こうした地域主導の催しを通し、本市の未来を担う子どもたちの心の中に、ふるさとを愛し、大切にする気持ちが育まれるよう、本市としても、今後一層、各種支援等に取り組んでいきたいと思います。
10月19日(金曜日) 「帯広・高松交流返礼ツアー」 歓迎会
この度、砂川市長さん、上野市議会議長さんを始めとする帯広市の皆様が来高され、本日開催した歓迎会で両市の更なる交流を誓い合いました。
帯広市とは、今年から「愛」をテーマとした交流を開始しており、去る6月には、私も、「純愛の聖地交流ツアー」と銘打って、約120名の市民と帯広市を訪問し、心温まる歓迎を受けました。
今回は、その返礼ツアーということで、80名を超える帯広市民の皆様に、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地となった「庵治町」や、源平合戦の古戦場「屋島」などを観光していただくこととなっており、これを契機に、市民レベルの交流が更に大きく広がることを期待しています。
今後も、10月30日から開催される「第38回帯広菊まつり」で、本市の観光PRや物産の出展をさせていただくほか、12月に開催予定の「第21回高松冬のまつり」では、帯広の物産コーナー設置を予定していますので、市民皆様も是非、帯広市に注目してください。
10月18日(木曜日) 第42回全国木材産業振興大会
本日、第42回全国木材産業振興大会が、県民ホールで開催され、開催地の市長として、全国各地からお越しいただいた皆様に歓迎とお祝いのあいさつをしてきました。
近年、地球温暖化が急速に進行する中、森林は温室効果ガスの吸収源として重要な役割を担っています。また、幾度となく深刻な水不足に見舞われている本市においては、全市域の37%を占める森林の水源かん養機能の向上は重要な課題であり、森林整備計画に基づく森林の整備・保全を始め、各種施策・事業による林業の持続的発展に鋭意取り組んでいます。
このような中、全国の木材関係者が一堂に会し、人と環境にやさしい、暮らしの創造に向け議論を深められることは意義深く、御出席の皆様には、木材・林業産業の振興に更なるご尽力をお願いしてきました。
10月16・17日(火・水) 福祉施設等激励訪問
2日間にわたり、市内の福祉施設等を訪問し、通所者の方々や、熱心に指導に取り組まれている職員の皆さんにお会いしてきました。
どの施設も明るく、温かみに溢れており、作業や訓練に取り組まれている皆さんの表情からは、毎日の充実した生活が見て取れました。激励に訪れたはずでしたが、皆さんとふれ合う中、私のほうが自然と笑顔になり、元気をもらいました。
また、今回の訪問を通し、障害のある方々やその家族の皆さんにとって、このように支えあいながら共同生活できる場がいかに重要かを改めて認識し、市としても、今後一層、障害のある方々が、住みなれた地域で安心して生活できるよう、諸施策の推進に積極的に取り組んでいかなければならないとの思いを強くしました。
10月16日(火曜日) 「高松商工会議所青年部10月例会」における講演
高松商工会議所青年部から講演の依頼をいただき、本日開催された10月例会において、「地方分権とこれからの高松のまちづくり」というテーマでお話をさせていただきました。
この青年部は、20歳以上50歳未満の事業所経営者やその後継者等によって組織されており、企業の繁栄と地域経済社会の発展に貢献することを目的に活動されています。
講演では、高松市の新しい総合計画の基本構想等について話させていただきましたが、新生高松が更に大きく発展できるかどうかは、この青年部のメンバーのような若い力と行政との連携が重要だと思っています。
皆さんには、商工業の復活・発展に御尽力いただくとともに、今回の講演をきっかけとして、これまで以上に市政に関心を持ち、本市の新たなまちづくりにお力添えをいただければ幸いです。
10月13日(土曜日) 環境美化月間清掃キャンペーン
10月の環境美化推進月間に合わせ、本市でも、毎年、市内の清掃活動のキャンペーンを行っており、本日、ご協力いただける各種団体の代表者の方やボーイスカウト、ガールスカウトの子供達に御参加いただく中、市役所前の広場で開始式を執り行いました。
秋晴れの気候にも恵まれ、私も歩道と車道の間辺りを中心にごみを拾いましたが、「ひろえば街が好きになる」ということを実感できました。ごみを拾う活動をした人は、ごみを捨てなくなる、と言われています。
本市では、現在策定中の新高松市総合計画においても、「人と環境にやさしい安全で住みよいまちづくり」を目標に、人と環境にやさしいまちづくりを推進することとしています。本日の清掃キャンペーンを始め、地域での清掃活動の輪が、今後、より一層市全域へと大きく広がり、一人でも多くの市民の参加を得て、それが美しいまちづくりにつながっていくことを期待しています。
10月10日(水曜日) 地方公営企業等経営アドバイザーによる本市病院事業に係る講評
本市病院事業は、合併に伴い、高松市民病院に加え、塩江病院、香川病院の市立3病院体制となっていますが、各病院の経営環境は、診療報酬のマイナス改定の影響のほか、医師不足による患者数の減少等から、いずれも極めて厳しい経営状況となっています。
そこで、この市立3病院について、専門的な見地から経営診断を受けるため、総務省の地方公営企業経営アドバイザーの派遣を要請していましたが、本日、そのアドバイザーからの調査報告・助言を受けました。
市民病院の今後のあり方については、昨年11月に、有識者等で構成する「高松市民病院あり方検討懇談会」からも提言をいただいており、今後、その提言内容に併せ、今回の助言も参考にしながら、また県立中央病院の移転改築や国の医療制度改革の動向などを十分見極める中で、市立3病院の統合・再編等について検討してまいりたいと思います。
10月9日(火曜日) 香川県トラック協会高松地区会との災害時における応援協定調印式
本日、社団法人香川県トラック協会高松地区会と本市との間で災害時応援協定を締結しました。
近年、全国各地で、これまでとは比較にならないほどの頻度で風水害が発生しているほか、本年3月の能登半島地震や7月の新潟県中越沖地震など甚大な被害をもたらす地震も多発しています。
このような状況の下、本市では、今後、発生が確実視されている東南海・南海地震等の大規模災害に備えるため、防災対策の充実・強化に積極的に取り組んでいます。大規模災害時においては、住民生活の安定と地域復興のため、救援物資や防災資機材等の迅速かつ円滑な輸送が大変重要であり、この度の協定は大きな意味をもつと思います。
香川県トラック協会高松地区会の皆様方には、本日の協定を機に、市民の安心、安全な暮らしのため、これまで以上の御支援、御協力をお願いしました。
10月8日(月曜日) 牟礼エルバートン姉妹都市提携25周年記念式典・植樹
本日、牟礼町の石の民俗資料館で旧牟礼町とアメリカ・ジョージア州エルバートン市の姉妹都市提携25周年の記念式典が行われ、来賓として、あいさつと記念植樹をしてきました。
エルバートン市と旧牟礼町とは、お互いが「石の産地」ということが縁で、1983年から、各分野で交流を図ってこられ、取り分け、両市町の高校生が相互訪問を行う短期留学ホームステイ事業には、これまでに約300人もの方々が参加されたと伺っています。
この交流は、牟礼町が本市と合併した後も、牟礼エルバートン親善委員会による民間主体の交流として継続していくこととされていますが、地域において実質的な意義のある国際交流が活発に行われていることは素晴らしいものだと、今回の式典を通じ認識を新たにしました。 今後、市としても親善委員会の活動を側面的に支援しながら交流の継続を応援していきたいと思います。
10月6日(土曜日) 中西太氏所蔵資料寄贈式典
この度、本市出身の著名な野球人である中西太さんから、トロフィーやユニフォームなどの貴重な資料約50点を、ふるさと高松市で残して欲しいとの有難いお申し出があり、本日、寄贈式典を高松中央球場跡の中央公園で執り行いました。
3度甲子園に出場した高松一高時代に、高校生離れした凄まじい打撃で、「怪童」と呼ばれた中西さんは、プロ入りされてからも、選手としてはもちろん、監督・コーチとしても、数々の伝説・実績を残されています。
式典に花を添えていただいた市内の野球少年や高松一高野球部の現役メンバーに対して、中西さんから「何でも人の所為にすることなく、自分を信じて「なにくそ」と頑張れ」とのエールを送っていただきました。
今回寄贈いただいた資料は、中西さんの出身地でもある松島町の市民文化センター内に専用のコーナーを作って来年4月から展示公開したいと思っており、本市の文化、スポーツの振興につながるような施設となるよう願っています。
10月6日(土曜日) 高松東道路「ことでん長尾線立体交差」完成式典
この度、「ことでん長尾線立体交差」が完成し、本日、ことでん水田駅において完成式を執り行いました。
このことでん長尾線立体交差は、踏切での交通渋滞の緩和や安全性の向上等を図る目的で、平成5年6月に、国・県・市・高松琴平電気鉄道株式会社の4者で基本協定を締結し、その後、平成10年4月に高架工事に着手していたものです。
この高架化により、ことでん水田駅は、新しく橋上駅となり、同時に、国道11号高松東道路や県道高松長尾大内線と暫定的に平面交差していた踏切や、途中5箇所の市道踏切が廃止されることによって、渋滞・事故の減少につながるものと期待しています。
また、本市においては、今後、旧線路敷きを市道として整備する予定で、地域を支える公共交通機関・交通施設を充実させることにより、地域分断の解消など、より一体的なまちづくりに向け、取り組んでいきたいと思います。
10月6日(土曜日) サイクルタウン香川 自転車ワールドフェスタ2007 オープニングイベント
環境に優しい乗り物である自転車の魅力を広く住民の皆様に再確認していただくとともに、バイコロジーに支えられた観光都市・香川を全国にアピールしようと、本日、市民参加型のイベント「サイクルタウン香川 自転車ワールドフェスタ2007オープニングイベント」が、サンポート高松において開催され、来賓としてあいさつをしてきました。
御承知のとおり、香川県・高松市は、穏やかな気候とともに、坂の少ない平坦な地形の讃岐平野に抱かれた、正に、自転車を楽しみ、利用しやすい環境であり、屈指の自転車保有率を誇る都市です。
本市では、新総合計画の基本構想の原案においても、「自転車利用の環境づくり」を施策の一つに定めており、このような自転車をモチーフとしたイベントを開催していただくことは、誠にありがたく、本フェスタを契機に、今後一層、自転車の活用を通じて市民の環境保全・交通安全意識の高揚が図られることを期待しています。
10月4日(木曜日) 第5回高松市都市景観賞表彰式
本日、第5回高松市都市景観賞表彰式を執り行い、高松丸亀町壱番街ビルを始めとする5作品の所有者、設計者及び施工者、計15名の方々を表彰させていただきました。
この「高松市都市景観賞」は、平成5年に「高松市都市景観条例」を制定し、美しく魅力あふれるまちづくりに努めている本市が、都市景観の向上と市民の景観への理解を深めることを目的に、平成6年に創設したものです。
第5回目となる今回の受賞作品は、どれも本市都市景観への深い理解と配慮の下に整備された建築物ばかりであり、関係皆様の熱意に敬意を表するばかりです。
本市は、瀬戸内海に面し、風光明媚な自然に恵まれ、屋島や玉藻公園、栗林公園などの歴史的文化遺産も数多く残っていますが、都市の美しさは、そのような古き良き景観の保持と新しい魅力的な景観の創出がバランスよく相まって形成されるものであり、住民の皆様の理解と協力が不可欠です。今後においても、市全体で、景観の保全、育成、創造に努めていきたいと思います。
10月3日(水曜日) 香川県市長会議
本日、県内8市の市長、副市長等が一同に会し、県への要望議案や共通課題等について審議する香川県市長会議が本市において開催され、私が議長を務めました。
先般、県において新しい財政再建方策のたたき台が示されましたが、この方策には、福祉医療費助成事業や水道水源開発等施設整備補助金を始め、市政運営や住民生活に大きな影響を与える制度の改正が数多く盛り込まれています。
今回の会議では、その制度改正に関連するものを含めて全12議案について審議し、県に対し要望することとしたほか、現在各市において取り組んでいる小・中学校の新設・統合、また学校施設の耐震化などについて意見を交わしました。
第2期の地方分権改革が推し進められようとする中、その主体となるべき基礎自治体、特に都市の首長が直接意見や情報を交換する場は、今後一層重要になってくることは間違いありません。こうした会議を活用し、直面する課題について議論しながら、分権改革の流れの中で香川県の各市がどう活動していくべきか、お互い共通の認識をもてるよう努めていきたいと思います。
10月2日(火曜日) 公開討論会「道州制を見据えた高松の未来」
本日、高松青年会議所の10月例会事業として「道州制を見据えた高松の未来」と題した公開討論会が開催され、私もパネリストとして参加してきました。
この討論会は、内閣府の道州制ビジョン懇談会座長を務める江口克彦氏をコーディネーターに迎え、行政の道州制推進に民間からの意見や施策を提言することを目的に開催されたもので、道州制導入に関する課題と高松の将来像について広く住民の皆様とともに考える機会を設けていただけたことは、市長として有難い限りです。
私は、本来、地方分権の基本的受け皿となるべき基礎自治体(市町村)が、十分な行政サービスを行えるだけの規模と能力を備えることができて初めて、広域的自治体(都道府県)を再編する道州制というものが具体的に見えてくるものだと考えています。
今日も、コーディネーターの江口先生を始め、各パネリストの方々から、私への励ましの言葉とともに、それぞれの立場からの高松市政と道州制に対する有意義なご意見、ご提言をいただきましたが、分権改革と道州制の議論は思っていた以上に成熟度合いを増してきていることを実感し、改めて気を引き締めた次第です。
10月2日(火曜日) 高松市戦争犠牲者追悼式
本日、高松市戦争犠牲者追悼式が、サンポートホール高松において開催されました。
先の大戦から、はや62年の歳月が過ぎ去り、高松は、県都として、また環瀬戸内海圏の中核都市としてめざましい発展を遂げてきました。さらに、一昨年度には、近隣6町との合併が実現し、人口42万人を擁する新生高松として、新たなスタートを切り、すべての市民が暮らすことに誇りを持てるまちを目指して各種施策を展開中です。
この今日の平和と繁栄は、大戦災犠牲者を始め、太平洋戦争陸海軍戦没者や外地犠牲者など、尊い犠牲の上に築かれたものであることを決して忘れてはなりません。
市長に就任し、初めての追悼式でしたが、私は、本日の式典を通じ、平和の尊さを次の世代に語り継ぐとともに、この郷土・高松を更に大きく発展させるため、魅力と活力にあふれる新しいまちづくりに、全力で取り組んでいかなければならないとの決意を新たにしました。
10月1日(月曜日) 香川大学工学部創立10周年記念式典
本日、香川大学工学部の創立10周年記念式典が市内のホテルで開催されました。
香川大学工学部は、平成9年10月の発足以来、教育体制を着実に整備される中、昨年度には、初めて工学博士を誕生させるなど、21世紀を担う技術者の養成はもとより、「地域に根ざした大学」として、地域社会の活力向上や賑わい創出に大きく寄与いただいています。
また、現在まさに進行中の本市の新しい総合計画の策定に当たっても、土木、都市計画、建築など専門的な立場から提言をいただくなど、様々な形でお力添えをいただいています。
これからの地方分権時代において、本市が自立的かつ持続的な発展を遂げるためには、香川大学の誇る人的・知的資源との効果的な連携を一層図っていくことが不可欠であり、関係の皆様に更なる御理解と御協力を賜るよう、お願いしてきました。
10月1日(月曜日) 平成19年度共同募金運動展開行事
本日から全国一斉に実施される、赤い羽根共同募金運動の展開行事に出席し、市民の皆様に募金への協力を呼びかけてきました。
この運動は、戦後間もない昭和22年から行われており、今年で61回を数えますが、数多くのボランティアの方々に支えられて成り立っています。
そして、ここで集められた寄付金は、県内の社会福祉施設・団体やNPOなどを始め、地域福祉活動の貴重な財源として有効に活用されています。
近年、少子高齢化の急激な進行などに伴い、福祉を取り巻く環境が種々変化する中、この共同募金は、本市福祉事業の推進においても大きな役割を担っており、市民の皆様には、本年度のスローガン「地域の福祉、みんなで参加」を合言葉に、今年も、人間性豊かな明るい福祉社会を目指し、多くの善意をお寄せいただきますようお願いします。
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