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市長定例記者会見(平成27年2月10日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成27年2月10日(火曜日) 11時30分~11時52分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)高松市と株式会社百十四銀行との連携協力に関する協定の締結について
(2)高齢者居場所づくり事業の平成27年度募集について
(3)「サンポート高松トライアスロン2015~瀬戸内国際体育祭~」について
(4)災害時等における応急対策支援及び応急復旧資材供給に関する協定の締結について

【市長定例記者会見】高松市と株式会社百十四銀行との連携協力に関する協定の締結について

【市長定例記者会見】高齢者居場所づくり事業の平成27年度募集について

【市長定例記者会見】「サンポート高松トライアスロン2015~瀬戸内国際体育祭~」について

【市長定例記者会見】災害時等における応急対策支援及び応急復旧資材供給に関する協定の締結について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきますが、項目に先立ちまして、交通死亡事故多発非常事態宣言の発出予定について、申し上げたいと存じます。
 本市では、今年に入りまして、交通死亡事故が多発しており、1月には、死亡事故が3件発生しましたことから、1月20日には、高松ブロックに、交通事故多発ブロック警報が発令されております。このことを受けまして、1月24日までの間、交通事故防止の呼び掛け等の啓発活動を行ってきたところでございます。
 しかしながら、1月31日未明に、若者が運転する車両による単独事故で、一度に5人もの若い命が失われるという、近年にはない、本当に重大な事故が発生しました。
 また、今月に入りましても、3日、7日と立て続けに高齢者の死亡事故が発生しておりまして、昨年のこの時期には交通事故死亡者は1人でしたが、今年は現時点でそれよりも9人多い、10人の方が亡くなられるという状況でございまして、交通死亡事故に歯止めがかからない非常事態となっております。
 このことを受けまして、私としましては、本日付で高松市交通死亡事故多発非常事態宣言を発出すべく、今、準備を進めております。
 また、今後、速やかに関係諸団体との協力体制も整えまして、交通死亡事故抑止に向けた本市としての取組をしっかりと進めてまいりたいと存じます。
 なお、宣言文につきましては、本日の午後、できるだけ早くお示しをさせていただきたいと存じます。
 この度の状況を受けまして、現在、想定しております対策としましては、まず、何と言いましても、街頭啓発活動を強化する必要があるだろうということで、広報車も5台ほど新たにつぎ込みまして、啓発を強化します。
 また、交通安全母の会でありますとか、あるいはコミュニティ協議会等々の関係団体を通じまして、広く市内全域の多くの市民の皆様に、交通安全の周知啓発を行ってまいりたいと思っております。また、市役所等が主催します、いろんな各課の会議等々がございますが、そういう場におきましても、交通安全の注意について、多くの市民の皆様に注意喚起をしてまいりたいと思っております。
 また、県警察や県とも、交通安全に力を入れておりますので、強力に連携しながら、啓発の取組みを進めてまいりたいと考えているところでございます。
 それでは、題材に入らさせていただきたいと思います。

 まず1点目は、「高松市と株式会社百十四銀行との連携協力に関する協定の締結について」でございます。
 本市では、近隣の市町と瀬戸・高松広域定住自立圏推進事業などを行っておりますし、香川大学を始めとした県内の大学等との間で、各種連携事業を実施しております。多様な主体との連携を行いながら、分権型社会への適切な対応に努めているところでございます。
 このような中で、今回、金融機関、株式会社百十四銀行との間で、産業振興による地域活性化また市民生活の向上を図るとともに、本市が推進しております広域定住自立圏を進展させた連携中枢都市圏構想に資することを目的としまして、相互の人的・知的資源を有効に活用できる体制について調整を重ね、この度、協定を調定しようという運びとなったものでございます。
 県の方は1年程前に結ばれているようでございますが、県内市町では初めて金融機関との連携協定を調印するということでございます。
 この協定でございますけれども、株式会社百十四銀行の持たれておりますノウハウやネットワーク等を活用しまして、ビジネスマッチングや商談会等を共同で開催し、本市が、高松市伝統的ものづくり振興条例に基づいて実施する、例えば、伝統的ものづくりに係る製品のブランド力の向上、あるいは消費拡大への取組の支援等の施策を効果的に行ってまいる、そして、販路の開拓を進めるといったことに役立ててまいりたいと思っております。
 また、創業する意欲のある方を対象にしまして、創業セミナーを共同で開催するほか、株式会社百十四銀行の中小企業診断士等の資格を持つ専門家の御支援もいただきながら、創業に関するアドバイス、あるいはニーズに合った各種支援制度の説明を行うことにより、本市におきまして、創業しやすい環境を整えてまいる、そういうことに資してまいりたいと思っております。
 その他、資料にも書いておりますけれども、特殊詐欺防止に関する啓発でありますとか、あるいは建築物の耐震化の促進、更には地域医療連携カンファレンスの開催支援等、市民福祉の向上に繋がるような事業につきまして、株式会社百十四銀行と連携して取組んでまいりたいと思っております。
 調印式は、明後日・2月12日(木曜日)の午前11時30分から、市長応接室で行いますので、取材の方もよろしくお願いいたします。

 次、2点目は、「高齢者居場所づくり事業の平成27年度募集について」でございます。
 本市では、今年度から、高齢者施策の新たな事業として、高齢者が気軽に集って、介護予防、健康増進、地域のボランティア活動など、様々な活動を行える場の開設や運営に対して助成します「高齢者居場所づくり事業」を開始しています。
 今年度から3か年で、300か所程度を開設したいと思っておりますが、初年度につきましては、既に114か所が居場所として指定を受け、活動されているところでございます。
 来年度、27年度につきましても同様に100か所程度の居場所を募集したいと思っております。
 この居場所につきましては、助成金として施設整備助成金、それから施設運営助成金がございます。施設整備助成金は、初年度一回限り上限20万円として、いろんな施設整備に対して助成するものです。
 また、運営助成金は、一週当たりの平均の開催回数に応じて、2回未満で3万円、3回未満で5万円、3回以上で7万円の運営助成となっております。
 助成交付対象者、対象事業要件につきましては、募集要項をお配りしているかと思いますが、記載のとおりでございます。
 今月、2月18日(水曜日)から3月10日(火曜日)まで募集をすることになっております。
 この居場所づくり事業は、これから高松市が地域包括ケアシステムの構築をテーマに掲げておりますが、それを行っていく上で非常に補完する重要な事業であると考えております。
 どなたでも要件に該当すれば、居場所を開設することができますので、是非、積極的な応募をお願いしたいと思っております。

 3点目は、「「サンポート高松トライアスロン2015~瀬戸内国際体育祭~」について」でございます。
 今年で6回目を迎えますが、サンポート高松トライアスロンを、6月20日(土曜日)の前夜祭と21日(月曜日)の本番を予定しております。
 この2日間で、サンポートエリアの海と高松市中心街を会場に、盛大に開催したいと思っております。
 これまで、このトライアスロン大会は、最初は11月でしたが、その次の年からは9月に開催しておりましたが、9月は台風シーズンでございまして、天候にかなり左右されることもございまして、潮の状況等も考えて、今年から、6月の開催に変更するものでございます。
 今年も、日本一の都市型トライアスロン大会を目標に、県内外はもとより、海外からの参加者も見込んでおります。
 競技としましては、オリンピックディスタンスの、スイム1.5キロメートル、バイク40キロメートル、ラン10キロメートルの合計51.5キロメートルのコースで開催をします。街のまさに中心市街地で行うトライアスロン大会ということで、全国的にも非常に珍しいものでございますし、まずスイムでは、日本で最初の国立公園である瀬戸内海そのもので泳ぐということでございまして、また、バイクは、市のメイン通りで、都心の原動力であります中央通り、これを自転車で疾走していただくことになります。また、最後のランは、サンポート高松の赤灯台など、瀬戸内海の見どころ、瀬戸内海の中を走っているような感じで走っていただくというように、非常に魅力のあるトライアスロンのコースであると自負しております。
 また、今回も、企業等で参加していただくということになりますが、昨年に実施して好評でありました、スイム・バイク・ランにつきまして、2人から3人でチームを組んで、それぞれ役割分担をして競技を行っていただく、リレー競技を実施したいと思っております。今年も、このリレー競技の方も、鋭意、参加者を募ってまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。
 このサンポート高松トライアスロン大会でございますが、高松のスポーツの一大イベントということで考えております。特に、高松のまちの魅力を、この大会を通じて、大きくアピールできると考えておりますので、是非とも大勢の皆様に参加していただき、観客の皆様にも、たくさん来ていただいて、感動と興奮の体験をしていただければと思っております。
 このサンポート高松トライアスロン大会の詳細につきましては、この後、午後1時から、5階の52会議室におきまして、実行委員会の方からも詳しく記者発表をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと存じます。


最後、4点目は、「災害時等における応急対策支援及び応急復旧資材供給に関する協定の締結について」でございます。
 本市では、近い将来、確実視されています南海トラフ地震等に備えまして、様々な団体・企業等との間で、災害支援協定を締結しております。
 この度、株式会社フソウ様から、災害時における上下水道施設の応急復旧、また応急復旧に必要な資材の供給等について、御支援のお申し出をいただきまして、協定の締結に至ったものでございます。
 本協定は、近年、頻発化しております豪雨災害等を踏まえまして、地震以外の自然災害にも対応することとしております。災害時以外の突発的な管路破損や設備故障などの事故にも対応した協定であるということが、特徴でございまして、重要なライフラインである上下水道の危機管理能力向上に大きく寄与するものと期待をしております。
 株式会社フソウ様は、昭和21年に丸亀市で創業され、36年から55年にかけて、高松市内に本社を構えられて大きく成長され、その後、本社移転後も、製造拠点を郷東町に置きます、本市と縁の深い企業でございます。
 上下水道施設の建設や耐震性貯水槽の製造など、水処理の総合メーカーとして卓越した能力、豊富な経験をお持ちでございまして、今回、協定を結ぶことに相成ったものでございます。
 調印式は、2月18日(水曜日)午後1時から、市長応接室で行います。取材の方も、よろしくお願いしたいと存じます。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 先月末に、宇野高松間地域交通連絡協議会が開催されたが、その中で、四国急行フェリーが、昨年7月から、夜間便減便後も、経営状況が改善していないことが明らかにされた。
 四国急行フェリーとしては、国や関係自治体に支援要請をしているが、市長自身の考えを伺いたい。
【市 長】
 宇高航路については、香川県と岡山県を結ぶ海上交通の動脈ということで、本市の発展にも大きく寄与してきたし、現在でも、生活航路として利用もされている。また、物流面でも、瀬戸大橋を通行できない大型機材の輸送など、重要な役割も担っている。
 私としては、この宇高航路について、いろいろな課題があるが、何としても航路を存続させていく方向で、関係者と一緒に鋭意協議をしたいと思っている。
 昨年4月からの高速道路、瀬戸大橋の料金改定等々を受け、宇高航路を運航している四国急行フェリーの、特にトラックが少なくなったということで、経営が厳しくなって、7月には、それまでの24時間22便体制を、24時間体制をやめて、今の14便体制に移行したということである。だた、その後も厳しい経営状況が続いており、これをどうにかいろいろ対策を練っていかなければならないということで、国と2県、2市が入っている協議会で協議が始められようとしているところである。
 国では、利用者アンケート調査なども行った上で、そういう意見、意向なども踏まえながら、どのような対策をとるべきか、今、協議会でも真剣に協議している。
 ただ、具体的にどういう方向でという策は無いわけだが、最初に言ったとおり、今後、どうにかこの宇高航路を維持・確保していくという基本的な考え方の基に、関係機関等と協議を進めたいと思っている。

【記 者】
 高松市交通死亡事故多発非常事態宣言だが、市長から市民に対してのメッセージがあればお願いしたい。
【市 長】
 交通事故は、多くの市民が加害者にもなり、被害者にもなるもので、交通事故が起こった場合には、それぞれの家庭生活や、もちろん人生も狂わされることもあり、大きな影響を及ぼすものである。
 したがって、この交通死亡事故を極力無くしていく、ゼロにしていくというのは、市としても、市民の安全・安心を確保する上で、非常に重要な課題だと思っている。ただ、こうすれば交通死亡事故が無くなりますよというのは、なかなかないが、やはり、日頃からの市民一人一人の、特に、自動車の運転手、あるいは自転車に乗っている方、歩行者も含めて、一人一人が交通ルールをきちんと守ってもらい、交通マナーをきちんと実践してもらう、それが何よりも大切だと思っている。その結果、交通事故が減り、死亡事故が無くなることに繋がっていくんだ、市民の安全・安心を確保することに繋がっていくんだということを、これを機会に、是非とも市民の皆様に、自覚をしてもらいたいということをお願いしたいと思っている。

【記 者】
 非常事態宣言は初めてか。
【市 長】
 非常事態宣言という形で出すのは、初めてのようだ。

【記 者】
 今日、非常事態宣言を出すというタイミングには、何かあるのか。
【市 長】
 3日と7日に死亡事故が発生した。それを受けて、昨日、いろいろ協議し、非常事態宣言を出すと取り決め、今日、決裁の上、正式に宣言したということである。

【記 者】
 今日、何か動きはあるのか。
【市 長】
 今日も私のところに、県と県警察の担当者が来たが、高松市との間で、いろいろ交通安全施策を行っているけれども、このような状況に鑑みて、さらに一段と、それを強化していかなければならないということで、県の新たな施策なども説明してもらい、市としても協力・連携をしながら、特に啓発活動を重点的に行っていこうという話し合いをしたところである。

【記 者】
 非常事態宣言というのは、どのような基準で出すのか、今回、初めてということだが、作成したのはいつか。
【市 長】
 1か月半の間に10人が亡くなるという、これだけの事態を受けて、何らかの形で啓発を強化したり、先ほども言ったとおり、対策は取るが、その対策を取るために、やはり非常事態宣言をきちんと出して、市民の皆さんに強く訴えかける、そういう手法が有効であろうということで、今回、初めてこのような形で出させてもらった。
 基準があってそれに該当したからということではない。

【記 者】
 トライアスロン大会について、今年から6月に変えるということで、台風シーズンでは無いにしても、梅雨時期で、連休もない、行楽シーズンでもないというあたり、盛り上がりとしてはどうなのか。
【市 長】
 秋になると台風シーズン、天候に左右されやすいというのと、全国的に多くのトライアスロン大会が夏から秋にかけてが結構多いんで、シーズンを開けるという意味もあるし、その辺は、トライアスロンの専門家辺りのいろいろな判断の基に決められたということである。
 雨というのは、それほど影響はない。やはり風とか、特に海、スイムの場合が本当に開催できるかどうか、非常に天候等に左右されやすいということなので、海がある程度安定している、雨は多いですけれども、台風は無いということで、また潮の満ち引きの状況もあり、その上で日曜日になると限られている。それで、6月21日(日曜日)が良いだろうということで決めている。

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