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市長定例記者会見(平成26年10月7日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成26年10月7日(火曜日) 11時30分~11時57分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)交流促進モデル事業「大島にいこう!2日連続ラジオ番組づくりワークショップ」の実施について
(2)「第21回高松秋のまつり・仏生山大名行列」の開催について
(3)第4回日仏自治体交流会議の開催について
(4)「0才からのコンサート2014」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 題材の発表に先立ちまして、昨日(10月6日)、平成27年度の予算編成方針に関する局課長会を開きまして、編成方針の内容等につきまして、私から概要を説明し、財政局の方から具体的な説明をしたところでございます。
 本日は、その要点につきまして、私からお話をさせていただきたいと存じます。
 局課長会でもお話ししましたけれども、25年度の決算等を基にしまして、現在の本市の財政状況を説明しますとともに、今後、財政収支を見た場合に、財源不足はどうしても避けられないということで、今後における国の動向や経済情勢によっては、財源の確保が更に厳しくなることが想定されることを踏まえて、来年度の予算編成に臨むように指示したところでございます。
 なお、来年度は、4年に一回の統一地方選挙の年でもございますので、当初予算は基本的に骨格予算として、その後の補正予算で肉付けをすることを前提とした予算編成となるものでございます。
 特に留意する点として、3点について申し述べております。
 1点目は、来年度の予算編成方針で、特に、私の政策の4つの柱としております、「多核連携型コンパクトエコシティの推進」、また「創造都市の推進」、「コミュニティを軸とした協働の推進」、「地域包括ケアの実現」、その視点を持つ事業については、特に積極的な展開を図れるように、来年度予算に盛り込んでいきたいと存じているところでございます。
 2点目でございますが、国におきましては、各省庁の概算要求が出されておりますが、過去最大規模となっております。
 特に、人口減少対策、あるいは地方創生に関することの要求が、多岐にわたっているだろうと思っており、これから年末にかけまして、予算編成作業等が行われて、幾多の紆余曲折が予想されると存じております。
 新規事業等も多々あろうかと思っておりますので、今後の国の動向に十分留意をして、それぞれの事業の必要性・効果等を考慮した予算要求としてもらいたいということを、お話しさせていただいております。
 また、今、話しました人口減少対策、あるいは地方創生などの重点施策に、優先配分されます特別枠といったものも設けられるようですが、それらの動向にも注視して、適切な対応を本市の予算に採るように、指示したところでございます。
 3点目でございますが、平成28年度以降、地方交付税におけます合併特例の縮小が予定されているところでございます。
 従いまして、中長期的に見ますと、今後、益々厳しい状況が見込まれるものでございまして、当初予算におけます各事業の選定に当たりましても、中長期的な視点に立ちまして、いわゆるファシリティマネジメントの考え方等を、積極的に取り入れるなど将来負担を軽減することができる効果的な方策を盛り込んで欲しいということをお願いしました。いわば、経費の平準化とトータルコストの縮減・抑制に、しっかりと取り組んでもらいたいということを、お話しさせていただいております。
 また、局課長会に参加しました管理職に対しまして、それぞれリーダーシップをしっかり発揮し、既存の制度・慣習にとらわれず、創意工夫を凝らした来年度予算編成に当たるように、お願いをしたところでございます。

 それでは、題材に入らせていただきたいと思います。
 今回、私の方からは4点について、お話をさせていただきます。
 まず、1点目は、「交流促進モデル事業「大島にいこう!2日連続ラジオ番組づくりワークショップ」の実施について」でございます。
 本市では、大島全体の今後の在り方について検討するために、「大島の在り方を考える会」を設置し、そこでの御意見等を踏まえまして、「歴史の伝承」それから「交流・定住の促進」、この2つの柱の基に「大島振興方策」の策定に取り組んでいるところでございます。
 この度、振興の柱の一つであります「交流・定住の促進」を図るために、大島振興方策の策定に先駆けて、芸術家による創作活動を通じた、交流促進モデル事業を行うものでございます。
 それが、表題にしております「大島にいこう!2日連続ラジオ番組づくりワークショップ」でございます。10月25日(土曜日)と26日(日曜日)の2日間、小・中学生を対象としたワークショップとして、大島で実施をするものでございます。
 このワークショップでは、大島青松園の入所者の方々が、昔、自分たちで様々な同好会やクラブを結成して、活発に活動を行っておられましたが、その中に、入所者と大島青松園の職員によって結成された「放送劇同好会」があったそうでございます。
 この「放送劇同好会」があったことをヒントとして、今回、アーティストが企画した架空のラジオ放送局を開設し、昔、大島で行われていた「放送劇」などの記憶を呼び起こして、入所者の方々に楽しんでもらえるような架空のラジオ番組を作り、大島青松園の園内放送を利用して放送するものでございます。
 具体的な内容としましては、劇作家、演出家である長谷 基弘(はせ もとひろ)氏を中心としまして、公募により参加をした小・中学生とともに、島の特徴や見どころを伝えるレポート番組を作ったり、あるいは歌やショートドラマなど、1本3分程度の小コーナーに分かれた番組を制作して、全体で45分程度の編集した作品に作り上げていくものです。
 入所者の方々と触れ合いながら、声や音を録音して、番組を作成することにより、入所者の方が昔を懐かしみ、楽しんでいただける放送内容を予定しております。
 2日目の26日(日曜日)の午後1時30分からは、大島会館の会議室におきまして、作品発表を行い、入所者の方と一緒に、この放送を楽しんだ後、ワークショップで起きたことや感じたことを、それぞれ振り返る企画としております。
 ワークショップの募集人数は、小・中学生で、先着順の10名程度でございます。
 募集の締め切りは10月17日(金曜日)となっておりますので、周知の方、よろしくお願いしたらと存じます。

 次、2点目は、「「第21回高松秋のまつり・仏生山大名行列」の開催について」でございます。
 今年で21回目を迎え、本市の秋の風物詩となっております「高松秋のまつり・仏生山大名行列」を、今月・10月18日(土曜日)と19日(日曜日)の2日間開催します。
 主なイベント内容ですが、主会場の仏生山公園におきまして、18、19日の両日、野外劇場でのステージイベントや、昔遊びコーナー、フリーマーケットなどが行われ、御家族揃って楽しめる内容になっております。
 また、18日の午後7時からは、毎年恒例となっております、秋にはめずらしい花火大会を30分間開催します。
 今年は、約1,000発の花火が打ち上げられることになっております。
 また、19日には、午後1時から、仏生山商店街におきまして、大名行列が行われ、約1.5キロの道のりを、練り歩くことになります。
 さらに、今回、本市と親善都市であります水戸市の観光PRブースが設けられ、水戸市のマスコットキャラクターであります「みとちゃん」が、19日に初参加することになっております。
 水戸市は、御承知のとおり、高松松平家のいわば本家筋の水戸徳川家の都市でございますので、そういう縁もあって、今回、「みとちゃん」が参加いただけるものでございます。
 是非、多くの市民の皆様に御参加をいただけれと思っております。

 3点目は、「第4回日仏自治体交流会議の開催について」でございます。
 今月・10月28日(火曜日)から30日(木曜日)まで、日本とフランスの自治体関係者が一堂に会し、共通の行政課題について発表・議論を行い、両国の地方自治の発展に寄与することを目的とした「日仏自治体交流会議」を、本市のサンポート高松周辺において開催します。
 参加自治体数でございますが、9月26日現在で、日本とフランス側で姉妹都市提携を結んでいる自治体が中心に集まるものでございますけれども、日本側が30自治体、フランス側が21自治体、合わせて51自治体、約165人の参加が予定されております。
 これまででは、最多となる自治体数と参加が見込まれる予定となっております。
 また、日仏両国政府関係者、特に、フランスの外務省からも来られますし、駐日フランス大使館からも沢山の関係者が来高される予定でございまして、全部で約190人が、この会議に参加する予定でございます。
 この会議は、平成20年に、日仏交流150周年を記念しまして、金沢市と姉妹都市関係にありますナンシー市、この両市の呼びかけによりまして、初めてナンシー市において開催されたものでございます。以降、2年毎に、日仏両国の都市において開催されておりまして、第2回会議が金沢市、それから第3回会議が一昨年に、フランスのシャルトル市で開催されております。
 本市が4回目の開催、日本では2番目の開催となるものでございます。
 この交流会議の日程でございますが、別紙2に日程をお付けしております。
 先行してフランス側のプログラムがありまして、27日に、フランス側のほとんどの関係者が来高するようになりますが、会議自体は、28日の夕方の歓迎式典・レセプションから始まります。
 29日に開会式、全体会、分科会をして、30日に全体会、閉会式を行う予定となっております。
 会議では、「グローバル時代において、地域経済の活性化を図るために自治体は何をなすべきか」を全体テーマとしまして、まず全体会では、福武財団理事長の福武 總一郎(ふくたけ・そういちろう)氏に基調講演をいただくこととしております。
 また、分科会では、産業、文化、都市開発の3分野に分かれて、それぞれ、自治体の取組みを幅広く議論し、地域の持続可能な発展に向けた施策推進の一助とするものでございます。
 最終日の30日には、全体会におきまして、分科会の報告が行われた後、会議の集約として、「高松宣言」を採択する予定でございます。
 また、会議の開催に併せまして、フランス側プログラムとして、フランス側自治体参加者を対象として、まず初日に、栗林公園や屋島、また、丸亀町商店街の市内視察等を予定しております。さらに、瀬戸内国際芸術祭の舞台ともなっております直島での「ベネッセアートサイト直島プロジェクト」の視察のほか、地元経済界や日仏交流関係者、さらには香川大学での大学生との交流会も行う予定でございます。
 本会議の開催は、本市の魅力を国内外に発信する絶好の機会であると思っておりまして、本市のブランドイメージの向上に、大変有意義な会議であると存じております。
 本会議の成功に向けまして、開催まで残りわずかとなりましたが、準備に万全を尽くしてまいりたいと存じます。


 4点目は、「「0才からのコンサート2014」の開催について」でございます。
 本市では、文化芸術を通して、市民が生き生きと心豊かに暮らせるまち、高松を実現するために、文化芸術振興の基本理念や枠組みを定めた「高松市文化芸術振興条例」を、昨年12月に制定しております。
 この条例の基本理念の一つに、「市民が等しく、文化芸術を鑑賞し、これに参加し、またこれを創造することができるような環境の整備が図られなければならない。」とございまして、この条例の趣旨に沿う事業として、今年度から新たに、赤ちゃんと一緒にクラシックコンサートを楽しめる、そういう機会が中々持てないお母さん等、保護者を対象として、また、そのお子様も対象として、「0才からのコンサート」を開催しているものでございます。
 第1回は、6月21日(土曜日)に玉藻公園の披雲閣で開催しました。
 その第2回を、10月25日(土曜日)の午後2時から、高松国分寺ホールで開催するものでございます。
 今回は、瀬戸フィルアンサンブルによる金管五重奏のコンサートになっております。ドボルザークの「ユモレスク」などのクラシックの名曲に加えまして、アナと雪の女王でお馴染みの「Let It Go」など、お子様と一緒に楽しめる演奏や歌となっております。
 会場には、保育士も3名配置する予定でございます。
 ぜひ、小さなお子様と一緒にお越しいただき、お楽しみいただきたいと思っております。また、妊婦さんも対象としておりますので、マタニティコンサートとしても楽しんでいただけるものと思っております。
 コンサートの詳細は、お手元の資料で御覧いただきたいと存じます。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 再生可能エネルギーだが、先日、四国電力から再生可能エネルギーの固定価格買取制度を巡り、新たな事業者の受け入れを一時的に制限するという発表があったが、高松市としてどのように受け止めているのか。
【市 長】 
 再生可能エネルギーの普及は、地球温暖化対策の観点から重要であると考えている。したがって、市の施策としても、太陽エネルギーを始めとした再生可能エネルギーの利活用の推進を、重点取組の一つとして取り組んでいるところである。
 今回、四国電力が、電気の需要と供給のバランスが崩れ、安定供給に支障がでる恐れがあることなどを理由にして、売買の契約を一時保留するという報道がされたわけであるが、我々としましても、発表は寝耳に水で、若干当惑しているところである。
 ただ、四国電力としては、電気の安定供給のため、止むを得ない措置だということでございます。また、国においても専門部会を立ち上げ、いろいろ検討しているので、今しばらくその動向を見守っていきたいと思っている。

【記 者】
 高松市は、遊休地への太陽光発電の誘致を計画していたが、それに対する影響は、どのように考えているのか。
【市 長】
 現在、進めている市有地の太陽光発電事業者への影響であるが、今年8月に、1箇所公募しており、今月3日にプレゼンテーションを実施して、今週中には業者を決定する予定である。
 選定した事業者については、これまでの手続きだと、そのまま四国電力に電力買取契約を申し込むことになるが、一時的に、回答を保留されるということなので、その回答を待った上で、本市と事業者とで、市有地の賃貸契約を交わすことになろうかと思っている。
 したがって、事業の開始が遅れるが、その辺は四国電力の今からの検討状況を踏まえながら、あるいは相談しながら行っていきたいと思っている
 また、東部下水処理場でバイオマス発電についても今、整備を検討しているが、基本的には、これについても一時保留にはなるが、いろいろ話してみるとバイオマス発電は太陽光発電と違って、いわゆる需給調整というか、こちら側で、発電の量などの調整が可能だということで、四国電力側の需給調整に、直接的な大きな影響を及ぼすものではないので、その辺を連携してやれば、うまく行えるので高圧連携が可能であろうという回答をもらっている。その辺についても、四国電力と十分話しながら、進めていければと思っている。

【記 者】
 東部下水処理場のバイオマス発電についてだが、2015年度中に設置を予定していたと思うのだが、そのスケジュールに関しては、ある程度の見直しは考えているのか。それとも、先ほどの話だと、高松に関しては多少調整がきくということなので、予定どおりに行うのか。
【市 長】
 バイオマス発電事業は、現在、電気設備工事について、工事請負契約を締結して、9月3日から工事に入っており、来年の8月31日までになっている。機械設備については、これから入札を行うところである。いずれにしても工事の整備を行いながら、四国電力と鋭意協議しながら、できるだけスケジュールに遅れが生じないように行っていければと思っている。
 先ほど言ったように、バイオマス発電については、四国電力から、安定的で、出力調整できる発電設備であるので、四国電力の軽負荷期需用に対し、電力需要調整に対応することが前提で、高圧連携が可能ではないかという回答をもらっているので、その辺は若干、太陽光発電とは、別の扱いをしてもらえるのではないかと思っている。

【記 者】
 去年の参議院議員選挙の不正事件の公判が行われているが、その中で、過去の選挙でも同じような白票の水増しが行われたことがうかがえる供述をしているが、過去に不正があったかもしれないことに対する市長の所感を伺いたい。
 また、市民に対して、どう誠意を示していくのか。
【市 長】
 今回の選挙事務の不正事件に係る公判の供述調書の中で、そのような供述があったわけである。非常に、驚いており、そういうことについて、本当にどうなのかといった気持ちである。ただ、この問題については、今回の不正事件のきちんとした検証をした上で、再発防止策をたててもらおうと、選挙管理委員会に、選挙事務調査委員会、第三者委員会を設置して、検討してもらっているところである。
 昨日も同調査委員会で、その点について話題になったようであるが、その供述について、確かめた上で調査を行っていくということであるので、そちらの方の調査を見守っていきたいと思っている。

【記 者】
 市として、これまでに、白票の水増しを見聞きした、もしくは、したことがあるのかなど、全庁的な調査については考えているのか。
【市 長】
 選挙事務調査委員会の調査に従って、その上で、市の方に何らかの協力をしてほしいなど、そういう話があれば、適切に対応したいと思っている。

【記 者】
 ゴールドIruCaの件だが、ことでんの事業ではあるが、発売から1週間しかたっていないのに、発売が打ち切りになったのは、少し見通しが甘かったのではないかと感じるが、どう考えているのか。
【市 長】
 10月1日から70歳以上の市民を対象にして、ゴールドIruCaを発行して、それによって、公共交通の運賃半額制度を実施しようと、市の施策として、ことでんと協力しながら行ったわけである。
 基本的には、希望者には、全てゴールドIruCaを配布できる体制ということで、その見込みとして、高齢者が利用しているシニアIruCaを含め、IruCaカードを利用している70歳以上の方が、7,000人ぐらい。したがって、そういう方が、今度、ゴールドIruCaに乗り換えるだろうという予測の元に、当初、5,000枚程度用意をすれば、2、3か月ぐらいは対応できるのではないかという見込みで、ことでんの方で用意したものである。
 それが、ふたを開けてみると3日・4日で、ほぼ底をつくぐらいの人気を得、予想外の反響、好評をもらったということで、うれしい悲鳴、うれしい誤算ではあるが、希望者に、すぐに行き渡らない状況になっているので、それについて、見込みが甘かったのではないかと言われても致し方がない事態かと思っている。
 これに対応するために、ことでんと、いろいろ協議をした結果、申込み自体は随時受け付けていきながら、カードの作成をどんどん急がして、それが出来次第、申込者に郵送で渡していくことで対応してもらい、鋭意、それをできるだけ早く渡せるように、精一杯、努力したいということであるので、市としても、その辺の周知・啓発、広報なども、市民の皆さんに大きな混乱が起きないようにしっかりと行っていきたいと思っている。

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