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高松さんぽ(令和6年)

更新日:2024年7月1日

西のゴールデンルート(7月号掲載分)

インバウンド(訪日外国人)の多くが旅行する一連の日本の有名な観光地、東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪などを巡る広域の観光周遊ルートのことをゴールデンルートと言います。初めて日本を訪れるインバウンド客であっても、日本を代表する観光都市をスポット的に気軽に体験できると人気があるのだそうです。主に、アジアからの観光客の周遊ルートとして使われることが多いようですが、アジア以外のヨーロッパやアメリカ、オーストラリアからのインバウンドを見ても、このゴールデンルート上にある都府県に滞在する人の数が飛び抜けて多いようです。
観光庁が取りまとめた2023年の統計では、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアから来たインバウンドのうち、ゴールデンルートにある6都府県(東京都、静岡県、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府)の宿泊客数は全体の79.4%にもなるそうです。一方で、大阪府より西の、兵庫県、中国地方、四国地方、沖縄県を除く九州地方の西日本17県に宿泊した人は、全て足しても5.8%にしかならないということです。東京、大阪間のゴールデンルートとそれ以外の地域では、圧倒的に差がついているのが分かります。しかも、滞在日数が長く、高付加価値旅行者が多いと言われるヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアのインバウンドの滞在が西日本で極端に少ないことは、大きな経済効果を取り逃しています。
そこで設立されたのが「西のゴールデンルート・アライアンス」です。大阪・関西万博を前に、欧米豪の旅行者や高付加価値旅行者をメインターゲットに、産官それぞれの特徴を活かしながら一丸となって、万博などに訪れるインバウンドを大阪より西のエリアへ誘客しようというものです。去る5月17日に設立総会が行われ、提唱者の福岡市長が会長、神戸市長と広島県知事と私が副会長に就任することになりました。
設立総会時点で、47の自治体と多くの観光関連企業、団体も入った同盟組織。これまでにないスケールの大きな施策展開が期待されています。そして、その中心ルートとなるのは、九州と中国と四国をつなぐ瀬戸内海であると思っています。

5本の矢(アローズ)届かず(6月号掲載分)

スポーツにおいて、贔屓(ひいき)のチームを応援する人たちの呼び名は、プロ野球では、「阪神ファン」など普通に「ファン」ですが、サッカーでは、チームを支える「サポーター」と称されます。そして、バスケットボールでは、後押しする熱狂的なファンの意味で、「ブースター」と呼ばれます。特にプロバスケットボールの試合で、熱いブースターの存在と派手な声援、相手チームの攻撃に対する執拗(しつよう)なブーイングなどは試合を盛り上げる大きな要素でもあり、楽しみでもあります。
4月下旬に行われたプロバスケットボールB3リーグプレーオフ準決勝第2戦。延長戦までもつれた試合は、最後は、ブースターの歓声が悲鳴と大きなため息に変わり、香川ファイブアローズのシーズンは終了しました。残念ながら念願のB2リーグ復帰はなりませんでした。しかし、今年の香川ファイブアローズは、シーズンを通してリーグ戦2位の成績を残し、観客動員数も目標の一試合平均千五百人を超えるなど、来季につながる結果を残してくれました。
来季以降は、要件を満たせば現在建設中の香川県立アリーナがホームアリーナになる可能性があります。ちょうど、香川県が新たな県立体育館を整備する検討を行っていた時期に、プロバスケットボールのリーグを一本化した、Bリーグが創設され、サッカーJリーグの初代チェアマンでキャプテンの愛称で親しまれている川淵三郎さんが日本バスケットボール協会会長に就任。その際、B1リーグのチームライセンスとして観客席五千人以上のホーム会場を使用できることが条件とされました。
最終的に、サンポート高松地区の市有地の一部を無償貸付することとし、香川県がB1リーグの施設条件もクリアした上で、海に浮かぶ島のようなユニークな外観を持った、コンサート等もできる、新県立アリーナを整備することになったのです。
少し気が早いですが、いつかこの新県立アリーナにおいて、熱気あふれるブースターの声援の中、香川ファイブアローズがリーグ制覇を決める勇姿が見られることを今から楽しみにしています。

アートリンク10周年(5月号掲載分)

去る3月17日、瓦町フラッグにおいて「高松市障がい者アートリンク事業10周年記念トーク」が開催され、ゲストスピーカーとして参加してきました。
私が障がい者アートというものに初めて触れたのは、2009年に姉妹都市であるアメリカ合衆国フロリダ州のセント・ピーターズバーグ市を訪問した折でした。当時のリック・ベーカー市長が障がいを持った人々が熱心に芸術活動を行なっているので見てほしいと「クリエイティブ・クレイ」というNPO法人が運営する事業所に連れて行ってもらったのです。障がいのある人が自らの作品を誇らしげに掲げる、その生き生きとした笑顔に強い印象を受けました。芸術活動が障がいのある人の個性を引き出し、生きる力を与えているように感じました。
同じ頃、「クリエイティブ・クレイ」と交流がある岡山のNPO法人「ハートアートリンク」の田野代表理事が、アートリンク事業を高松でもやらないか、と提案してこられました。話はとんとん拍子ですすみ、2010年の瀬戸内国際芸術祭に併せて、アートリンクプロジェクトを開催し、高松の障がいのある高校生とフロリダのアーティストとがペアになり作った掛軸や、フロリダの障がいのある人と日本のアーティストがペアになり作った大きなウサギのバルーン作品などがサンポートに展示をされ、注目を浴びました。2013年の瀬戸内国際芸術祭にもアートリンクプロジェクトを行い、翌年からは、その発展形としてアートリンク事業を開始し、今回10周年を迎えることとなったのです。
令和5年度は、16か所の障害福祉サービス事業所等に11人のアーティストが派遣され、障がいのある人たちと美術、音楽、ダンス、陶芸、装飾等の創作活動をともに実施しました。また、姉妹都市60周年記念事業として、日米共作で「獅子」を3体作り、高松とフロリダ双方で創作的なダンスを披露し合いました。
田野さんは記念誌に、「各施設でのアートリンクで獲得した「まなざしの力」は、多様性を寛容に包括する力であると感じています」、と書かれています。障がいのある人の感性、創造性を育み、自分らしく暮らせる福祉社会の形成に資するものがアートリンク事業だと確信しています。

遍路道ウォーク~四国遍路を世界遺産に~(4月号掲載分)

去る2月23日の天皇誕生日、NPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」主催の「第9回一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」に参加してきました。雨も小降りながら最後までやまず、あいにくの天候でしたが、八十三番札所一宮寺を出発して紙町、上之町を抜けて花園町観光通まで、約8キロ余りの行程を歩いてきました。同行していただいた関係者からお借りした菅笠(すげがさ)と和袈裟(わけさ)、金剛杖(こんごうづえ)で遍路衣装を整えると、不思議なことに雨もほとんど気にはならず、歩き終わると気分も清々しく心が洗われた思いがしました。これもご利益というものでしょうか。

高松市内5箇所を含む88箇所の札所を巡る四国遍路は、全長約1400キロにも及ぶ壮大な巡礼路です。歴史も深く、1200年を超えて継承されています。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、供養や修行のため、救いや癒しなどを求めて弘法大師の足跡をたどる行脚は、自分と向き合う「心の旅」であり、世界でも類を見ない巡礼文化である、とされています。
「四国遍路を世界遺産に!」これが遍路道ウォークのスローガンです。参考としているのは、フランスとスペインをまたがる『サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路』という、巡礼の道が世界遺産に登録された先例です。ここには、巡礼者に無料でワインと水を提供する「ワインの泉」や、格安の値段で泊まれる宿泊所「アルベルゲ」などがあるそうです。まるで、お遍路さんへのお接待と善根宿(ぜんこんやど)と呼ばれる簡易な宿泊所が今も残る四国遍路とそっくりではありませんか。
私がかつて島根県庁に在職していた時、江戸時代には世界の三分の一の銀を産出していたと言われる石見銀山跡を世界遺産に登録するために、ユネスコ本部などに調査に行ったことがあります。そこで多くの関係者から指摘されたのが、世界遺産は登録後にいかにその価値を良好な状態で保存活用できるかが大切であるということです。札所や遍路道をはじめ、関係施設の文化的価値を計画的に維持し、より高めていく努力が求められています。

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