平成24年度 第9回 「特定非営利活動法人マイシアター高松」
更新日:2018年3月1日
★日時 平成24年12月20日(木曜日) 午前10時00分~11時02分
★会場 マイシアター高松事務所
★参加者 8名
今回、「特定非営利活動法人マイシアター高松」の皆様方と、平成24年度第9回「市長まちかどトーク」を開催しました。
「特定非営利活動法人マイシアター高松」は、文化・芸術の体験や子どもたちの生きる力をはぐくむ体験活動、子育て支援、居場所づくりを通して子どもと大人が豊かに育ち合える地域社会を目指し、1972年より40年間という長期に渡って活動されております。
今回は、文化・芸術の体験活動や子育て支援などに係る問題点を中心に、活発に意見交換が行われました。
マイシアター高松の課題について
子どもが幼児期の頃は、演劇の鑑賞などに参加する人は多いが、小学校高学年になるほど、塾に通ったり、スポーツ少年団で活動したりするため、参加者が少なくなるのが課題である。子どもたちにとって、塾通いなどで遊ぶ時間が少ないからこそ、演劇などに触れることが大切だと思うが。
幼い頃から、本物の芸術に触れるということは、大切なことだと思う。特に、小学校低学年までだったら、理屈とか関係なく、自分の目で見たありのままに感動することができる。そのような体験をしているか、していないかで、全然違う。
今の子どもは、コミュニケーション能力が、育つ場がない。昔は、小さい頃から、兄弟も多く、お爺ちゃん、お婆ちゃんも同居していた。また、放課後に、友達同志で一緒に遊ぶなど、他人とコミュニケーションがとれていた。しかし、今は、小学生ぐらいになると、学校と家庭以外で、会話をする機会がほとんどなく、コミュニケーションがとれていない。それは、人間が、成長していく上で、非常にマイナスである。そのために、演劇に触れ、人とのコミュニケーションもとれるマイシアター高松のような活動は大事だと思う。
アートスタートについて
鳥取県では、乳幼児と優れた芸術文化との出会いの場をつくるアートスタートを行っている。高松市では、子育て支援策として、子育て世帯に絵本を贈り、絵本を通じて、親子のコミュニケーションづくりを進めるブックスタートがあるので、それに合わせて、アートスタートのようなものができればいいと思う。
ブックスタートの時に、そういう子ども向けの演劇の公演を行っていることを案内できたらいいのだが。
高松市では、平成21年度から、保育所に芸術士を派遣し、子どもたちが芸術士と一緒に創作活動に取り組む「芸術士派遣事業」を行っており、今年度からは公立幼稚園でも行っている。現在、市内に25か所ぐらいだが、公私立の保育所に、週2回ほど、芸術士を派遣しており、徐々に効果は出てきている。
市も多少支援するような形で、芸術士派遣事業との提携事業として、アートスタートが行えればいいのではないか。
市民活動支援センターについて
市民活動に関して、気軽に相談できる場所が欲しい。
昨年の夏、旧四番丁小学校の跡地に、「四番丁スクエア」がオープンしたが、その施設内に設けられている「市民活動支援センター」へ行って相談してもらえればいい。子育て支援や芸術文化など、何でもいいので、そこが窓口となって紹介してくれる。
高松市では、NPOやボランティア団体と市が、双方の特性を活かして、協力しながら事業を行う「協働企画提案事業」を行っているが、その市民活動支援センターが窓口となって、来年度実施する事業の募集も行っているので、一度、いろいろ相談してもらえればと思う。
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