平成24年度　第4回　「公益社団法人セカンドハンド」

　今回、「公益社団法人セカンドハンド」の皆様方と、平成24年度第4回「市長まちかどトーク」を開催しました。　「公益社団法人セカンドハンド」は、開発途上国の教育、医療、自立支援などを中心に、国内外の弱者救済活動を行うとともに、国内ではリユースシステムの確立と普及のため各種事業を通じて、国際理解、青少年の人材育成、地球環境保全ための教育啓発などに御尽力をされています。　今回は、国際協力やボランティア活動などに係る問題点や、今後の行政との協働のあり方について、活発に意見交換が行われました。

　先日、仙台市で、震災の復興支援のためにチャリティーバザーを開催したが、仙台市には、コミュニティセンターの上位に市民センターもあるので、市民活動が行える場所が多く、NPOなどがすごく育っている。
　高松市では、コミュニティセンターを使用しようにも、なかなか空いていなくて、活動をすることができない。活動の場として、学校開放で、体育館を使用できないだろうか。

　イベントの開催時だけでなく、日常の活動の場も必要だということだろうが、学校の体育館は、土曜・日曜の昼間といえば、ほとんど、地域のスポーツ活動で使用しているのが現状だろう。
　例えば、地域との協議は必要となるだろうが、旧四番丁小学校跡地にオープンした市民活動センターを利用することなどを考えてはどうか。

　子どもの交通安全の取り組みに、ボランティアとして参加しようとしても、あまり組織化されていないため、係わることができない。交通安全母の会とは別に、ボランティアが参加できる交通安全を目的とした組織を考えて欲しい。

　当初、「交通安全は家庭から」ということで、各地域において、交通安全母の会が立ち上がった。今は、地域の中で、横の繋がりとか、そういうものが出来にくくなっているのではないかと思う。
　今、地域の各種団体などが構成員となって、地域のまちづくりに取り組むコミュニティ協議会があるので、地域の婦人会などの代表者が集まって、交通安全というテーマの下に連携して、活動できるような体制作りが大切ではないか。
　「地域の子どもたちを守るため、協力してやりましょう」と呼びかければ、反対する人はいないのではないか。ぜひとも、コミュニティ協議会で、子ども交通安全を課題に取り上げて、地域の皆さんで、解決策を考えてもらいたい。日常的に、地域の人たちが、交通事故防止の活動を行うことで、それが、いざという時の防災活動にも繋がれば、さらに良いのではないか。