平成24年度　第5回　「香川町子育てボランティアすくすくクラブ」

　今回、「香川町子育てボランティアすくすくクラブ」の皆様方と、平成24年度第5回「市長まちかどトーク」を開催しました。
　「香川町子育てボランティアすくすくクラブ」は、地域の中で子育て支援の輪を広げていくために、平成16年に設立され、子育て中の家庭が、子どもを安心して育てられるように、また、育児の喜びも味わえるように、さまざまな面での支援に御尽力をいただいております。
　今回は、子育てボランティアの活動に係る問題点を中心に、活発に意見交換が行われました。

　すくすくクラブは、かなり多くの依頼を受け、活動しているが、活動拠点がないため、いろいろな場所を借りて活動をせざるを得ない状況であるが、何か良い方法はないか。

　今後も、活動を続けていくのなら、NPO法人など、きちんとした組織にした方が良い。きっかけは、合併前に、町に言われて組織を作って活動は始めたものの、合併して町がなくなったため、今、非常に不安定な状態である。
　しかし、これだけの会員がいるのだから、法人格を持たせて、その上で、きちんと規約を決めて、事務局を置く、経理などもオープンにして運営するようにすれば、場所も法人名で借りることができ、活動が継続されるとともに、新しいメンバーも増えていく。ぜひ考えていただきたい。活動拠点については、大野・川東・浅野の各コミュニティ協議会と相談してみるのも良いのではないか。

　大野地区は、特に通学路が狭く、車の間を子どもが歩く状態なので、道路を作る場合、自転車道や歩道の整備をもして欲しい。

　現在の道路行政は、道路を整備すれば車の通行量が増え、そのために、また新しい道路を整備する、といった悪循環である。
　これからは、どんどん道路を整備するのではなく、歩道の安全性を高めたり、自転車を優先させたりする交通体系にしなければならない。さらには、過度に車に依存しないようにもしていかなければならない。そのためには、バスなどの公共交通を充実させていく必要があるので、現在、公共交通の充実と、自転車道や歩道の整備を進めようとしている。
　また、香川町の場合、田園地帯なので、道路の路肩には用水路がある。そのため、用水路を暗渠にして、歩道を造ればいいのだが、用水路の管理などの問題で難しい。少しずつ進めていくしかないが、方向性としては、より安全になるように歩道や、自転車道をできるだけ優先したい。