令和5年7月

　　
　7月7日（月）から高松市で開催される「G7香川・高松都市大臣会合」に合わせて、高松市立の小・中学校では、参加国ゆかりの料理を取り入れた「サミット給食」を提供しています。
　　
　6月14日（水）には、大西市長とともに、木太南小学校を訪れ、6年3組の皆さんと一緒に給食の時間を過ごす機会がありました。ドイツのスープ（アイントプフ）やフランスのニンジンサラダ（キャロットラペ）、カナダのメープルシロップやイギリスの紅茶ゼリーを楽しむとともに、教室の電子黒板ではG7都市大臣会合のことや参加国の代表的な料理等が紹介され、子どもたちは興味深そうにその内容に見入っていました。

　
　その当時、出会ったのが内田美智子さんの「いのちをいただく～みーちゃんがお肉になる日～」の絵本でした。読み進めていくと、とてもつらくなるストーリーですが、子どもも大人も、命について、また食べることについて深く考えさせられる作品です。

　給食の話に戻りますが、実際、高松市でも、給食が届くまでには、「栄養バランスの取れた、おいしい給食を提供したい。」と献立を一生懸命に考えてくれる栄養教諭の先生、一度にたくさんの食材を調達してくれる方、暑い日も寒い日も給食場や給食センターで実際に給食を作ってくれる調理員の方、給食をトラックで輸送してくれる方、学校で教室への配膳の段取りをしてくれる配膳員の方など、多くの方々の手間がかかっています。

　ところで、いつの時代もそうですが、「学校生活で一番楽しい時間は？」と質問すると、「それは、やっぱり給食の時間！」と答える子どもたちが多くいます。友だちや先生とおしゃべりをしながら食事をすることは、学校生活の中でも大切にしたい時間です。
と言いながら、実は私自身は小学生の頃、なぜか給食が苦手な子どもで、給食に苦戦をしていました。また、私の子どもは幼少期、卵アレルギーでいろいろと苦戦をしました。過ぎてしまえば、「あの頃は、何だったのだろう・・・。」と、昔の給食エピソードが懐かしくなりますが・・・。
　　
　さて、今日も、サミット給食を前に、明るく元気な子どもたちの「いただきまーす！」が、市内のどこかの学校の教室でこだましていることでしょう。