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教育長ひと言

教育長が、教育に関する想いを「この月に想う」と題して綴ったコラムです。

「十月に想う」 にわかファン、ラグビーの精神に学ぶ

 今、日本はラグビーのワールドカップで盛り上がっています。オリンピック、サッカーのワールドカップとともに世界の三大スポーツイベントの一つが、日本で開催されているのです。しかし、どちらかというと日本ではメジャーではないと考えられるラグビーでしたが、試合を観戦してファンになった人が私も含めて、周りにもたくさんいるほどの人気です。その要因は、日本代表の活躍もありますが、ラグビーというスポーツの精神にもあるように思います。
 ワールドカップの開幕直前に放映があった池井戸潤原作の「ノーサイド・ゲーム」というドラマが始まった時に、題名の意味を調べて、ラグビーの魅力の一つを知りました。「ノーサイド」とは、試合の終了のことですが、原義は、試合が終わった瞬間に敵味方の側(サイド)がなくなることであり、紳士のスポーツであるラグビーは、戦いの後はお互いの健闘を称え合うという精神が尊重されるとありました。
 9月28日の日本とアイルランドの試合の後、ランキングでは、はるかに日本より上位のアイルランドの選手が花道を作り、日本の選手を拍手で送り、勝利を称えました。悔しい思いがあったのではと思いましたが、素晴らしい光景でした。そして、今度は日本の選手が花道を作り、アイルランドの選手を拍手で健闘を称え、送りました。これこそ、「ノーサイド」です。
 それは、選手だけではありません。観客も、互いの国の素晴らしいプレーには惜しみない拍手を送り、ノーサイドの笛が鳴れば、勝っても負けても相手国を称えるシーンが見られました。
 また、ラグビーの審判にはマイクが装着されており、音声が観客や視聴者に届けられるようになっています。よく聞くと、「ボールから手を放して。」とか「まだ、早い。」とアドバイスを送ったり、時には「ありがとう」と言っているのが聞こえます。ラグビーの審判は、反則行為で相手チームが不利益を被ったかどうかが、プレーを続行させるかどうかのカギになるそうです。このままいくと、笛を吹かないといけないという時に、スムーズに試合を進めるために「やらないで。」「気を付けてよ。」と警告し、それに応じてくれた選手に「ありがとう」と感謝の言葉をかけるのです。他のスポーツでの審判は、選手のプレーを判定し、時には不正を見つけて罰を与えるのが役割であるように見えますが、「ラグビーのレフリーには選手と共によいラグビーを創造する役割がある」とラグビーの審判を経験した人は言います。ラグビーの審判はルールに反するプレーを取り締まるだけでなく、反則でプレーが何度も中断しない、おもしろいゲームを、つまり、選手と一緒に良いゲームを創っていくための役割を果たしているということです。
 このように考えると、ラグビーという200年ほど前のイングランドを起源とし、今、日本で最高峰の試合が繰り広げられているスポーツは、桜のエンブレムを胸にした日本代表選手の覚悟とともに、争いが絶えない今の世界に、そして、社会教育や学校教育に、さらには、私たち自身に、とても大事なことを教えてくれています。 

教育長ひと言(平成30年度)

平成30年度の教育長ひと言は、こちらから御覧ください。

教育長ひと言(平成29年度)

平成29年度の教育長ひと言は、こちらから御覧ください。

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