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教育長ひと言

教育長が、教育に関する想いを「この月に想う」と題して綴ったコラムです。

「二月に想う」  夜間教室

 立春が近づいていますが、まだまだ寒さが厳しい日々です。受験生の皆さんは、ラストスパートの時期ですが、体調管理もしながら自分の中の精一杯を尽くしてほしいと思います。
  
 さて、先月、1月11日(木曜日)に、今年度13回目の高松市夜間教室を訪れました。この教室がスタートして2年近くが経とうとしていますが、毎回、10代から70代の十数人の方々が、月2回ずつ、ほとんど休まず参加されています。皆さんが楽しみながら真剣に、また、意欲的に学んでいらっしゃる姿を教室の後方から時々見学させていただき、私自身が元気をいただいています。
  
 令和4年8月の開室式のあいさつでは、受講生の皆さんに「夜間教室を通して、学ぶ喜びや楽しさを体験し、・・・皆様の人生に新たな彩を添えるきっかけとなりますように・・・。」とお話をさせていただきましたが、本当に、学ぶ喜びに溢れる授業風景です。
 
 先日の1時間目の濵井昭子先生の数学の授業では、今年の干支、十二支、二十四節気の話から始まり、時刻や方角を表す表現、また、甲子園、壬申の乱や戊辰戦争などの言葉の由来、最後は倍数、公倍数、最小公倍数に話が及ぶという、身近な日常生活の中の話題から始まり、興味を持ちながら、いつの間にか中学校の数学の考え方に至るという、学ぶ人の立場に立った、今回も創意工夫あふれる授業でした。
 

 
 2時間目の山下修先生の国語の授業では、初めに小寒、大寒という言葉を確認し、美しい日本語ということで、「松の内」「初鏡」「厳寒」という表現に触れました。そして、今回の主な活動は年末に取り組んだ俳句づくりの成果を短冊に筆で書くというものでした。一人ひとりが作った俳句を発表する機会もあり、「兄弟で こたつに入って ビタミンC」「大寒の こごえる夜に 鍋うまし」「おれの金 好きにさせろよ お年玉」など、個性あふれる微笑ましい俳句で皆さんが盛り上がりました。
  
 昨年度は、国語と数学の2教科のみでしたが、今年から受講生の方の希望もあり、理科、社会、英語、美術の授業も2時間ずつ取り入れています。私も、英語が専門ですので、久しぶりに2コマの授業を担当させてもらいました。業務の合間に授業の準備をし、「もし、街で外国の人に出会ったら」という設定で授業を開始しました。

 途中で本市のアメリカと南アフリカ共和国出身の二人のALT(外国語指導助手)の先生にサプライズで登場してもらい、習いたての英語を実際に使う場面も設定しました。授業後に、80歳近い最高齢の方がおっしゃった感想が印象的でした。「生まれて初めて英語の授業を受けました、それで、初めて外国の人と英語で話ができました。」「一生忘れません」という言葉をお聞きし、久しぶりに授業後の達成感を味わうとともに、教えることの喜びを感じたところです。
  
 夜間教室での受講生の皆さんの意欲や笑顔は、年齢を重ねても「学ぶ」ということの大切さや喜びについて、改めて私自身に教えてくれます。私たちが携わる「教育」というものの素晴らしさを感じながら、人生100年時代と言われる中で、生涯にわたって学び続ける方々の応援ができればと思います。
  
  

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