高松市長から市民の皆様へのメッセージ（令和4年3月4日）

　本日、国におきましては、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が高止まりとなっている現状を受け、1月21日から適用している香川県に対するまん延防止等重点措置を、3月21日まで再延長することが、決定されることとなっております。
　本市の感染者の状況は、市民の皆様の御協力によりまして、年末年始は落ち着きを見せておりましたが、1月中旬から再び感染者数が急増し、3月1日には過去最高の244人を数えるなど、連日200人前後の感染例が報告されています。
　また、学校や高齢者施設で集団感染が多く発生しており、これに伴い、10歳代以下の子どもや、70歳代以上の高齢者層で感染が広がっています。
オミクロン株による、この感染の連鎖ともいうべき事態を、何としても断ち切る必要がございますことから、市民の皆様には、引き続き、マスクの着用、手洗いの励行、人と人との距離の確保、こまめな換気など、基本的な感染防止対策を徹底していただくよう、お願いいたします。
　また、飲食事業者の皆様におかれましては、香川県による営業時間の短縮要請に御協力いただいておりますこと、改めて感謝申し上げます。感染者数の高止まりは続いておりますが、新たな感染者増加のリスクの抑制には、営業時間の短縮は一定の効果を挙げていると存じており、この危機的な状況を乗り越えるためには、今後とも必要な措置でありますことから、引き続き御理解・御協力をよろしくお願いいたします。
　新型コロナワクチンのいわゆる3回目接種につきましては、2回目接種から6か月経過すれば接種可能とするなど、ワクチン接種を促進するとともに、今月からは、5歳から11歳までを対象とした小児接種を開始する予定としているところです。
　さらに、玉藻公園、美術館などの多くの集客が見込まれる市有施設について、土日・祝日を休館とするほか、高齢者施設・障害者支援施設・児童福祉施設等の職員や利用者の方に抗原検査キットを配布し、検査を実施するなど、香川県を始めとする関係機関と連携した感染防止対策に取り組んでまいります。
　市民の皆様には、長期間にわたり、御不便をおかけすることとなりますが、誰もが明るい笑顔で、安心して暮らすことができる日常を、1日でも早く取り戻すことができるよう、全力で取り組んでまいりますので、御協力をよろしくお願いいたします。

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