高松市長から市民の皆様へのメッセージ（令和3年8月3日）

　本市では、現在、本格的な感染拡大が起こっており、若い世代を中心に、新型コロナウイルスの新規感染者が急増しています。特に、7月における新規感染者のうち、その約8割が30歳代までの若い世代の感染となっています。
このような状況が続けば、感染が更に拡大し、本市でも、近いうちに緊急事態に陥ることも予想されかねない状況です。
人の動きが活発化する夏休みやお盆の期間中、現在が危機的状況であることを認識するとともに、次の点に御留意いただき、今年の夏は、いつもとは違う過ごし方をお願いします。

○　不要不急の外出については、県内外を問わず、慎重に
特に、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の対象区域との不要不急の往来、帰省や旅行及びこれに伴う会食は、自粛

○　「3つの密」（密閉、密集、密接）に該当する場所に行くことは、徹底して避けて。「1つの密」も回避

○　「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いの励行」など、基本的な感染防止対策を、これまで以上に徹底

　本市では、新型コロナワクチンの接種を、順次進めているところです。本年7月末現在、65歳以上の高齢者のうち、91．7％の方が1回目の接種を、また、82．7％の方が2回目の接種を終えています。
　これらも要因となり、7月は、70歳代以上の方の感染は確認されておらず、ワクチン接種が、感染を抑止する強力な手段となっていることがうかがえます。
　副反応を心配され、ワクチン接種を躊躇されている方もおられると思いますが、県内でも広がりつつあるデルタ株は、極めて感染力が高く、若い世代の方でも、重症化を引き起こすおそれがあります。
　このことから、本市では、若い世代の皆様にも、ワクチン供給があれば、1日でも早く、接種を受けていただけるよう、鋭意、準備を進めているところです。
　不自由を強いられる生活が続きますが、御自身や御家族、大切な方の命と健康を守るため、これまで以上の感染防止対策の徹底に御協力いただきますとともに、積極的なワクチン接種をお願いいたします。