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市長定例記者会見(令和4年1月21日)

更新日:2022年1月25日

日時・場所

(日時)令和4年1月21日(金曜日)  午前11時30分から12時10分まで
(場所)高松市防災合同庁舎 301会議室

報告事項

1 題 材
(1)第57回 香川菊池寛賞受賞作の決定について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 題材に入ります前に、本市の新型コロナウイルス感染症の状況等につきまして、私から一言申しあげたいと存じます。
御承知のとおり、現在、感染力が強い「オミクロン株」が全国で猛威を振るい、急激な感染拡大が続いております。今月19日には、全国で初めて4万人を超える新規感染者が確認されるなど、大変、厳しい状況となっております。
そんな中、香川県がまん延防止等重点措置区域の適用を受け、県から、本市を含む8市6町を、まん延防止等重点措置の措置区域に指定され、本日から2月13日までの間、飲食店への営業時間短縮の協力要請など、重点的な対策を行うこととしているところでございます。
時間短縮の要請等々、度重なる要請で、市民や事業者の皆様には、更なる御負担を強いることとなりますが、この急激な感染拡大を少しでも抑止するために、必要な措置であると考えておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。
本市の感染状況でございますが、10月に8人、11月は2人でした。12月はずっと確認されていませんでしたが、昨年12月27日に1人確認されて以降、年明けから正月に、元旦に3人確認され、4日の3人からずっと増えてまいりまして、先週は30人くらいずつ確認をされてきました。ここに来て急に19日に59人、これは昨年の第5波の時に8月13日に60人が確認されたのが最多だったわけですが、その最多に近い数が確認され、昨日は53人でしたが、今、高止まりの状況にあるのかなと思っております。
 また、1月19日時点での直近1週間の新規感染者数は241人、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は、57.7人、1月の新規感染者数は、19日までで333人となっております。年代別に見てみますと、特に30歳代以下の若い世代で、新規感染者が急増しています。オミクロン株の強い感染力を考慮いたしますと、本市におきましても、いつ、感染が急拡大するかも知れず、全く予断を許さない状況でございます。
昨日の対策本部会議におきまして、まん延防止等重点措置の措置区域に指定されたことを受けまして、引き続き、基本的な感染防止対策、マスクの着用、手洗いの励行、人と人との距離の確保、こまめな換気を徹底していただきたいということをお願いしました。さらにそれに合わせて、感染力が非常に高いオミクロン株への対策として、これまでは外出をできるだけ控えるように、あるいは人流を抑制するという話もありましたが、それに加えて、それ以上に「人数制限」が重要とされています。特に大人数での会食など、感染リスクの高い行動を極力控えていただきたいということで、私から市民の皆様へのメッセージとして発信させていただいたところでございます。
また、新型コロナワクチン接種につきましては、現在、医療従事者や高齢者施設の入所者等の3回目接種に取り組んでいるところでございますが、2回目の接種を終えて7か月経過した65歳以上の高齢者の皆様に、2月からワクチン接種を開始できるよう、昨日20日から6月中に2回目接種を終えた方38,000件に、接種券の発送いたしました。
今後、1月27日、2月4日と、順次発送する予定でございますので、接種券が届きましたら、できるだけ早く予約をしていただき、ワクチン接種を受けていただきたいと存じます。
また、集団接種も一部組み合わせていますが、集団接種については、一部1月29日30日に前倒しをし、市役所本庁舎で行う予定になっております。あくまで本市の場合は、250を超える個別医療機関での接種を基本としながら、集団接種を補完的に実施するということですが、このような日程で、市役所本庁舎13階とみんなの病院で集団接種を行う予定にいたしておりますので、集団接種がいいという方については、こちらの予約を早めにとっていただき、接種していただければと思います。
いずれにいたしましても、今後、国の示す指針に従って前倒しを行いながら、円滑な接種を進めてまいりたいと考えております。今後の接種スケジュールは、適期広告やチラシでお知らせしたい、あるいはホームページ等でお知らせしたいと思っておりますので、そちらを確かめていただければと思います。
多くの皆様が、できる限り早期に接種できるよう取り組んでまいりたいと存じます。
なお、3回目の接種に使用するワクチンは、ファイザー社製とモデルナ社製の2種類のワクチンとなります。3回目の接種を計画的に進めるためには、2回目までと異なるワクチンを使う交互接種が主体となります。交互接種に不安を感じる方もいるかとは思いますが、国においては、いずれのワクチンを接種した場合も、その安全性と有効性は十分に確保されていると示されています。
急激な感染拡大に備えるためにも、ぜひ交互接種等について積極的に接種していただくようお願いいたします。
私といたしましては、今後の感染拡大を何としても食い止め、市民の皆様が安心して暮らすことができる日常を、1日も早く取り戻せるよう、全力で取り組んでまいりますので、御協力をよろしくお願いいたします。
それでは、題材に入らせていただきます。本日の題材は1点でございまして、「第57回 香川菊池寛賞受賞作の決定について」でございます。
郷土が生んだ文豪「菊池寛」を顕彰いたしますとともに、地元の文化振興を図ることを目的といたしました「香川菊池寛賞」の受賞作品が決定いたしました。
57回目となる今回、香川菊池寛賞を受賞いたしましたのは、高島 緑(たかしま みどり)様の「坂のある街で」でございます。
高島さんは、昨年、一昨年と奨励賞を受賞されておりまして、今回の作品は、予備校で勤務する主人公と、夢を叶え医師となった生徒との再会を軸に、予備校での一年間を通し、主人公と、それを取り巻く人たちの、様々な悲しみを抱えながらも懸命に生きていく姿を描いた作品でございます。
また、次点の奨励賞には、藤野 悟志(ふじの さとし)様の「つぐないを形に」が選ばれたものでございます。
今回は、小説や随筆など、62篇の作品が寄せられ、本市出身の芥川賞作家・高城 修三(たき しゅうぞう)氏を選考会長といたしまして、8名の選考委員に審査いただきました。
昨年12月に第1回選考会を実施いたしまして、候補作品7篇を選定いただき、去る1月14日の第2回選考会におきまして、香川菊池寛賞及び同奨励賞の受賞作を決定していただいたものでございます。
贈呈式につきましては、2月25日(金曜日)の午前11時から、高松市防災合同庁舎の501会議室で開催する予定となっております。
また、本日、午後2時15分から、受賞者を始め、菊池寛顕彰事業実行委員長、選考会長によります記者会見を、本庁舎52会議室にて行います。
取材方、よろしくお願いいたします。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 5歳から11歳までのワクチン接種について

【市長】
 5歳から11歳までの子どもへのワクチンの接種については、今日も広くニュースで流れていますが、厚生労働省の専門部会でこれまで議論されてきましたが、昨日(20日)、正式に国から「令和4年3月以降、5歳から11歳までの子どもに対して接種機会を提供することが適当である」との見解が示されたところでございます。
 これを受けて、本市でも国の方針に従って接種を行っていきたいと思いますが、今後のスケジュールとして、2月に子ども用のワクチンが輸入され、接種は3月以降に実施となる見込みです。ただ早く接種したいという親御さんや子どもさんも多いところなので、できるだけ迅速に円滑に接種ができるように。子どもに対する接種なので色んなことを配慮しなければならないので、接種体制の確立が大事だと思っています。今、地元医師会等とも鋭意協議しています。3月で打てるということになれば、できるだけ早く円滑に接種できるよう努めてまいりたいと思います。

【記者】
 5歳から11歳までのワクチン接種開始時期の見込みは

【市長】
 国がそのような方針をだし、ワクチンが手元に届き、ある程度計画的に接種ができるということになれば、それに従って接種していきたいと思います。

【記者】
 5歳から11歳のワクチン接種はどのような機関を想定しているか。

【市長】
 これまでも12歳以上ということで、小学生・中学生・高校生も接種をしてきました。基本的には広く個別接種について対象していただいていますが、自分のところは小学生、中学生やらないという医療機関もあったので、対象となる医療機関をある程度お示しした上で、そこで予約を取っていただき、接種をしていただくことになっています。従いまして、5歳から11歳までの子どもに対する接種についても、個別接種を基本に、取扱い医療機関を明示し、接種を行っていきたい。

【記者】
 5歳から11歳のワクチン接種における課題は。

【市長】
 接種をしたいという方がおられる一方で、副反応が不安という方もかなりおられます。施主を迷っている方が非常に多いという話も報道で言われています。不安を和らげる、安全性や有効性について、我々としても国の見解はこういう形ですよと。あるいは特例承認等について、有効性が9割以上感染防止効果があったと言われています。そういうデータに基づいて、安全性・有効性をきちっと正しい情報を出し、説明をしながら接種を促していきたいと思います。

【記者】
 子どもがワクチンを接種した場合の副反応についての考えは。

【市長】
 副反応のリスクはありますが、接種による効果も十分に認められているということで、その辺を理解していただいた上で、できるだけ接種をしていただくように働きかけてまいりたいと思います。

【記者】
 市有施設の閉鎖についての考え方は。

【市長】
 施設の閉鎖をどうするか、取扱いをどうするかについては、国の対処方針や県の方針に順じて、市として判断しながらやっています。これまでは、どちらかと言うと、まん延防止等重点措置の対象期間中については、施設は人が集まらないように、人の外出抑制を中心とし、閉館する方向での判断が国や県でされており、市としてもそれに順じたところです。今回はホールでの演奏会も基準は厳しくはなっていますが基本的には開催ができるという形で、県の施設についても、栗林公園と県立ミュージアムの新規予約以外は開館し、従来通り運営するということで、それに順じた形で市の施設も整理をさせていただきました。

【記者】
 学校で集団接種を行う考えは。

【市長】
 特に学校ですると、誰が打った、誰が打たないという話にもなり、できるだけ避けたいというのはあります。一方で、集団接種について、12歳以上18歳以下についてこれまでも集団接種をやっていますので、個別接種を主体として始めた上で、状況を見ながら、医師会とも相談した上で、学校ではなかなか難しいですが、みんなの病院や13階大会議室などで、どういう形で集団接種が出来得るのか状況に応じて相談していきたいと思います。
プライバシーや同調圧力が言われますので、そういうことが起こらないように、色んな考慮は必要だと思います。

【記者】
 現在の保健所のひっ迫具合いは。

【市長】
 ここ数日30人~50人という市内での新規感染者の確認が続いており、非常に保健所は多忙になってきています。事務的にはひっ迫している状況になっていますが、昨日も本部会で報告がありましたように、第5波の反省を踏まえ、第5波以上の感染者が確認された場合でも調査が円滑にできるように、事務職の職員を含んだ形での応援体制を人数等に応じて作ってきました。今のところは、厳しいながらも回っています。
 ただ、既に高松市外でも100人以上の感染者が増えており、高松市内でもいつ感染急拡大になるか分からないので、そういう緊急事態等も想定されるので、状況に応じて、県がやっている積極的疫学調査を重点化するなど、事務のやり方を工夫していかなければならないと思います。保健所の現場判断を優先し、対処していきたいと思います。

【記者】
 第5波への対応における教訓を、どう生かしているのか。

【市長】
 第5波のときはかなり急激に拡大が起こり、これまでにないような新規感染者が確認され、本来入院なり療養措置をするところが、自宅待機の人が増え、ピーク時には400人を超える、重症かどうか判定できずに待機している人、できたが入院、療養施設が空かないで自宅でという方が増え、それらの方に対する対処が大変でした。自宅待機者がでないような形で応援職員等によって、日々確認される感染者をさばいていく体制を作りました。今のところ、重症判定の待機者は少なくなっています。自宅療養の人も一定の基準を基に自宅療養した上で、往診体制等を作っていくことができています。

【記者】
 トリアージに時間を要していた要因をどう考えているか。

【市長】
 毎日40人50人が感染確認されると、協力病院で重症判定等を行っていただきますが、肺炎症状を確認するためCTを使いますが、CTは一般業務で使っているので夕方の一定以降でしか空かないので、1日に判定できる人数が非常に限られています。協力病院もたくさんあるわけではないので、1日40人50人もお願いするのが無理になって、だんだん日々それが積み重なって残っていく、とということで、自宅待機者が400人を超えるような大きな数になった要因かと思います。その辺をうまくまわすため、保健所で工夫し、応援人数もありますが、協力病院との体制、連携も第5波以上に図られていると思います。

【記者】
 子供への感染防止策をどのように考えているか。

【市長】
 基本的にはワクチンで防ぐというよりは、基本的な感染防止対策を家庭内で子どもも含んで徹底していただくことが基本だと思います。子どもの感染は、ほとんどが家庭内において親が持ち込んでくるか、子どもがどこかから持ち込んで来たのが親がかかるという感染が主体でして、30歳代以下の感染者が7割以上を占めている状況です。
 まずは、基本的な感染防止対策を家庭内で子どもに対しても徹底していただくことが必要だと思います。
 ただ、子どもなので、マスクをずっとしているわけにもいきませんが、保育所や放課後児童クラブ、学校も含めた形で、もう一度感染防止対策を見直していただき、予防を図るのがまずやらなければならないことだと思います。その上で、ワクチンが来ないことには打てませんので、国のスケジュール、ワクチンの確保等を見ながら、円滑かつ迅速にワクチン接種を進めていく、そのための医療体制を早期に確立していきたいというのが私たちの今の考えです。

【記者】
 子供の預け先がない親への支援策は。
【市長】
 陽性者が出た場合の園の対応、学校の対応はマニュアルをお示ししており、濃厚接触者、接触者を確定し、検査をし、一定期間休園の後に、他が陰性で感染がまん延していないということであれば再開というルールもあり、休園中で安全性が確認されれば、どうしても保育を必要とする人たちについては臨時的に受け入れる体制も取っています。そのマニュアルについては機能していますので、それにもう一度確かめた上で徹底していただくことが大事かと思います。

【記者】
 市独自の協力金の上乗せ措置は考えているか。

【市長】
 まん延防止等重点措置の適用となり、県から飲食店への短縮営業の要請が出され、それに従ったところについては協力金が出されるということです。国のルールに従った形かと思いますが、前回の第5波の時にはまん延防止等重点措置の措置区域として香川県で高松市だけが措置区域になったということで、度重なる時短要請も応じていただいていたこともあり、高松市として独自の協力応援金を創設し、措置しました。
 今回は香川県下8市6町が対象となり、時短営業は飲食店だけ協力金が出ますが、その他の関連事業種もかなり影響を受けているということで、今回の感染拡大等を受けて、全事業種において地域経済の疲弊状況が長引いて見られることもあり、全体状況も見ながら、国や県の経済対策と連携、補完する形で市としてどういうことをやるべきなのか考えていきたいと思います。協力金に対する上乗せ的な今回の応援金をただちに創設する考えは今のところありません。

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