市長活動報告(令和6年12月)

テープカットの様子

　本日、高松市中央卸売市場青果棟落成式を、関係皆様方御臨席の下、開催いたしました。
　瀬戸内町にある現在の青果棟は、建築後40年以上が経過するなど、施設の老朽化が進み、安全性の確保が困難となっておりました。
　そこで、卸売市場の物流拠点としての役割の重要性を踏まえ、朝日町に移転再整備することとし、令和4年9月に工事着工し、約2年間の期間を経て、本年9月に、しゅん工いたしました。
　工事に当たり、御尽力と御協力を賜りました工事関係業者の皆様、市場内業者の皆様方に、厚く御礼申しあげます。
　新しい青果棟は、適切な温度帯管理ができる閉鎖型施設とし、合理的で利便性の高い動線と、天候に左右されないレイアウトを基本コンセプトといたしました。2階には人や物の動きを一望できる見学者デッキを整備したことで、これまで以上に市民の皆様に親しまれる施設となっております。
　来年4月の移転後は、安全・安心な生鮮食料品の流通拠点としての機能を高め、市民の皆様から継続的な御支持をいただける施設となるよう努めてまいりたいと存じます。

下野市の皆様との記念撮影

　本日、坂村下野市長を始め、下野市の皆様が来高されました。
　下野市と本市は、お互いに、合併前の旧国分寺町を包含しており、国分寺跡等の貴重な歴史遺産の継承や活用などを通じて、交流人口の増加や地域の活性化に寄与することを目的に、平成25年6月に、歴史文化交流協定を締結しております。
　毎年夏休みには、小学生同士が相互訪問し、お互いの歴史や、文化、自然環境などについて理解を深めています。未来を担う子どもたちが、相互理解を深め、地域を超えて人々の心の温かさに触れることは、子どもたちの情操教育に資するものであり、今後の両市の発展につながっていくものと、期待しているところです。
　交流事業に御尽力いただいている下野市国内交流協会の皆様方、下野国分寺・讃岐国分寺親善友好交流協会の皆様方に、深く敬意と感謝の意を表します。
　本市としましては、この度の御来高を契機として、下野市とのつながりを更に深めて参りたいと思っています。

開所式での挨拶

　本日、株式会社ハイレゾ香川の高松市データセンター開所式が開催され、私も参加し、御挨拶申しあげました。
　本市では、スマートシティの取組やデジタルトランスフォーメーションを推進することで、デジタル田園都市のモデルとなるまちづくりを進めているところです。
　御承知のとおり、世界では、ChatGPTなどの登場に伴い、より高速なデータ処理を可能とする高性能なGPUを活用したクラウドサービスの需要が急速に高まっているところです。このため、本日のAI開発用GPU専用データセンターの開所は、地域経済の発展に大きく寄与するものであり、本市がAI先進拠点として、注目を集めるものと大いに期待しているところです。
　今後とも、国、県とともに、将来の発展が予測されるICT関連の企業誘致に積極的に取り組んでまいります。

提案理由の説明をする市長

　本日、令和6年第5回高松市議会(定例会)が開会し、補正予算案や条例議案、専決処分の承認議案など、提出した18議案について、その提案理由を説明いたしました。
　今回の議案のうち、一般会計補正予算案は、新たに制作する本市のロゴマークの周知、PRなど、政策課題に取り組むもののほか、当初予算編成後における情勢変化等への適切な対応を要するものについて、それぞれ措置し、又は補正をするものです。今回の補正額は、21億3,751万6千円となり、これを補正前の予算額と合計すると、歳出予算の総額は、1,807億9,494万1千円となります。
　今後、代表質問、質疑及び一般質問が行われ、各委員会審査を経て、今月18日に委員長報告・討論・採決が行われ、閉会する予定となっております。