市長活動報告(令和6年6月)

前々会長、前会長との記念撮影

　本日、公益社団法人国民健康保険中央会の会長に就任しました。
　国民健康保険中央会は、各都道府県の国保連合会を会員として組織され、内閣府から公益認定を受けた公益社団法人です。国民健康保険事業、高齢者医療事業、健康保険事業、介護保険事業及び障害者総合支援事業の普及や健全な運営を図ることで、社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的としています。
　主な業務としては、標準システムの開発、維持管理や高額レセプトの審査などで、各国保連合会が共通して行う業務等を取りまとめて行うことで、効率化を図っています。
　今後とも、会員である各都道府県の国保連合会を支援し、世界に冠たる国民皆保険制度を支える国民健康保険の安定化に取り組んでまいります。
　写真は、前々会長の鈴木俊一財務大臣のところへ前会長の岡崎前高知市長とともにお訪ねした時のものです。

歓迎の挨拶

　本日、東京大学大学院新領域創成科学研究科スマートシティスクールの皆様が、本市に視察に来られました。市役所の会議室で歓迎の挨拶を行うとともに、本市の取組に関し、受講生の皆様からの御質問にお答えいたしました。
　東京大学大学院新領域創成科学研究科スマートシティスクールは、スマートシティの実現や都市・地域のDX（デジタルトランスフォーメーション）の担い手の育成を目指す、社会人を対象としたリカレント教育プログラムで、受講生は、民間企業、行政機関、研究機関、 コンサルタントなど、様々な業種から参加されているとのことです。こうした皆様に、本市の取組を紹介できることを、大変光栄に存じます。
　今回の視察は、今日、明日の二日間で、本市のスマートシティや、コンパクト・プラスネットワークのまちづくりなどについて、本市の担当者から説明して意見交換するほか、丸亀町商店街の現地見学も行われるとお聞きしております。
　本市での視察が、受講生の皆様にとって、実り多きものになりますよう、願っております。

提案説明

　本日、令和6年第3回高松市議会定例会が開会し、補正予算案や条例案など、提出した17議案について提案理由の説明を行いました。
　今回の補正予算は、犬猫一時保管施設の整備など、政策課題に取り組むもののほか、国などの補助認証等に伴うもの、 当初予算編成後における情勢変化等への適切な対応を要するものについて、それぞれ措置し、又は補正をするものです。その額は、17億3,050万円で、これを補正前の予算額と合計すると、歳出予算の総額は、1,780億2,890万7千円となります。
　今後、代表質問、質疑及び一般質問が行われ、各委員会審査を経て、来月1日に討論・採決が行われ、閉会する予定となっております。

　6月10日から12日にかけて、第94回全国市長会議等が開催され、出席してまいりました。
　全国市長会は、全国815の市長及び区長によって構成されている全国的連合組織です。地方自治法第263条の3の総務大臣への届出団体となっており、国会・内閣に対する「意見提出権」を持っているほか、「国と地方の協議の場に関する法律」により、全国市長会は内閣総理大臣を始めとする関係閣僚と地方六団体が協議を行う「国と地方の協議の場」を構成する団体の一つとなっています。
　今年度の市長会議では、令和4年度の収支決算及び令和6年度の収支予算の承認のほか、全国の各支部から提出された国への要望や決議案について、審議し、いずれも原案のとおり決定されました。
　また、今回の会議では、これまで3期6年にわたり全国市長会の会長を務められた、立谷相馬市長が退任され、新たに松井広島市長が会長に就任されました。
　今後においても、市民の福祉の向上を図るとともに、より良いまちづくりを推進するため、全都市に共通する課題や、単独の市では解決が難しい問題への対応策について調査研究を行うとともに、決議や提言として意見集約し、国等に要望してまいります。