平成25年度 第4回 「特定非営利活動法人グリーフワークかがわ」
更新日：2018年3月1日
★日時 平成25年10月17日（木曜日） 午後6時55分～8時00分
★会場 高松市男女共同参画センター
★参加者 11名
今回、「特定非営利活動法人グリーフワークかがわ」の皆様方と、平成25年度第4回「市長まちかどトーク」を開催しました。
「特定非営利活動法人グリーフワークかがわ」は、2009年に設立され、グリーフワークに関する事業を行うことにより、市民の皆様の心の健康の保持や増進に御貢献いただいております。
大切な人との死別を体験された方が、その悲嘆の過程で孤独感や絶望感に支配されないように対話や学習の場を提供するほか、グリーフワークを支援する人材の育成に努めるなど、グリーフワークかがわの皆様の、このような取組を、大変心強く存じております。
今回は、グリーフワークに関する問題点を中心に、活発に意見交換が行われました。
特定非営利活動法人グリーフワークかがわの活動について
グリーフワークかがわの活動報告を聞かれて、興味や関心をもたれたところはありますか。
グリーフワークに関わる専門職の方が集まって、早くから活動をされている団体があることは、今まで、認識していなかったが、非常にいいことだと思った。
人間には、生きていく上において、深い悲しみが襲ってくるような出来事がある。
以前のように、人と人との繋がりとか、地域の繋がりがあった社会であれば、ある程度、何らかの形で周りの人が癒してくれていた。
しかし、最近のように、核家族化というか、個人が孤立しているという状況が見られる中で、いざ、身内に悲しい出来事が起こった時には、悲嘆のもって行きようのない人が結構いる。何かあると、相談したり受け止めてもらえるような支援団体が市内にあることは、ありがたいと感じた。
医療現場でのグリーフケアの重要性について
医療現場でのグリーフケアの重要性を認識しているが、グリーフケアに関する相談や医療スタッフに対するグリーフケアに関するものを、協働で行う場を提供してもらえないか。
医療現場では、高齢化により、病気などになるお年寄りが増えている。
お年寄りの場合には、身体的な病気もあるが、認知症を初めとして、精神的なケアを必要とすることが非常に多いことから、医療現場においてのグリーフワークの助けは必要と思っている。
今、市民病院では「生きる力を応援します」という基本理念を掲げているが、特に看護師の人材育成において、グリーフケアが学べるような研修を行うべきだと思う。専門家の方々に、そのような研修をやっていただけるとありがたい。
子どものグリーフケアについて
配偶者を亡くし悲嘆にくれている人がいて、そこに子どもがいた場合には、子どもの方に意識が向かないことが多く、周りの人が、子どもについてもケアが必要だということを認識しなければならないが、行政としても関わっていただきたいと思う。
近頃は、地域の人と人との繋がりが薄れてきているし、地域の絆以上に家庭そのものが変わってきている。また、ひとり親家庭が相当多くなっていることから、子どもにも相当心の負担がある。
しかし、行政が、その子ども一人一人に対応できるかというと、できない。
そういう子どもたちの相談にのるような支援団体のようなものが必要であり、育てていかなければならない。そういう団体と行政がタイアップしながら、支援していくことが必要だと思う。
(広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内 )
電話 ： 087-839-2111 FAX ： 087-839-2464
Eメール： pr_c@city.takamatsu.lg.jp
お問い合わせ
このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話：087-839-2161 ファクス：087-861-1559
（広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内）
電話：087-839-2111 ファクス：087-839-2464
＜広聴広報・シティプロモーション課＞
電話：087-839-2161
ファクス：087-861-1559
