久通地区地区計画の概要

本地区は、牟礼町の北部に位置し、旧久通浜塩田跡地として土地活用がなされ、スポーツ施設、消防署、マンション、店舗等が進出してきている地区である。
又、県内の代表的な地場産業（全国有数の石工品産地）の集積地域の一画をなす地区でもある。
更に、本地区の東西の両端には県道高松牟礼線と都市計画道路新牟礼庵治線といった幹線道路が通り、交通利便性を活用した施設の需要が高まっている。
このため、牟礼町の郊外部と独自の歴史と個性を持つ本地区を、住宅、沿道利用施設、地場産業等が共存できるよう、建築物の規制及び誘導措置を加え、「快適生活都市・牟礼」としてふさわしい活力ある市街地環境を形成するとともに既存住宅地と調和した良好な地区環境が創造できるような地区計画を定めるものとする。

建築物等の整備に関しては、次のような方針を定めるものとする。
（1）建築物の用途の制限（風俗営業系、危険物系建築物は規制する。）
（2）敷地面積の最低限度（用途別にそれぞれ敷地規模を設定する。）
（3）緑化の推進（騒音対策、緑化対策を鑑みつつ、ゆとりある沿道空間づくりのために緑化を推進する。）

次の各号に揚げる建築物は建築してはならない。
1．マージャン屋、ぱちんこ屋、射的場、勝馬投票券発売所、場外車券売場その他これらに類するもの
2．カラオケボックスその他これらに類するもの
3．キャバレー、ナイトクラブ、ダンスホールその他これらに類するもの
4．火薬類等危険物の貯蔵又は処理に供するもので政令で定めるもの

1．工業系建築物　　　500
2．住居系建築物　　　165
3．上記以外の建築物　330