市長活動報告(平成21年11月)
更新日:2018年3月1日
11月30日(月曜日) 「全日本きもの装いコンテスト四国・中国大会」入賞者表敬訪問
依田様への感謝状贈呈式の後、本日招集した市議会の臨時会に出席し、国の人事院勧告に準じ、特別職の期末手当や職員の給与を減額するための条例の一部改正案などを上程し、いずれも原案どおり可決いただきました。そして、午後からは、昨日、サンポートホール高松の大ホールで開催された「全日本きもの装いコンテスト四国・中国大会」で最高賞を受賞された、本市にお住まいの山本真理子様を始め、入賞者や関係皆様方が、華やかで凛とした着物姿で市役所を訪れてくれました。
社団法人全日本きものコンサルタント協会の主催によるこのコンテストは、着物を一人で装う運動の一環として、昭和47年から中四国各県の持ち回りで開催されているもので、今回は、振袖や留袖、カジュアルの部など、全7部門に127名の皆さんが出場し、御来場の方々に、艶やかで格調高い立ち居振る舞いを御披露されたとのことです。
着物は、美しい四季を有する我が国ならではの気候風土や花鳥風月を愛でる日本人の美意識を体現した固有の文化です。入賞者の皆様には、この度の栄えある受賞を励みにされ、今後とも、我が国が世界に誇る服飾文化の継承に、御尽力をいただきたいと思います。
11月30日(月曜日) 高松第一高等学校への絵画寄贈に伴う感謝状贈呈式
この度、ニューヨークを拠点に御活躍中の著名な現代美術作家である依田順子様から、母校の高松第一高等学校に絵画を御寄贈いただきました。このため、本日は、依田様に市役所へお越しいただき、私から感謝状を贈呈させていただきました。
中学・高校時代を香川の地で過ごされた依田様は、武蔵野美術大学で油絵を学んだ後、1969年にニューヨークへ移り住み、以来、40年の長きにわたり、現代美術の最前線を駆ける気鋭のアーティストとして、和紙のコラージュなどによるスケールの大きな抽象絵画を次々と発表され、その独創的な作品は、内外で高い評価を得ているところです。
この度、御寄贈いただいた「River Flow(Alaska)」と題した絵画は、現在、一高が耐震補強工事中のため、当面、高松市美術館で保管し、工事が終了する来年春には、生徒達に御披露させていただく予定としています。また、依田様の作品は、12月27日までの間、高松市美術館で開催中の『パリ、ニューヨークを訪れた香川の作家たち』と題した常設展でも御覧いただけますので、市民の皆様には、こちらへも是非、足をお運びいただければ幸いです。
11月25日(水曜日) 香川オリーブガイナーズ福田投手ドラフト指名に伴う表敬訪問
本日は、去る10月29日に開催された2009年度ドラフト会議で、横浜ベイスターズから5順目で指名された香川オリーブガイナーズの福田岳洋投手が、川畑球団社長、橘本GM、西田監督とともに市役所を訪れてくれました。
大阪府の御出身で、現在26歳の福田投手は、高知大学教育学部を卒業後、京都大学の大学院に進み、スポーツ科学を学んでいましたが、野球への夢を諦めることなく、2年間限定で大学院を休学し、昨年、ガイナーズに入団するという異色の経歴を持った選手です。入団後、一年目は9勝、そして、野球人生を懸けた今年は、春先に歩行も困難な程の腰痛に苦しめられながらも、それを克服し、10勝を挙げるとともに8月の月間MVPに輝くなど、四国・九州アイランドリーグを代表する右腕として実績を重ね、この度の栄えあるドラフト指名となったものです。
福田投手には、独立リーグの“希望の星”として、最速148?を誇る直球と磨かれたコントロールを武器にNPBの大舞台で大活躍いただき、多くのファンの皆様に夢と希望を与えていただくことを心より期待しています。
11月22日(日曜日) 高松市夜間急病診療所開設15周年記念シンポジウム
この度、高松市夜間急病診療所が開設15周年の節目を迎え、本日は、これを記念し、サンポートホール高松の第2小ホールで開催された『高松医療圏の救急医療を考える』と題したシンポジウムに出席し、お集まりの皆様にごあいさつをするとともに、平成6年7月の開設以来、長きにわたり夜間急病診療所で診察に当たられてきた医師の皆様方に感謝状をお渡ししました。
近年、急速な少子・高齢社会の進展などに伴い、市民の皆様の医療に対する関心は、ますます高まりを見せていますが、その一方で、全国的に深刻化する医師不足は、本市の医療政策にも少なからぬ影響を及ぼしているところです。このような中、平素より、本市の保健・医療・福祉行政全般にわたり、格別の御理解と御協力をいただいている高松市医師会との共催で、記念行事を開催できることは、誠に意義深く、御参会の皆様には、本シンポジウムを通じて、高松医療圏の救急医療の実態について御理解を深めていただき、それぞれのお立場で、更なる御支援を賜るようお願いしました。
11月21日(土曜日) 水戸藩開藩400年記念「親善都市・交流都市の観光と物産展」
去る19日(木曜日)の早朝に上京し、全国市長会の代表として厚生労働省で開催された社会保障審議会医療部会に出席するほか、全国市長会の諸会議や全国後期高齢者医療広域連合協議会の臨時広域連合長会議への出席、さらには西日本中央連携軸沿線都市連携推進協議会の副会長として国土交通省へ要望活動を行うなど、東京での慌しい日程を終え、本日は、本市の親善都市である水戸市で開催された「親善都市・交流都市の観光と物産展」のオープニングに出席し、お集まりの皆様にごあいさつをしてきました。
昭和49年から水戸・彦根・高松の3市の持ち回りで開催している、この「観光と物産展」は、既に市民の皆様にもお馴染みのことと思いますが、今回は、水戸藩の初代藩主である徳川頼房公が水戸に入府して400年目を迎えることを記念して、3市以外にも、水戸市や水戸藩にゆかりのある多くの都市が参加し、例年以上の盛り上がりを見せていました。
本市としても、他の都市に負けじと、全国ブランドの「さぬきうどん」はもとより、本市が誇る多数の物産を出展しており、御当地の皆様には、この機会に“瀬戸の都・高松”の多彩な魅力を、存分に御堪能いただければ幸いです。
11月18日(水曜日) 高松市観光大使委嘱式
本日は、日本銀行高松支店の中村武支店長並びに日本政策投資銀行四国支店の藤田寛支店長に市役所へお越しいただき、高松市観光大使委嘱式を執り行いました。
高松市観光大使は、官公庁の出先機関や企業の支店・営業所が集積している本市の特性を生かし、その支店長さん等に、それぞれのお立場で本市の魅力を広く御紹介していただこうと平成8年度から始めたもので、本日のお二人を含め、現在、国内外で御活躍の177名の皆様を委嘱し、本市の観光振興にお力添えをいただいているところです。
本市が、市制施行120周年を迎える来年は、3月に「第2回高松国際ピアノコンクール」が、また7月からは、瀬戸内海に浮かぶ七つの島々と高松港周辺を舞台に、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2010」が開催されます。さらに、今月1日には、「第11回アジア太平洋盆栽・水石大会」が再来年秋に本市で開催されることが決定したところです。
本市としては、このような絶好の機会を捉え、“瀬戸の都・高松”の多彩な魅力を積極的に情報発信し、本市の更なる知名度アップや地域経済の活性化を図ってまいりたいと考えており、御両名にも、格別の御支援を賜るようお願いしました。
11月17日(火曜日) イサム・ノグチ庭園美術館開館10周年記念講演会
この度、イサム・ノグチ庭園美術館が公開10周年の節目を迎えられ、一昨日には東京のシンポジウムに引き続き、イサム・ノグチの105歳の誕生日に当たる本日は本市で記念講演会が開催されました。
かがわ国際会議場で開催された講演会では、「平和への願い、科学・芸術の役割」と題し、ノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊東京大学特別栄誉教授と編集工学者の松岡正剛様から、現代社会において科学・芸術が持つ意義やイサム・ノグチが遺した未来へのメッセージ等について御講演をいただき、文化芸術を中心としたまちづくりを進める本市にとっても、示唆に富む興味深いお話をお伺いすることができました。
また、講演会終了後には、会場を栗林公園の商工奨励館に移し、「イサム・ノグチ105歳誕生日を祝う」と銘打ったレセプションも開催され、イサム・ノグチ日本財団の皆様を始め、国内外からお越しの関係皆様と御一緒に、イサム・ノグチの誕生日を祝うとともに、ライトアップされた栗林公園の庭園美を堪能させていただきました。
11月17日(火曜日) 高松市中央卸売市場の活性化に関する提言書の提出
本日午後からは、高松市中央卸売市場開設運営協議会の八十川睦夫会長並びに山本啓一副会長に市役所へお越しいただき、「高松市中央卸売市場の活性化に関する提言書」をいただきました。
本市では、本年6月に市場関係者、生産者、消費者、学識経験者などで構成する「高松市中央卸売市場の活性化に関する検討会」を設置し、以来、様々な角度から本市市場の活性化に向け、精力的な協議を重ねてまいりました。そして、去る10月9日、「高松市中央卸売市場開設運営協議会」に対して報告書が提出され、これを受け、同協議会において慎重審議の結果、この度、本市へ提言すべき事項の取りまとめができたものです。
提言書には、現在、本市中央卸売市場が抱える現状と課題を踏まえ、ハード(施設整備等)とソフト(市場機能等)の両面から、市場活性化に向けた具体的な方策が盛り込まれており、本市としても、今後、この貴重な提言を尊重する中で、市場関係者の皆様とともに、活気あふれる市場づくりに向け、更に積極的に取り組んでまいりたいと思います。
11月17日(火曜日) 第23回高松冬のまつり実行委員会総会
本日は、高松商工会議所会館で開催された「第23回高松冬のまつり実行委員会総会」に出席し、実行委員会の副委員長として、お集まりの皆様にごあいさつをしました。
昭和62年に初めて開催された「高松冬のまつり」は、今や本市の冬を彩る風物詩として市民の皆様にすっかり定着し、雑誌などでも、子どもたちに夢と希望を与える四国最大級の冬のイベントとして、県内外に広く紹介されているところです。
『しあわせありがとう』をメインテーマに、そして『心の輪、仲間の輪に集まろう』をサブテーマとして、12月19日(土曜日)からクリスマスイブの24日(木曜日)までの6日間にわたり開催される今年の冬のまつりは、お馴染みの「キラキラ隊」、「かがやき隊」などによるステージイベントを始め、昨年も大好評をいただいた帯広市の特産品販売、さらには韓国・大田市と本市の小学生が描いた交流キャラクターの交換など、例年にも増して、盛りだくさんのプログラムを御用意しています。また、今年は、“エコ”を新たなキーワードとし、イルミネーションも地球にやさしいLEDを多用した新しい仕掛けのものとなりますので、市民の皆様には、是非、御家族お揃いでお越しいただきたいと思います。
11月13日(金曜日) チーズ熟成士ロドルフ・ルムニエ氏 表敬訪問
本日は、本市の姉妹都市であるフランスのトゥール市にお住まいで、チーズ熟成士として、2007年(平成19年)に開催されたチーズの国際コンクール「カゼウス・アワード」で世界チャンピオンとなり、同年、弱冠31歳という若さで、人間国宝に当たる「フランス国家最優秀職人」(M.O.F)に輝いたロドルフ・ルムニエさんが、市役所を訪れてくれました。
私とルムニエさんとの御縁は、昨年10月、私が姉妹都市提携20周年を記念した公式訪問団の団長として、トゥール市を訪問した際、公設市場「レ・アール」でお会いしたのが始まりです。その後、本年3月に来日された際、次回の来日時には、本市でチーズを題材とした講習会を開催したい旨のお申し出をいただいていたところです。
この度は、このような御縁で、多忙なスケジュールを縫って、再び来高いただいたもので、明日までの短い滞在期間ではありますが、四番丁小学校で、本市教育委員でもある木場巳雄シェフと共に食育講習会を開催いただくほか、穴吹医療カレッジで行われる『チーズと健康』と題した市民講座で講師をお勤めいただくなど、チーズの奥深さやフランスの豊かな食文化について、市民の皆様に広く御教示いただけるものと期待しています。
11月12日(木曜日) 高松市長感謝状・高松市保健委員会連絡協議会会長表彰状贈呈式
本日午後からは、保健センターで開催された「高松市長感謝状・高松市保健委員会連絡協議会会長表彰状贈呈式」に出席し、それぞれの地域で、献血事業や保健活動の推進に御尽力を賜っている皆様に感謝状をお渡しするとともに、ごあいさつをしました。
近年、本格的な少子高齢社会を迎え、若者の献血が減少する一方で、病気等で輸血を必要とする方々は増加しており、本市では、各地区の保健委員会の皆様方の御協力をいただき、献血事業の普及・促進に努めているところです。また、保健事業についても、本市の健康づくりの推進プラン「健やか高松21」に掲げた目標達成のため、市民の皆様一人一人が主体的に健康づくりに取り組めるよう、意識啓発を行うとともに、保健委員会組織を始めとした関係団体と行政が一体となって事業を推進しているところです。
このような各種保健事業の効果的な推進を図るためには、私ども行政はもとより、関係団体の御協力が不可欠であり、お集まりの皆様には、今後とも、本市の保健活動の推進になお一層の御尽力を賜るようお願いしました。
11月12日(木曜日) 第37回日本精神科病院協会精神医学会
本日は、サンポートホール高松の大ホールで開催された「第37回日本精神科病院協会精神医学会」の開会式に出席し、全国からお集まりの皆様にごあいさつをしました。
近年、増加傾向にある自殺者の多くが「うつ病」に罹患しているとも言われる中、精神科医療へ寄せる期待とその果たすべき役割は、ますます高まりを見せており、本市においても、「こころの健康セミナー」や「うつ病講演会」の開催等を通じ、精神保健の充実を図るため、鋭意、取り組んでいるところです。
このような中、本日と明日の二日間にわたり、『精神科医療の潮流を求めて~過去から未来への架け橋~』のテーマの下、日ごろから、各地域において住民の健康増進と医療の向上に多大な御貢献をいただいている医療関係者の皆様が一堂に会し、本学会が開催されることは、誠に意義深く、本学会を契機とされ、今後一層、精神医学の充実・発展が図られるものと期待しています。
11月11日(水曜日) 市有山林の協働の森づくり協定締結に伴う活動開始報告
この度、NPOグリーンコンシューマー高松と本市との協働により、竹林化による荒廃が進む塩江町安原地区の市有林の整備に取り組むこととなり、本日、勝浦敬子代表理事を始め、関係皆様に市役所へお越しいただき、協定を締結するとともに、この活動の開始に当たっての御報告をいただきました。
近年、地球温暖化を始めとする環境問題が深刻化する中、自然環境の保全は、従来にも増して喫緊に取り組むべき課題となっており、本市においても、環境と共生する持続可能なまちづくりを目指し、市民・NPO・企業など、多様な主体との協働により、各種施策・事業を積極的に推進しているところです。
このような中、平素より、資源循環型社会の構築に向け、「割りばしリサイクル活動」を始め、「こども割りばしサミット」や環境学習講座の開催など、多彩な活動を展開されているグリーンコンシューマー高松との間で、“協働の森づくり”協定締結の運びとなったことは、誠に意義深く、有り難い限りで、グリーンコンシューマー高松の皆様には、今後とも、本市の環境保全活動に更なるお力添えを賜るようお願いしました。
11月9日(月曜日) 香川県市町トップ政談会(市長グループ)
本日午後からは、県庁で開催された「香川県市町トップ政談会(市長グループ)」に県内各市の市長とともに出席してきました。
県主催によるこの「トップ政談会」は、各自治体が抱える様々な課題について、知事と県下の首長が忌憚の無い意見交換を行い、問題意識を共有する中で、今後の政策立案の参考とするため、毎年、市長グループと町長グループに分かれ、開催されているものです。
本日の会議では、冒頭、香川県市長会の会長である白川観音寺市長から、去る9月30日に開催した香川県市長会議において採択された県への要望事項について、知事へ要望書を提出し、知事から回答が示されました。その後、県担当者から、現在、県内でも猛威を振るっている新型インフルエンザへの対策について説明を受けるとともに、自由討議を行い、私からは、水道事業の更なる経営改善や配水調整等を図るため、県のリーダーシップの下、県と市町が一体となって水道事業の広域化に向けて取り組むことなどを提案しました。
また、会議終了後、県議会へも出向き、鎌田県議会議長を始め、県議会の議員各位に対し、香川県市長会として要望を行いました。
11月9日(月曜日) 平成21年度高松市文化奨励賞贈呈式
本日は、市役所で高松市文化奨励賞の贈呈式を執り行い、私から受賞者の皆様にお慶びのごあいさつを申しあげるとともに、表彰盾をお渡ししました。
高松市文化奨励賞は、本市の文化振興に貢献し、将来、更にその活躍が期待される方に贈呈する賞で、昭和53年の創設以来、これまでに63名の皆様が受賞されています。
32回目となる本年度の受賞者は、ミュージカル劇団「銀河鉄道」の主宰者で、作詞家やコピーライターなどとしても幅広く御活躍中の上村良介様と、超小型人工衛星「STARS」 (愛称:KUKAI)の開発を指揮された香川大学工学部の能見公博准教授で、お二人とも、素晴らしい活動実績を持ち、今後更なる活躍が大いに期待される方々です。
文化芸術は、私たちの暮らしを豊かにするとともに、都市の魅力を高め、創造する力を生み出す源であり、本市では、今後とも、“心豊かな人と文化を育むまち”をまちづくりの目標の一つに掲げ、地域に根ざした文化芸術の創造と振興に積極的に取り組むこととしており、御両名には、引き続き、本市文化の振興・発展に格別の御尽力を賜るようお願いしました。
11月8日(日曜日) 平成21年度障害者社会見学事業「福祉のつどい2009」
本日午後からは、サンポートホール高松の大ホールで開催された「福祉のつどい2009」に出席し、お集まりの皆様にごあいさつをしました。
「高松市障害者を守る会」が主催するこの「福祉のつどい」は、障がいのある方々の社会活動への参加促進や交流の輪の拡大を目指し、毎年この時期に、趣向を凝らした多彩な内容で開催されているもので、今回も、平成12年に脳出血で倒れ、その後、懸命なリハビリにより現場復帰を果たされた女優の真屋順子様と御主人の高津住男様御夫妻の講演を始め、障がいのある方々のバンド演奏や踊りなど、盛り沢山のプログラムが繰り広げられ、御参加の皆様には、“出会い・ふれあい・学びあう”楽しいひとときをお過ごしいただけたものと思います。
この度の本格的な政権交代を機に、障がいのある方々を取り巻く環境は、更なる変革の時期を迎えていますが、本市では、今後とも、“いきいきと共に暮らせる福祉環境づくり”を市政の重要な政策課題に掲げ、障がいの有無にかかわらず、共に生き、共に支え合う地域づくりを積極的に進めてまいりたいと思います。
11月8日(日曜日) 平成21年度高松市震災対策総合訓練
本日は、早朝より、川東校区連合自治会を始め、自主防災連絡協議会や各種団体など、合わせて20機関、約600名の皆様方とともに、川東小学校で開催された「平成21年度高松市震災対策総合訓練」に参加しました。
今回の訓練は、大規模地震発生時における迅速な災害広報や地域の支援者による災害時要援護者への情報伝達・安否確認を始めとする初期体制の確立に重点を置き実施したもので、御参加いただいた皆様には、本日の訓練を通して、改めて自助・共助・公助による地域での連携の重要性を御認識いただけたものと存じます。
近年、国内外で相次ぐ自然災害の猛威は、我々の想像をはるかに上回る大規模・広域化・多様化の傾向にあり、また、今世紀前半には、東南海・南海地震の発生が高い確率で予想されているところですが、本市としては、今後とも、ハード面の防災対策はもとより、情報提供体制の確立や自主防災組織の結成促進、さらには地域防災リーダーの育成や本年9月に導入した災害時指定職員制度の適切な運用など、ソフト面の充実・強化に、鋭意、取り組んでまいりたいと思います。
11月5日(木曜日) 中核市サミット2009in松山
本日は、早朝に高松を出発し、松山市で開催された「中核市サミット2009in松山」に出席してきました。
この会議は、全国の中核市の市長が一堂に会し、各地域の拠点都市にふさわしいまちづくりを推進するため、各市が直面している課題等について議論を深めるとともに、一層の地方分権の推進と中核市制度の充実強化を図るため、毎年11月に開催されているものです。
『結束・中核市~中核市から日本を変える』というテーマの下、開催された今回の会議では、冒頭、元内閣官房副長官の石原信雄様の「地方行政を取り巻く環境の変化と中核市の課題」と題した基調講演の後、コラムニストで松山市の子規記念博物館名誉館長でもある天野祐吉様による「まちを広告する」と題した特別講演が行われました。
また、午後からは、四つの分科会に別れ討議を行い、私は、「スポーツを通じたまちづくり」の第4分科会に出席し、本市の現状と課題や今後の方向性について発表するとともに、他の出席市長からも、各市の特色ある取組などをお伺いすることができました。
11月4日(水曜日) 市役所でのIruCa利用開始デモンストレーション
本市では、公共交通機関の利用者拡大や施設等の利用者の利便性の向上を図るとともに、高松琴平電気鉄道株式会社(ことでん)が発行しているIruCaカードを地域カードとして支援するため、平成19年9月から一部の市有施設において、使用料等をIruCaカードで支払うことができる実証実験をスタートさせ、本年4月からは、総合体育館や玉藻公園を始めとする16の施設において、IruCaカードでの決済を本格導入しています。
加えて、今月からは、高松天満屋9階の市民サービスセンター及び市役所本庁の市民課と納税課の窓口において、各種証明書の交付手数料等のIruCaカードでの支払いが可能となり、本日は、そのPRを図るため、ことでんの真鍋康彦社長に市役所にお越しいただき、一緒に電子マネーの利用開始に伴うデモンストレーションを行いました。
本日のデモンストレーションでは、市民課の窓口で、真鍋社長が戸籍抄本を、私が住民票を申請し、IruCaカードで支払いを行いました。これらのほか、印鑑登録証明書や課税証明書などの交付手数料についても、カードで決済を行うことができるようになりましたので、市民の皆様には、積極的に御利用いただければ幸いです。
お問い合わせ
このページは秘書課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎4階
電話:087-839-2131 ファクス:087-839-2129
(秘書係)
ファクス:087‐839ー2381(市長への提言)
<秘書課>
電話:087-839-2131
ファクス:087-839-2129