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市長定例記者会見(平成30年6月8日)

更新日:2018年6月21日

日時・場所

(日時)平成30年6月8日(金曜日) 午前11時30分から午前11時42分まで
(場所)4階会議室

報告事項

(1)観光施設のバリアフリー情報等の発信について

新規ウインドウで開きます。報道道発表資料はこちら

市長説明

 おはようございます。
 本日の題材に入る前に、「病院事業管理者の交代について」お話をさせていただきます。
 現在、本市の病院事業については、9月1日からの開院を目指している「高松市立みんなの病院」の開院に向けて諸準備等を整えているところです。この9月1日の「高松市立みんなの病院」の開院に合わせて、現在の塩谷事業管理者が退任をされることになり、その後任の管理者が内定しましたので、お話をさせていただきます。
 まず、塩谷事業管理者ですが、本市の病院事業における初代の病院事業管理者として、平成23年4月から務めていただいているところです。本市の病院事業を取り巻く状勢は、合併に伴い香川病院を診療所化し、2病院1診療所体制となり、非常に経営環境が厳しい中で、市立病院の医療水準の向上や立て直し、また、職員の資質・意識改革等々に精力的に取り組まれ、十分な成果を挙げていただいたと思っています。
 しかしながら、特に新病院の開院が当初の予定からかなり遅れてしまったこと、また、病院事業の核となる常勤医師の確保が諸情勢等により厳しかったことなどが大きく影響して、患者数が減少し、思うような病院事業の収益が上がらず、非常に厳しい経営状況に陥りました。特に、平成28年度、29年度は、大きな赤字が予想され、それに伴い、一般会計からの貸付金を措置しましたが、この新病院の開院という機会に、その経営の悪化の責任を取りたいということで、辞任のタイミングをここにされたということのようです。
 本人から、そのような申し出がありましたが、私としては、先ほども申し上げたように、塩谷事業管理者のこれまでの実績からして、非常に残念であり、ここがひとつのタイミングとはいえ、事業管理者がいなくなるのは本当に大変なことではありますが、御本人の意志を尊重して、今回、8月末での退任ということに了解したところです。
 次に、後任の事業管理者ですが、後任には、現在高松市民病院の院長を務めております和田大助(わだ だいすけ)氏に、就任をお願いをすることにしたところです。
 後任の事業管理者の選任に当たっては、みんなの病院ができるところですので、本市の病院事業の内容等について精通をしていること、また、医師派遣の中心となって日頃から支援をいただいている徳島大学病院との関係等も重視をしながら、また、将来を見据えて高松市の病院事業をより良くしてくれて、経験・能力を持った人ということで人選をしたところでして、この7年半にわたり、塩谷病院事業管理者とともに高松市民病院を支えてこられた院長である和田大介氏が最も適任だろうということで、後任をお願いをすることにしたところです。 
 和田氏の経歴等につきまして、後ほどお示ししたいと思いますが、徳島大学医学部を卒業後、徳島大学医学部第一外科講師や徳島市民病院の外科総括部長を経て、平成23年4月に塩谷管理者とともに高松市民病院の院長に就任されています。市民病院では、塩谷管理者とともに、この病院の立て直し、あるいは円滑な運営等に御尽力をいただいたところです。
 また、高松市医師会の理事も務めるなど、関係者との関係も良好で、幅広く活躍されております。しっかりと、また新しい病院の開院とともに、高松市の病院事業が円滑に進んでいくように御尽力をお願いしたいと思っています。本市としても、しっかりと支援を行っていきたいと考えています。

 それでは題材に入ります。
 今日は1点です。
 「観光施設のバリアフリー情報等の発信について」です。
 本市においては、昨年12月に、国が推進するホストタウン及び共生社会ホストタウンに登録されたところです。現在、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、その機運の醸成等に取り組んでいるところです。
 また、本年9月には、屋島レクザムフィールドにおいて、「第29回日本パラ陸上競技選手権大会」が開催される予定となっていまして、出場選手等を含め、多くの来訪者が見込まれています。
 このような中で、出場選手や、あるいは大会関係者には、本市での観光をお楽しみいただきたいと思っています。様々な障がいのある方も多く参加されるので、観光の利便性の向上を図るために、6月1日から、観光情報の発信を強化しています。
 この観光情報の発信の強化のポイントは2点です。
 まず1点目は、本市の観光ホームページ「高松旅ネット」を改修しました。本市の主要観光地であります屋島山上、玉藻公園、栗林公園、この3つの観光エリアについて、バリアフリーの情報や訪問時に障害となり得る情報を記載したマップを作成して、「高松旅ネット」に掲出しています。
 また、道の駅や高松市美術館など、19の観光関連施設についても、バリアフリーの対応状況を調査し、「高松旅ネット」上にピクトグラムによって表記しています。
 2点目は、外国語版の観光サイト「エクスペリエンス高松」に車いす利用者の声をまとめた記事を掲出しています。日常的に車いすを利用している方に取材に同行していただき、栗林公園や商店街など、観光やショッピングをするに当たってのポイントを一つの記事としてまとめています。
 観光客の皆様には、高松の旅行ルートを考える際に、これらの情報を参考にしていただきながら、快適な観光を楽しんでいただきたいと思っています。
 私からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 県内初の行政代執行による空き家除却に対する所感と今後の対応について

【市長】
 空き家対策特別措置法は、平成27年5月に全面施行されたが、この空き家は、それ以前の平成24年10月頃から、近隣の方から御相談を頂いていた物件である。法の全面施行後は、法の規定等に基づき、県外に在住の相続人に対して、指導とか勧告等の措置を順次行ってきた。
 空き家は、あくまでも個人の財産であり、その所有関係者にきちんと対応してもらうのが原則なので、その対応を見守ってきたところだが、今日まで除却されないで、危険な状態のままとなっている。本来は、所有関係者の責任において対応すべきものであり、誠に残念に思っている。
 ただ、このまま放置すると非常に危険で、倒れて近隣等に迷惑をかけかねない、また、衛生上も非常に問題があるので、本市として行政代執行の措置を決定し、その関係予算を6月補正予算に計上をすることにした。補正予算の議案の中に入っているので、議決後に、代執行のために必要な手続きを進めていきたい。
 それから、今後、空き家問題にどう対応していくかについては、先ほども申しあげたとおり、あくまでも、空き家は個人の財産であり、それぞれの所有関係者がきちんと対応をしていただくのが原則である。
 したがって、そのように対応いただけるように、必要な指導・監督、あるいは勧告等の法的手続を適正に実施していきたい。なかなか対応していただけない場合には、最終的には、今回のケースのように代執行も有り得ると考えている。
 また、一方で、空き家が崩れるような状態になる前に把握して、適正に管理していただく、あるいは新たな利活用方策を検討していただくことも非常に重要であり、昨年から、「空き家相談員制度」を設けているので、それを活用していただき、利活用とか空き家を新たに生じさせない、あるいはひどい状態になる手前で、どうにか対策を取るよう、これら制度について、広く周知・啓発をしていきたい。

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