市長定例記者会見(平成30年3月27日)
更新日:2018年4月3日
日時・場所
(日時)平成30年3月27日(火曜日) 午前11時30分から午前11時58分まで
(場所)4階会議室
報告事項
(1)屋島ドライブウェイ愛称募集の選考結果について
(2)高松市立地適正化計画の策定について
(3)女木島さくらまつりの開催について
(4)高松市防災合同庁舎(危機管理センター)防災情報発信スペースの愛称決定について
(5)高松市公式LINEスタンプの販売開始について
(6)ヘルプマークの配布について
(7)ホームページ版高松市在宅ケア便利帳「在宅ケア便利なび」の作成について
(8) 「うちんくもCOOL CHOICE宣言」の募集について
(9)観光情報発信用デジタルサイネージの活用について
【市長定例記者会見】屋島ドライブウェイ愛称募集の選考結果について
【市長定例記者会見】高松市立地適正化計画を策定します。
【市長定例記者会見】女木島さくらまつりが開催されます!
【市長定例記者会見】高松市防災合同庁舎(危機管理センター)防災情報発信スペースの愛称が決定しました!!
【市長定例会見】高松市公式LINEスタンプ販売開始
【市長定例記者会見】ヘルプマークの配布を始めます。
【市長定例記者会見】ホームページ版高松市在宅ケア便利帳「在宅ケア便利なび」ができました!
【市長定例記者会見】事業者から「うちんくもCOOL CHOICE宣言」を募集します!
【市長定例記者会見】観光情報発信用デジタルサイネージの活用について
市長説明
おはようございます。
本日の定例記者会見の題材は9点です。
1点目は「屋島ドライブウェイの愛称募集の選考結果について」です。
本市では、本市のシンボルである屋島に気軽に訪れることのできる環境づくりに取り組んでおり、現在は、歩行者や自転車も通行できる市道として、5月下旬の供用開始を目指して整備を行っています。
このような中で、屋島ドライブウェイの新たな愛称を募集したところ、総数1467点ものたくさんの御応募をいただきました。皆様に感謝するとともに、「屋島」への関心の高さや思いの強さを、改めて実感したところです。
この度、選考を行い、最優秀賞1点と優秀賞2点を決定したので発表します。
最優秀賞は「屋島スカイウェイ」です。
本市のシンボル「屋島」の山上という空へと続く道「屋島スカイウェイ」を通って、屋島の自然や歴史・文化に触れていただくだけでなく、山上から望む美しい多島美の眺望や、世界に誇れる夕景・夜景なども満喫していただきたいと考え、選考しました。
また優秀賞は、「屋島ぽんぽこロード」、「屋島源平ロード」の2点です。
最優秀賞の「屋島スカイウェイ」については、本年5月下旬に予定している市道としての供用開始に合わせて、屋島ドライブウェイにかわる新たな愛称として使用していきます。
なお、本日の午後4時30分から受賞者に表彰状と記念品の贈呈を行うこととしています。取材方、よろしくお願いします。
2点目は「高松市立地適正化計画の策定について」です。
人口減少・超高齢社会を迎える中で、コンパクトで持続可能なまちづくりを実現するために、「多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画」に基づき、これまで種々の施策に取り組んできたところです。
このような中、平成26年8月に、都市再生特別措置法が改正され、市町村は、住居や都市機能増進施設の立地の適正化など、実施レベルの具体的な施策を定める立地適正化計画制度が創設されました。
これに基づき、立地適正化計画の策定に取り組み、この度、「高松市立地適正化計画」を取りまとめました。
この計画は、コンパクトなまちづくりの促進を目指すもので、本市が取り組んでいる「多核連携型コンパクト・エコシティ」の実現の後押しとなるものです。
詳細については、今週30日に公表する予定です。改めて、資料提供を行うとともに、ホームページでも公表します。
今後、市民の皆様と、この立地適正化計画の理念や必要性を共有し、御理解と御協力をいただきながら、実効性のある誘導施策・事業を推進し、市街地の更なる拡大の抑制と都市機能の集約化を図るとともに、コンパクトで持続可能なまちづくりに積極的に取り組んでいきたいと思います。
3点目は「女木島さくらまつりの開催について」です。
女木島では20年以上前に200本の桜の植樹が行われ、今では、山頂まで見事な桜のトンネルが続く、県内有数の桜の名所となっています。
この度、春の女木島を気軽に楽しんでいただきたいという思いから、観光協会や地元自治会、運航事業者などで構成される、「女木島さくらまつり実行委員会」の主催により、来月4月6日、7日の2日間、「女木島さくらまつり」が開催されます。
当日は女木島・男木島へ向かう「めおん2」が、人のみですが、無料で御乗船いただけることとなっています。
女木島さくらまつりの開催時間は、両日とも午前8時から午後3時20分までです。女木港エリアや洞窟エリアでスタンプを集め、応募すると抽選で、「おいでまい」などの景品の当たるウォーキングスタンプラリーや、地元食材やお酒などが楽しめる女木島マルシェなどを予定しています。
フェリーについては、両日とも特別ダイヤで増便しますが、定員が400名となっており、希望する便に乗れない可能性もあるとのことです。
周知方、よろしくお願いします。
4点目は「高松市防災合同庁舎(危機管理センター)の防災情報発信スペースの愛称決定について」です。
本庁舎西隣に整備した、高松市防災合同庁舎(危機管理センター)の1階に防災情報発信スペースを設け、市民に親しまれ、防災をイメージしやすく、覚えやすい場所となるよう、愛称を募集していましたが、総数で54点の御応募をいただいたところです。
選考の結果、最優秀賞は「たかまつ防災プラザ」に、優秀賞は、「防災でっきょんな」と、「BOUSITE(ボウサイト)」の2点に決定しました。
最優秀賞の「たかまつ防災プラザ」については、今後、防災情報発信スペースの愛称として使用するとともに、南側のガラス面を利用して掲出するほか、「広報たかまつ」や本市ホームページに掲載するなど、様々な機会を捉えて周知していきたいと思います。
なお、受賞者への表彰状授与式は、明日、28日午前11時からとなっていますので、取材方、よろしくお願いします。
5点目は「高松市公式LINEスタンプの販売開始について」です。
昨年5月から、本市の子育てや健康福祉に関する情報を配信している「たかまつホッとLINE」ですが、現在、2,000人を超える方に友達登録をいただいています。
このような中、4月1日から、本市の公式LINEスタンプを販売することとしました。
スタンプに採用したキャラクターは、本市の子育てマスコットである「らっこ」です。この「らっこ」は、「楽しく♪子育て」の「楽」と「子」の漢字の組み合わせたもので、「楽しく子育て」というコンセプトから生まれ、本市の子育てハンドブック「たかまつ らっこ」や、たかまつ子育て総合情報サイト「らっこネット」などでも活躍中であり、今月でちょうど生誕10年の節目を迎えることに合わせて、LINEスタンプを発売することとしたものです。
販売価格は120円(50コイン)で、販売価格の35%が本市の収入となります。その収入の全てを本市の子育て支援事業などに活用します。
購入方法は、LINEのメニューから「スタンプショップ」をタップしていただき、「高松市公式子育てらっこ」で検索するか、QRコードを読み取り、該当ページにアクセスすることで、全40種類のスタンプを購入していただけます。
なお、QRコードの読取りは、4月1日からになります。
是非、多くの皆様にこのスタンプを購入していただき、楽しんでいただきたいと思います。
6点目は「ヘルプマークの配布について」です。
ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としていることを知らせるマークとして、東京都が作成したものです。
また、経済産業省において、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、JIS(案内用図記号)に追加され、現在、全国各地で普及が進んでおり、本市としても、来年度、香川県とともにヘルプマークの普及啓発活動を行う予定としています。
このような中、本市では、来月4月2日からヘルプマークの配布を開始します。
配布場所は、本庁舎2階の障がい福祉課のほか、総合センターや山田支所を除く支所の窓口です。
配布対象者は、障がいの種別や等級、病名等による条件はなく、援助や配慮を必要としている方に無償で配布します。ただし、数に限りがありますので、1人につき1個の配布とさせていただきます。
今後においては、ヘルプマークを身に付けている方を見かけたら、「公共交通機関では席を譲る」、「困っているようであれば声をかける」など、必要と思われる援助や配慮に御協力いただければと思います。
7点目は「ホームページ版高松市在宅ケア便利帳「在宅ケア便利なび」の作成について」です。
本市では、平成26年度に、「高松市在宅医療連携会議」を設置し、高松市医師会等の関係団体の協力をいただきながら、在宅医療・介護連携推進事業を実施しているところです。
その取組の一つとして、在宅での医療・介護に関して市民の皆様の理解を深めるとともに、在宅療養を一つの選択肢として考えるきっかけとしていただけるように、昨年2月に、「在宅ケア便利帳」を作成したところです。
この度、この「在宅ケア便利帳」の掲載情報を簡単に検索できるよう、ホームページ版「在宅ケア便利なび」を作成しました。
ホームページ版では、冊子と同様に、医療・介護に関する相談窓口等の一覧等を掲載したページのほか、病院・診療所、歯科診療所、薬局、訪問看護、介護保険事業所、訪問理美容・移送サービス等のインフォーマルサービスなど、約1,700か所の情報と地図をデータベース化し、分野別や地域別に、パソコンやスマートフォン、携帯電話から検索することが可能になります。
こちらについては、本日、3月27日正午より公開予定です。
在宅療養をお考えの際や、必要なサービスをお探しの際等に、是非、御活用いただきたいと思います。
8点目は「「うちんくもCOOL CHOICE宣言」の募集について」です。
本市においては、地球温暖化防止の国民運動「COOL CHOICE(賢い選択)」に賛同し、私が取組宣言を行うとともに、昨年12月から本年2月にかけて「たかまつCOOL CHOICEキャンペーン」を実施し、パネル展や省エネセミナーなどを通じて、この運動の普及啓発を行っているところです。
このような中で、事業者の間にも、この機運を高めるために、「うちんくもCOOL CHOICE宣言」と題し、市内事業者から取組宣言を募集することとしました。
市内で事業活動を営む事業者の皆様から、COOL CHOICEの取組宣言を募るもので、登録していただいた事業者の取組宣言は、本市ホームページに掲載し、広く周知することとしています。
取組宣言は、クールビズやウォームビズ、エコドライブ、ごみの排出削減の実施など、温室効果ガス排出削減や吸収に繋がる幅広い取組を対象としており、会社の社員等の事業活動の内部向けか、取引先や顧客等の外部向けかを問わず、募集をするものです。
地球温暖化対策の推進は本市だけでなく、市民や事業者との連携や協働が重要と思っています。
是非とも、多くの事業者の皆様に宣言していただき、「たかまつCOOL CHOICEキャンペーン」に取り組んでいただきたいと考えています。
9点目は「観光情報発信用デジタルサイネージの活用について」です。
本市においては、観光客に観光情報やイベント情報を発信することで、市内での回遊・消費の促進や満足度の向上を図るために、平成27年度に観光客等の移動の拠点となる市内の5か所に、観光情報発信用デジタルサイネージを設置しました。
これまで多くの方々に御利用をいただいているところですが、この度、5か所の設置場所のうち、観光案内所が設置されているJR高松駅と高松空港のデジタルサイネージについては、この2年間の利用状況を踏まえ、更なる利用や誘客の促進に向けて、去る3月22日に、神戸と高松を結ぶジャンボフェリー2隻の船内に移設しました。
ジャンボフェリーは、神戸と高松の航路を毎日運航しており、多くの観光客の皆様にも御乗船いただいています。乗船時間も約4時間と長く、ゆっくりと観光情報を御覧いただけると思います。
また、この度、ジャンボフェリー株式会社様の御協力により、無償で設置させていただけることとなりました。
是非、多くの皆様に御利用いただき、本市の魅力を更に広く発信できればと考えています。
私の方からは以上です。
記者との質疑応答要旨
【記者】
平成31年度完成予定の屋島山上拠点施設を生かした屋島活性化の方策と今後の課題について
【市長】
屋島山上拠点施設は、「獅子の霊巌」と呼ばれている屋島山上の代表的な展望スポットに新たに整備する予定としており、素晴らしい景観を楽しめる展望スペースを始め、屋島の自然や歴史などを学ぶことができる展示スペース、会議や学習などに利用できる多目的ホールなど、複合的な機能を備える予定である。
完成後には、この施設を利用した新たな屋島の楽しみ方を情報発信するとともに、小学生などの校外学習の拠点として、また、高松らしい国際会議や、アフターコンベンションなどの会場として、MICE振興にも活用していきたい。
また、夕景・夜景を生かしたイベントの開催を始め、将来的に、リニューアルを予定している山上水族館との相乗的な利用促進策も講じていきたい。
特に、屋島からの夕景・夜景を生かした取組に関しては、サンポートの赤灯台や玉藻公園の夜間ライトアップなどの、市内の様々な夜景コンテンツと結びつけ、山上の魅力を高めていきたいと思っている。
【記者】
屋島山上水族館を持続可能な施設としていくための今後の課題や見通しなどについて
【市長】
屋島山上の水族館については、本年度、官民が連携したリニューアル手法について、調査・分析を行ってきた。
その結果、公的資金の投入を前提として、デザイン設計や建設、施設の運営を、包括的に一括して契約する、いわゆるDBO方式と呼ばれる公設民営の手法によるリニューアルが最も適しているとの判断に至った。
今後の課題として、立地環境や法的制約など屋島山上特有の課題や、公的資金の投入に当たっての財源確保、さらには、屋島山上拠点施設との連携など、種々の課題がある。
このような課題を一つ一つ解決し、屋島山上の水族館を持続可能な施設にしていくためには、瀬戸内海が一望できる山上という立地特性を生かしながら、ユニークな魅力と特長を持たせることが重要だと考えている。
私としては、規模はそれほど大きくなくても屋島の自然と一体化し、それに触れながら、子どもたち同士、あるいは家族連れで遊んで楽しめるような水族館としていくことが望ましいと思っている。
今後においては、来年度、策定予定の水族館基本構想の中で具体的に水族館の役割やコンセプト等をしっかりと取りまとめていきたい。
【記者】
「屋島スカイウェイ」という愛称の印象について
【市長】
1,400件を超える非常にたくさんの御応募をいただき、しかも類似の作品も少なく、作品数としても、1,160件もあった。その中でも、「スカイウェイ」や「スカイライン」といった山上へ登る道をイメージしたもの、「ぽんぽこロード」といったタヌキをイメージしたもの、それから、源平合戦の歴史をイメージしたものが多く見られた。このような中で、単純ではあるが、爽やかな感じで夢があるものとして、「スカイウェイ」や「スカイライン」が候補に残り、英語の正式名称では、「スカイウェイ」という言葉になるようなので、そちらを最優秀賞として選考した。また、たぬきのぽんぽこや源平の歴史も捨てがたいということで、優秀賞として決定した。
【記者】
「屋島スカイウェイ」という愛称の周知方法について
【市長】
景観との関係もあり、多くの看板は出せないが、「屋島スカイウェイ」という新しい愛称を周知していくためにも、市民の皆さんに親しまれるよう多くの場面で使用しながら、普及していきたいと思っている。まずは、多くの方に気に入ってもらえるよう、努力していきたい。
【記者】
現在の屋島山上水族館の運営事業者との関わりについて
【市長】
これまで、日プラ(株)が現水族館の運営を通して、屋島のにぎわいづくりや地域活性化のために果たしてきた役割や功績はすばらしいものがあり、今回の水族館整備を検討するに当たり、敷山社長にはアドバイザーとして、様々な意見をいただいている。基本構想を策定していく来年度以降においても、引き続き、アドバイスをいただく予定である。
今後、DBO方式と呼ばれる公設民営のリニューアルの手法で進めることになると、新たに運営事業主体を公募することになるが、基本構想を固めるまでの間においては、いろいろなアドバイスを受けながら進めたいと思っているし、現在の施設や動物たちの問題もあるため、引き続き、協議をしていかなければならないと思っている。
【記者】
宇多津町で建設予定の水族館との差別化などについて
【市長】
屋島山上の水族館は、歴史があり、山の上の水族館という立地特性があるほか、マナティーや淡水湖に生息するバイカルアザラシなどの貴重な動物もいるということで、独自性を打ち出していけると思っている。
今後は、当然、差別化を図っていくとともに、屋島の山上にある水族館ならではのユニークさ、良さといったものを継承できるような再整備を進めていきたい。
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