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市長定例記者会見(平成29年10月12日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成29年10月12日(木曜日) 11時30分~11時45分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)スマートシティたかまつ推進協議会(仮称)の設立について
(2)「第4回高松国際ピアノコンクール」の出場者応募状況について
(3)菊池寛記念館第26回文学展記念講演会の開催について

市長説明

 こんにちは。
 本日の定例記者会見の題材は3点です。
 1点目は「スマートシティたかまつ推進協議会(仮称)の設立について」です。
 本市では、IoT、「Internet of Things」などを活用して、複数分野のデータの収集・分析等を行う共通プラットフォームを構築し、本市が抱える多様な課題について、データの収集・分析等を行う「データ利活用型スマートシティ推進事業」に取り組んでいるところです。
 本事業の委託事業者を募集したところ、審査の結果、日本電気株式会社に決定しました。今後、年度末までに、委託事業者とともに、共通プラットフォームの構築などに取り組んでいきたいと考えています。
 また、この度、本市に本拠を置く6つの企業・団体と本市を発起人として、産学官民の連携の下、官民データを共通プラットフォーム上で、適正かつ効果的に利活用することで、社会インフラを効率的に運営し、本市の地域課題の解決につなげる、いわゆるスマートシティ化を図るため、スマートシティたかまつ推進協議会(仮称)を設立することとしました。
 本市と、それ以外の発起人としては、株式会社STNet、株式会社百十四銀行、四国電力株式会社、高松琴平電気鉄道株式会社、国立大学法人香川大学、Code for Sanukiの6者です。
 スマートシティを目標に掲げて関係者による協議会を設立するのは、福島県の会津若松市などで例がありますが、西日本では、初めての試みと聞いています。
 現在、本市ホームページ上で、本協議会の目的に賛同し、共にデータ利活用によるスマートシティの実現を目指す、協議会の会員を募集しているところで、10月25日(水曜日)午後4時から設立総会を開催することとしています。
 今後、この協議会において、事業の進捗状況を報告しながら、防災、福祉、交通といった課題分野ごとにワーキンググループを設置し、関係企業や専門家、本市職員が一堂に会して、これからの本市のスマートシティ化の方向性を議論していきたいと思います。
 
 2点目は「「第4回高松国際ピアノコンクール」の出場者応募状況について」です。
 本市で4年に一度行われる若手ピアニストの登竜門、高松国際ピアノコンクールについては、既にお知らせしたとおり、来年3月14日から25日まで、サンポートホール高松で第4回のコンクールを開催します。
 コンクールの出場者については、本年4月より募集を行ってきましたが、9月20日に締め切り、このほど募集状況の概要について取りまとめましたので、主催者を代表して、私から御報告させていただきます。
 まず、応募者総数は、332名と第1回目の306名を超え、過去最多となりました。これは、本コンクールのこれまでの実績に加え、一昨年には国際音楽コンクール世界連盟への加盟も果たし、世界のピアニストにこの存在が浸透してきた結果であると大変喜ばしく思っています。
 また、応募者の国別でも、32の国と地域となり、第2回目の26を超えて過去最高となりました。
 国別のうち日本人の応募者は152名で、そのうち香川県出身者が9名です。
 このほか、年齢、性別については、配布している資料のとおりです。
 なお、更に詳細な分析については、10月25日(水曜日)に東京で実施される記者会見にあわせて資料提供させていただきますので、よろしくお願いします。
 
 3点目は「菊池寛記念館第26回文学展記念講演会の開催について」です。
 菊池寛記念館では、毎年、郷土の生んだ文壇の大御所・菊池寛の業績をたたえ、広く市民の皆様に文学に対する理解と関心を深めていただくため、菊池寛記念館文学展を開催するとともに、その特別行事として、著名作家による記念講演会を実施しています。
 今回は、来年度、菊池寛の生誕130年・没後70年のメモリアルイヤーを迎えるに当たり、そのプレイベントとして、菊池寛にゆかりの深い方を講師にお招きして、御講演いただきます。
 お越しいただくのは、作家・直木三十五の甥で、元テレビ東京制作代表取締役の植村鞆音さん、作家・吉川英治の長男で、吉川英治記念館 館長の吉川英明さん、菊池寛の直孫で、本市の菊池寛記念館名誉館長の菊池夏樹さんで、御三方に「菊池寛と親友作家の家族」と題して、大いに語り合っていただく座談会形式の記念講演会を予定しています。
 開催日時は、11月23日(木曜日・祝日)午後4時30分から、会場はサンポートホール高松の第1小ホールです。
 参加費は無料ですが、入場整理券が必要となります。
 是非、多くの方々に御来場いただきたいと思います。
 
 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記者】
 新年度予算編成に向けての所感

【市長】
 来年度の予算編成方針の策定に当たり、中期財政収支見通しとして、平成30年度から33年度までの一般会計に係る見通しを一般財源ベースで試算したところ、子ども・子育て支援施策等の充実や、医療・介護などの社会保障給付のほか、公共施設の老朽化に伴う更新・修繕経費の増加傾向が続くことから、多額の財源不足が見込まれており、30年度においても、約83億円の財源不足が見込まれる厳しい状況である。
 このような厳しい状況の中でも、「第6次高松市総合計画」などに掲げる事業の着実な推進を図っていかなければならない。新年度予算編成に当たっては、あらゆる努力を結集して、財源不足を解消しながら真に必要な施策の実行に繋げていかなければならないと考えている。
 こういったことを踏まえ、国・県等の補助制度の更なる活用や、将来を見据え、税源の涵養として、自主財源の確保につながる施策に積極的に取り組むなど、財源の確保に取り組んでいきたい。
 また、歳出についても、徹底して無駄を省くことを念頭に置きながら、スクラップ・アンド・ビルドや選択と集中の考え方に基づき、捻出した財源を真に必要であって、緊急度の高い事業に振り向けるなど、重点化していきたい。
 現在、衆議院が解散され、国における予算編成も不透明かつタイトなスケジュールで行われると思うが、本市としては、今後の国の動向をしっかりと注視しながら、将来にわたり持続可能な健全財政の確立に向け、鋭意、取り組んでいきたい。
 
【記者】
 衆院選における選挙事務の適正な執行について
 
【市長】
 平成25年参議院議員通常選挙での不正開票事件以来、選挙管理委員会では、選挙事務調査委員会からの答申に沿って、市民の信頼回復に向けて、従事職員のコンプライアンス意識を徹底するとともに、公正・的確な選挙事務の執行に鋭意努めている。
 しかしながら、最近の選挙においても、ケアレスミスによる不在者投票の集計漏れや、端数票の計数誤りなどにより、確定時刻に遅れが生じたことについては大変遺憾に思っている。
 選挙管理委員会及び選挙事務従事者については、作業の正確性の確保を最重点に、確実に業務を行うとともに、チェック体制の強化を図り、開票作業がミスなく速やかに終了するよう、万全を期してもらいたい。
 その旨は選挙管理委員会の方に私からお伝えしている。
 
【記者】
 過去の選挙事務においても選挙管理委員会に対し適正な執行の指示をしているのか
 
【市長】
 不正開票事件に伴い、選挙事務調査委員会から選挙の投開票事務等についての改善点や留意点を御提言いただいている。それをしっかりと守りながら、できるだけ作業ミスがないよう、また、正確かつ迅速に行われるよう投開票事務体制等の説明を受けた時などに、選挙管理委員会にお願いをしている。
 
【記者】
 スマートシティたかまつ推進協議会会員の今後の役割について
 
【市長】
 官民のあらゆる分野のデータを本市が中心となって構築する共通プラットホーム上で収集し、傾向や動向を分析することで政策課題に役立てていこうとしている。そのため、民間企業等の事業展開等についても、公共性があるものについて積極的に参加いただき、いろいろなデータを分析等に役立てていきたいと考えている。このようなことに興味がある、あるいは利活用を是非とも積極的に行いたいという企業・団体等について参加を呼び掛けたい。

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