市長定例記者会見(平成29年6月2日)
更新日:2018年3月1日
日時・場所
(日時)平成29年6月2日(金曜日) 11時30分~11時40分
(場所)4階会議室
報告事項
(1)住宅耐震の無料相談会の実施について
【市長定例記者会見】耐震診断補助に関する無料相談会を実施します。
市長説明
おはようございます。
本日の定例記者会見の題材は1点です。
「住宅耐震の無料相談会の実施について」です。
近い将来、南海トラフ地震の発生が予想される中、本市では、住宅・建築物の耐震化を促進し、地震時の倒壊等により発生する人的・経済的被害を軽減することを目的に、耐震診断・耐震改修の助成を実施しています。
昨年度においては、熊本地震の発生や補助制度の拡充に伴い、出張相談会をこれまで1回7か所であったものを、2回14か所に増やすなど、周知活動を強化したところ、耐震診断の補助件数は前年度に比べ、2.4倍(203件)の実績がありました。
今年度においては、6月26日から6月30日までの間、勝賀総合センター、香川総合センター、国分寺総合センター、高松市役所本庁において、耐震技術に詳しい建築士の方をお迎えし、昭和56年5月31日以前に建てられた住宅を対象とした、耐震診断の無料相談会を実施します。
また、相談会当日には、昨年度から補助金の対象となり、市民の皆様の関心の高い、いわゆる「耐震ベッド」の縮小模型の展示も行います。
身近に建築士の知り合いがおらず、相談できないで困っている方もおられると思います。一人でも多くの方に、この相談会に御参加いただき、御自宅の耐震化・減災化を検討いただきたいと思います。
なお、相談会については、事前に申し込みが必要となりますので、詳しくは建築指導課までお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いします。
私の方からは以上です。
記者との質疑応答要旨
【記者】
企業版ふるさと納税の寄附の状況と寄附の申出があった企業について
【市長】
企業版ふるさと納税については、本年3月28日に内閣府の認定が得られた「こども未来館わくわく体験事業」、「高松産ごじまん品6次産業化等支援事業」、「サンポート高松トライアスロン大会開催事業」の3事業について、現在、本市ホームページ等で寄附の募集を行っている。
まず、こども未来館事業と高松産ごじまん品事業については、下水道処理施設の維持管理事業等を行っている日本メンテナスエンジニヤリング株式会社様から、各事業へ25万円、トライアスロン大会事業については、下水道処理施設における機器の製造・販売を行っている株式会社石垣様から100万円の寄附の申出をいただいており、現在のところ2社となっている。
本制度については、市外に本社を置く企業に限られることと、寄附金額の4割は自己負担となることから、現在のところ2社のみの申出となっており、認定された企業・事業以外には今のところ広がっていない状況である。引き続き、広く寄附等を呼び掛けていくとともに、その他の事業についても必要に応じて検討をしていきたい。
【記者】
屋島ドライブウエイ無料化の本格実施の時期について
【市長】
屋島については、再生を図るべく屋島活性化推進事業を屋島会議等の提言等を基に、いろいろと検討してきたところである。この度、6月補正予算に屋島ドライブウエイ無料化等の関連事業と、山上拠点施設の実施設計費等について計上し、議会に提出する予定としている。屋島ドライブウエイについては、現在、民間会社が有料道路として運営しているが、通行料金等の負担が屋島活性化の妨げになっている等の指摘もあり、昨年、3か月をかけて無料化社会実験を行ったところ、無料化による成果が見られたことから、本格的な無料化の実施に向けて関係者との間で検討を進めてきた。今回、6月補正予算の議決をいただければ、それに基づき無料化の実施となる。
しかしながら、有料道路の解除の手続きや、地権者との交渉、また、市道化していくための整備の必要性等もあり、それらをきちんと経た上で正式に無料化の実施となる。できるだけ早い時期に無料化を実施したいが、今のところ、夏の間に開始できればと思っている。
【記者】
市道化により、歩行者・自転車が通行可能となることへの期待について
【市長】
これまでは車両以外は通行できなかったが、公道化されることで歩行者や自転車も通れるようになるため、これまで以上に多くの方々に利用していただけるのではないかと思っている。一方で歩行者・自転車が通行可能になると、これまで以上に安全性の問題が生じてくることから、安全対策についてもきちんと施していく必要がある。十分な安全策等を施した上で、より多くの方に利用していただけるような、親しみやすい道路にできればと思っている。
【記者】
屋島山上駐車場の料金設定について
【市長】
昨年の実証実験において定額300円で実施したところ、アンケート調査等で8割程度の方々に妥当な料金であったという意見をいただいたことから、まずは300円でいきたいと思っている。ただ、市道供用開始後の駐車場の運営については、いろいろ検討した上で、9月議会において、駐車場条例を制定し、きちんと管理をしていきたい。
駐車料金についても、無料化すべきだという御意見もいただいているが、やはり最低限の適正な管理を行うためには、一定程度の金額を駐車料金としていただく必要があるのではないかと思っている。
お問い合わせ
このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161 ファクス:087-861-1559
(広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内)
電話:087-839-2111 ファクス:087-839-2464
<広聴広報・シティプロモーション課>
電話:087-839-2161
ファクス:087-861-1559