市長定例記者会見要旨（平成18年1月）

（日時）平成18年1月27日（金曜日）　午前11時30分～11時38分
（場所）4階　会議室

1　市税等の納税（納入）通知書内容の点字化サービスの開始について

　本日、私から申し上げるのは、「市税等の納税（納入）通知書内容の点字化サービスの開始について」でございます。
　本市では、市民の皆様にとって暮らしやすいまちづくりを進め、「人にやさしいまち・高松」を築くため、様々な取り組みを行っておりますが、その中で、視覚に障害のある方に対する市の各種情報につきましては、点字広報をはじめ、声の広報や音声認識に対応したホームページにより、情報提供に努めてきております。
　このたび、市民税などの通知書の内容を自ら確認し、納付するため、通知書等を点字化して欲しいという視覚障害者の方からの御意見や、市議会での提言を受け、平成18年度から、市・県民税、固定資産税、国民健康保険料、介護保険料の4種類の通知書の内容を、点字化した文書を同封するサービスを開始することとしました。
　このサービスの周知方法としては、合併6町を含む新高松市に住む視覚障害1級・2級の方を対象に、サービスの周知文と申込書を今月末までに郵送し、希望される方に申込書又は電話で登録いただくこととしております。
　今後におきましても、他の通知書の点字化の検討や合併に伴う、新たな施設等を含めた点字の障害者マップの改訂を行うとともに、点字広報などにより、本市からのお知らせや案内などの情報内容を充実し、情報バリアフリー化の推進に努めてまいりたいと存じております。
　本日、私から申し上げるのは以上でございます。よろしくお願いいたします。

（質問）
　1月10日に人口42万人の新しい高松市が誕生してから2週間あまりだが、すべり出しについての手ごたえ、また、新しく解決すべき課題があれば答えていただきたい。
（回答）
　一番心配していた支所の各窓口での状況であるが、丁度、障害者自立支援事業が始まり、そちらの問い合わせが重なり、各支所では、待ち時間が長いなど若干あったようだが、戸籍関係については、随時、応援職員を送り出すなどして、大きな混乱はなかったと聞いており、おおむねスムーズに合併ができたことについて、大変ありがたいと思っている。

（質問）
　食肉センターの漁業補償をめぐる損害賠償補償で、来る2月6日に最高裁で上告審弁論が開かれるが、これについて、市長の考えを聞かせていただきたい。
（回答）
　前にも答えたとおり、一審での勝訴と同じような判断が出るものと思っており、一審・二審と同様に、最初からの主張を繰り返すだけである。
　我々としては、全て議会に諮り、理解を得て取り組んでおり、決して、私個人が勝手に独断で行ったものではないという点をしっかりと理解していただきたいと思っている。

（質問）
　一連のライブドアの事件で、セシールへの悪影響がでるのではないかという心配の声が上がっているようだが、それについて、市長の考えを聞かせていただきたい。
（回答）
　ライブドアという大きな企業であり、セシールにとっても良いことであると思っていたが、急転直下でこういうこととなり大変残念に思っている。
　ただ、昨日来のマスコミの報道を見ていると、ライブドアの中にもいろいろとしっかりした企業もあるということであり、当然、セシールもその中の一つに入ると考えており、ぜひ良い方向に向かうよう強く期待している。
（質問）
　現時点で、市の方で何か取り組みはあるのか
（回答）
　特にはないが、800人もの従業員を抱えているので、ぜひ、がんばってもらいたいと思っている。

（質問）
　丸亀町A街区が民間都市再生事業に認定されたが、そのことについての感想を。
（回答）
　地方都市で初めてのケースということであり、我々としては、大変ありがたい。
　これからの再開発組合等の資金繰りも、非常に有利になるのではないかと思う。
　また、商店街に人を呼び、中心市街地の人口が回復することが大きな課題であることから、良い方向に向かっていると思う。
　ぜひ、この事業は成功してもらいたい。