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市長定例記者会見要旨(平成17年12月)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成17年12月27日(火曜日) 午前11時30分~11時54分
(場所)4階 会議室

報告事項

1 5町との合併に係る電算システム統合の進捗状況等について
2 合併記念行事について
3 水戸・彦根・高松の3市の観光と物産展について
4 その他(年末のあいさつ)

市長説明

 本日、題材として申し上げるのは3件でございます。
 まず1件目は、「5町との合併に係る電算システム統合の進捗状況等」でございますが、5町との合併に係る電算システムの統合につきましては、庵治町、香川町、香南町及び国分寺町とは本年4月から、牟礼町とは本年9月から、来年1月10日の統合に向け、鋭意、取り組んでいるところでございます。
 統合の対象は、住民基本台帳や税関係など、全部で15の業務でございまして、10月末から11月上旬にかけてリハーサルを行い、手順等を確認した後、可能なものについては、今月10日の土曜日から、毎週末、各町のデータを本市システムに統合する本番の作業を行っております。
 これまでに、軽自動車税や福祉医療に関する情報等について、統合作業を終了しておりまして、現在の進捗率は約20パーセントでございます。
 今後の作業は、年末と合併直前の3連休に行うことといたしておりますが、年末の作業は、元旦までずれ込む見込みとなっております。
 最終的な統合作業は、住民基本台帳などのオンライン業務関係を中心に、予備日を含め、1月7日から9日までの3日間で行うこととしておりまして、現在のところ、来年1月10日の合併時に問題が生じないように作業を終えることが出来るものと考えております。

 2件目は、「合併記念行事について」でございます。
 本市では、この度の近隣町との合併を、広く市民とともに祝うとともに、本市の将来の発展を期するため、合併記念行事として、各支所の「開所式」及び「合併記念式典」を開催いたします。
 まず、「支所の開所式」につきましては、本市と牟礼町など、5町との合併の日、来年1月10日に、新たに設置される各支所等において、牟礼支所、庵治支所、香川支所、香南支所、国分寺支所の順番で、順次、開所式を開催することとしております。
 なお、支所の開所式に先立ち、各支所において、職員の辞令交付式を行うとともに、開所式では、各町の区域にそれぞれ設置する地域審議会の委員の皆さんに、私から、委嘱状を交付することとしております。
 また、当日、すべての支所の開所式が終了した後、午後4時30分から、高松市役所において、1市5町の市長・町長出席のもと、「事務引継式」を執り行うこととしております。
 次に、「合併記念式典」については、本市の市制施行記念日であります来年2月15日の午後2時から、サンポートホール高松の大ホールにおいて、「新・高松市」の誕生を記念し、塩江町を含めた、今回の近隣6町との合併を祝うため、国・県、関係市町の関係者など1,300名余りの方々の御出席をいただき、盛大に開催することとしております。
 式典の内容等、詳細につきましては、また改めて御報告させていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。

 3件目は、「水戸・彦根・高松の3市の観光と物産展の開催について」でございます。
 新春の、1月16日から20日までの5日間、本市での開催は3年ぶりとなる「第32回姉妹城・親善都市 水戸・彦根・高松 3市の観光と物産展」を開催いたします。
 この観光と物産展は、歴史的に深いつながりのある水戸・彦根・高松の3市が、文化・経済の交流と、一層の友好と親善を深めることを目的に、昭和49年度から、3市の持ち回りで開催しているものでございます。
 また、平成11年からは、友好都市の秋田県矢島町(現在、由利本荘市)、同じ名前の自治体の石川県高松町(現在、かほく市)、この2町を特別参加として招き、より一層、広域的な交流に努めているところでございます。
 今回、水戸市からは、全国に名高い水戸納豆を始め、梅の苗木や梅干が販売されるほか、珍しい「あんこう吊るし切り」が実演され、彦根市からは、近江牛を始め、はちみつや琵琶湖の小魚などが販売されます。
 また、秋田県由利本荘市からは、鳥海山のふもとの高原で育てられたジャジー牛の、新鮮な牛乳やヨーグルトなど、石川県かほく市からは、北前船の時代から、引き継がれた、能登秘伝の味「とり野菜みそ」などが出品されます。
 本市からは、瓦せんべいや香川漆器を始め、合併する香南町の地ビールや庵治石など、多種多様な特産品等を紹介するほか、合併町の観光と物産を紹介するコーナーも設けることとしております。
 市民の皆様には、食と物産を通じ、5市の伝統文化に触れていただくとともに、地域を越えた、市民間の交流が、より一層深まることを期待する次第であります。
 なお、この観光と物産展の開催に合わせて、障害者の自立と社会経済活動への参加を目指し、各小規模作業所で生産した様々な製品を取り揃えた「第5回高松ふれあいの店」を開催することといたしておりますので、御支援・御協力を賜りたいと存じます。

 本日私から申し上げるのは以上ですが、今年最後の定例会見ですので、一言、年末の御挨拶を申しあげます。
 本市は、近隣5町との合併により、各地域の特色を生かしつつ、新たな活力と魅力を創出するとともに、地方分権の受け皿となる効果的、効率的な都市政策や都市経営に取り組むことにより、道州制における州都機能の確保を視野に入れた中枢性、拠点性を発揮できる都市として着実な発展を図ってまいりたいと考えております。
 また、今年は、記録的な少雨により、11年ぶりの渇水で市民の皆様に大変御迷惑をおかけいたしました。幸いなことに断水までには至らず、早明浦ダムも台風14号の影響により、一挙に貯水率が100%にまで回復するということで、危機的状況を脱することができました。これも市民の皆様の日ごろからの節水意識について十分考えていただいた、その効果が出たものと心からお礼申しあげます。
 地方自治体を取り巻く環境は、依然として厳しいものがありますが、私は今年1年、施策・事業の選択と集中を図りつつ、市民の皆様と一緒になって、将来を見据えた新しい高松のまちづくりを進めてまいりました。
 その主なものを申しあげますと、環境面では、6月から9月まで、クールビズとして夏季の執務室での軽装に努めましたし、12月からはウォームビズを実施するなど、省エネルギー・省資源を推進し、地球温暖化防止に取り組みました。また、塩江地区では、ごみ焼却処理施設の余熱を利用した健康増進温浴施設「ループしおのえ」を12月1日にオープンしたところでございます。
 福祉では、子育て支援といたしまして、「高松市こども未来計画」を策定し、子どもが健やかに生まれ、育成される環境整備への対応を進めました。また、新たに乳幼児等を持つ親とその子どもが気軽に集まり、交流を行うことができる、つどいの広場事業を実施するとともに、留守家庭児童会の増設や教室改修など、放課後児童対策の充実に努めました。
 観光・コンベンションの振興としては、NHK大河ドラマ「義経」の放映に合わせ、新たに観光バス「義経号」を運行するなど、観光客の誘致に努めながら、屋島の活性化対策を図りました。また、10月にはサンポートホールにおいて、全国から市長や市議会議員など約2,000人を迎えて、全国都市問題会議を開催いたしました。その他、来年5月開催予定のアスパックの開催準備を支援するなど、国際会議、全国大会等の誘致を推進し、コンベンションの振興を図りました。
 都市整備の分野では、都市計画道路朝日町仏生山線を一部開通。また、丸亀町商店街A街区の再開発事業の工事着手など、中心市街地の活性化を図りました。
 また、中核市にふさわしい行財政システムの確立を目指し、新高松市行財政計画に基づく改善、改革を進める中で、指定管理者制度の導入や事務事業評価における外部評価の本格実施を行いました。
 以上のような多くの事業が円滑に推進でき、一定の成果を収めることができましたのは、市民の皆様を始め、報道関係者各位の御理解と御協力の賜物と、厚くお礼申しあげる次第です。
 来年を展望いたしますと、社会経済環境が大きく変化する中、本市は、合併によりまして、これまでにない大きな変革の年を迎えます。このような変革に適切に対応し、新しい高松市を築いていくためには、従来の考え方や手法にこだわらず、例えば、地域再生や構造改革特区、指定管理者、PFIなどの積極的な活用を行い、市民の皆様に満足していただける新しい高松のまちづくりを進めてまいりたいと存じているところでございます。
 来年、2006年が、高松市にとって、また皆様方にとって、幸せ多い年となりますことを願って、年末の御挨拶とさせていただきます。
 一年間、ありがとうございました。

記者との質疑応答要旨

(質問)
 合併後のまちづくりについての関心が高まっているが、合併特例債の活用について、どのように考えているのか。
(回答)
 いよいよ来年1月から、グレーター高松ということで、人口が42万人で25%の増、面積が375平方キロメートルでほぼ2倍近くとなる。
 それぞれの6町とも長い歴史があるので、高松市と一体と言っても、直ぐにはいかないと思うが、住民の皆様とともに力をあわせて、できるだけ早く一体化できるよう全力をあげたい。
 合併特例債については、まだ、具体的には至っていない。
 基本的には、必要な事業についてはと考えているが、ただ、合併特例債があるからという理由で行われるということにはならないようにと考えている。

(質問)
 中心市街地の空洞化についての対策は。
(回答)
 我々としては、インフラの整っている中心市街地に何とか人口を呼び戻したいと強い願いを持っている。
 丸亀町再開発では、上層部にマンションを建設し、中心市街地に人口を呼び戻そうとしている。
 また、昨日も、北浜町に老人ホームがオープンした。
 そういう福祉施設なんかも、今後どんどん中心市街地に進出していただければありがたい。
 歩いていける距離で、買い物や遊べる施設があるというメリットからいえば、この種の施設は、まだまだ足りないように思う。
 そのために何ができるかということについて、今後、庁内で検討していきたいし、商店街が疲弊しないような取り組みを考えていかなければならないと考えている。

(質問)
 食肉センターの還流金について、市としてはそれがあったと認識しているのか。
 また、今後どのように説明していくのか。
(回答)
 現在、調べているところであり、具体的に把握できていない状況である。指摘のあった点については、できるだけ市民が納得いただけるようにしていかなければならないと考えている。
 利用者と組合の間で、いろいろと一般商慣習と異なるようなものがあるとすれば、またそれが、私どもの補助金に関係するものであれば適正に対応したい。

(質問)
 漁業補償の裁判で、来年2月に最高裁で口頭弁論が開かれることについて、どのように考えているのか。
(回答)
 私としては、一審で勝訴した同じような判断が、最高裁においてもでると思っている。
 最初からの主張を繰り返すのみです。

(質問)
 前助役辞職と贈賄の関連性については。
(回答)
 辞職の理由は、健康上の理由で、事件そのものとは関係はない。
 ただ、事情聴取が、健康を悪化させた要因になったかもしれない。
 我々は、公明正大に行っており、すべての資料も提出している。
 後の判断は、捜査機関に委ねている。

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