平成29年度 第2回 あそvivaぶんぶんママサークルはにーず

　今回、「あそvivaぶんぶんママサークルはにーず」の皆様方と、平成29年度第2回「市長まちかどトーク」を開催しました。
　「あそvivaぶんぶんママサークルはにーず」は、小さなお子様を育てる母親の子育て環境の向上を目的に、これまで様々な「親子イベント」や「ママのリフレッシュイベント」などを企画・実施し、子育て支援に取り組まれております。
　今回は、1歳半、3歳児集団健診の実施方法や子育て支援事業について、活発に意見交換が行われました。

　1歳半、3歳児集団健診が以前は国分寺の保健センターで行われていたが、桜町の高松市保健センター1か所のみとなった。1か所にすることでコスト削減や統一した健診ができることは理解できるが、小さな地域で行うことで、近くでママ友ができ、車を使わずに済むなどのメリットがある。高松市保健センターへ集約してしまうと、あまりにも広くなり、ママ友の交流が続かない。また、高松市保健センターから離れた所に住んでいる人は、車を使用し、1日がかりの仕事となる。なぜ、このようなデメリットがあるにもかかわらず、解決しないままに運用をスタートしたのか。

　高松市は平成17年度に近隣の6町と合併をし、人口が33万人から42万人となり、面積も倍近くになった。市全域を見渡しながら行政サービスを効率的に展開しなければならない中で、どのような業務を分散してやるのか、集約してやるのかを考えていかなければならない。
　今回、御指摘のあった1歳半、3歳児集団健診というのは、節目の重要な健診であり、その健診の専門性を高めるためにも、集約して行った方がよいだろうということになり、桜町の高松市保健センターに集約した。
　これまで、桜町の保健センターでは、1歳半、3歳児集団健診をそれぞれ年間48回程度開催していたが、月1回ずつ増やし、年間60回程度開催するようにした。また、同時に心理や言語の専門相談も受けられるようになり、発達障がい等の早期発見、早期支援にもつながるようになった。
　なお、駐車場の使用料については、遠方から健診に来られる方のことも想定して無料とした。

　高松市保健センターでの健診は、構造上のせいかもしれないが、2階にまたがって行っている。上がったり下がったりと不便である。特に小さな子供を2人、3人と連れての移動は大変である。今後の運用面での改善はどのようにするのか。

　高松市保健センターのハード面のことでもあるので、すぐに対応できるものではない。
　しかし、工夫できるところは改善を図りたいので、「このように改善したらどうですか。」など、意見箱のようなもので、現場への改善意見を遠慮なく出していただきたい。

　病児・病後児保育2人目無料の手続きについて、今年度より高松市役所（子育て支援課）のみの受付となった。これまでは、支所での受付を行ってくれていたが、支所の受付が廃止となった理由を知りたい。また、支所での受付を再開してほしい。

　この事業の利用に必要な手続きは、従前から支所で受付が行われていたのではなく、書類の取次ぎを行っていたものである。
　この手続きには、児童手当支給状況等の確認が必要であることから、今後、各総合センターでの業務として行うことができるかどうか検討したい。

　保育施設不足について、様々な対策を講じていただいているが、実感できない現状がある。年度途中での保育所入所が本当に厳しい状況であり、今後の改善策や改善時期について知りたい。

　高松市の今年度当初の待機児童数は、224人となっている。保育施設に預けられるのなら仕事をしたいという保護者の子どもは、全て待機児童数にカウントされている。本当に必要とするものは充実させたいと考えているが、量だけあればいいのではなく、質的なものを充実させなければならない。来年度には、待機児童を解消したいと考えている。